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【スペイン語文法】接続法現在完了の特徴と例文、直接法現在完了との違い(DELE:B1)

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はるカタルーニャです。本日は「接続法の現在完了を用いた過去形に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では接続法現在完了を使うとどのような過去形が作られるのか、接続法現在完了の特徴や直接法現在完了との違いついて、例文を用いてご説明させていただきます。

過去形は日常的に使うので、直接法と接続法を使い分けられるように覚えていきましょう!

 

【接続法現在完了】の特徴と直接法現在完了形との違い(不確実なや感情、否定的など)

接続法現在完了の文は、" Haber "という単語を「接続法現在形」にしたものと「過去分詞」を組み合わせることによって作ることができます。

接続法現在完了は、直接法現在完了と同じく、ある出来事が完了してはいるものの、現在と関係があったり、これまでの経験を表したい時に用いられます。

また、それに加えて、接続法現在完了は以下のような場合に使われます。

  1. 疑わしいとき
  2. 否定的な意見
  3. あるかわからない物、人について話す
  4. 感情が入る文
  5. 希望

【Por ejemplo:例文】

  1. Dudo que haya comido todos.(彼女が全て食べたのか疑わしいです。)
  2. No creo que ellos hayan estado en España.(彼らがスペインに行ったことがあるとは思いません。)
  3. Buscamos una película que haya tenido buenas criticas.(私は高く評価された映画を探しています。)
  4. Siento que te haya molestado.(君の邪魔してしまい申し訳ありません)
  5. Espero que hayan terminado sus examen.(あなたたちがもう試験を終えていることを願います。)

このように、接続法現在完了形は話したいことの「事実がわからない」場合に使います。

主語が話したいことについて知らなかったり、曖昧だったりした場合に直接法ではなく接続法が用いられます。

そして、最も重要なのは、主節が「現在形」または「未来形」で、その後ろに続く内容がその主節よりも「過去」な場合に使われると言うことです。

 

例文を見ていただくと、主節は全てDudo queやNo creo que、Buscamos una película queのように現在形が使われていますね。

そしてその後ろに来ている文は過去の形になっていることがわかります。

接続法現在完了形は文の最初に用いられることがほとんどなく、必ず自分の意見や、願い、状況説明が先に述べられています。

 

そして、これらが直接法現在完了形との違いとなります。

 

【接続法現在完了】の作り方(Haberの接続法現在形 + 過去分詞)

続いて、接続法現在完了の文を作る際に用いられる” Haber "という単語についてご説明させていただきます。

” Haber "は主語によって6つに変化し、また現接続法在完了の文を作りたいときの" Haber "は「接続法現在形」にして使います。

 

主語 Haber
Yo(私) haya
Tú (君) hayas
Usted /Ello /Ella(あなた、彼、彼女) haya
Nosotros /as(私たち) hayamos
Vosotros /as(君たち) hayáis
Ustedes /Ellos /Ellas(あなたたち、彼ら、彼女ら) hayan

 

スペイン語には完了形がかなりたくさんありますが、一つずつしっかり覚えていきましょう。

 

【よく使われる過去分詞】全23種類の一覧表

過去分詞は不規則系を除いて以下のような法則があります。

動詞(例) 語尾の変化(例)
ar動詞(viajar:旅行する) -ad(viajado)
er動詞(comer:食べる) -id(comido)
ir動詞(vivir:住む) -id(vivido)

 

過去分詞の不規則系もかなりの数がありますが、とりあえずは以下のよく使われる動詞を覚えましょう。(太字はかなりの確率で使われます。)

〜語尾が-toで終わる〜

escribir(書く) escrito
romper(壊す) roto

 

poner(置く) puesto
componer(組み立てる) compuesto
exponer(展示する、述べる) expuesto
oponer(示す、反対する) opuesto

 

abrir(開ける) abierto
cubrir(覆う、あびせる) cubierto
descubrir(発見する) descubierto
morir(死ぬ) muerto

 

ver(見る) visto
prever(予想する) previsto

 

volver(戻る) vuelto
devolver(返す) devuelto
envolver(包む) envuelto
resolver(かき混ぜる) resuelto

 

〜語尾が-choで終わる〜

hacer(する) hecho
deshacer(壊す) deshecho
satisfacer(満足させる) satisfecho

 

decir(言う) dicho

 

まとめ

スペイン語の接続法現在完了形は、主節が現在、または未来形で、その後ろに着く文「従属節」の内容が主節以前の時制の場合に、従属節の中で用いられることがわかりました。

また、主節は願いや感情、否定などを表し、不確実である場合に接続法現在完了形が使われます。

直接法現在完了形と混ざってしまうかもしれませんが、使い分けていきましょう。

 

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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