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はるカタルーニャです。本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ソロモン諸島」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にソロモンへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ソロモン諸島ってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ホニアラ
・通貨 ソロモン諸島ドル
・時差 2時間日本より早い ※サマータイムなし
・言語 英語(公用語)の他、ピジン英語(共通語)を使用
・電圧 230~240V、50Hz
・コンセント タイプI、タイプO
・面積 2万8,900平方キロメートル(岩手県の約2倍)
・気候 海洋性熱帯雨林気候
・経路 大韓航空でソウル・ブリスベン経由が一般的。他にもポートビラ・ナンディ経由、もしくはポートモレスビー経由ある。
オーストラリア経由の場合、所要時間は約12~14時間
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 7月7日(独立記念日)
・産業 農業(コプラ、木材)、漁業
・挨拶 morning(モーニン)=おはよう、evening(イブニン)=こんにちは、good night(グッナイ)=おやすみ、tangio tumas(タンギョ トゥーマス)=ありがとう
言語
ソロモンの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ソロモンの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ソロモンでは以下の言語が主に使われています。
- 英語
- ピジン語
- エイウォ語
- キリバス語
- サヴォサヴォ語
- ムビルア語
- ロヴィアナ語
公用語は「英語」となっています。
しかしながら、主にソロモン諸島で話されている言語は現地語と英語が混ざって構成されたピジン語で、部族間での共通語ともなっています。
他にも国内全域では900もの島があることも関係し、「オーストロネシア語族」や「パプア諸語」に属する言語など、合わせて約120の固有の言語が存在しています。
ちなみにソロモン諸島の正式名称はSolomon Islands(ソロモン・アイランズ)で、国名の由来は1568年にスペイン人探検家である「アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラ」がガダルカナル島で砂金を発見し「ソロモンの宝」と名付けたことに由来しています。
英語は使えるの?
英語が公用語となっていましたが、ほとんどの人がピジン語を共通語として話しているため、英語は伝わりにくい可能性があります。
しかしながら、ピジン語は英語に似ているため、少し勉強すれば意思の疎通はできるようになるかと思います。
気候・位置
「ソロモン諸島」通称ソロモンは、南太平洋のメラネシアに位置する島嶼群で、「オーストラリア」の北東、「パプアニューギニア」の東、そして、北には「ナウル」、東には「ツバル」、南東には「フィジー」、南には「バヌアツ」があります。
また、国家の領域的にはパプアニューギニアに属し、イギリス連邦の一員にして英連邦王国の一国となっております。
ソロモン諸島は100余りの島々で構成され、険しい火山島に囲まれているほか、ガダルカナル島の「ポポマナセウ山(2440m)」が最高峰となっております。
続いては気候に関して、ソロモンは年間を通して高温多湿の「海洋性熱帯雨林気候」となっております。
日本と季節は逆になっておりますが、月平均気温は25度前後となっており、年間を通して余り変化がないようです。
また雨季と乾季が存在し、5~10月は乾季となるため雨が比較的少なくなりますが、11~4月は雨季になるため、雨の量も増えます。
ちなみに年間の平均最高気温は31度〜31度、平均最低気温は22度〜23度となっているので、日本で言う初夏にあたります。
衣服
南の島の人々が来ている服ってなんだかとてもカラフルなものをイメージしてしまいます。
そんな太平洋に浮かぶ島国、ソロモン諸島で良く着られる服装は、襟付きのアロハシャツのようなものやカラフルで派手なワンピースです。
協会に行く際にも着られることが多く、他にも貝殻の首飾りをアクセサリーとして付けることが多いそうです。
また民族間で祭りなどの行事がある際に上半身裸になる民族もいるそうです。
では私たちがソロモンに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
先ほど記載したように地元の方々は結構派手で、カラフルな服装をすることが多いため、それに合わせて服選びするのも良さそうです。
主に色は原色が人気で、Tシャツやハーフパンツ、ジーンズやワンピースを着ることが定番となっており、私たち日本人から見るとラフに見えるような服もあります。
また、ソロモン諸島では昼夜の寒暖差が大きくなるときもあり、ホテルやデパートは冷房が効きすぎて寒いと感じる時もあるので、カーディガンや羽織り物など持って行くと安心できるでしょう
