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スペイン・マドリードってどんな所?!観光地、文化、ホテルとグルメをご紹介!

マドリード王宮

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。

 

本日は「スペイン・マドリードってどんな所?!観光地、文化、ホテルとグルメをご紹介!」に関する国際文化カフェとなっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、この記事では「マドリードの観光地」や「おすすめホテル」について詳しくご紹介します。

 

これからスペインに旅行予定の方、マドリードについて興味がある方、おすすめグルメやホテルなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっております!

是非参考にしてみてください。

 

ちなみにこのブログの管理人は、2019年2月に実際にスペインのマドリードへ初めて行っており

4カ国目、41地域目に旅をした特別な場所でもあります。

(その後2022年8月と2024年3月に再度旅してます!)

 

そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。

旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!

 

目次

【スペインってどんな国!?】首都はマドリードで公用語はスペイン語!

熊と木苺

最初に、スペインの基本情報についてご紹介させていただきます。

  • 国 スペイン
  • 首都 マドリード
  • おすすめ時期 春(4月~6月)、秋(9月~10月)
  • 時差 -8時間(日本より8時間遅い)。サマータイム期間中は-7時間。
  • 世界遺産 サグラダ・ファミリア、アルハンブラ宮殿、サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街など
  • 食べ物 パエリア、タパス、生ハム、ガスパチョ
  • 交通 日本からマドリードへの直行便はないため、乗り継ぎ便を利用。乗り継ぎ時間を含め、約15時間~20時間。
  • 言語 スペイン語(カステジャーノ)

 

私がスペインを旅した際、マドリードやバルセロナなどを訪れました。

バルセロナなどは地域が異なるため、別の記事でご紹介させていただきます。

 

実は、この旅のメインとして考えていたのが、生ハム博物館に行ったりプラド美術館に行ったりしてスペインの文化に触れること!

実はスペインに留学していたため、マドリードの情報も行く前に先生などに入念に聞き込みをし、有益な情報がたくさんあります。

では、早速ですがマドリードとはそもそもどのような場所なのでしょうか。

 

【マドリードとは?】イベリア半島の中心に位置する街

マドリードは、スペインの首都でありながら、政治や経済だけでなく、アートやグルメもたっぷり楽しめる魅力あふれる街です。

スペインのほぼ中央に位置し、1561年にフェリペ2世が宮廷を移したことで首都になりました。

現在でも王宮があり、王族が暮らしています。

 

運が良ければ、王宮周辺でパレードなどをみることができます。

プラド美術館やソフィア王妃芸術センターなど、美術館巡りが好きな方にはたまらないスポットが点在しています。

そして、マドリードは食の宝庫でもあります。

 

本場のタパスを味わえるバル巡りや、生ハム博物館でスペイン料理を堪能するのもおすすめです。

さらに、フラメンコショーを見ながらのディナーもスペインらしい体験として観光客に人気があります。

マドリードは芸術も食も、どちらも満喫できますが、自然を感じたいときは、レティーロ公園でのんびり過ごすのおすすめです。

 

そんな魅力だらけのスペインの首都マドリードですが、着いたらまず最初にどこを観光するべきなのでしょうか。

 

【マドリードのおすすめ観光地はどこ?】プラド美術館やマドリード王宮!

マドリードについたらどこを観光するべきなのかについてご紹介します!

 

観光地名 Googleマップ
プラド美術館 Museo Nacional del Prado, Calle de Ruiz de Alarcón, 23, 28014 Madrid
レティーロ公園 Parque del Retiro, Plaza de la Independencia, 7, 28001 Madrid
マドリード王宮 Palacio Real de Madrid, Calle de Bailén, s/n, 28071 Madrid
プエルタ・デル・ソル Puerta del Sol, 28013 Madrid
アルムデナ大聖堂 Catedral de la Almudena, Calle de Bailén, 10, 28013 Madrid

 

マドリードで芸術や自然を満喫したいなら、まずはプラド美術館へ行ってみてください!

