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はるカタルーニャです。本日は「中央アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ウズベキスタン」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にウズベキスタンへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ウズベキスタンってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 タシケント(Tashkent)
・通貨 スム(Sum:1994年6月27日導入)
・時差 4時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 国家語はウズベク語(テュルク諸語に属する。但し、タシケント、サマルカンド、ブハラ等主として都市の諸方言はペルシア語の影響を強く受けている)。またロシア語も広く使用されている。
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプC、タイプSE、まれにタイプA
・面積 44万7,400平方キロメートル(日本の約1.2倍)
・気候 乾燥帯気候、内陸性気候、大陸性気候
・経路 直行便があるため成田国際空港からズベキスタン航空へ入るのが一般的、またアシアナ航空や大韓航空などのソウル経由便、イスタンブール経由便もあります。
※直行便でタシケントまで約9時間
・祝日 8月31日(独立記念日)
・産業 綿繊維産業、食品加工、機械製作、金、石油、天然ガス
・挨拶 こんにちは=Assalomu alaykum(アッサラーム アライクム)、さようなら=Хайр(ハイル)、ありがとう=Rahmat(ラフマット)、ごめんなさい=Кечирасиэ(ケチレスィズ)
言語
ウズベキスタンの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ウズベキスタンの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ウズベキスタンでは以下の言語が主に使われています。
- ウズベク語
- ロシア語
- タジク語
- ブハラ語
- カラカルパク語
- カザフ語
- キルギス語
- クリミア・タタール語
- 高麗語
公用語は「ウズベク語」のみと制定されていますが、ソ連時代まではロシア語も公用語とされていたため共通語・準公用語のような位置にあります。
ウズベク語はラテン文字表記ですが、キリル文字での表記も行われ、母語話者は全体の74.3%となっています。
またロシア語は人口の14.2%に当たる人々使っており、タジク語も少なからず使っている人がいます。
他にもごく少数ですが、ブハラ語、カラカルパク語、カザフ語、キルギス語、クリミア・タタール語、高麗語をつかっている人もいて、そのためウズベキスタンは多言語国家と言われれいます。
ちなみに国名は、ウズベク人の自称民族名 「Oʻzbek(ウズベク)」と、ペルシア語で「~の国」を意味する 「-stan (スタン)」の合成語で、「ウズベク」はテュルク語で「自身が主君」を意味し、ウズベク・ハンの名に由来するといわれています。
英語は使えるの?
残念ながらウズベキスタンでは英語はほとんど通じないようです。
可能性は低いのですが、若者の中には少し英語を話せる人も少なからずいるようです。
しかしながら基本的に英語は通じないと考えましょう。
一方でロシア語は話せる人が多いようなので、少しでも勉強が出来たらロシア周辺国を安心して旅できそうですね。
気候・位置
「ウズベキスタン共和国」通称ウズベキスタンは、中央アジアに位置する共和制国家で、北と西に「カザフスタン」、南に「トルクメニスタン」と「アフガニスタン」、東に「タジキスタン」、「キルギス」と国境を接しています。
またウズベキスタンは世界に二か国しかない、国境を最低2回越えないと海に達することができない「二重内陸国」のひとつであることに加えて、海と繋がる河川がない「内陸流域」という特殊な環境にあります。
このため、灌漑農業用地や河川流域のオアシス似た地は国土の10%にも満たず、集中的に農業が行われています。
残りの国土は広大なキジルクム砂漠と険しい山々で占められています。
続いて気候に関して、ウズベキスタンの大部分は「大陸性気候」であり、平均降水量は年間100~200mmと非常に少ないため砂漠が広がり「乾燥気候」に属します。
