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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ウルグアイ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にウルグアイへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ウルグアイってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 モンテビデオ(約175万人)
・通貨 ペソ
・時差 12時間日本より遅れている
※サマータイムはありません(2015年までは行われていました)
・言語 スペイン語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプC、タイプF、タイプI、タイプO、タイプL
・面積 17.6万平方キロメートル(日本の約半分)
・気候 温暖湿潤性気候
・経路 北米及び南米の都市を経由するのが一般的。
※直行便はなく、乗り換えは2回以上からか多く、所要時間は約27〜34時間
・祝日 8月25日(独立記念日)
・産業 農牧業、製造業(特に商品加工)、サービス業
・挨拶 ¡Hola!(オラ)=やあ!、Buenos días(ブエノス ディアス)=おはようごさいます、Buenas tardes(ブエナス タルデス)=こんにちは、Buenas noches(ブエナス ノーチェス)=こんばんは・おやすみなさい、Adiós(アディオス)=さようなら、Gracias(グラシアス)=ありがとう、De nada(デ ナーダ)=どういたしまして
言語
ウルグアイの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ウルグアイの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ウルグアイでは以下の言語が主に使われています。
- スペイン語(リオプラテンセ・スペイン語)
- ポルトガル語(フロンテイリソ方言)
- アラビア語
公用語は憲法上では明記されてはいませんが事実上「スペイン語」となっています。
しかしながら、ウルグアイで話されるスペイン語は「リオプラテンセ・スペイン語」とも呼ばれ、結構訛っているためスペイン語初心者には聞き取りにくいことがあるそうです。
また、ブラジルとの国境付近ではポルトガル語が話されている地域もありますが、こちらも「フロンテイリソ方言」と呼ばれており、訛りがあるそうです。
加えて、ブラジル国境付近のリベラ市にはアラブ人のコミュニティが存在し、「アラビア語」も少なからず話す人がいます。
ちなみにウルグアイの正式名称は、スペイン語で「República Oriental del Uruguay(レプブリカ・オリエンタル・デル・ウルグアイ)」で、日本語では通常「ウルグアイ」もしくは「ウルグァイ」と表記されることもあります。
「ウルグアイ」という国名は、西部を流れる「ウルグアイ川」に由来しており、グアラニー語で「uru」は「ウル」という鳥の名前から、「gua」は「飛ぶ」で、「y」は「川」を意味していると言われています。
英語は使えるの?
ウルグアイではスペイン語やポルトガル語が主に話されるため、英語はほとんど通じません。
特に観光地化された地域の上級レベルのレストランやホテルでは一部通じるところもある可能性がありますが、本的にはみんな英語を話すことができないため、日常会話レベルのスペイン語を覚えていきましょう。
スペイン語はローマ字読みできるほか、英語と似た単語も多いため学習するのにおすすめの言語となっています。
気候・位置
「ウルグアイ東方共和国」通称ウルグアイは、、南アメリカ南東部に位置する共和制国家で、北と東に「ブラジル」、西に「アルゼンチン」と国境を接し、また「南」は大西洋に面しています。
ウルグアイは19県で構成され、首都は「モンテビデオ」で、スリナムに続いて南アメリカ大陸で二番目に面積が小さい国となっています。
また、国土の約88%は可耕地で、平らな荒れ地と緩やかな丘で構成されている影響で牧畜が盛んとなり、アルゼンチンと同じく大牧畜産国とも呼ばれいますが、海岸近くには肥沃な耕作地帯も広がっています。
ネグロ川を境にウルグアイは南北に分けられており、北部のブラジルとの国境付近ではそのままブラジル高原に続くために標高がすこし高くなっています。
森林は国土の約5%しかないため、天然林の伐採は禁止されています。
ウルグアイ国内で最も高い山は「カテドラル山」で、標高は513.66メートルとかなり低くなっています。
続いて気候に関して、ウルグアイは「温暖湿潤性気候」に属しており、高い山がないため夏はブラジルからの熱風を、冬は南極からの冷風を受けます。
南半球に位置するため気候は日本と逆になり、6月が最も寒く、1月が最も暑くなります。
1年を通して、気温は7度〜27度に変化しますが、2度未満または32度を超えることは滅多になく、積雪することも滅多にありません。
湿度は年間を通じて高く、また風邪も強くなっています。
秋になると雨が増え、夏には雷雨になることもよくあります。
衣服
では北米・中南米の国、ウルグアイにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ウルグアイの民族衣装には、「ポンチョ」と呼ばれる服があります。
ポンチョは以前日本でも流行り、全身を包み込める足を入れないレインコートのような形をしています。
ポンチョは18世紀末、アルゼンチンやウルグアイのパンパ(大草原地帯)の農村にすむ「ガウチョ(ガウーチョ)」が着用し始めたもので、ポンチョの他にも伝統的な「大きなナイフ」や「ベルトの飾り」、「ブーツ」などがあります。