ここはゴヤやベラスケスなど、世界的に有名な作品がずらりと並ぶ、スペイン最大の美術館です。

曜日や時間帯によっては無料で入館できることもあるので、観光客にもうれしいスポット。

 

そのすぐ近くにあるレティーロ公園もぜひ立ち寄りたい場所です。

美しい人工池やガラスの建物「水晶宮」など、見どころがたくさんあります。

広々とした園内は、地元の人々の憩いの場としても人気です。

 

ちなみに「パセオ・デル・プラドとレティーロ」は2021年に世界遺産に登録されています。

また、マドリード王宮はヨーロッパ最大級の規模を誇り、きらびやかな内装や手入れの行き届いた庭園が見応え抜群。

すぐ隣には、ゴシック様式が美しいアルムデナ大聖堂もあります。

 

市の中心地・プエルタ・デル・ソルには、スペインの「0キロポスト」や、マドリードのシンボル「クマとイチゴの木の像」があり、記念撮影にもぴったりです。

プラド美術館からレティーロ公園、王宮やソル広場まで、マドリード中心部の名所は徒歩でもまわれる距離に集まっているので、観光プランにも組み込みやすくおすすめです。

 

【マドリードでおすすめなアクティビティは?】タパスツアーや美術館巡りツアー!

続いて、マドリードのおすすめアクティビティについてご紹介します。

 

アクティビティ 金額 (一人あたり)
フラメンコショー観賞 約€30~€80
タパスツアー 約€60~€100
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムツアー 約€25~€35
セゴビア日帰りツアー 約€70~€120
プラド美術館ガイドツアー 約€40~€60

 

マドリードに来たら、ぜひ体験していただきたいのが「本場のタパスツアー」です!

地元のガイドさんと一緒に、伝統的なタパスバーを巡っていろいろなスペイン料理を味わえます。

バルごとに雰囲気や味が違うので、自分だけのお気に入りのお店が見つかるかもしれませんね。

 

プラド美術館のガイドツアーもおすすめです。

美術に詳しくなくても、作品の背景や画家のエピソードを聞きながら見ることで、ぐっと楽しさが増します。

世界的名画を専門ガイドと一緒にじっくり鑑賞し、スペイン絵画の知識をみにつけてみませんか。

 

そして、スペインといえばやっぱりフラメンコですよね!

情熱あふれるダンスとギターの生演奏を楽しみながらディナーを味わえるショーは、マドリードの夜を彩る特別な体験になるはずです。

また、サッカー好きの方には、「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムツアー」がおすすめ!

 

レアル・マドリードの本拠地を訪れ、トロフィールームやロッカールーム、ピッチなど普段は入れない場所も見学できます。

さらに時間があれば、セゴビアへの日帰りツアーもぜひ参加してみてください。

マドリードから電車やバスで約1時間。

 

古代ローマの水道橋や、アメリカの有名なアトラクション施設のプリンセスのお城のモデルになったアルカサルなど、

世界遺産の街並みを気軽に楽しめます。

個人では行きにくい場所も、ツアーなら安心して参加できますね。

 

【マドリードでのお勧めホテルはどこ?】Central Palace Madrid!

Central Palace Madrid

Central Palace Madrid

ここからは、マドリードに行ったら泊まるべきお勧めホテルと

私が実際に宿泊したホテル名などをご紹介します。

 

 実際に宿泊したホテル(Central Palace Madrid)

私は何回かマドリードに行っているのでその際に宿泊した立地とコスパがよかったホテルを紹介します。

 

ホテル名:Central Palace Madrid

住所:Googleマップ

口コミ:4.7(675)·3 つ星ホテル

 

留学中に泊まったホテルで、少しお値段は高めに感じましたが…

実はスペイン王宮のすぐ近くという抜群の立地にあり、内装もとっても可愛らしくて、マドリードでおすすめしたいホテルのひとつです。

お部屋にはシャンデリアがあって、まるで王宮にいるような気分を味わえるのも魅力でした!

