はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「欧州のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、ドラキュラ伝説や中世の美しい街並みが残る東欧の国【ルーマニア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ルーマニア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ルーマニア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ルーマニアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ルーマニア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ルーマニアという国について深く学びたい方
- 将来的に東欧(特にルーマニア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ルーマニアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ルーマニアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のルーマニア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ルーマニアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ルーマニア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてルーマニアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ルーマニアとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



東欧にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



冬はすごく寒いって本当?
季節による寒暖差は激しいんだろうか?



英語は通じるの?
ルーマニア語って難しそう…。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいルーマニアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ルーマニアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ルーマニアってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ルーマニアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | ルーマニア(ブカレスト) |
|---|---|
| 言語 | ルーマニア語(公用語) |
| 通貨 | ルーマニア・レウ(RON)。1レウ = 約33円(2025年9月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より7時間遅れ。3月最終日曜~10月最終日曜はサマータイムで6時間遅れ。 |
| 気候 | 大陸性気候 |
| 電圧 | 230ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプが主流。 |
| 面積 | 約23.8万平方キロメートル(日本の本州とほぼ同じ) |
| 産業 | サービス業、工業、建設業、農林水産業など。 |
| 直行便(2025年9月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | ヨーロッパ(フランクフルト、イスタンブールなど)や中東(ドーハなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約17時間以上。 |
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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ルーマニアの面積は?日本の本州とほぼ同じ
さて、青年海外協力隊の派遣国『ルーマニア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ルーマニアの面積は 約23.8万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の本州とほぼ同じくらいの広さ!意外と大きいんです。



その広大な土地に多様な自然と歴史が詰まっているんです!
隣国は?ハンガリーやウクライナなど計5カ国
また、ヨーロッパのバルカン半島に位置するルーマニア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ルーマニアは、北と東にウクライナ、北東にモルドバ、北西にハンガリー、南西にセルビア、南にブルガリアと国境を接し、南東は黒海に面しています。
様々な文化圏と接しているため、食や文化にも多様な影響が見られます。



ルーマニアの周りには様々な国があるんですね。



ドラキュラ城のモデルとなったブラン城が有名ですが、美しい中世の街並みも魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、ルーマニアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ルーマニアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ルーマニアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ルーマニアの気候は、国土の大部分が「大陸性気候」に属します。
日本と同じように四季が明確で、夏と冬の寒暖差、そして昼夜の気温差が非常に大きいのが特徴です。特に冬の寒さは厳しく、山岳部では-30℃近くまで冷え込むこともあります。
- 夏季(6月~8月頃)
日中の気温は30℃を超え、時には40℃近くまで上昇することもありますが、乾燥しているため日本のような蒸し暑さはありません。 - 冬季(12月~3月頃)
厳しい寒さが続き、多くの地域で雪が降ります。首都ブカレストでも最低気温が氷点下になるのは日常的で、しっかりとした防寒対策が不可欠です。
服装は季節に合わせて準備する必要があります。夏でも朝晩は冷え込むため、羽織るものは必須です。冬は日本の東北や北海道の冬を想定し、厚手のダウンジャケットやコート、保温性の高いインナー、そしてマフラー、手袋、ニット帽、滑りにくい冬用の靴など、万全の防寒対策が必要です。カイロもあると重宝します。
ルーマニアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ルーマニアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ルーマニアの言葉に関する疑問は多いはず。
ルーマニアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ルーマニアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ルーマニアで使われている言語の種類|公用語はルーマニア語
ルーマニアの公用語はルーマニア語です。周辺のスラブ語系の国々とは異なり、イタリア語やフランス語に近い**ロマンス語**に分類されるのが大きな特徴です。少数民族としてハンガリー系やドイツ系の人々も暮らしており、それぞれの言語も話されています。
文字はラテン文字(アルファベット)を使用するため、日本人にも馴染みやすいです。
- Buna ziua (ブナ・ズィア): こんにちは
- Multumesc (ムルツメスク): ありがとう
協力隊員として活動する上では、ルーマニア語を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための最も大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名の「România」は、古代ローマ帝国に由来し、「ローマ人の土地」という意味を持っています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、特に若い世代や都市部では英語が比較的よく通じます。
初等教育から英語学習が始まるため、日常会話レベルの英語を話せる人が多いです。そのため、首都ブカレストや観光地では、英語でのコミュニケーションにそれほど困ることはないでしょう。
しかし、青年海外協力隊の活動では、地方に配属されることも多く、年配の方々と話す場面ではルーマニア語が必須となります。配属先によっては、英語での活動が可能な場合もありますが、現地の人々とより深い関係を築くためには、ルーマニア語の習得が不可欠です。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


