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はるカタルーニャです。本日は「欧州のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ポーランド」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にポーランドへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ポーランドってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ワルシャワ(約179.4万人)
・通貨 ズウォティ
・時差 8時間日本より遅れている
※サマータイムありで、3月の最終日曜日の深夜2時(3時に進む)から10月の最終日曜の深夜3時(2時に戻る)までがサマータイム期間となっており、その期間の日本との時差は7時間になります。
・言語 ポーランド語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプC
・面積 32.2万平方キロメートル(日本の約5分の4、日本から九州、四国を引いた程度)
・気候 気候、気候、気候
・経路 成田国際空港からの直行便ありで、所要時間は約11時間~
・祝日 5月3日(憲法記念日)、11月11日(独立記念日)
・産業 食品・飲料、自動車、金属・金属品、電機電子機器、ゴム・プラスチック
・挨拶 Dzień dobry(ヂェン ドブルィ)=こんにちは、Dzień dobry(ドブレ ヴィエチョル)=こんばんは、Dziękuję(ヂェンクイェ)=ありがとう、Do widzenia(ド ヴィゼニャ)=さよなら、Cześć(チェシチ)=またね
言語
ポーランドの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ポーランドの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ポーランドでは以下の言語が主に使われています。
- ポーランド語
- 英語
- ドイツ語
- フランス語
- ロシア語
公用語は「ポーランド語(スラブ語派)」で、この地域では珍しいラテン文字のアルファベットを使います。
他にも年配の方などは「ドイツ語」や「ロシア語」を、若者は「英語」や「フランス語」に加えて「ドイツ語」を話せる人もいます。
ちなみにポーランド正式名称は、ポーランド語で「Rzeczpospolita Polska」と表記し、「ジェチュポスポリタ・ポルスカ」と読みます。
またポーランドの国名の中にある「ポルスカ」は、「野原」を意味する「ポーレ」が語源と言われています。
英語は使えるの?
ポーランドでは小学校1年生から「英語」を履修科目としているため、英語を学ぶ機会があります。
しかしながら、ポーランドはヨーロッパの中でも英語が通じにくいことで有名なためあまり期待はできません。
また歴史的にドイツ語圏の国と深い関わり合いがあったため、旧ドイツ領である南部オポーレ地方ではドイツ語が地方公用語として認められるほど使われています。
交通標識もポーランド語に加えてドイツ語のもあるときがあるそうです。
気候・位置
「ポーランド共和国」通称ポーランドは、国連の区分では東欧、米CIAの区分では中央ヨーロッパに位置する共和制国家で、東に「ベラルーシ」と「ウクライナ」、南に「チェコ」と「スロバキア」、西は「ドイツ」で北東には「ロシアの飛地であるカリーニングラード州」、そして「リトアニア」と国境を接しています。
北は「バルト海」に面しており、南部を除いて国土のほとんどが北ヨーロッパ平野となっています。
ポーランドは国土全体が全体が非常に緩やかな丘陵地帯となっており、平均高度は173メートル、南部は山岳地帯で、その中にあるタトラ山脈にはポーランド最高峰の山である「リシ山(標高2,499メートル)」があります。
マタポーランドには湖が多く、なんと約9,300もの湖が存在しており、特に大きな湖は北部と中西部に集中しています。
続いて気候に関して、ポーランドは地域によって気温が変わり、バルト海に面した北西部は「温帯気候」「西岸海洋性気候」と比較的温暖なため過ごしやすくなっていますが、東部や南部の山岳地帯は「大陸性気候」「亜寒帯気候」なため冬季の間は河川が凍結するほど冷え込みます。
またポーランドには日本同様四季が存在し、春になると少しずつ温かくなり始め、夏を迎えると日差しが強くなり30度を超える日もありますが、湿度が低いので蒸し暑さは感じません。
冬になると曇りがちですが、高緯度の割には全体的に気温が高くなっています。