 

 検討したお勧めホテル(ホテル・リッツ・マドリードなど)

私は宿泊しませんでしたが、検討したお勧めホテルが何件かあるのでご紹介します。

 

ホテル名 金額(1泊あたり) おすすめポイント Googleマップ
ホテル・リッツ・マドリード €350~€800 プラド美術館近くに位置する豪華な5つ星ホテルで、100年以上の歴史を持つ優雅な雰囲気と最高級のサービスが魅力。 Mandarin Oriental Ritz, Madrid, Plaza de la Lealtad, 5, 28014 Madrid
NH コレクション マドリード スリア €150~€300 高級ショッピングエリア・サラマンカ地区に位置し、モダンな内装とビジネス・観光どちらにも便利なロケーション。 NH Collection Madrid Suecia, Calle del Marqués de Casa Riera, 4, 28014 Madrid
ME マドリード レイナ ビクトリア バイ メリア €200〜€250 グラン・ビア通り近くの19世紀の建物を改装した文学をテーマにした4つ星ブティックホテルで、屋上テラスからの眺めが素晴らしい。 ME Madrid Reina Victoria, Pl. de Sta. Ana, 14, Centro, 28012 Madrid
ホステル・マドリッド・イン €70~€150 プエルタ・デル・ソルに近いロケーションで、コストパフォーマンスに優れた清潔で快適な客室とフレンドリーなスタッフが魅力。 Hostal Madrid Inn, Calle de Carretas, 39, 28012 Madrid
オンリー YOU ホテル アトーチャ €120~€220 アトーチャ駅近くのスタイリッシュなデザインホテルで、モダンな客室とルーフトップバー、地下鉄やレティーロ公園へのアクセスの良さが特徴。 Only YOU Hotel Atocha, Paseo de la Infanta Isabel, 13, 28014 Madrid

 

「ホテル・リッツ・マドリード(現:マンダリン オリエンタル リッツ マドリード)」は、プラド美術館のすぐそばに位置する、歴史ある5つ星ホテル。

100年以上の伝統を誇り、クラシックな内装と一流のサービスが魅力です。

宿泊料金は1泊あたり約700〜1,000ユーロと高めですが、特別な滞在を望む方にはぴったりです。

 

「NH コレクション マドリード スリア」は、ラグジュアリーなショッピングエリア・サラマンカ地区に位置し、モダンなインテリアと快適な設備が特徴。

ビジネスにも観光にも便利な立地で、1泊あたりの料金は約150〜250ユーロが目安です。

 

「ME マドリード レイナ ビクトリア バイ メリア」は、マドリード中心部・サンタ・アナ広場に建つ4つ星のデザインホテル。

歴史ある建物をスタイリッシュにリノベーションしており、ルーフトップバーも人気です。

宿泊費は1泊あたり約180〜300ユーロほどです。

 

リーズナブルに滞在したい方には、「ホステル・マドリッド・イン」がおすすめ。

プエルタ・デル・ソルからすぐの好立地で、清潔で快適な客室とフレンドリーな対応が魅力です。

料金は1泊あたり約60〜100ユーロとお手頃です。

 

最後に、「オンリー YOU ホテル アトーチャ」は、アトーチャ駅からすぐのスタイリッシュなデザインホテル。

モダンな客室やルーフトップバー、レティーロ公園へのアクセスの良さが魅力で、宿泊費は1泊あたり約200〜300ユーロが目安です。

 

なお、年末年始や週末、イベント開催時などは宿泊料金が上記より高騰することがあります。

また、円安や現地の経済状況により価格が変動することもあるため、予約時には最新の情報をチェックしましょう。

 

【スペインのおすすめ料理は?】El Minibarのタパスが美味!

El Minibar

El Minibar

続いて、スペインの絶対に食べるべき伝統料理をご紹介します。

実際に入ったお店のマップと名前を以下書いておきます。

 

お店:El Minibar

住所:Googleマップ

口コミ:4.7(7,351)·€10~20

 

このお店はマドリードで一番とも言えるくらい美味しくてコスパ最高なバルです。

お水が無料で出てきたり、タパスも格安で注文ができます。

スペインといったらサングリアですが、ビールも格別に美味しい「El Minibar」に皆さんも是非いってみてください。

※繁忙期は予約が必須です

 

また、スペインで有名なデザートといえば、チュロスですよね!

マドリードには世界的に有名なチュロスのお店があるため、ご紹介します。

 

お店:チョコラテリア サン ヒネス(Chocolatería San Ginés)

住所:Googleマップ

口コミ:4.4(63,775)

 

割と行列ができがちなお店ですが、近くに3店舗ほどあり回転率もそこまで悪くないため是非行ってみてください。

揚げたての美味しいチュロスを、濃厚で熱々なチョコレートにつけて食べるとほっぺたが落ちそうなくらいの感動に出会えるはずです。

 

 おすすめ料理屋さん:サン・ミゲル市場 (Mercado San Miguel)でタパスなど!

