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はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の動詞の婉曲表現に関する言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではtener que や ir a などの本来の動詞が持つ意味とは異なった使い方についてご説明させていただきます。
種類が多く覚えにくいかもしれませんが、今回はB1レベルのテストに出やすいものを選びましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【婉曲表現】tener que や ir a など種類16種類について
まず最初に婉曲表現についてご説明させていただきます。
スペイン語には本来持つ動詞の意味とは別に、その他の単語との組み合わせで異なった意味を持つ単語が存在します。
例えば”tener”は日本語で「持つ」といった意味がありますが、”tener que+不定詞"の形にすると「〜しなければならない」という意味を持つようになります。
このように、スペイン語には多くの婉曲表現が存在し、少しづつ覚えていく必要があります。
ではここからはよく使われる婉曲表現16種類をご紹介させていただきます。
【不定詞の婉曲】Llevar sin/ Dejar de/ Tener que + 不定詞など
婉曲表現は主に3種類あり、まず最初に不定詞と組み合わせて表すものを紹介させていただきいます。
- Llevar sin + 不定詞(活動しなかった時間を表す)
- Dejar de + 不定詞(活動の中断を表す)
- Tener que + 不定詞(活動の必要性や義務を表す)
- Deber de + 不定詞(活動を実行する確率を表す)
- Deber + 不定詞(活動を実行する義務を表す)
- Poder + 不定詞(活動を実行する可能性を表す)
- Ir a + 不定詞(活動する予定であることを表す)
- Volver a + 不定詞(活動の繰り返しや再会を表す)
- Seguir sin + 不定詞(以前試したがまだ実行していない行動を表す)
【Por ejemplo:例文】
- Llevo sin hablar con él más de dos meses.(私は2ヶ月以上彼と話をしていません。)
- He dejado de trabajar en esa empresa.(私はその会社で働くのをやめました。)
- Tenemos que preparar las maletas del viaje.(旅行用のスーツケースを用意する必要があります。)
- Ángel debe de estar enfermo, por eso no ha venido.(アンヘルは病気に違いないため、来ませんでした。)
- Marta debe acudir al médico, tose mucho.(マルタはたくさん咳をしているため、病院に行かなければなりません。)
- ¿Puedo abrir la ventana para airear la sala?(部屋を換気するために窓を開けることはできますか?)
- Va a coger un vuelo a Paris.(彼女はパリ行きの飛行機に乗るつもりです。)
- Ellos volvieron a encontrarse después de cinco años sin contacto alguno.(彼らは5年後に何の前触れもなく再び会いました。)
- Sigo sin entender cómo se hace este ejercicio.(私はまだこの練習問題を解く方法を理解していません。)
【動名詞の婉曲】Llevar/ Seguir/ Acabar + 動名詞など
続いて、動名詞と組み合わせて作る婉曲表現についてご紹介させていただきます。
- Llevar + 動名詞 + 時間表現(誰か、または何かが活動の実行に費やした時間を表す)
- Seguir /Andar+ 動名詞(行動の継続や主張を表す)
- Acabar + 動名詞(長い、もしくは困難な過程の後の活動の最終的な完了を表す)
【Por ejemplo:例文】
- Llevan estudiando español tres años.(彼らは3年間スペイン語を勉強しています。)
- Sigo estudiando español desde los trece años.(私は13歳の時からスペイン語を勉強しています。)
- Tuvo tanto éxito que acabó ganando un Óscar.(彼は大ヒットしたので、アカデミー賞を獲得することになりました。)
【分詞の婉曲】Dejar/ Dar por/ Llevar + 分詞
最後に分詞と組み合わせて表現する婉曲表現についてご紹介させていただきます。
- Dejar + 分詞(活動全体の実現を表す)
- Dar por + 分詞(継続していた活動の完了を表す)
- Llevar + 分詞(活動の部分的な実現を表す)
【Por ejemplo:例文】
- Dejó rodada la película antes de retirarse.(彼は引退する前にフィルムショットを残しました。)
- Ha dado por finalizada la explicación del subjuntivo.(接続法の説明が終わりました。)
- Lleva leídas 200 páginas del libro, pero todavía le quedan 200 más, es larguísimo(彼はこの本を200ページ読んだことがありますが、まだあと200ページあり、非常に長いです。)
まとめ
スペイン語の単語は、一つの単語に数多くの意味があるため覚えるのがかなり大変ですよね。
それに加えて、婉曲表現もあるとなると覚える量は莫大となり気が遠くなるかもしれませんが、少しづつ覚えていきましょう。
動名詞や分詞を組み合わせの婉曲表現も大切ですが、一番は不定詞との組み合わせがよく使われるので優先的に学んでいきましょう。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!