しかしながら10月になると雪が降ることもありますので注意してください。
冬も夏も日本より気温は少し下がるため、防寒対策は必須です。
衣服
では欧州の国ポーランドにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ポーランドの民族衣装は、地域や地方によって変化を遂げており、種類も数多く存在しています。
まず最初に紹介するのは「マゾフシェ地方の衣装」で、主に女性が着用することが多く、チロリアン刺繍が施されているためとても可愛いです。
次に紹介するのが「マゾフシェ地方の民族衣装」で、こちらは緑がベースとなった衣装です。
刺繍も丁寧に施されており、派手過ぎない服となっています。
最後に紹介するのは「ウォヴィッチの民族衣装」で、お祭りなどでも有名なため知っている人もいるかも入れません。」
チロリアンテープやクロシェットレースが施されているためとてもかわいく、アクセサリーにもこだわりがあり、赤色をした球が連なったネックレスをつけている人が多いです。
では、私たちがポーランドに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ポーランドには四季があるため、季節によって服装を変える必要があります。
まず春の服装について、ポーランドは4月と5月が春の季節で、平均最高気温は15度〜20度、平均最低気温は3度〜10度となっています。
暖かく感じる日もありますが、基本的には寒い日が多いため、春用のコートに加えて厚手のコートもあると安心です。
日差しも次第に強くなってくるため紫外線対策も行い、朝晩は冷え込むためストールなどを持っていき体温調節をしましょう。
次にポーランドの夏についてですが、夏は6月から8月中旬ころまでとなっています。
平均最高気温が20度〜25度、平均最低気温が10度〜15度で、日本の初夏と似たような気温なため、半そででも生活できますが、寒い日は15度を上回らない日もあるため長袖があったら安心です。
ポーランドの秋は8月中旬から10月となっており、雨も多くかなり天気の悪い日が続きます。
平均最高気温は15度〜20度、平均最低気温は3度〜9度とかなり寒く感じる日もありますので、防寒具に加えて雨具も持っていきましょう。
そして最後はに紹介するのはポーランドの冬について。
かなり寒い上に、11月〜3月までと期間は長く、平均最高気温はマイナス4度からマイナス1度、そして平均最低気温は0度〜マイナス10度と極寒です。
日本でいう北海道並みの気温となっているようです。
かなり寒くなっているので、厚手のコートやウインドブレーカーに加えて、マフラーや手袋など防寒具を持っていきましょう。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ポーランドでの食事について、まずポーランドで有名な主食は「パン」と「イモ」です。
主食で食べられるパンは「フレブ」と呼ばれており、薄くスライスしたフレブを用いて「カナペツキビオセンナ」と呼ばれるオープンサンドウィッチを作ります。
フレブの上にバターやサワークリーム、そしてマヨネーズなどを塗り、キュウリやトマトなどの野菜を乗せ、お好みでハムやチーズなどを加えて食べます。
主食のイモに関しては、主にポーランド語で「ジムニャク」と呼ばれる「ジャガイモ」が使われています。
食卓にはよくゆでたジャガイモやマッシュポテトが並び、ほかにも「コピトゥカ」と呼ばれるパンケーキにもジャガイモは使われています。
次にポーランド料理に関して、ポーランドの料理は歴史的を見てみると様々な民族との交流があり、その影響が食文化にも出ています。
東欧やドイツ、オーストリアやユダヤの料理と似通ったものが多く、味付けが質素で量が多いことが特徴的です。
またポーランドの料理は、周辺国と同じように肉が使われることも多いですが、キャベツや混載、そしてイモを使った料理が多くなっています。
香辛料もよく使うため、焼き物に加えて煮込みもの、そして燻製までもおいしいんだそうです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは「ピエロギ」と呼ばれる、本当に見た目が餃子にそっくりな料理で、水餃子もしくは焼き餃子にして食べます。
しかしながら中身は日本餃子と少し異なり、肉に加えてジャガイモが入っています。
次は「コトレトスハボブ」と呼ばれる料理について、こちらは日本でいうカツレツで、「ゼベルカヴィエプショヴェ」と呼ばれる料理は豚肉のあばら部分をグリルしたものです。
「キウバサ」はポーランドのソーセージで、「ゴロンカ」はドイツでも名物料理となっている豚足を似た料理のことです。
