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はるカタルーニャです。本日は「東アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「中華人民共和国」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通に中国への旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
※中国への青年海外協力隊派遣は2022年3月で終了となります。
目次
【基本情報】中華人民共和国ってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 北京
・通貨 人民元
・時差 1時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 中国語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプB、タイプC、タイプO
・面積 約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
・気候 大陸性モンスーン気候
・経路 北京/東京(成田)=4時間25分、大阪(関西)=3時間25分、名古屋(中部)=3時間35分
・祝日 清明節、春節、端午節、中秋節
・産業 第一次産業(名目GDPの7.7%)、第二次産業(同37.8%)、第三次産業(同54.5%)
・挨拶 早上好 (zǎoshang hǎo/ザオ シャン ハウ) – おはようございます、你好! (nǐ hǎo/ニーハオ) – こんにちは、哈罗 (hā luō/ハァールゥオ) – こんにちは、晚上好 (wǎnshàng hǎo/ウァン シァン ハァォ) – こんばんは
言語
中国の言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、中国の言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
中国では以下の言語が主に使われています。
- オイラト語
- 福州語
- タタール語
- カム・チベット語
- ビン東語
- ホ仙語
- ペー語
- プイ語
- 晋語
- 満州語
- チワン語
- 彝語
- トゥバ語
- ウズベク語
- カン語
- ビン北語
- 客家語
- ウイグル語
- エイヌ語
- カザフ語
- 上海語
- キルギス語
- トン語
- シベ語
- 五屯語
- サラール語
- チンプオ語
- 沙地語
- 福建語
- トカラ語
- 回輝語
- モンゴル語
- ミャオ語
- 広東語
- 呉語
- 北京語
- ビン南語
- ヤオ語
- ビン中語
- リー語
- チベット語
- シェ語
- 中国朝鮮語
- ビン語
公用語は、現在は北方方言を基礎とする共通語で「漢語」が使用人口の大部分を占め、北京語が共通語となっていますが、各地域では数多くの方言と少数民族の言語が併用されています。
英語は使えるの?
教育に力を注いでいるイメージのある中国ですが、実は日本よりも英語が通じない可能性があります。
実際中学、高校、大学で英語を学んでいる点は、日本も中国も同じですが、カタカナイングリッシュがある日本とは違い、中国の方が基本的に英語に接する機会は少ないためです。
気候・位置
「中華人民共和国」通称中国は、東アジアに位置する社会主義共和制国家で、東から「朝鮮民主主義人民共和国」「ロシア」「モンゴル」「カザフスタン」「キリギスタン」「タジキスタン」「アフガニスタン」「パキスタン」「インド」「ネパール」「ブータン」「ミャンマー」「ラオス」「ベトナム」と国境を接し、太平洋の西海岸に面しています。
地形は西高東低で、気候に関しては、大部分が北温帯地域です。
全国的に共通する「大陸性モンスーン気候」で有名で、 冬季の気温は南北で差が激しく、1月の平均気温は広州とハルビンの間では35℃の開きがあります。
夏季と秋季の気候は、大部分の地域では温暖で、心地よい陽が差し、美しい風景が広がります。
地域によって変わってきますが、主に観光地化されている地域は過ごしやすいと思います。
衣服
中国には55の少数民族が暮らしているため、衣服に関しては本当に様々です。
そんな中国の民族衣装は極彩色や花柄、全身刺繍といった華美服であふれ、主に赤色を縁起のいい色として使われます。
また中国の伝統衣装でイメージされることの多いチャイナドレスは、厳密に言えば中国人の伝統衣装ではなく、中華民国の時代で発明された服のようです。
では私たちが中国に行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
一般的には日本の服をそのまま気候に合わせて着るのが良いと思います。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差がある地域もあるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着なども準備してください。
代表的な食事
続いて食事についてですが、中国では北部と南部で文化が変わってきます。
中国の北部では小麦を使った「麺」や「マントウ(蒸しパン)」、一方南部では日本でおなじみの「お米」が主食となっています。
また中国ではお米をおかゆにして食べることも多く、他に「ジャガイモ」もよく食べられています。
郷土料理
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まずは中国の北側の料理についてですが、北方は主にこってりとしてて塩味の強い料理で有名です。
北京料理が代表で、北京ダックや水餃子、羊肉の焼き肉やしゃぶしゃぶなどがあります。
