
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



ご来店いただき本当にありがとうございます。
本日は「許可を求める “¿Puedo…?” の使い方」に関する世界の言語カフェとなっております!
早速ですが、この記事では「許可を求める “¿Puedo…?” 」の使い方や「Se puedeとの違い」、そして「丁寧な断り方」を詳しく説明してきます。
- お店やレストランで、スマートに許可を得るフレーズを知りたい方
- “¿Puedo…?” と “¿Se puede…?” の違いがよくわからず、混同してしまう方
- 許可を求めるだけでなく、自分が許可をしたり、丁寧に断ったりする側の表現も知りたい方
- DELE A2レベルの会話で、より正確で自然なやり取りができるようになりたい方



お店で「試着してもいいですか?」と聞きたい時



スペイン語で「~してもいいですか?」と、誰かに許可を求める場面
そんな時に大活躍するのが、動詞 poder (~できる) を使った許可の表現 “¿Puedo…?” です。
- “¿Puedo…?” の基本的な作り方と使い方
- 「私」が主語ではない時に使う “¿Se puede…?” との明確な違い
- アリカンテの街角でもすぐに使える、場面別の実践的な許可の求め方
- 許可する時の返事と、相手に配慮した丁寧な断り方のフレーズ
この記事を読んでいただければ、`¿Puedo…?` の正しい使い方から、よく似た表現 `¿Se puede…?` との決定的な違い、さらには相手を不快にさせない丁寧な断り方まで、まとめてマスターできるはずです!
ぜひ最後まで読み進めていってくださいね!


基本の形:「¿Puedo + 動詞の原形?」


「私(Yo)が~してもいいですか?」と、自分の行動に対する許可を求めるときの基本形がこれです。



作り方はとてもシンプル!
¿Puedo + 動詞の原形?
【例文】
- ¿Puedo pasar? (入ってもいいですか?)
- ¿Puedo usar el baño? (トイレを使ってもいいですか?)
- ¿Puedo sentarme aquí? (ここに座ってもいいですか?)


【最重要】 “¿Se puede…?” との違いをマスターしよう!


学習者が最も混乱するのが、`¿Puedo…?` とよく似た `¿Se puede…?` との使い分けです。



違いは「誰がその行動をするのか(主語は誰か)」にあります。
表現 | 主語 | ニュアンス・使い方 |
---|---|---|
¿Puedo…? | 私 (Yo) | 「私が」~してもいいですか? |
¿Se puede…? | 不特定の人 | (一般的に)~できますか? |
【例文】
- ¿Puedo probarme esto?
(これを試着してもいいですか?)
※自分の行動に対する許可を求める時に使う。
- ¿Se puede pagar con tarjeta?
(カードで支払えますか?)
※主語を特定せず、その場所でその行為が可能かどうかを尋ねる時に使う。
お店のドアに “Se puede entrar” と書かれていたら、それは「(誰でも)入店可能」という意味。
一方、あなたがお店に入る時に店員さんに「(私が)入っていいですか?」と聞くなら “¿Puedo entrar?” となります。



主語が誰かを意識するのがコツです!


実践!スペインで使える場面別フレーズ集


では実践的なフレーズを練習してみましょう!
お店・レストランで
- Perdona, ¿puedo probarme estos pantalones?
(すみません、このズボンを試着してもいいですか?) - ¿Podemos sentarnos fuera?
(私たちは外の席に座ってもいいですか?)
※主語がNosotrosなのでPodemos - ¿Se puede sacar fotos aquí?
(ここでは写真を撮ってもいいですか?)
※「私」ではなく「一般的に」可能か尋ねている
観光・街中で
- Disculpe, ¿puedo pasar por aquí?
(すみません、ここを通ってもよろしいですか?) - ¿Puedo alquilar una sombrilla?
(パラソルを一つ借りてもいいですか?)
友人宅などで
- ¿Puedo coger un poco de agua?
(お水を少しもらってもいい?) - ¿Puedo usar tu cargador? He olvidado el mío.
(君の充電器、使ってもいい?自分のを忘れちゃって。)



「これならわかるスペイン語文法」は私も使っているテキストです!
初学者から上級者まで、スペイン語を学ぶ人ならずっと使える本となっていますので、オススメです。
許可する?断る?スマートな返事の仕方


自分が許可を求められた時のために、返事の仕方も覚えておくと会話がスムーズになります。
快く許可するときのフレーズ
- Sí, claro. (ええ、もちろんです。)
- Por supuesto. (もちろんです。)
- Claro, adelante. (もちろん、どうぞ。)
- Sin problema. (問題ないですよ。)
丁寧に断るときのフレーズ
ただ「No」と言うだけでなく、クッション言葉を添えるのが、相手を不快にさせないコツです。
- Lo siento, pero ahora no es posible.
(申し訳ありませんが、今はできません。) - Me temo que no se puede.
(残念ながら、それはできないことになっています。) - Perdona, pero es que está reservado.
(ごめんなさい、でもそこは予約席なんです。)


¡Practiquemos! 練習問題で力試し





では、学習した内容が身についているか、練習問題でチェックしてみましょう!
状況に合うように、( ) に適切な単語を入れて文を完成させてください。
- ここで写真を撮ってもいいですか?
¿ ( ) sacar fotos aquí? - (私が)ここに座ってもいい?
¿ ( ) sentarme aquí? - (私たちは)窓際の席に座ってもいいですか?
¿ ( ) sentarnos cerca de la ventana? - ごめんなさい、でもそこは私の席なんです。
Perdona, pero es que es mi ( ). - (私が)それを手に取って見てもいいですか?
Disculpe, ¿ ( ) cogerlo para verlo?



(答えの例はまとめの下にあります)


まとめ


今回は、許可を求めるときの必須表現 “¿Puedo…?” を中心に解説しました。
最後に大切なポイントをおさらいしましょう!
- 「私が~してもいい?」と自分の行動の許可を求める時は “¿Puedo…?” を使う。
- 「一般的に~できますか?」とルールや可能性を尋ねる時は “¿Se puede…?” を使う。
- 許可する時は “Claro” や “Por supuesto” で快く。
- 断る時は “Lo siento, pero…” のようにクッション言葉を添えて丁寧に。
この使い分けができるようになると、あなたのスペイン語はぐっと正確で、相手への配慮が感じられるようになります。
恐れずにどんどん使って、コミュニケーションを楽しんでくださいね。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!


練習問題の答え(一例)
- Se puede
- Puedo
- Podemos
- asiento
- puedo