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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ウガンダ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にウガンダへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ウガンダってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 カンパラ
・通貨 ウガンダ・シリング(Uganda Shilling)
・時差 6時間日本より遅れている
・言語 英語、スワヒリ語、ルガンダ語
・電圧 240V、50Hz
・コンセント Gタイプ、BFタイプ
・面積 24.1万平方キロメートル(ほぼ本州大)(陸地面積19.7万平方キロメートル)
・気候 乾燥気候、亜熱帯気候
・経路 エチオピア航空やエミレーツ航空などの経由便の利用が一般的。
総フライト時間は17時間~※直行便なし。
・祝日 10月9日(独立記念日)
・産業 農林水産業、製造・建設業、サービス業等
・挨拶 Wasuze otya(ワスゼ オチャ)→おはよう、Gyebale ko(ジェバレ コ)→こんにちは
Yee(イー)→はい、Nedda(ネッダ)→いいえ
言語
ウガンダの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ウガンダの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
「英語」が主に公用語とされていますが、2005年には「スワヒリ語」も公用語として認定されました。
しかしながらスワヒリ語は話者が少なく、北部を除いて共通語としても普及していないため、ウガンダ国内における重要性はそれほど高くないようです。
また、他にもこんな言語が使われています!
- ガンダ語
- ソガ語
- マサバ語
- ニャンコレ語
- ニョロ語
- キガ語
- テソ語
- ルオ語
- ランゴ語
- トロ語
このようにウガンダでは多くの民族言語が使われています。
中でも「ガンダ語」は首都カンパラを中心に使用頻度が高い言語となっており、旧ブガンダ地域を中心に国内の多くの地域において共通語として通用します。
豆知識ですが、「ウガンダ」という国の名は「ブガンダ王国」のスワヒリ語名称にちなんでいます。
英語は使えるの?
2005年まで「英語」は、ウガンダで唯一の公用語となっていました。
またウガンダでは小学生になると、授業は英語で行われ教科書も英語で書かれているため、多くのウガンダ人は英語をよく使います。
英語はウガンダでは事実上の共通語となっているため良く通じるようです。
気候・位置
続いて、ウガンダの気候と位置について紹介します!
アフリカ大陸はとても広く、多くの国が存在していますね。
まずウガンダはアフリカのどこにあるかというと…アフリカ大陸の東側に位置しています。
共和制国家であり、正式名称が「ウガンダ共和国」である、通称「ウガンダ」は北に「南スーダン」、東に「ケニア」、南に「タンザニア」、南西に「ルワンダ」、そして西に「コンゴ民主共和国」と国境を接している内陸国です。
では一体ウガンダでの気候はどうなっているのでしょか。
アフリカの気候というととても暑いイメージがありますよね。
そんなアフリカの国ウガンダは赤道直下に位置するものの、気候は地域によって異なります。
ウガンダの南部は一年を通して雨が多く、中でもヴィクトリア湖北岸の「エンテベ」という地域の雨期は3月~6月と11月~12月となっています。
一方ウガンダの北部では乾季が多く、南スーダン国境から120kmのグルでは11月から2月が非常に乾燥しています。
コンゴ共和国に近い南西部の地域「ルウェンゾリ」もまた「エンテベ」と同じく雨が多く、首都カンパラも「ルウェンゾリ」や「エンテベ」にのような気候となっています。
ちなみにビクトリア湖が気候に大きく影響しているようで、気温の変化を妨げ、雲と雨を発生させているみたいです。
気温は1年を通して25℃~28℃とそこまで暑くはならないようです。
衣服
ここからはウガンダの伝統衣装について紹介していきます!