続いて中国東側の料理についてですが、黒酢で甘酸っぱく調理されます。
代表的な料理と言えば上海料理で上海蟹、小籠包、生煎饅頭、八宝菜などがあり、特に小籠包は日本でも有名で好きな方も多いですね。
そして辛い物好きにはたまらない、刺激的な辛さで有名なのは中国西側の料理です。
知っている方も多いと思われますが、四川料理と言われ、麻婆豆腐、エビチリ、担々麺、回鍋肉など日本の食卓によく並ぶ料理ばかりです。
そして最後は中国の南側の料理で、さっぱりかつ薄味が特徴的な広東料理です。
ふかひれスープ、かに玉、蒸しエビ餃子などがありこちらも良く日本で食べられていますね。
住居
続いて中国での住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、中国での住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後に中国旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようで、地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ、観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
また住宅に関しては北京や上海などの大都市には高層ビルが立ち並び、高級住宅や一軒家などもあります。
しかしながら、貧富の差が大きい中国では未だに「平房」、直訳すると平屋と呼ばれる家に住んでいる人も一部いるようです。
また平房は、日本人がイメージするような平屋ではなく古いレンガ、もしくは木造で瓦屋根の建物のことで、部屋の中には電気以外の設備がほとんどありません。
もちろん水道やガス、ひどいとトイレなども表に出ないと使えないとても不便な雑居住宅のことです。
物価と治安
中国の通貨は「人民元」で、1 人民元→17,0円(2021/09/5)で、過去5年の変動14,88円~17,25円となっています。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 地元の飲食店 : 15元程度~(約247円位~)
- レストラン(イタリアン・中華・ラーメン・ファーストフード等々):25元~70元位(約412円~1155円)
- 缶ビール(1缶) : 5~10元 (約82.5~165円)
- ミネラルウォーター(500ml): 3元程度(約49.5円)
- タバコ(1箱20本) : 12元~25元(約198円~412円)
日本と比較すると、中国で生産している生活用品等は比較的割安ですが、日本製のものや輸入品は結構割高となっているようです。
また私も中国に行ったことがあるのですが、物価は安いけど安いなりの質で、物価の安さにあまり感動はしませんでした。
続いて治安についてですが、北京や上海の都市部では、比較的治安は安定しているようです。
しかしながら、偽札被害や詐欺被害、スリなどの軽犯罪は日常的に起きており、観光地やデパートなどの観光客が多く人が集まるエリアでは、財布や携帯などのスリが多発しているため十分注意して行動してください。
特に日本人はお金持ちとして見られるため、観光客や留学生を装い日本語で話し掛け、高額な商品を買わせるなどの詐欺に巻き込まれることが多く、常に狙われているため警戒してください。
また中国は急激な経済発展のため、貧富の格差が拡大し、治安が悪化しているため行く前にはその地域の危険情報など調べていきましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊として中国に行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですので中華人民共和国で生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、トイレットペーパーは流せないことが多いです。
トイレットペーパーが水に溶けにくいこと、そして水圧が低いことが原因で、間違えてながしてしまうと詰まってしまいます。
私も中国滞在中に学生寮で、知らずに何度かやってしまい、めっちゃ清掃の方に怒られました(多分)
使ったトイレットペーパーはトイレ脇にあるゴミ箱に捨てましょう。
また中国では空港だけでなく電車でも荷物チェックをするところがあるようです。
主に日本でも持ってたらおかしい物がバックなどに入ってた場合ですのであまり心配する必要はありませんが、一点だけ注意が必要です。
教授に教えてもらったのですが、中国の民族間の国旗などは見つかった場合連行されてしまうことがあるそうです。
反中に繋がるような物を中国に行く際には所持しないように気をつけましょう。
中国の一部地域では、日本だったら絶対に引かれるような広い道路で堂々と手のひらを車に向けると車が急ブレーキをかけて渡らせてくれます。
最初教授がやったときは、めちゃくちゃびっくりしましたが、それが文化になっているような地域もあるようです。
ですが、危険なことに変わりはないのでやらずに横断歩道を渡ってください。
あとは食事を残す文化だったり、家長の箸で家族や客の料理を分ける文化もありますが、食品ロスや衛生上の問題で、少しずつ変わってきているようです。
最後に、年の数え方についてですが、中国は数え年なため生まれた年を1歳として、春節を境に年齢を重ねます。
もし本当の年齢が気になったら西暦から聞いた方が良さそうですね。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
中国の料理は日本でもなじみ深く、本場の味を是非とも味わってみたいですね!
また、これは私のイメージですが、中国の方々はとても優しかったので、是非皆様にも旅行や留学などで訪れてほしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!