このため人口密度は山岳地帯の東部の方が高く、土地の平坦な西部は低くなっています。
夏はかなり暑く、40度を超える時が多く、45度以上になることもしばしばあります。
しかしながら日本と比べてウズベキスタンは湿度が極端に低いため、日本の夏のような蒸し暑さはなく、日陰に入れば涼しく感じるほどだそうです。
冬は平均的な気温は-約2度で、耐えられそうかと思いきや-40度まで下がることもあるらしいので、服装には十分注意が必要です。
また朝晩は気温が下がるので、昼夜の寒暖の差が激しいのも特徴となっています。
衣服
中央アジアの服装はイスラム文化の影響もあり、露出を抑えるためにスカーフまとっている姿をイメージされる方が多いのではないのでしょうか。
そんな中央アジアの国ウズベキスタンでは男女によって伝統的な衣装が違います。
まず男性ですが、地味な背広に「ドッピ」と呼ばれるムスリムの帽子を被っていることが多いそうです。
ドッピはお祈りの時に額を床につけるので、つばのない形をしており、地方によって、形や色、デザインが違ってきます。
冬には「チョポン」と呼ばれるガウンのような上着を着ることも多く、加えて「ベルボック」という鮮やかな色の帯を腰のところで結び、フェルガナ方面の男性はそこにナイフを刺す伝統があるそうです。
一方女性はゆったりとしたズボンの上に華やかなワンピースを着ます。
女性の服装は帽子やワンピースにも刺繍の入った物が好まれ、お祭りなどがあった際には、若い女性は髪を細長い三つ編みにするスタイルが受け継がれているそうです。
また、ムスリムの女性は「ルモール」と呼ばれるスカーフを被り、髪を隠すのが、一般的な身だしなみとされています
宗教や民族によって服装は異なり、シーア派は素肌が見えないように全身を覆いますが、スンニ派はほぼ自由。
こんな感じで、ウズベキスタンでは女性でも自由な服装が認められています。
ウズベク人の男性はを着て、です。ドッピとはで、。これもも違います。また、冬の装いはと呼ばれる。というで、ります。
女性はています。地方の慣わしになっています。。
う、チャドルやブルカなどの服しか着ませんが、です。 ですので、ウズベキスタンでは服装が認められており、旅行者も自由な服装で問題ありません。 ただ、危険回避という意味では、イスラム教徒の人々と同じような服装をするべきでしょう
では私たちがウズベキスタンに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
旅行者も自由な服装で問題ありません。
気候に合わせて日本から着やすい服をもっていくのがいいでしょう。
四季はほとんど日本と変わりませんが、地域によって気温差があるため、行く場所が決まったらそこの気候に合わせて服を持っていきましょう。
参考として春は暑い日と寒い日の差が極端で、時折雨も降るので重ね着用の上着や雨具が必要です。
夏はほとんど雨が降らず、乾燥しているため暑いですが肌の露出は控えめにし、帽子、サングラスなどの日焼け対策があると便利です。
秋は10月に入ると急に冷え込むため、日中は薄着で過ごせても、セーターやフリースなどは持って行った方がいいでしょう。
冬は寒い時期ですが降雪は少ないため雨具はいりませんが、重ね着そ基本スタイルに真冬の防寒具をもっていきましょう。
加えて服装に関する注意点ですが、危険回避という点で旅行客だとしても、現地の人のようにスカーフをまとって行動した方がより安心して行動ができるかもしれません。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもです。
代表的な食事
続いて、ウズベキスタンでの食事について、ウズベキスタンの主食は「ナン」です。
ナンと聞くとカレー屋さんに行ったときに出てくる、とても大きなもちもちの長い二等辺三角形のパンを思い浮かべるかもしれませんが、ウズベキスタンのナンはベーグルに近いそうです。
他に、麺もよく食べられており、これはウズベキスタンでは穀物の収穫量が多いことが影響しています。
また料理に関しては、ウズベキスタンは内陸国なので、基本的に肉料理がメインとなり、中でも羊肉と牛肉が中心になります。
鶏肉はやや高級品で、豚肉は宗教上の理由もあってか、ほとんど市場に出回りません。
牧畜や農業が盛んで、ウズベキスタンの家庭料理では、肉や野菜を多く使います。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
ウズベキスタンでは、ナンや麵のほかに米も食卓に並ぶことがありますが、「サモサ(サムサ、マンティ)」と呼ばれるオーブンや窯で焼かれたパイのもとても人気です。
サモサは小麦粉で作った生地に肉などの具を詰めた後、蒸したり、焼いたり、揚げたりして作ります。