ルーマニア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!


青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ルーマニア。
もしあなたが「ルーマニアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でルーマニアに行ってみたいけど、どんな活動ができたんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ルーマニアで過去にどのような職種があり、どんな専門性が求められていたのかが具体的に分かります。
あなたがルーマニアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ルーマニア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のルーマニアへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名
帰国隊員数 : 116名(うち女性 81名)
累計派遣隊員数: 116名(うち女性 81名)
※2025年3月31日現在、ルーマニアへのJICAボランティアの派遣は終了しています。最新の募集状況はJICA海外協力隊の公式サイトを必ずご確認ください。
ルーマニアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ルーマニアを含む欧州エリアでは、どんな分野でボランティアが求められていたの?



どんな職種で活躍できたんだろう?
そんな疑問にお答えします!
過去にルーマニアを含む欧州エリアで青年海外協力隊員の派遣が多かった、主要な活動分野は以下の通りです。
- 障害者支援: 社会福祉施設やデイケアセンターなどで、知的障害や身体障害のある人々を対象に、音楽療法、作業療法、スポーツ指導などを通じて社会参加を支援しました。
- 日本語教育: 大学や高校で、現地の学生に日本語や日本文化を教える活動。親日的なルーマニアでは非常に人気の高い職種でした。
- 文化・芸術: 地方の文化施設や学校で、陶芸や美術などの指導を通じて、地域文化の振興や子どもたちの情操教育に貢献しました。
- 環境教育: 環境NGOや行政機関と協力し、学校や地域コミュニティで環境問題に関する啓発活動を行う隊員もいました。
引用:JICA「世界日記」
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でルーマニアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ルーマニアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のルーマニアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ルーマニアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ルーマニアでは、アパートを借りて一人暮らしをすることが一般的でした。
- アパート
キッチン、シャワー、トイレなどが完備された住居が提供されます。旧社会主義時代に建てられた集合住宅(ブロック)も多いですが、生活に必要な設備は整っています。 - ホームステイ
派遣初期の語学訓練期間中などに、現地の家庭にホームステイする可能性がありました。文化や習慣、生きたルーマニア語を学ぶ絶好の機会です。
特に冬の寒さが厳しい国なので、住居の暖房設備(セントラルヒーティングなど)が生活の質を大きく左右します。
電気・水道・インターネットは?ルーマニアのインフラ整備状況



また、ルーマニアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部の電力供給は比較的安定していますが、地方や古い建物では停電が起こることもあります。 - 水道
水道水は飲用には適していません。必ずミネラルウォーターを購入するか、浄水器を使用するのが一般的です。 - インターネット
主要都市では、光回線も普及しており、比較的快適なインターネット環境が整っています。地方でもSIMカードを使った通信は可能ですが、場所によっては不安定になることもあります。



インフラは比較的整っているんですね!でも日本と同じ感覚ではいられないな。
ルーマニアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ルーマニア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説


青年海外協力隊としてルーマニアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ルーマニアの物価って、ヨーロッパだから高いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