サン・ミゲル市場

サン・ミゲル市場

また他にもスペインの伝統料理やおすすめ料理が食べられるお勧めのお店もご紹介します。

 

  • ソブリーノ・デ・ボティン (Sobrino de Botín)
    口コミ:4.3(13,780)·高級
    おすすめポイント:1725年創業の世界最古のレストランでギネス記録保持。コチニージョ・アサド(子豚の丸焼き)が名物。
  • カサ・ルシオ (Casa Lucio)
    口コミ:4.2(9,774)·お手頃
    おすすめポイント:マドリードの伝統料理が楽しめる老舗で、ウエボス・エストレジャードス(特製スクランブルエッグ)が有名。
  • サン・ミゲル市場 (Mercado San Miguel)
    口コミ:4.4(145,274)
    おすすめポイント:マヨール広場近くの屋内市場で、様々なタパスや生ハム、シーフードなどスペイン各地の料理を少しずつ楽しめる。
  • カフェ・セントラル (Café Central)
    口コミ:4.1(5,973)·お手頃
    おすすめポイント:マドリードで人気のジャズクラブで、毎晩生演奏を楽しみながら、スペイン料理をベースにしたタパスやドリンクを堪能できます。
  • ラ・カラマンドレア (La Carmencita)
    口コミ:4.0(1,530)·お手頃
    おすすめポイント:1854年創業の歴史あるタベルナで、有機食材を使った伝統的なマドリード料理とコシード・マドリレーニョ(マドリード風シチュー)が人気。

 

メニューは予告なく変わることもございますので、レストランに行く前にGoogleの口コミなどで下調べをしてから訪問してください。

 

【マドリードのベストシーズンはいつ?】春・秋:4月〜6月・9月〜10月!

マドリード

では、マドリードにはベストシーズンやオフシーズンがあるのでしょうか。

 

ベストシーズン(春・秋:4月〜6月・9月〜10月)

マドリードのベストシーズンは春と秋である「4月〜6月」と「9月〜10月」です。

この時期は過ごしやすい気温と美しい天気に恵まれ、観光に最適な環境となります。

春には市内の公園が花で彩られ、秋は黄金色に輝く木々が美しく、どちらの季節も屋外カフェでの時間を楽しめます。

 

また、この時期は文化イベントも多く開催され、地元の人々と一緒に街の活気を体験できるでしょう。

 

オフシーズン(冬:11月〜3月)

一方、マドリードのオフシーズンは冬である「11月〜3月」です。

冬のマドリードは気温が下がり観光客が減少するため、ホテル料金が安くなり、主要観光地での混雑も避けられるというメリットがあります。

また、クリスマスシーズンのイルミネーションや新年のお祝いイベントなど、冬ならではの魅力も楽しめます。

 

さらに、美術館や屋内施設を中心とした観光プランを立てやすく、じっくりと芸術鑑賞ができる点も冬場の訪問の利点です。

オフシーズンとは別で、避けた方が良いシーズンもあります。

特に8月は多くのマドリード市民が夏休みで街を離れてしまい、一部のレストランやショップが閉店する傾向にあります。

 

また、この時期は気温が40度近くまで上昇することも珍しくなく、日中の観光が体力的に厳しいと感じる方も多いでしょう。

加えて、8月のフェリア期間中は観光客が増加するため、宿泊費が高騰する傾向があります。

 

【マドリードにはどのような服装で行けばいい?気候は?】日傘と日焼け止めは忘れずに!