日本でいうなれば餃子のようなもので、キルギスやモンゴルにも似たような料理があります。
またウズベキスタンの国民食として有名なのは「プロフ」で、これは米や肉、ニンジンに加えて玉ねぎなどの野菜を使用して作るピラフに似た料理で、主に主菜として食べられます。
次にスープですが、「シュルパ」が有名で、これは脂肪の多い羊肉の大きな塊と新鮮な野菜から作ります。
他にも「シャシリク」と呼ばれる串焼き料理も有名で、麺料理に関しては「ラグメン(ラグマン)」や「ナリン」がよく食卓に並びます。
ラグメンは中央アジア全域で広く食べられており、一般的にウズベキスタンではトマト風味で作られ羊肉、野菜、唐辛子などの具をかけます。
最後に飲み物に関してですが、ウズベキスタンでは日本のように緑茶を一日を通じ飲みます。
緑茶は国民的な飲料ともなっており、お店に行ったらナンとともに緑茶はセットで出されるほどなんだとか。
また国内にイスラム教進行者が多いウズベキスタンですが、ムスリムにとって飲酒は本来近畿となっていますが戒律が緩いため街中では酒が売られており飲むことができるそうですよ!
住居
続いてウズベキスタンでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ウズベキスタンでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にウズベキスタン旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
ハイアットリージェンシー等の高級ホテルの宿泊ともなると一泊20000円程でかなり高額ですが、海外旅行者の多くが利用するゲストハウスは1人一泊、約1000円前後で高クオリティな部屋に泊まることもできるようです。
ですので、格安ホテルもあれば、高級ホテルもあり、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ウズベキスタンの通貨は「スム」です。
1 スム→0.010円(2021/09/14)で、過去5年の変動0.0099円~0.037円となっており、2017年に一気に0,026から0.013になってからほとんど変動がありません。
物価についてですが、以下のようになっています。
- ミネラルウォーター(1ℓ) 約3000スム=約40円
- 国産ビール(500ml) 約4000スム=約50円
- 大きなパン(1つ) 約3000スム=約40円
- 観光者向けのレストラン 平均50000スム=約650円
- バザール食堂(メニュー1つ) 約3000スム=約42円
- バス 約1000スム~2000スム=約15円~25円
- タクシー(1キロ) 約2000スム=約150円
このように、日本と比べるとかなり安い印象を受けます。
しかしながら、輸入品に関しては、割高となっているようなので注意しましょう。
続いて治安についてですが、ウズベキスタン国境警備隊により警戒が強化され、立入りが制限されている地域があります。
またウズベキスタン国内の治安は平穏状態を保っており、近年、テロ事件は発生していないため安心できそうですが、犯罪統計が公表されていないこともあり、実際の犯罪の発生状況を正確に把握することは困難となっています。
そのためスリや強盗には十分気を付けて、犯罪に巻き込まれないように危険回避を常にしながら行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてウズベキスタンに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでウズベキスタンで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、ウズベキスタンの結婚式についてですが、「トゥイ(to'y)」と呼ばれ数多くのしきたりが存在するようです。
ウズベキスタンの国民にとって結婚式は非常に重要でどの祝い事よりも華やかに祝うそうです。
また食事における文化についてですが、パンはちぎってテーブルに直接置くのがマナーとなっているようです。
他にも「ごちそうさま」のしぐさもあるそうなので、現地に行った際に教えてもらいながら交流できたら楽しそうですね。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
どの行事よりも盛大に祝う結婚式、一度は見てみたいですね!
ウズベキスタンに行ったらたくさん友達作って招待してもらいたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!