
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「南米の心臓、二つの公用語が響き合う国」として知られる【パラグアイ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、パラグアイ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「パラグアイ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、パラグアイの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- パラグアイ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やラテンアメリカの多言語社会、日系社会に関心があり、パラグアイという国について深く学びたい方
- 将来的に南米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



パラグアイってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- パラグアイという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のパラグアイ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、パラグアイという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


パラグアイ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてパラグアイでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「パラグアイとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
季節はあるんだろうか?



公用語が2つあるって本当?
スペイン語だけで大丈夫かな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいパラグアイの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
パラグアイを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
パラグアイってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
パラグアイの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | パラグアイ共和国(アスンシオン) |
---|---|
言語 | スペイン語、グアラニー語(共に公用語) |
通貨 | グアラニー(PYG)。1 PYG = 約0.02円(2025年10月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より13時間遅れ。サマータイムあり(10月~3月は12時間差)。 |
気候 | 亜熱帯性気候(四季がある) |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Cタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約40.7万平方キロメートル(日本の約1.1倍) |
産業 | 農業(大豆、牛肉)、水力発電、製造業 |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカやヨーロッパを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約30時間以上。 |
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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パラグアイの面積は?日本の約1.1倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『パラグアイ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
パラグアイの面積は 約40.7万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)より少し大きい、約1.1倍の広さがあるんです!



その広大な国土は、パラグアイ川によって緑豊かな東部と、乾燥した広大な平原「チャコ」が広がる西部に二分され、多様な自然環境を持っているんです!
隣国は?ブラジル、ボリビア、アルゼンチン
また、南アメリカ大陸のほぼ中央に位置するパラグアイ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
パラグアイは、東をブラジル、南をアルゼンチン、西と北をボリビアに囲まれた、南米に2つしかない内陸国の一つです。
この地理的条件から「南米の心臓」とも呼ばれ、周辺大国との関係の中で独自の歴史と文化を育んできました。



海がないんですね!



そうなんです。でも、国を縦断するパラグアイ川や世界最大級のイグアスの滝にも近いイタイプダムなど、水資源にはとても恵まれているんですよ!
このように、独特の地理的特徴は、パラグアイの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、パラグアイの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
パラグアイの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



パラグアイの気候は、大部分が亜熱帯性気候に属し、はっきりとした四季があるのが特徴です。
日本とは季節が逆(南半球)で、夏は非常に暑く、冬は冷え込む日もあるため、服装には注意が必要です。
- 夏(12月~2月頃)
一年で最も暑い季節。日中の気温は35℃を超えることが多く、時には40℃以上になることもあります。湿度も高く、雷を伴う激しい雨(スコール)が頻繁に降ります。 - 冬(6月~8月頃)
一年で最も寒い季節。日中は20℃前後と過ごしやすいですが、朝晩は10℃以下に冷え込むことも。降水量は少なく、乾燥しています。 - 春(9月~11月)・秋(3月~5月)
気温が穏やかで過ごしやすいベストシーズンです。
服装は、季節に合わせて準備する必要があります。夏は日本の真夏と同じ服装で問題ありませんが、冬はセーターやフリース、コートなどの防寒着が必須です。一日の中での寒暖差も大きいため、どの季節でも重ね着できる服装が重宝します。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!
パラグアイの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



パラグアイでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、パラグアイの言葉に関する疑問は多いはず。
南米で唯一、先住民の言語が国民の大多数に話されるバイリンガル国家の、そのユニークな実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、パラグアイでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
パラグアイで使われている言語の種類|公用語はスペイン語とグアラニー語
パラグアイの公用語はスペイン語とグアラニー語です。国民の9割以上がバイリンガルで、両方の言語を話せるのが大きな特徴です。
- グアラニー語:先住民グアラニー族の言葉で、家庭や友人同士の会話など、日常のあらゆる場面で使われます。パラグアイ人のアイデンティティの象徴とされています。
- スペイン語:政府の公文書やビジネス、教育の場で主に使用されます。
- 英語:首都の一部ホテルやレストランなどを除き、英語はほとんど通じません。
協力隊員として活動する上では、スペイン語の習得が不可欠です。しかし、人々とより深く心を通わせるためには、グアラニー語の簡単な挨拶や単語を覚えることが、非常に大きな力となります。
豆知識ですが、グアラニー語で「ありがとう」は「Aguije(アギジェ)」、「元気?」は「¿Mba’éichapa?(ンバイシャパ?)」と言います。現地の人との距離を縮める魔法の言葉です!
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
日常生活では、スペイン語とグアラニー語が混ざった「ジョパラ」という言葉が話されることもあります。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話し、グアラニー語にも興味を示す姿勢が、心温かいパラグアイの人々とより深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


パラグアイ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、パラグアイ。
もしあなたが「パラグアイで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でパラグアイに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、パラグアイで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがパラグアイで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
パラグアイ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のパラグアイへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 20名(うち女性14名)
帰国隊員数 : 1307名(うち女性 771名)
累計派遣隊員数: 1327名(うち女性 785名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
パラグアイで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



パラグアイでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
パラグアイでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 保健・医療: 看護師や助産師、栄養士として、地方の保健センターで母子保健サービスの改善や、地域住民への健康・栄養指導を行います。
- 教育: 算数教育や、音楽、美術、体育といった情操教育の分野で、現地の先生と一緒に授業の質の向上を目指します。
- 日系社会との連携: パラグアイは南米有数の日系社会を持つ国です。日本語教師や高齢者介護、野球指導などの分野で、日系社会の団体に配属されることも大きな特徴です。
- コミュニティ開発: 地方の市役所やNGOに配属され、女性グループの収入向上支援や、ごみ問題の解決など、地域の生活環境改善に取り組みます。
引用:JICAパラグアイ事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でパラグアイの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


パラグアイでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のパラグアイでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
パラグアイでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
パラグアイでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイか、アパートや一軒家を借りることが多いです。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に暮らすホームステイは、特に地方に配属された場合に多いです。パラグアイの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語やグアラニー語を肌で感じられる貴重な経験になります。 - アパート・一軒家
都市部では、キッチンやシャワー・トイレが備わったアパートや一軒家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?パラグアイのインフラ整備状況



また、パラグアイでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
世界最大級の水力発電所を持つ電力輸出国ですが、送電網の問題で停電が起こることもあります。特に夏のスコール時には注意が必要です。 - 水道
水道水は飲用には適しません。飲料水は、ガロンボトルで購入するか、浄水器を使用するのが一般的です。お湯のシャワーは無いことが多く、電気温水シャワー(通称:自殺シャワー)か水シャワーが基本です。 - インターネット
首都アスンシオンでは比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方では速度が遅く不安定なことも多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



電気温水シャワーは慣れるまで少し怖いかもしれませんが、すぐに快適になりますよ!
パラグアイでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


パラグアイ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてパラグアイでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



パラグアイの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



南米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではパラグアイの通貨「グアラニー」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがパラグアイで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
パラグアイの通貨「グアラニー(PYG)」の基本とリアルな物価事情
パラグアイの通貨は「グアラニー(Guaraní)」で、略称は「PYG」または「₲」です。
2025年10月現在のレートで、1PYGあたり約0.02円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、南米諸国の中では比較的安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂での食事は非常に手頃な価格です。
水(1.5L) | 約4,000 PYG(約80円) |
国産ビール(ピルセン) | 約7,000 PYG(約140円) |
食堂の定食 | 約15,000 PYG(約300円) |
市内のバス料金 | 約3,400 PYG(約68円) |
チパ(1個) | 約2,000 PYG(約40円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や大型スーパーの加工品は割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
パラグアイの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



パラグアイの治安は、南米の中では比較的安定している方ですが、日本と同じ感覚で生活できるわけではありません。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、ブラジルとの国境に位置するアマンバイ県及びカニンデジュ県に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。
また、首都アスンシオン市を含むその他の全地域には危険レベル1「十分注意してください」が発出されています。
特に、レベル2の地域では麻薬組織に関連する犯罪が多発しています。レベル1の地域でも、強盗、窃盗、バイクによるひったくりなどが頻発しており、決して油断はできません。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「パラグアイの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きや単独行動を絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、スマートフォンを路上で使用しないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:パラグアイ安全対策基礎データ
パラグアイ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、パラグアイの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのパラグアイ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・パラグアイでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
パラグアイでの服装は、はっきりとした四季に対応できるよう、様々な季節の服が必要です。
- 夏(12月~2月)
非常に暑く、40℃を超える日もあるため、日本の真夏と同じ服装(Tシャツ、短パンなど)が基本です。通気性の良い服装が快適です。 - 冬(6月~8月)
朝晩は10℃以下まで冷え込むことがあります。フリースやセーター、ライトダウン、コートなどの防寒着が必須です。 - 春・秋
日中は暖かいですが、朝晩は肌寒く感じることが多いです。Tシャツに、パーカーやカーディガンなど、脱ぎ着しやすい服装で体温調節するのが賢い方法です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しは年間を通して非常に強いため、帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、デング熱などを媒介する蚊もいるため、虫除けスプレーは欠かせません。



一年を通して寒暖差対策が重要なんですね!
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
パラグアイを象徴する伝統工芸に「ニャンドゥティ」があります。これはグアラニー語で「蜘蛛の巣」を意味する、繊細で美しいレース編みです。
このニャンドゥティをあしらったブラウスや、ボリュームのあるロングスカートが、民族舞踊などの際に着用される伝統的な衣装です。また、「アオポイ」と呼ばれる、綿生地に手刺繍を施したシャツやブラウスは、より日常的に着られる正装として、男女問わず広く親しまれています。



協力隊員も、地域の公式なイベントに参加する際に、アオポイのシャツなどを着用する機会があるかもしれません。これは、パラグアイ文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
パラグアイ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざパラグアイへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、パラグアイならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



パラグアイでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
パラグアイには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、パラグアイ人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「パラグアイ文化の心得」を一緒に学びましょう!
パラグアイで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、すれ違う時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - テレレの回し飲み
マテ茶を水で淹れる「テレレ」は、友人や家族と回し飲みするのが一般的です。同じストロー(ボンビージャ)で飲むことに抵抗があるかもしれませんが、これは親愛の証です。 - チップの習慣
レストランでは料金にサービス料が含まれていない場合、10%程度のチップを置くのが一般的です。タクシーでは基本的に不要です。 - シエスタの習慣
夏場の非常に暑い時間帯(12時~15時頃)、多くの店や官公庁が閉まります。この時間は活動を避け、休息をとるのが賢明です。



テレレの回し飲みは、文化を理解する上で大切な体験ですね!
時間にルーズ?ラテンの時間の流れ
パラグアイにも、ラテンアメリカの多くの国と同様に、時間に寛容な文化があります。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


パラグアイの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
パラグアイでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



パラグアイの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



お肉料理が有名って本当?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのパラグアイでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、有名な飲み物まで、パラグアイの食の世界を一緒に探求していきましょう!
パラグアイの基本料理と主食|チパを解説
パラグアイの食事は、牛肉を中心とした肉料理と、キャッサバ芋(マンジョカ)やトウモロコシを使った料理が基本スタイルです。
- アサード (Asado)
牛肉の塊を炭火でじっくりと焼き上げる、パラグアイ風バーベキュー。週末や祝賀行事には欠かせない国民的ソウルフードで、家族や友人と囲む大切な時間です。 - チパ (Chipa)
キャッサバ芋の粉とチーズをたっぷり使って焼き上げた、もちもちとした食感のパン。道端の屋台やバスの中で売られており、朝食やおやつとして親しまれています。 - ソパ・パラグアージャ (Sopa Paraguaya)
「パラグアイのスープ」という名前ですが、実際はトウモロコシの粉、チーズ、タマネギなどを混ぜてオーブンで焼いた、キッシュやコーンブレッドのような固形の料理です。



アサード、豪快で美味しそう…!お肉好きにはたまりませんね!
パラグアイの食文化|牛肉とマンジョカ
パラグアイは世界有数の牛肉生産国であり、牛肉の消費量も世界トップクラスです。安くて美味しい牛肉が日常的に食卓に並びます。また、主食として欠かせないのが「マンジョカ」と呼ばれるキャッサバ芋です。茹でたり揚げたりして、アサードなどの肉料理の付け合わせとして、ご飯やパンのように食べられています。
パラグアイの飲み物文化|テレレとマテ茶
パラグアイの国民的ドリンクといえば、何と言っても「テレレ」です。これはマテ茶の茶葉に冷たい水(ハーブなどを加えることも)を注いで飲む、冷たいマテ茶のことです。
専用のカップ(グアンパ)とストロー(ボンビージャ)を使い、友人や家族と回し飲みするのが伝統的なスタイルで、コミュニケーションに欠かせないツールとなっています。もちろん、温かいマテ茶も飲まれています。
協力隊員として活動する中で、テレレやマテ茶に誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。同じ器で回し飲みすることに最初は戸惑うかもしれませんが、これを受け入れることが、現地の人々と良好な関係を築くための重要な一歩となります。



テレレを一緒に飲むことで、一気に仲良くなれそうですね!


先輩隊員の声:パラグアイでのリアルな体験談



実際にパラグアイで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな温かい人々が暮らす国で、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(看護師)は、地方の保健センターで活動していましたが、訪れる住民、特に高齢者はグアラニー語しか話せない人が多く、最初は全くコミュニケーションが取れなかったそうです。「スペイン語で説明しても伝わらないもどかしさがありましたが、同僚にグアラニー語の挨拶や簡単な言葉を教えてもらい、片言でも話すようにしました。『ありがとう』を意味する『Aguije』と言うと、皆の顔がパッと明るくなり、そこから本当の関係が始まった気がします」と語ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、日本の感覚で計画通りに物事を進めようとして、約束の時間に人が来なかったり、急に予定が変わったりすることに、最初はイライラしてしまったと言います。「そんな時、同僚はいつも笑顔で『Tranquilo pa(大丈夫、落ち着いて)』とテレレを差し出してくれました。まずは一緒にテレレを飲み、世間話をすることが、どんな会議よりも大切だと学びました。結果を急ぐのではなく、人との関係を築くことから全てが始まるのだと気づかされました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 パラグアイ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



言葉の壁や価値観の違いは大きいけれど、そこに飛び込んでいくからこそ得られるものがあるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊パラグアイ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてパラグアイで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、パラグアイでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがパラグアイへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊パラグアイ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
パラグアイ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
パラグアイへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



パラグアイ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよパラグアイへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜパラグアイか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜパラグアイで活動したいのか。スペイン語とグアラニー語が共存する独特の文化への関心や、日系社会との連携、保健医療などの課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「多様な文化への適応力」をアピール
パラグアイでの生活は、二つの言語が飛び交う環境や、時間に寛容な文化への適応が求められます。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、異なる文化を持つ人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」と「柔軟性」が問われます。
引用:JICAパラグアイ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
パラグアイでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
パラグアイでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
パラグアイでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、パラグアイでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊パラグアイ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でパラグアイに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のパラグアイ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊パラグアイ派遣の職種と活動内容
- パラグアイでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊パラグアイ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
パラグアイへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!