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はるカタルーニャです。



ご来店いただき本当にありがとうございます!
本日はスペイン語のSerとEstarの違いと使い分け完全攻略に関するスペイン語カフェとなっております!
「私は学生です」は Soy estudiante.
「私は疲れています」は Estoy cansada.
どちらも日本語では「〜です」と訳せるのに、なぜ動詞が違うの?と混乱したことはありませんか?
スペイン語のSerとEstarの違いと使い分けは、スペイン語学習者が必ずぶつかる壁の一つです。さらに「Hayとの違いは?」「Tenerとは何が違うの?」「ポルトガル語でも同じルールが使える?」と疑問は尽きないですよね。
- スペイン語のSerとEstarの違い・使い分けルール(一覧表つき)
- SerとEstarの活用表(現在形・点過去・線過去)
- HayとTenerとの違いと使い分け方
- ポルトガル語のSerとEstarとの比較
- DELE試験で頻出のひっかけ問題対策と練習問題
ルールさえ覚えてしまえば、もう迷うことはありません。
60カ国を旅してスペイン語を習得した私が、わかりやすく解説します!
【保存版】スペイン語のSerとEstarの使い分け一覧表


まずは全体像を把握しましょう。ざっくり言うと、Serは「性質(変わらないもの)」、Estarは「状態(変わるもの)」を表します。
| SER(性質・永続的) | ESTAR(状態・一時的) |
|---|---|
| 身元・名前 | 場所・位置 |
| 出身・国籍 | 体調・気分 |
| 職業(本来の) | 一時的な職業 |
| 所有(誰のものか) | 結果・完了 |
| 特徴(色・形・素材) | 変化した状態 |
| 日時・時間 | 進行形(-ando/-iendo) |
| イベントの開催場所 | 日付(Estamos a…) |
SerとEstarの活用表(現在形・点過去・線過去)



SerとEstarはどちらも不規則動詞であり、活用を丸ごと覚える必要があります。



使い分けのルールを理解するだけでなく、正確な活用形を身につけることが流暢なスペイン語への第一歩です。
Serの活用表
| 人称 | 現在形 | 点過去 | 線過去 |
|---|---|---|---|
| yo | soy | fui | era |
| tú | eres | fuiste | eras |
| él / ella / usted | es | fue | era |
| nosotros | somos | fuimos | éramos |
| vosotros | sois | fuisteis | erais |
| ellos / ustedes | son | fueron | eran |
Estarの活用表
| 人称 | 現在形 | 点過去 | 線過去 |
|---|---|---|---|
| yo | estoy | estuve | estaba |
| tú | estás | estuviste | estabas |
| él / ella / usted | está | estuvo | estaba |
| nosotros | estamos | estuvimos | estábamos |
| vosotros | estáis | estuvisteis | estabais |
| ellos / ustedes | están | estuvieron | estaban |
SerとIr(行く)の点過去は fui / fuiste / fue… と全く同じ形になります。どちらの意味かは文脈で判断します。例えば、「Fui al mercado.(市場に行った)」はIr、「Fue un gran viaje.(素晴らしい旅だった)」はSerの点過去です。



「これならわかるスペイン語文法」は私も使っているテキストです!活用表もわかりやすくまとまっているので、初学者から上級者まで長く使える一冊としておすすめです。
【SER】を使う場面:永続的で変わらない「本質」


Serは、その人やモノが本来持っている性質、簡単には変わらない事実を伝える時に使います。
1. 身元・名前・国籍



自己紹介の基本ですね。名前や出身地は、寝て起きても変わりません。
- Soy Haruka.(私はハルカです。)
- Ella es de Japón.(彼女は日本出身です。)
- Javier es madrileño.(ハビエルはマドリードっ子です。)
2. 職業



職業は、基本的にその人のアイデンティティの一部として捉えるため、Serを使います。
- Soy estudiante.(私は学生です。)
- Mi padre es médico.(私の父は医者です。)
3. 特徴・素材・所有



モノの色や形、誰のものかといった情報も、簡単には変わりません。
- La nieve es blanca.(雪は白い。)
- Esta mesa es de madera.(このテーブルは木製です。)
- El libro es mío.(その本は私のです。)
4. 時間・イベントの場所(要注意!)



