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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「セネガル」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にセネガルへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】セネガルってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ダカール(Dakar)
・通貨 西アフリカCFAフラン
・時差 時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 フランス語(公用語)、ウォロフ語など各民族語
・電圧 230V、50Hz
・コンセント タイプC、タイプD、タイプE、タイプK
・面積 197,161平方キロメートル(日本の約半分)
・気候 熱帯気候、乾燥帯気候
・経路 ヨーロッパのパリ経由でセネガルのダカールへ入るのが一般的
※直行便なし。乗り換えは1~3回。日本からの所要時間はパリ経由で約19~21時間ほど。
・祝日 4月4日(独立記念日)
・産業 農業(落花生、粟、綿花)、漁業(まぐろ、かつお、えび、たこ)
・挨拶 フランス語
言語
セネガルの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、セネガルの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
セネガルでは以下の言語が主に使われています。
- フランス語
- ウォロフ語
- セレール語
- プル語
- ジョラ語
- マンディンカ語
- アラビア語
公用語は植民地支配の影響で現在でも「フランス語」となっておりますが、セネガル現地ではニジェール・コンゴ語族に属する各民族言語が存在し、中でも「ウォロフ語」は事実上の共通語として北部を中心にセネガル全土で通用しています。
また、日々の礼拝やコーランの教育などを通じて、多少のアラビア語の知識を持っているそうです。
ちなみにセネガルの正式名称は公用語であるフランス語で、République du Sénégal(レピュブリク・デュ・セネガル)と言います。
国名の由来は東と北の国境となるセネガル川からで、「Senegal」という名前はウォロフ語で「我々の船」を意味する「Sunuu Gaal」に由来しています。
英語は使えるの?
残念ながらセネガルでは英語は通じないようです。
また公用語とされているフランス語も教養層を除いては使用頻度も少なく、あまり通じない可能性があります。
しかしながら、セネガルでは小学校から教育言語としてフランス語が使われており、学制は小学校6年、中学校4年、高校3年、大学4年と日本より1年多く、留学生の7割はフランスへ向かうそうです。
そのため、もしかしたら若者の中にはフランス語を話せる人がいるかもしれません。
気候・位置
「セネガル共和国」通称セネガルは、西アフリカ、サハラ砂漠西南単に位置する共和制国家で、北東に「モーリタニア」、東に「マリ」、南東に「ギニア」、南に「ギニアビサウ」と国境を接しています。
西は大西洋に面し、カーボベルデと海上の国境を接しています。
セネガルはサヘル地帯西部特有の砂埃が多く、乾燥した平原地帯で占められています。
またセネガルの標高最高地点は南東部にある山「ネパン・ジャハ」で581メートルと低めに感じます。
続いて気候に関して、セネガルは南部が「熱帯気候」、そのほかの地域は「乾燥気候」となっており、冬の北東からの季節風と夏の南西からの季節風により、雨季と乾季が存在します。
平均的にダカールでの雨季は6月~10月で、平均最高気温は27度ですが、内陸部の気温は沿岸部よりはるかに高く40度に達することもあります。
乾季の12月~2月の平均最低気温は17度で、4月~5月にサハラ砂漠から吹きつける「ハルマッタン」は高温で乾燥しており昔から人々の悩みの種となっています。
また、降雨量は南部地域においては多い都市もあり、年間降雨量1500 mmに達する地域もあります。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんなアフリカの国セネガルでは伝統衣装を「カフタン」や「ブーブー」と呼びます。
他にも袖付きの服の上に袖無しの服を重ねた「オボサンジョー」といった服に身を包み、お祈りのために着ている人も多いそうです。
またセネガルは「着倒れの国」という呼ばれ方があるらしく、服を仕立てることがとても一般的に行われています。
お祭りや結婚式などのイベントがある際には、布を市場で購入して、仕立屋に持って行き、自分の希望の服を作ってもらうことが多いんだとか。
では私たちがセネガルに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
またセネガルは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、上着、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
代表的な食事
続いて、セネガルでの食事について。
セネガルの主食は、日本人にとっては欠かせない「コメ」です。
他にも「トウジンビエ」や「キャッサバ」もよく食べられ、乾燥地帯では「モロコシ」や「フォニオ」を原料とした「はったい粉」や「クスクス」、「ウガリ」のような湯練り粉も食べられています。
またセネガル料理はアフリカ料理の中でも特に洗練されているとされており、他のアフリカ諸国においても多くのセネガル料理店が見られるなど、人気が高いそうです。