最後に魚料理に関してですが、ポーランド人は肉を食べることが多く、魚料理は肉料理よりも控えめとなっています。
しかしバルト海沿岸部では魚料理も多く、その中でも「ズパルイブナ」と呼ばれる魚の料理はとてもおいしいそうです。
内陸部でも酒のつまみとして「シレジ、シレジェ」と呼ばれるニシンを食べます。
住居
続いてポーランドでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ポーランドでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にポーランド旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
ちなみにポーランドには旧体制時代に建設された四角い灰色のアパートが多くなっています。
物価と治安
ポーランドの通貨は「ズウォティ」です。
1ズウォティ→28.89円(2022/1/10)で、過去5年の変動は25.35円~32.90円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水、1.5リットル 約1.80ズウォティ=約50円
- ジュース、1リットル 約3.5〜4ズウォティ=約100~113円
- 炭酸飲料、1リットル 約3.5〜4ズウォティ=約100〜113円
- 牛乳、1リットル 約1.9〜2.5ズウォティ=約53〜70円
- 鶏肉(フィレ)、1Kg 約16.25ズウォティ=約456円
- 鶏、1羽 約6.99ズウォティ=約197円
- 牛肉、100g 約2.19ズウォティ=約61.49円
- 卵、1ダース 約6〜12ズウォティ=約168〜337円
- バター 約27〜40ズウォティ=約758〜1123円
- ヨーグルト 1.49ズウォティ=約42円
- ファーストフード店、1食 約13.91~20.86ズウォティ=約400~600円
- カジュアルレストラン、1食 約17.39~34.77ズウォティ=約500~1,000円
- 中級レストラン、1食 約52.16~86.93ズウォティ=約1,500~2,500円
- コース料理、1食 約52.16~86.93ズウォティ=約1,500~2,500円
- ホステル、1泊 約34.77~104.31ズウォティ=約1,000~3,000円
- 5つ星ホテル、1泊 約347.71~695.41ズウォティ=約10,000円~20,000円
このように、ポーランドの物価は日本と比べとても安くなっており、ものによっては半額以下ですね。
しかしながら、すべてのものが日本より安いわけではなく、輸入品や魚のような取れにくいものは日本と同等、もしくはそれ以上となっている可能性もあるため注意しましょう。
続いて治安についてですが、ポーランドの治安はそこまで悪くはありません。
2,000年の初めのころは、一時的に治安が悪化しましたが、警察による取り締まりの強化が開始されたため改善が続いています。
ポーランドの殺人発生率は10万人当たり約0.67人で、日本が約0.3人と言われているため少し高くなっていますが、治安に関して欧米主要国と比較すると著しく高い状況にはありません。
しかしながら、置き引きやスリ、ひったくりなどの犯罪は起きていますので行動する際には十分注意しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてポーランドに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでポーランドで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、ポーランドの結婚について、ポーランドでは一般的に結婚申請の後、結婚式の前に宣誓式というものを行います。
次にマナーについて、日本以外の国ではほとんどタブーになっているため知っている方も多いと思いますが、麺類をすすって食べるのはやめましょう。
ポーランドではスープなどもすすらずに、静かにスプーンですくって食べます。
音を立てるとお行儀がなっていないとみられてしまう可能性があるため気を付けましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
日本ではOKなマナーも海外に行くとタブーだったり、お行儀が悪いと思われてしまうため、他国を訪れるときはしっかりとその地のマナーや礼儀を学んでおく必要がありますね。
餃子にそっくりなピエロギという料理もとても気になるので、現地に行ったらぜひ食べてみたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!