時間はSerを使います。
また、イベント(パーティー、会議、コンサートなど)の場所を言う時は、場所であってもEstarではなくSerを使うのがDELE頻出のひっかけポイントです!
- Son las tres y media.(3時半です。)
- La fiesta es en mi casa.(パーティーは私の家であります。)←重要!


【ESTAR】を使う場面:一時的で変わる「状態」


Estarは、状況によって変化する状態や、物理的な位置を表す時に使います。
1. 場所・位置
人やモノが「どこにあるか・いるか」を言う時は、ほぼ間違いなくEstarです。
- Barcelona está en España.(バルセロナはスペインにあります。)
- ¿Dónde estás?(どこにいるの?)



建物はずっとそこにあるけど、Estarを使うんだね!
2. 気分・体調
気分や体調はコロコロ変わりますよね。昨日は元気でも今日は疲れているかもしれません。
- Estoy cansada hoy.(今日は疲れています。)
- ¿Estás bien?(元気?/大丈夫?)
3. 一時的な状態・職業



「普段は〜だけど、今は〜だ」という一時的なニュアンスを出す時に使います。
- El café está frío.(このコーヒー、冷めてる。)
※本来は熱いものだけど、今は冷たい状態。 - Estoy de camarero este verano.(この夏はウェイターとして働いています。)
※本職は学生だけど、夏だけバイトしている場合など。
4. 進行形(-ando / -iendo)
「〜している最中だ」という現在進行形を作る時は、必ずEstarを使います。
- Estoy estudiando español.(私はスペイン語を勉強しています。)
- Ella está comiendo.(彼女は食事中です。)


SerとEstarとHayの違い:「ある・いる」はどれを使う?
スペイン語を学んでいると、「〜がある/いる」という表現でSer・Estar・Hayのどれを使えばいいか迷う場面が多くあります。



この3つの動詞の違いを整理しておきましょう。
| 動詞 | 主な用途 | ポイント |
|---|---|---|
| Ser | 性質・本質・定義 | 「〜は〜だ(変わらない)」 |
| Estar | 状態・場所・位置 | 「〜は〜にいる/〜の状態だ」(場所が既知の特定のものに使う) |
| Hay | 存在・不特定のものが「ある/いる」 | 「〜がある/いる」(不特定・新情報を伝える時に使う) |
EstarとHayの使い分けのコツ



EstarとHayはどちらも「ある・いる」を表しますが、使い方が異なります。
Hayは「(不特定の)〜がある」という存在を伝える時に使い、主語をとりません。
一方、Estarは「(特定の)〜はここにある」というように、すでに話題になっている特定のものの位置を示す時に使います。
- Hay una farmacia cerca.(近くに薬局があります。)
→ Hay:「薬局がある」という存在を初めて伝える・不特定 - La farmacia está en la esquina.(薬局は角にあります。)
→ Estar:「その薬局」という特定のものの場所を示す - Hay mucha gente en el parque.(公園にたくさんの人がいます。)
→ Hay:不特定多数の存在 - Los niños están en el parque.(子供たちは公園にいます。)
→ Estar:「その子供たち」という特定の人の場所
Hayはhaber動詞の三人称単数形で、単数・複数にかかわらず常にhayの形のみで使います。主語を持たない非人称表現であるため、「Hay un libro(本が1冊ある)」も「Hay libros(本がある)」もどちらもhayのまま変化しないことに注意しましょう。過去形は「Había(〜があった)」になります。
SerとEstarとTenerの違い:「ある・持つ・〜だ」の使い分け
SerとEstarとHayに加えて、スペイン語初学者が混乱しやすいのがTener(持つ・〜がある)との違いです。



Tenerは「誰かが何かを所有・保持している」というニュアンスで使います。
| 動詞 | 意味のニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| Ser | 〜は〜だ(性質) | Soy joven.(私は若い。) |
| Estar | 〜の状態だ・〜にいる | Estoy cansado.(疲れている。) |
| Hay | 〜がある・いる(存在) | Hay agua.(水がある。) |
| Tener | 〜を持っている・〜がある | Tengo sed.(のどが渇いた。) |
TenerはSerやEstarで言い換えられない表現を担う
スペイン語では、日本語や英語で「〜です(I’m hungry / I’m thirsty)」と表現するものを、Tenerで表すことがよくあります。これは日本語の感覚とは大きく異なるため、セットで覚えておくと便利です。
Tenerを使う代表的な慣用表現
- Tengo hambre.(お腹が空いた。)
- Tengo sed.(のどが渇いた。)
- Tengo frío / calor.(寒い / 暑い。)
- Tengo miedo.(怖い。)
- Tengo razón.(正しい・一理ある。)
- Tengo XX años.(〜歳だ。)