セネガル料理は大まかに、肉、魚、野菜などの具材を炒めてからスープで煮込んだ後、同じスープで米を炊き込む「ベンヌチン(1つ鍋)」と、炊いた白米の上に、野菜などを煮込んだソースをかける「ニャーリチン(2つ鍋)」に大別されます。
ベンヌチン料理で有名なのは「チェブジェン」や「チェブヤップ」などがあり、ニャーリチン料理には「ヤッサ」、「マフェ」、「スープカンジャ」「ンボロ」などがあります。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
セネガルが米文化なのは先ほど判明しましたが、その米の3分の2がタイからの輸入だそうです。
タイ米の中でも特に安いおコメが、1キロ50円くらいでセネガルに出回っているそうで、日本米とは品種が違うため「なんか違う!」ってなりそうですが、お米が食べられるのはとてもうれしいですね。
またセネガルでは、朝昼晩と食事は基本的に1品なんだそうです。
毎食1品料理が出され、中でも一日の最大のご馳走となるのは昼の米食!一方で朝と夕は簡素でパンなどで済ませます。
セネガルの食文化はまだまだあり、セネガル人の家庭では、いつも食べきれないほどの食事をつくり食べ物を残します。
ただ食べ残しても食事は残らず、隣近所、あるいはタリベと言われる修行中の子供たちに分け与えるんだとか。
セネガルの食事には大西洋で水揚げされる「マグロ」や「メカジキ」、「シマアジ」や「マトウダイ」などの魚、海岸のマングローブ地帯に住む「ロブスター」が主に使われています。
特にニシン科の魚「ヤーボイ」は煮込み料理や炊き込み料理に使われることが多く、ほかにも「ケチャ」という食品に加工され調味料のように使われます。
家畜の肉としては「鶏肉」や「羊肉」に加えて「山羊肉」が主に食べられており、国民の多くがイスラム教徒なため豚肉は食べられません。
またデザートには「パオバブの実」や「マンゴー」「オレンジ」「グレープフルーツ」に加えてコートジボワールから輸入された「バナナ」や「パイナップル」などさまざまな果物類が出されます。
最後に飲み物ですが、「紅茶」や「コーヒー」が一般的に飲まれているほか、サバンナ地帯の村では、薬缶で煮出した「緑茶」に大量の砂糖を入れて飲むそうです。
住居
続いてセネガルでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、セネガルでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にセネガル旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
一方首都から離れた村では萱葺きの家が多いそうで、家の中は日陰になるので中は想像より涼しいみたいですよ!
物価と治安
セネガルの通貨は「西アフリカCFAフラン」です。
1 西アフリカCFAフラン→0.20円(2021/09/4)で、過去5年の変動 0.17円~0.21円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、 500mlの水で50円くらい、簡単な食堂だと1食200円くらいから食事することができます。
主にセネガルでとれるトマトやタマネギなどの一部の野菜や魚など、地元で取れる食材の価格は日本より安くなっています。
一方で欧州や中東からの輸入商品、チーズやハム、チョコレートなどは日本より値段が高くなってしまっているので注意が必要です。
続いて治安についてですが外務省の海外安全ホームページによれば、セネガルの治安はあまり良くありません。
全域にレベル1の注意情報が敷かれているほか、ガンビアの南やマリとの国境付近は「レベル3」「レベル2」が出されるなど、知被かない方がいいといわれるくらい危険とされています。
セネガルに住んでいる日本人も、外務省が危険レベルを高く設定している地域にはほとんど近づかないそうです。
文化的特徴
青年海外協力隊としてセネガルに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでセネガルで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、首都を離れた村などでは特別な人が来ると、歓迎の踊りが始まります。
そういった地域は歓迎やお祭りごと、お祝い事があると女性は踊り、バケツをひっくり返してサンダルで音を鳴らし盛り上げます。
また食事マナーですが、床にゴザを敷き、男女別の大皿に料理を盛りつけるのが一般的で机などは使わない家庭も多いんだとか。
家長のみがあぐらをかいてもよく、それ以外の者は立て膝で座り、年少の者は座る際の床面積が広くなってはいけません。
そして家長が「アイチャ」と一声かけてから食べることができます。
日本でいう「いただきます」のようなもので、改まった席ではイスラムの祈りの文句「ビスミッラ」と唱えるそうです。
また食事中は会話をしないため、セネガルに派遣された際には気を付けましょう。
そして日本はお箸文化ですが、セネガルでは手食一般的でイスラム教の影響より左手は一切使ってはいけません。
スプーンも普及し始めているそうなので、少しは安心ですが、パンや肉をちぎるなど片手のみでの作業が難しい場合は同席者の右手を借りましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
セネガルはお米文化で、日本とは違う様々なレシピがありましたね!
もし協力隊としてセネガルに行くことが出来たら、タイ米含め現地の人にレシピを教えてもらいたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!