そして、南の国ということもあり、日差しが強いので日焼け止めは必ず持って行き、サングラスや虫除けも常備できたら良さそうです。
他にも、服にこだわりがある人は、日本から着やすい服を持って行くのも良さそうです。
食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ソロモンでの食事について。
ソロモンでは、主に「イモ」が主食として食べられています。
また日本ではデザートに分類される「フルーツ」も主食に分類されることがあるそうです。
ソロモンの集落は、ほとんどが沿岸部にあるため、日常的な食事としては「魚」や「ココナッツ」、そいて「イモ」や「フルーツ」がよく食べられます。
また、ソロモン諸島には伝統的な調理方法があります。
それは石で焼く調理方法で、「モトゥ(モツ)」と呼ばれ、石を加熱した後にバナナの皮でくるんだイモや魚をのせ、蒸し焼きにします。
喉が渇いたときにはココナッツウォーターを飲むことが多く、国民食として知られている「プディング」はイモで作られています。
最近ではオーストラリアから輸入された「コメ」や「ツナ缶」も食べられることが多くなっており、お金はかかりそうですが、食事には困らなさそうですね。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
近年では果物や野菜が栽培されるようになったきっかけもあり、サツマイモやパンの実、キャッサバも食卓に並ぶことが増えてきました。
魚や肉、キャッサバやイモは焼いたり、茹でたり、揚げたりして食べ、パンの実は様々な料理の付け合わせとして食べられます。
有名な料理としては「ココナッツ・クマラ」というサツマイモをココナッツミルクで煮たものがあります。
またソロモン諸島の食文化にはイギリスや、インドネシアなどのアジアの影響が見受けられます。
例えば「カラ」という食べ物がソロモン諸島にはありますが、これはコンビーフをバナナの葉に包んで蒸した料理で、イギリス植民地時代にイギリス海軍の食べ物だったコンビーフが現地風にアレンジされた物です。
住居
続いてソロモンでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ソロモンでの住居について、いくらくらいで住めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にソロモン旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
またソロモン諸島の建物は一般的には開放的な家が多く、最南端に住んでいるポリネシア系の人々は砂浜近くに、椰子の葉葺きの低い屋根の家に住んでいるそうです。
物価と治安
ソロモンの通貨は「ソロモン諸島ドル」です。
1 ソロモン諸島ドル→14.19円(2021/10/26)で、過去5年の変動12.84円~15.15円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水500mlで約5ソロモン諸島ドル(70円)
- 食堂での食事では約4~7ソロモン諸島ドル(57~100円)
- パパイア1つで約20~30ソロモン諸島ドル(283~425円)
- フードコートでは約3ソロモン諸島ドル(42円)
- 安宿1泊で約80~150ソロモン諸島ドル(1133~2125円)
- カツオ1尾で約30ソロモン諸島ドル(450円)
ソロモン諸島は多くの品々が輸入品に頼っているため、全体的に物価は高く、年々、上昇傾向にあります。
物価水準は日本と同様、もしくはそれ以上となることもあり、その割には品質はあまり良くないそうです。
続いて治安についてですが余り良いとはいえないでしょう。
ここ数年、ソロモン諸島では、首都ホニアラ市内を中心に置き引きやひったくり、夜間における押し込み強盗等の一般犯罪が継続的に発生し、鉄パイプ、ナイフ等を用いての殺傷事件も発生しています。
また最近では夜間だけでなく、日中においても女性をターゲットにした性犯罪や暴行事件が増加しています高い失業率を背景に、職に就けない若者等が多く集まっており、このような若者が政府や貧困に対する不満から、犯罪・暴動等を起こす可能性がありますので、十分な注意が必要です。
文化的特徴
青年海外協力隊としてソロモンに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでソロモンで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
太平洋に浮かぶこの地域では昔から根付いている文化である「シェルマネー」は現在でも一部の島で受け継がれており、他にもイルカの歯なども含めて結納などの大切な行事に使われています。
シェルマネーづくりの現場を見学することも可能らしいので、ソロモン諸島に行ったら是非見てみたいですね!
また、ソロモン諸島には信号のない地域があるそうです。
どうやってみんな運転しているのか、事故がないのか心配になってしまいますが、基本は車の流れを見ながら運転するそうです。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
シェルマネーやイルカの歯の文化はとても興味深いですね!
ソロモン諸島に行ったら是非見てみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!