「お腹が空いた」はEstoy hambrienta(線過去的なニュアンス)も使われますが、会話では Tengo hambre の方が自然です。どちらも覚えておくと安心ですよ!
ポルトガル語のSerとEstarとの違い:スペイン語と何が変わる?
スペイン語を学んでいると、「ポルトガル語でもSerとEstarは同じように使えるの?」という疑問が生まれます。



ポルトガル語もSerとEstarを持つロマンス語ですが、使い分けのルールにいくつか重要な違いがあります。
| 項目 | スペイン語 | ポルトガル語 |
|---|---|---|
| 場所の表現 | 人・モノの場所 → Estar イベントの場所 → Ser | 人の場所 → Estar モノの場所 → Ser(ブラジル語では変わりつつある) |
| 特徴・性質 | Ser(La manzana es roja.) | Ser(A maçã é vermelha.)→ほぼ同じ |
| 体調・状態 | Estar(Estoy cansado.) | Estar(Estou cansado.)→ほぼ同じ |
| 進行形 | Estar + -ando/-iendo | ブラジル:Estar + -ando ポルトガル:a + 不定詞 |
| 結婚の表現 | Ser casado(既婚者) Estar casado(結婚している状態)両方使われる | Ser casado を主に使う |
全体的に、スペイン語とポルトガル語のSerとEstarの使い分けは非常に似ており、スペイン語をしっかり習得しておくとポルトガル語へ応用しやすくなります。ただし、特に「モノの場所」の表現はポルトガル語(特にヨーロッパのポルトガル語)でルールが異なる場合があるため、注意が必要です。
SerとEstarとHayの練習問題にチャレンジ!
ここまで学んだSerとEstarとHayの使い分けを、実際に問題で確認してみましょう。



DELE A2レベルを想定した練習問題です。
練習問題:( )内にSer・Estar・Hayの適切な形を入れよう
- Mi hermana ( ) médica. (職業)
- ( ) un supermercado al lado de mi casa. (存在)
- La reunión ( ) en la sala de conferencias. (イベントの場所)
- ¿Dónde ( ) mis llaves? (モノの場所)
- ( ) muchos turistas en la plaza. (不特定の人の存在)
- Esta sopa ( ) muy caliente. (一時的な状態)
- Hoy ( ) lunes. (日付)
※回答と解説はブログの最後に記載があります!
文法を学んだら「耳」と「口」で定着させよう!


SerとEstarとHayの違い、頭では理解できましたか?知識を「使えるスキル」に変えるには、実際に使われている音を聞いたり、自分で文を作ってみるのが一番の近道です。私が学習中に出会って「これは伸びる!」と確信した、おすすめのツールを2つご紹介します。
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まとめ:Ser・Estar・Hay・Tenerを制してスペイン語をもっと自由に


今回は、スペイン語の最重要動詞であるSerとEstarの違いと活用表、さらにHayやTenerとの使い分け、ポルトガル語との比較まで徹底解説しました。
- Ser:性質・職業・国籍・時間・イベントの場所など「変わらない本質」
- Estar:場所・気分・体調・進行形など「変わる状態」
- Hay:不特定のものの「存在(〜がある/いる)」。主語をとらない
- Tener:「所有・保持」。Tengo hambre(お腹が空いた)などの慣用表現に必須
- 活用:SerとEstarはどちらも不規則。特にSerとIrの点過去は同形になるので要注意
この4つを正しく使い分けられるようになれば、スペイン語での表現力が一気に上がります。ぜひ、今日から意識して使ってみてくださいね!



Poco a pocoで頑張っていきましょう!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
- es(職業はアイデンティティ → Ser)
- Hay(不特定のスーパーの存在 → Hay)
- es(イベントの開催場所 → Ser!Estarではない点に注意)
- están(特定の「私の鍵」の場所 → Estar)
- Hay(不特定多数の観光客の存在 → Hay)
- está(今の一時的な状態 → Estar)
- Es(日付の曜日はSerで表現)