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
しかしながら、ウガンダの伝統衣装はそこまで露出的でもありませんでした。
ウガンダでとても有名な伝統衣装はいくつかあります。
そのうちの一つ目は「ゴメス」
ウガンダでは中央部に住むガンダ族の伝統衣装としてゴメス(Gomesi)が代表的です。
主に女性が着る衣装として知られており、角ばった肩の袖と、長い裾のワンピースにゆったりと大きめの帯を巻いたシルエットが大きな特徴です。
主に、結婚式やクワンジュラ(Kwanjula)と呼ばれる、女性が両親に結婚相手を紹介するセレモニーなどで着用されています。
また、腰には「キタンバラ(Kitambala)」と呼ばれる大きな帯を巻きます。
こちらも基本的に結婚式など晴れ着にのみ使用されています。
次に紹介するのは様々なアフリカの国で有名な「チテンジ」
チテンジとは、東アフリカ地域全般で見られる、ドレス用の布地「キテンゲ」のことで、ウガンダでは「チテンジ」「チテンゲ」と呼ばれています。
セレモニーで着用されるゴメスに対し、チテンジは普段着として着用される伝統衣装です。
そして、ウガンダの男性の伝統衣装として代表的なのは、カンズ(Kanzu)です。
カンズは、19世紀後半以降にアラブ商人たちによってもたらされた綿布製の伝統衣装です。
シンプルな白色で作られた、くるぶしまでの長さのゆったりとした服装で、ウガンダやタンザニアなど、スワヒリ人男性の標準的な衣服とされていました。
また、首都から離れた地方の伝統衣装でも有名なのが「エミシャナナ(Emishanana)」です。
エミシャナナとは、ウガンダ西部で見られる、セレモニー用の伝統衣装です。
一般的に女性の片方の肩からベールをかけた衣装のことを指します。
男性は、西部でも結婚式の衣装として先述の「カンズ(Kanzu)」を着用することが多いようです。
では、私たちは一体どのような服装をすれば良いのでしょうか?
ウガンダでもたいていの人は私たちが普段着ているような服を着ています。
そのため日本から気候に合う服を持て行く方が過ごしやすいかもしれません。
ちなみにウガンダは国土の大半が平均高度1200mにあり、東部から南部はサバナ地帯とビクトリア湖があるため、気温が暑すぎると言うことはありません。
年平均気温は23℃なため過ごしやすい気候です。
しかし国土の西側から北側に連なる山岳地帯は、天候が変わりやすく、朝夕の冷え込みも厳しいです。
特に北方は極度に乾燥し、砂漠地帯となっています。
そのため年間を通して夏物の衣類で十分ですが、朝晩の冷え込みに備えて上着を持って行くことをおすすめします。
また乾季には帽子を、雨期にはレインコートや傘を持って行くと良いでしょう。
あとは、短パンやミニスカートなどは文化や宗教上控えた方が良さそうです。
最後に食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もあるようなので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも持って行くのが良いかもしれませんね。
代表的な食事
続いて、ウガンダでの食事について。ウガンダには様々な主食があります!
日本人の主食でもある米やパンに加え、マトケ(食用バナナ)、ポショ(トウモロコシの粉を練って作った、餅のようなもの)、キャッサバ(タピオカの原料にもなっている芋の一種)、ジャガイモなどがウガンダの主食です。
マトケは多分アフリカ全体で「プラントバナナ」と呼ばれる食べ物で、ポショは「シマ」のことだと思います。
副菜には野菜や肉、豆がよく使われています。
野菜はなすやキャベツ、オクラなどで、肉はヤギ肉を食べることが多く鶏肉、豚肉、牛肉の順によく食べられています。
そんな野菜や肉、豆をピーナッツペーストやトマトで煮込ンだものがウガンダ料理の主流となっています。
ここまで見てみると、ウガンダでは様々な材料を使って料理が作られていることがわかりますね。
しかしながら、内陸国であるウガンダでは魚がとても貴重な食料となっているようです。
そのためビクトリア湖をはじめとした湖でとれる「ティラピア(白身魚の一種)」はウガンダ人の大好物となっているようです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
まず、穀物の粉を湯で練り上げたアフリカ伝統の食品である「ウガリ」について。
大抵はキャッサバ粉で作られる「ウガリ」ですが、北部では雑穀で作られることもあるようです。
またアフリカでは「チャパティ」と言うクレープのような料理がとても有名ですが、その中でもウガンダではそのチャパティに野菜を入れて食べる「ロレックス」がよく食べられています。
高級時計と同じ名前である「ロレックス」は、日本で言う「おかずクレープ」のような食べ物です。
ロレックスを作るときに必要なチャパティはインドなどでも食べられてるようです!