ドラキュラのイメージがあるけど、治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではルーマニアの通貨「レウ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがルーマニアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ルーマニアの通貨「レウ(RON)」の基本とリアルな物価事情
ルーマニアの通貨は「ルーマニア・レウ(Romanian Leu)」で、複数形は「レイ(Lei)」、略称は「RON」です。
2025年9月現在のレートで、1 RONあたり約33円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、EU加盟国の中では比較的安い水準にあり、日本と比較しても安く感じられるものが多いです。特に食料品や交通費は日本の半分以下になることもあります。
| 水(1.5L) | 約3.0 RON(約99円) |
| パン(1斤) | 約5.0 RON(約165円) |
| レストランのランチ | 約35 RON(約1,155円) |
| カフェのコーヒー | 約12 RON(約396円) |
| 国産ビール(500ml) | 約5.0 RON(約165円) |
| ブカレスト市内交通(1回券) | 約3.0 RON(約99円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
ルーマニアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ルーマニアの治安は、ヨーロッパ諸国の中では比較的良好と言われていますが、油断は禁物です。
日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、ルーマニア全土に特定の危険情報は発出されていません。
しかし、首都ブカレストなどの都市部では、スリ、置き引き、タクシーによる料金のぼったくり、偽警官による詐欺といった観光客を狙った犯罪が頻発しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
特にブカレストの北駅(Gara de Nord)周辺や旧市街、公共交通機関内ではスリの被害が多く報告されています。貴重品は体の前で管理し、周囲への警戒を怠らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ルーマニアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ルーマニア安全対策基礎データ
ルーマニア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ルーマニアの文化が感じられる伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのルーマニア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ルーマニアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ルーマニアでの服装は、四季の変化、特に厳しい冬の寒さと夏の暑さに対応することがポイントです。
- 四季に合わせた服装
春と秋は日本と同様の服装で問題ありませんが、朝晩は冷えるため調整しやすい服装が便利です。夏は半袖で過ごせますが、日差し対策と羽織るものは必要です。 - 冬の万全な防寒対策
冬は日本の東北地方以上の寒さを想定し、保温性の高いインナー、フリース、厚手のダウンジャケットやコートが必須です。マフラー、手袋、ニット帽、滑りにくい冬用の靴も必ず用意しましょう。 - 宗教施設への配慮
ルーマニア正教の教会などを訪れる際は、過度な肌の露出(タンクトップやショートパンツなど)は避けるのがマナーです。 - 日差し対策を忘れずに
年間を通して日差しが強いため、帽子、サングラス、UVカット機能のある羽織りものなどは必須アイテムです。



とにかく冬の寒さ対策が重要なんですね!
美しい刺繍が彩るルーマニアの誇り!伝統衣装「イエ」
ルーマニアの代表的な民族衣装が「イエ」と呼ばれる、ゆったりとした袖が特徴的なブラウスです。胸元や袖に施された赤や青の繊細な刺繍は、地域ごとに異なる模様や意味を持ち、ルーマニアの豊かな文化を反映しています。
この美しいブラウスは、現代でもお祭りや特別な日に着用され、多くの女性に愛されています。協力隊員も、歓迎会などの機会に身にまとうことがあるかもしれません。



伝統衣装を身にまとうことは、ルーマニア文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ルーマニア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざルーマニアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ルーマニアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ルーマニアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



ドラキュラの国って聞くけど、迷信とかは今もあるの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ルーマニアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ルーマニアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ルーマニア文化の心得」を一緒に学びましょう!
ルーマニアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- チップの習慣
レストランやタクシーなどでは、サービスに対して料金の10%程度のチップを渡すのが一般的です。 - 花を贈る際は奇数で
人に花を贈る際は、奇数の本数で贈るのがマナーです。偶数は葬儀の際に使われるため、避けるようにしましょう。 - 乾杯の際は目を合わせる
食事の席で乾杯する際は、相手の目を見るのが礼儀とされています。 - 写真撮影の許可
特に年配の方や宗教施設、軍事施設などを撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。