では、私たちがウルグアイに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ウルグアイは「温暖湿潤性気候」なため過ごしやすい気候となっていますが、季節の変化は存在し、夏は暑く冬は寒くなります。
夏場は日中、半袖で過ごせますが、朝晩は冷え込むことがありますので、羽織物や上着など、簡単に重ね着できるものがあったら便利です。
冬にあたる6~8月は冷えるので、東京の冬に着用するような暖かい服装が必要となります。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ウルグアイでの食事について、ウルグアイで有名な主食は「パン」です。
しかしながらウルグアイ人は「お肉」が大好物なため、肉も主食といっていいほど食べられています。
その他「ポレンタ」と呼ばれるとうもろこしを粉末状にしたものや、「お米」も食べられることがあります。
お肉は「アサード」や「チュラスコ」、「チョリソ」といった料理がよく食べられ、イタリアの移民が多い影響もあり「パスタ」もよく食べられています。
またウルグアイでは「マテ茶」もよく飲まれ、ウルグアイではマテ茶に砂糖を入れないで飲むことが多いそうです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは、ウルグアイの国民的料理である「チビート」について。
チビートは「子ヤギ」という意味がありますが、実際にはヤギ肉ではなく牛肉が使わています。
その他ハムやベーコン、モッツァレラチーズやレタス、トマトや卵をパンで挟み、マヨネーズで味付けをして完成で、言うなればウルグアイ風のサンドイッチです。
次に紹介するのは「アサード」と呼ばれるラテンアメリカで有名な肉料理です。
アサードは「焼いた」という意味があり、薪をつかってウルグアイ人の大好物であるお肉を焼いて作ります。
味付けは塩胡椒のみのものが多く、至ってシンプルな料理となっています。
「ミラネーゼ」はイタリアから渡ってきたミラノ発祥の料理で、牛肉で作った薄いカツ料理です。
ウルグアイ以外にも隣国でよく食べられている料理でもあります。
最後に「マテ茶」と「ビスコッチョ」について紹介します。
ウルグアイでは朝起きたらまずお湯を沸かし、マテ茶を飲むことから1日が始まります。
マテ茶は家族や友達と回し飲みするのが普通で、「ビスコッチョ」と呼ばれる小さな菓子パンと共にいただきます。
住居
続いてウルグアイでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ウルグアイでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にウルグアイ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ウルグアイの通貨は「ウルグアイ・ペソ」です。
1ウルグアイ・ペソ→3.12円(2022/5/11)で、過去5年の変動2.39円~3.90円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- ミネラルウォーター、1本 約20ウルグアイ・ペソ=約62円
- 清涼飲料水、1本 約41〜80ウルグアイ・ペソ=約130〜250円
- ビール(国内産)、 500ミリリットル 約64ウルグアイ・ペソ=約200円
- チョコレート菓子、1袋 約$49ウルグアイ・ペソ=約155円
- ホットドック、1本 約30ウルグアイ・ペソ=約93円
- ファーストフード店、1食 約224〜320ウルグアイ・ペソ=約700~1,000円
- 安宿、1泊 約450ウルグアイ・ペソ=約1,400円
- 3つ星ホテル、1泊 約2,567ウルグアイ・ペソ=約8,000円
このように、ウルグアイの物価は日本と比べ少なからず安くなってはいますね。
しかしながら、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、ウルグアイの治安は全体的には良いと言えます。
外務省も危険レベルを出していないため、怯え過ぎる必要はありませんが、少年犯罪への法規制が甘いこともあり、若者の強盗、ひったくり、スリや物乞いを装った恐喝などの路上犯罪が多発しているため、用心するに越したことはなさそうです。
平日の昼間は街に人が多くいため安心できますが、夕方から夜にかけては治安が悪化することもありますので、ひとり歩きは避け、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてウルグアイに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでウルグアイで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、ウルグアイでは挨拶で、会った時や別れる時にほっぺにキスをします。
スペインを含むヨーロッパでも有名な挨拶文化ですが、お辞儀や握手が挨拶となる日本人にとっては少し勇気がいりますね。
また、ウルグアイ人は時間にルーズな国民性で、パーティーなどに招待されても15くらい遅れていくことがマナーとなっているようです。
日本とは真逆ですね。
最後にマテ茶のマナーですが、飲み切るのがルールとなっているようなので気をつけましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
マテ茶を回し飲みする文化や挨拶でチークキスをする文化はあまり日本で馴染みがないためできるか心配です。
お肉の消費量が世界一とも言われるウルグアイの肉料理は絶対に美味しいので、行ったらぜひ食べてみたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!