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【スペイン語文法:評価】接続法規則の例外1/ 否定疑問・否定命令・否定的言及の従属節は直接法(DELE:B2)

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。本日は「よく接続法が用いられる意見の例外に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では私たちがこれまでに習った評価に関する、接続法の文法の例外について、例文を用いてご説明させていただきます。

特に今回は「否定疑問・否定命令・否定的言及の従属節」が「直接法」を用いるという文法について詳しくご紹介させていただきます。

接続法をしっかりと理解したい方や、例外を知りたい方、スペイン語を話せるようになりたい方にとてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

 

【復習】評価に関する22種の動詞「コミュニケーション・知覚・考え」について

まず最初に、B1レベルで習った評価に関する動詞22種ついてご紹介させていただきます。

COMUNICACIÓN (コミュニケーション) PERCEPCIÓN (知覚) PENSAMIENTO (考え)
  • decir (言う)
  • contar (語る)
  • comentar (伝える)
  • explicar (説明する)
  • contestar (答える)
  • confesar (告白する)
  • añadir (言い足す)
  • percibir (感じ取る)
  • oír (聞こえる)
  • escuchar (聞く)
  • ver (見る)
  • observar (観察する)
  • oler (嗅ぐ)
  • pensar (考える)
  • creer (思う)
  • opinar (〜と言う意見を持つ)
  • imaginar (推測する)
  • suponer (推察する)
  • sospechar (疑う)
  • parecer (〜のように思われる)
  • recordar (思い出す)
  • enterarse (知る)

 

これらの単語が使われる主語が異なる評価の文を作る場合、肯定文なら直接法、否定文なら接続法が使われましたよね。

  • 動詞+que+直接法
  • No+動詞+que+接続法

このような規則を応用して、これまで問題を解いてきたかもしれませんが、実は否定形でも直接法が用いられる例外が数多く存在します。

 

ここからはそのような例外について詳しくご紹介させていただきますので、是非参考にしてみてください。

 

【評価に関する動詞】直接法を使う例外4種(否定疑問・否定命令・間接疑問形・否定的に言及)

これまで否定的な意見などを表す際は「接続法」を用いると学んできました。

しかしながら、B2レベルになるとそんな「否定的な意見」でも「直接法」を用いる例外というものが出てくることが分かりましたね。

それらの例外は、接続法を用いるような形に見えても、直接法を使わなければならない文法なため、かなりややこしいですが、みていきましょう!

 

以下に直接法を用らなければならない文法を4種まとめてみました。

  • 否定的な命令形の従属節は直接法
  • 否定的な意見の疑問文の従属節は直接法
  • 接続詞に疑問詞が使われる意見は従属節が直接法
  • 話者が否定的な形式で言及する場合は従属節が直接法

このような場面で私たちは「直接法」を用いる必要があります。

 

ではここからはそれぞれの文法について詳しくご説明させていただきます。

 

【評価に関する動詞】否定的な命令形の場合、従属節は直接法

まず最初に「否定的な命令形の従属節」は直接法を用いるという文法についてご説明させていただきます。

命令形はA2レベルで学んだかと思いますが、否定的な命令形は「接続法」で表しましたね。

より複雑な否定命令文を作りたいとき、その従属節には「直接法」を用います。

 

【Por ejemplo:例文】

  • No creas que estoy enfadado contigo.
    私があなたに怒っているとは思わないでください。
  • No digas que este ejercicio es difícil.
    この練習問題を難しいとは思わないでください。
  • No pienses que te voy a prestar dinero otra vez.
    私があなたにもう一度お金を貸すとは思わないでください。

 

このように、文を見るだけだと否定的な意見に見えますが、命令形なため従属節では直接法を用いるので、しっかりと見分けられるようにしましょう。

 

【評価に関する動詞】否定的の疑問文の場合、従属節は直接法

続いて、否定的な意見の疑問文の従属節についてご紹介させていただきます。

B1レベルでは否定的な意見の後ろにつく従属節の動詞の形は「接続法」であると学びましたね。

しかしながら、そんな否定的な意見が疑問形になったとき、私たちは「直接法」を使わなければなりません。

 

【Por ejemplo:例文】

  • Cállete, por favor. ¿No has visto que estoy estudiando?
    静かにしてください。私が勉強しているのが分かりませんか?
  • ¿No te piensas que ella está muy rara últimamente?
    最近の彼女はとても変だと思いませんか?

 

意見や知覚などを表す文の従属節は、肯定文なら「直接法」、否定文なら「接続法」と習ってきたため、とても違和感を覚えますね。

そんな意見や知覚を表す文が疑問形になった場合、その従属節は「直接法」を用いらなければならないので注意してください。

 

【評価に関する動詞】接続詞に疑問詞が使われる場合、従属節は直接法

続いて、普段は”que"が入る接続詞に疑問視が使われた場合についてご説明させていただきます。

この場合も、従属節の動詞は直接法となります。

 

【Por ejemplo:例文】

  • No recuerdo Cómo se llama ese actor, pero es súper famoso.
    その俳優の名前は覚えていませんが、彼はとても有名です。
  • No puedo decirte quién lo ha hecho porque no lo sé.
    私は知らないので、誰がそれをやったかいうことができません。
  • No sé dónde está el gato. ¿Tú lo has visto por ahí?"
    猫がどこにいるのかわかりません。君は周りを見てみましたか?

 

【評価に関する動詞】話者が否定的な意味で言及する場合、従属節は直接法

最後に、話者が否定的な意味で言及する場合についてご説明させていただきます。

こちらも他の評価に関する文法と同じく、従属節が直接法となります。

 

【Por ejemplo:例文】

  • Mis vecinos hacen mucho ruido hasta muy tarde porque no se dan cuenta yo madrugo para ir a trabajar.
    近所の人たちは、私が早く起きて仕事に行くことに気づいていないので、遅くまで騒がしい。
  • Los fumadores no entienden que molestan a los demás.
    喫煙者は自分たちが他の人に迷惑をかけていることを理解していない。
  • Luis no se ha enterado de que su tío murió hace meses.
    ルイスは叔父が数ヶ月前に亡くなったことを知らなかった。

 

まとめ

ここまで評価に関する直接法を用いらなければならない例文についてご紹介させていただきました。

否定的な命令形、否定的な意見の疑問文、接続詞に疑問詞が使われる意見、そして話者が否定的な形式で言及する場合は、従属節が「直接法」になります。

間違えやすいですが少しづつ覚えて、使いこなせるようにしましょう。

 

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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