プラド美術館

先ほどベストシーズンとオフシーズンについてご紹介しましたが

季節ごとの気温や気候、服装についてもご紹介させていただきます。

 

春(3月〜5月):軽いジャケットとカーディガン

マドリードの春は温暖で晴れの日が多く、徐々に気温が上昇します。

  • 気温:3月は6℃〜16℃ / 4月は8℃〜18℃ / 5月は12℃〜23℃
  • 気候:晴れの日が多いが、急な雨も見られ、特に3月から4月前半は天候が変わりやすい
  • 服装:長袖シャツ、カーディガン、軽いジャケット、薄手のスカーフ、ジーンズやカジュアルパンツ

日中と朝晩の寒暖差に対応できるよう、重ね着ができる服装と折りたたみ傘を持参すると便利です。

 

夏(6月〜9月):軽装と日よけアイテム

マドリードの夏は非常に暑く乾燥しており、特に7月と8月は猛暑となります。

  • 気温:6月は16℃〜30℃ / 7月は19℃〜33℃ / 8月は19℃〜33℃ / 9月は15℃〜28℃
  • 気候:晴天続きで降水量は少なく、日中は強い日差しと乾燥した暑さが特徴
  • 服装:半袖Tシャツ、薄手のワンピース、短パン、サンダル、日よけ帽子、サングラス

日中の強い紫外線から身を守るため、日焼け止めの使用と水分補給を欠かさず、美術館など冷房の効いた場所に入る際は薄手の羽織りものがあると便利です。

 

秋(10月〜11月):ライトアウターと薄手のセーター

El Minibar

El Minibar

マドリードの秋は温暖な気候から始まり、徐々に冷え込んでくる過ごしやすい季節です。

  • 気温:10月は11℃〜21℃ / 11月は6℃〜15℃
  • 気候:晴れの日が多いが、雨の日も増え始め、特に11月からは急に気温が下がることもある
  • 服装:長袖シャツ、薄手のセーター、ライトジャケット、ジーンズ、レギンス、スカーフ

朝晩と日中の気温差が大きくなるため、重ね着がしやすい服装を心がけ、特に11月からは冬に備えた準備も必要です。

 

冬(12月〜2月):コートとウールのアイテム

マドリードの冬は乾燥して冷え込み、特に夜間は氷点下になることもある厳しい寒さです。

  • 気温:12月は3℃〜11℃ / 1月は2℃〜10℃ / 2月は3℃〜12℃
  • 気候:晴れの日が多いが、冷たく乾燥した風が強く、時折雪が降ることもある
  • 服装:厚手のセーター、ウールのコート、マフラー、手袋、防寒帽子、ブーツ

内陸性気候のため朝晩の冷え込みが厳しいので、しっかりとした防寒対策が必要ですが、晴れた日中は意外と暖かくなることもあります。

 

【マドリードで大切にすべきことは何?】文化とマナーについて

アトーチャ駅

アトーチャ駅

ここからはスペインやマドリードに行った際に知っておきたい文化とマナーについてご紹介します。

 

スペインの文化:シエスタと遅い食事時間

スペインに来たら知っておきたい文化をご紹介します。

  • シエスタ文化:午後2時から5時頃まで多くの小さな店が昼休みで閉まることがあります。
  • 遅い食事時間:ランチは14時頃から、ディナーは21時以降が一般的で、レストランは23時過ぎまで営業しています。
  • タパス文化:スペイン人は飲み物を注文する際に小皿料理(タパス)を楽しみ、バルからバルへと「タパス巡り」をします。
  • フィエスタ:地域ごとに様々な祭りがあり、サン・イシドロ祭(マドリード)やトマティーナ(ブニョール)など独自の伝統行事が豊富です。
  • フラメンコ:アンダルシア地方発祥の情熱的な舞踊と音楽で、マドリードにも本格的なショーを楽しめる場所があります。

スペインの文化を尊重し、現地のリズムに合わせた旅行計画を立てることで、より充実した体験ができるでしょう。

 

スペインのマナー:挨拶と会話のエチケット

続いて、スペインの守りたいマナーについてご紹介します。

  • 挨拶のマナー:知り合いや紹介された人とは、女性同士や男女間では両頬にキスをする(実際には頬を触れ合わせる)のが一般的です。
  • 会話の距離感:スペイン人は会話中の距離が日本人より近く、相手に触れることも多いので、距離を取られても気にしないでください。
  • チップの習慣:高級レストランでは5〜10%程度のチップを置くことがありますが、義務ではなく、カフェやタクシーでは端数を切り上げる程度で問題ありません。
  • 食事のマナー:スペイン人は手づかみで食べる料理も多く、特にタパスバーでは自分の取り分けを別の小皿に移して食べるのがマナーです。
  • 服装のマナー:カジュアルな服装が一般的ですが、教会訪問時は肩や膝が隠れる服装を心がけ、特に大聖堂では適切な服装でないと入場できないこともあります。