ウガンダはインドと同じくイギリスの植民地だったため、様々なインド料理がウガンダでも食べられています。
カレーなどもあるようなので、1度はウガンダのカレー食べてみたいですね!
飲み物はお茶(チャイ)や「カワ」と呼ばれるコーヒーがよく飲まれています。
チャイはスパイスを入れて飲むこともあり、インド気分をウガンダで味わうことができそうですね。
また西洋のビールもよく飲まれていて、バナナや雑穀から作る「ボンベ」という発酵ビールや「ワラジ」と呼ばれる蒸留酒も有名です。
一方でウガンダにはムスリム(イスラム教徒)の人口が多いこともあり、豚料理を食べられるお店がほとんどないようです。
豚肉が食べられない分、ウガンダの人々は「ムチョモ」というヤギ肉の唐揚げを特に好んで食べています。
他にもウガンダの現地料理が食べられるレストランでは、大きなお皿に山盛りの食べ物が出てくるので、注文の際には半分だけ頼むようにしましょう。
またウガンダでは朝食と昼食がメインで、夕食は少なめという人が多いようです。
住居
では続いてウガンダでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ウガンダでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にウガンダ旅できるかもしれないので!
やっぱりどこの国も場所によって金額は変わるみたいで、ウガンダも同じです。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
首都近郊のホテルは、5000円から10000円を超えることもありますが、郊外に出ると2500円台のホテルもありあります。
ウガンダにもアパートメントは存在するので、契約する際はかならずオーナーさんとしましょう。
またウガンダでもAirbnbが普及しています。
そのため携帯でホテルの予約を取ることもできるので便利ですね。
一泊10ドル程度でも綺麗なゲストハウスに宿泊できるようです。
物価と治安
ウガンダの通貨は「ウガンダ・シリング」です。
1ウガンダドル→0.031円(2021/07/7)で、過去5年の変動0.027円~0.078円となっています。
物価について、水(500ml)で500ウガンダ・シリングくらい、食事は5000~6000ウガンダ・シリング、安宿は9000~2000ウガンダ・シリングとなっているようです。
また注意点ですが、水は飲まない方が良さそうです。氷にも注意してください!
続いてウガンダの治安ですが、首都カンパラでは現在は安定しているようですが経済発展が著しく、貧富の差も年々拡大しています。
ダウンタウンに行けば路上で暮らすストリートチルドレンも多いようです。
日本人が歩いていたら物乞いされることも多く、他にもカンパラでは乗り合いタクシー(マタツ)を使った旅行者が、気づかぬ間に財布やスマホを掏られることも多々あるようです。
ウガンダ人も含めれば、小さな犯罪は日常茶飯事で起きています。
また郊外ではインフラ整備が遅れており、現在でも餓死者が出るなど治安が良くない地区も存在しているようです。
文化的特徴
青年海外協力隊としてウガンダに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでウガンダで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、ウガンダ人は外国人に接することが少ないので、打ち解けるのに時間がかかる場合があるようです。
またホームステイなどした際には客をを手ぶらで帰さない慣習があるので、贈り物をされることがあるかもしれません。
ウガンダでは訪問者は贈り物を持ち帰るのがマナーだと考えられているので、もしもらったらいらなくてもその場では受け取っておきましょう。
クレジットカードは一部のホテルなどを除き、ほとんど利用できません。
チップは各人の判断により対応されると良いでしょう。なお、サービス料込みのレストランではチップは不要です。
軍事施設、大統領公邸、空港および兵士の撮影は禁止となっているため注意してください。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
ウガンダはイギリスの植民地となっていた影響が大きい反面、アフリカの大半で食べられている料理も存在するなど、様々な国が合わさった料理が楽しめそうですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!