花を贈る本数にまで意味があるなんて、面白い文化ですね!
ドラキュラ伝説と魔女の文化
小説『吸血鬼ドラキュラ』のモデルは、15世紀のワラキア公ヴラド・ツェペシュとされています。彼の居城とされるブラン城は、今やルーマニアを代表する観光地です。
また、ルーマニアには古くからの魔女文化が根付いており、現在でも「魔女」や「占い師」が職業として存在しています。2011年には労働法が改正され、魔女が正式な職業として認められたほどです。こうした文化的背景を理解することも、ルーマニアという国を知る上で興味深い点です。


ルーマニアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント


ルーマニアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ルーマニアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ルーマニア料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのルーマニアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、デザートや飲み物まで、ルーマニアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ルーマニアの基本料理と主食|ママリガ・チョルバ・サルマーレを解説
ルーマニアの食事は、トウモロコシの粉から作られる「ママリガ」やパンを主食とし、肉や野菜をふんだんに使った煮込み料理やスープが食卓の中心です。
- ママリガ (Mămăligă)
トウモロコシの粉を練り上げた、ルーマニアの伝統的な主食。チーズやサワークリームを添えて食べられます。 - チョルバ (Ciorbă)
肉や野菜を煮込み、発酵させた麦汁などで酸味をつけた、具沢山のスープ。ルーマニアの食卓に欠かせない一品です。 - サルマーレ (Sarmale)
ひき肉や米などをキャベツやブドウの葉の漬物で巻いて煮込んだ、ルーマニア風ロールキャベツ。国民食として愛されています。 - ミティティ (Mititei)
牛や豚のひき肉にニンニクやスパイスを効かせた、皮なしソーセージのようなグリル料理。ビールとの相性は抜群です。



サルマーレ、じっくり煮込まれてて美味しそう…!
ルーマニアの食文化|味付けとデザート
ルーマニア料理は、周辺のトルコやハンガリー、オーストリアなどの影響を受けつつも、独自の食文化を築いてきました。サワークリームやニンニクを多用するのが特徴で、素朴ながらも奥深い味わいの料理が多いです。
デザートでは、「パパナシ」という揚げドーナツにサワークリームとジャムをかけたものが有名です。また、ジャムを包んだクレープ「クラティーテ」も人気のスイーツです。



料理もデザートも、日本では味わえないものばかりで楽しみです!
ルーマニアの飲み物文化|自家製酒「ツイカ」
ルーマニアで最もポピュラーなアルコール飲料が「ツイカ」です。プラムから作られる蒸留酒で、アルコール度数が40度以上と非常に高いのが特徴です。食前酒として、家庭や祝いの席でよく飲まれます。
また、ワイン生産の歴史も古く、質の高いワインが安価で手に入ります。ビールも国民的な飲み物として広く親しまれています。
協力隊員として活動する中で、家庭で造られた自家製のツイカを勧められる機会も多いでしょう。これは歓迎の印ですが、非常に強いお酒なので、自分のペースで無理なく楽しむことが大切です。



郷に入っては郷に従え、ですね!でも飲みすぎには注意しないと!


青年海外協力隊ルーマニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス


「青年海外協力隊としてルーマニアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ルーマニアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがルーマニアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ルーマニア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ルーマニア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ルーマニアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ルーマニア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。※ルーマニアの募集は現在停止中のため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にルーマニア語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよルーマニアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜルーマニアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜルーマニアで活動したいのか。ルーマニアが抱える課題(社会主義体制からの移行に伴う社会福祉分野の課題など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ルーマニアでの生活は、厳しい冬の寒さや、日本とは全く異なる文化、言語の壁など、様々な困難が伴います。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAルーマニア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ルーマニアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ルーマニアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ルーマニアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ルーマニアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ルーマニア派遣はあなたの人生を変える挑戦


ここまであなたが青年海外協力隊でルーマニアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のルーマニア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ルーマニア派遣の職種と活動内容
- ルーマニアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ルーマニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安に関しては日本と同じ感覚でいてはいけません。安全意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ルーマニアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