スペイン人は比較的寛容でフレンドリーな国民性ですが、基本的なマナーを守ることで地元の人々との交流がより円滑になります。

 

マドリード旅行の豆知識:交通と安全対策

マドリードを旅行する際に役立つ豆知識をご紹介します。

  • 公共交通機関:マドリードの地下鉄は非常に発達しており、10回券(Metrobús)を購入すると経済的で、バス・地下鉄どちらにも使えます。
  • 美術館無料時間:プラド美術館は月〜土18:00〜20:00、日・祝日17:00〜19:00に無料開放されることがあります。
  • 水道水:マドリードの水道水は飲用可能ですが、硬水なため、購入をおすすめします。
  • スリ対策:グラン・ビア通りやソル広場など観光客の多いエリアではスリに注意し、貴重品はボディバッグなど前から見える場所に携帯しましょう。
  • マドリードカード:主要観光施設への入場とバス・地下鉄乗り放題が含まれる「マドリードカード」は、多くの場所を訪れる予定なら活用をお勧めします。

 

マドリードは総じて安全な都市ですが、観光客が集まるエリアでは常に持ち物に注意を払い、夜間の一人歩きは避けるなどの基本的な防犯対策を心がけましょう。

 

【マドリードの一生忘れられないメモリー】トレド橋から見た景色!

トレド橋

トレド橋

最後に、私がマドリードを旅した際の、一生忘れられない思い出をご紹介させていただきます。

中でも特に印象に残っているのは、トレド橋から見た景色です。

8月の真夏日で暑さが厳しい中、ふと足を止めた橋の上からは、穏やかな川と歴史ある橋の風景が広がっていて、その美しさに暑さを忘れてしまうほどでした。

 

夕暮れ時には川面が黄金色に染まり、まるで絵画の中に入り込んだような感覚を味わえました。

また、レティーロ公園では、自然の豊かさと木陰の涼しさに癒され、都会の真ん中とは思えないほど穏やかな時間を過ごすことができました。

プラド美術館の宗教画や、ソフィア王妃芸術センターで見たピカソの『ゲルニカ』、ティッセン美術館に展示されていた美しい風景画の数々は、スペインの文化の深さと豊かさを改めて感じさせてくれました。

 

さらに、本場のバルで味わったタパスやサングリア、生ハム博物館で職人の手によって丁寧にカットされた生ハムは絶品で、スーパー「メルカドーナ」で手に入れたリーズナブルな生ハムですら、感動するほど美味しかったです。

旅の終わりには「まだ帰りたくない」と心から思える、そんな体験ができるマドリードに皆さんも是非行ってみてくださいね。

 

【まとめ】

ここまで、スペインのマドリードについてご紹介させていただきました。

今回の記事をまとめると、以下のようなことがわかりましたね。

  • スペインの首都はマドリードで歴史と文化の魅力にあふれる都市!
  • マドリードはイベリア半島の中央に位置し、芸術と美食の街
  • マドリードのおすすめ観光地はプラド美術館、レティーロ公園、マドリード王宮など
  • マドリードでおすすめなアクティビティは、フラメンコショー鑑賞やタパスツアー、プラド美術館ガイドツアー
  • マドリードでのお勧めホテルは、ホテル・リッツ・マドリードやNH コレクション マドリード スリア
  • スペインのおすすめ料理は、コチニージョ・アサド(子豚の丸焼き)やウエボス・エストレジャードス(特製スクランブルエッグ)
  • マドリードのベストシーズンは春と秋で過ごしやすい気候と美しい景観を楽しめる
  • マドリードには季節に合わせた服装で訪れ、特に夏は日よけ対策が重要
  • マドリードで大切にすべきことはシエスタなどの文化を尊重し、地元のリズムに合わせること
  • マドリードの一生忘れられないメモリーは、トレド橋から見た景色!

 

また「スペイン・ブニョールってどんな所?!観光地、文化、ホテルとグルメをご紹介!」

について知りたい方は以下のリンクから!(次回更新予定です)

ブログリンク:

 

もしスペインに行く予定がありましたら、ぜひマドリードを旅してくださいね。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!

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