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はるカタルーニャです。本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
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早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「バヌアツ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にバヌアツへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】バヌアツってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ポートビラ
・通貨 バツ(VUV)
・時差 2時間日本より進んでいる ※サマータイムなし
・言語 ビスラマ語(ピジン英語)、英語、仏語(いずれも公用語)
・電圧 240V、50Hz
・コンセント タイプB3、タイプC、タイプO
・面積 1万2,190平方キロメートル(新潟県とほぼ同じ大きさ)
・気候 熱帯雨林気候
・経路 オーストラリアやニュージーランド経由でバヌアツへ入るのが一般的
※直行便なし。乗り換えは1~3回。バヌアツまでは飛行機でおよそ10~15時間で
・祝日 7月30日(独立記念日)
・産業 農業、観光業
・挨拶 Gudmoning(グッドモニング)=おはよう、Tata(タタ)=さようなら、Sori tumas(ソーリ トゥマス)=すみません
言語
バヌアツの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、バヌアツの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
バヌアツでは以下の言語が主に使われています。
- ビスラマ語
- 英語
- フランス語
- レナケル語
- グナ語
- ウリピブ語
- モタ語
- エマエ語
- メレ・フィラ語
- フトゥナ・アニワ語
公用語は「ビスラマ語」、「英語」、「フランス語」と3つ存在し、中でもビスマラ語と英語が主に使われています。
それらの公用語の他にも、バヌアツには100以上の地方言語があり、レナケル語はバヌアツのタンナ島で使われており、話者数は1万を超えています。
他にもグナ語はエファテ島で、ウリピブ語もマレクラ島で両言語ともに話者数が9千人を超えています。
ビスラマ語に関しましては、英語を基本として構成されていて、そこに大洋州諸語のポリネシア諸語や南オセアニア諸語、そしてフランス語が混ぜ合わさってできた言語で、共通語としての役割を担っています。
バヌアツの人々は、普段は自分の出身地の言語を使い、他の村や島ではビスマラ語を主に使うそうです。
またバヌアツには、一筆書きで描かれる「砂絵」という絵文字文化があります。
ちなみにバヌアツと言う国名はメラネシア系の言葉「バヌア(土地)」と「ツ(立つ)」の合成語で「我々の土地」「独立した土地」といった意味があります。
英語は使えるの?
主に使われている言語はビスラマ語ですが、英語と似通った点も多く、都市部では大体英語が通じるそうです。
しかしながら英語が通じるとはいえ、行く村で話されている言語がもしわかっていたら挨拶程度覚えていった方が、コミュニケーションをとる上で楽かもしれません。
気候・位置
「バヌアツ共和国」通称バヌアツは、南太平洋のシェパード諸島の火山島上に位置する共和制国家で、西に「オーストラリア」、北に「ソロモン諸島」、東に「フィジー」、そして南に「フランス海外領土のニューカレドニア」があります。
バヌアツは800㎞にわたって北北西から南南東に連なる83の島からなっており、そのうちの70の島有人島となっています。
バヌアツの中で最大の島は「エスピリトゥサント島(3947km2)」で、この島にある「タブウェマサナ山 (1878m) 」がバヌアツ国内で一番高い山となっています。
またバヌアツにある約半分の島は火山島となっており、その中でもアンブリム島、タンナ島、ロペヴィ島は活火山としての活動が活発なことで有名です。
日本と同じ火山のある国特有ですが、バヌアツでも地震が多く発生し、近海ではたびたびマグニチュード7超の強い地震が起きています。
続いて気候に関して、バヌアツは800㎞にわたるその全域が「熱帯雨林気候」に属しています。
また海洋性の特色も持ち、南島貿易風の影響も受けて、5月から10月にかけては気温が低下します。
バヌアツは南半球に属していることもあり、日本とは季節が真逆になるため、11月から3月が夏季、そして6月から9月は冬季となります。
そんな気候特徴を持つバヌアツの首都ポートビラでは、冬季の最高気温は25度、夏季には30度に達します。
最近の日本の夏は40度を超えるほどで、とても暑いため、バヌアツが少し涼しく感じてしましますね。
そして、場所によっては冬期に20度以下になるような地域もあるようですが、年間を通して18度かた30度とすごしやすい気候のように感じられます。
衣服
では、バヌアツにはいったいどのような民族衣装があるのでしょうか。
南の国の服装というとカラフルなワンピースに草の腰掛けや貝殻のネックレスなどを思い浮かべてしまいますよね。
そんな南の国バヌアツで有名な民族衣装は「アイランドドレス」です!
このアイランドドレスは結婚式にお葬式、普段着にパジャマまでどんな場面でも使える服そうなため、バヌアツの人々は愛用しているそうです。
しかしながら、最近では輸入品が増えたため若い人たちは皆私たち日本人が着ているような洋服を着ており、アイランドドレスは年配や妊婦さんが主に着ているようです。
では私たちがバヌアツに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
バヌアツは年間を通して気温が高いため、昼間は基本的に半袖で大丈夫です。
また冬季本番である7月から8月は少し肌寒い日が続くきますので、薄手のカーディガンや羽織り物を持って行くと安心です。
加えて、食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、バヌアツでの食事について。
バヌアツの主食は「イモ」となっております。
他にも「ヤム」や「キャッサバ」「タロ」「クマラ」に加えて、「パンの実」なども食べられています。
アフリカなどでは結構主食として食べられている食用のバナナ(プランテン、プランテーション)も主食となっており、バヌアツでは様々な料理を楽しむことができます。
バヌアツでは、主食である「イモ」類やデザートとしても食べられている「フルーツ」を1年間収穫することができ、また植物の成長が早いという特徴より、国土は狭いながらも牧畜が盛んに行われています。
そのため取れたての物を新鮮なうちに地産地消しており、食卓に並ぶ食事は鮮度の高い物が多いです。
バヌアツは太平洋に浮かぶ他の国に比べて、食糧事情は悪くなく、牛肉なども安価に手に入れることができます。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
バヌアツで有名な国民食とも言える料理は、「ラップラップ(Lap Lap)」という地面を掘って作った天然のオーブンを用いて蒸し焼きにした料理です。
またラップラップの調理法を用いた料理は、バヌアツ付近の太平洋に浮かぶ島国でも受け継がれています。
ラップラップでは主に「キャッサバ」や「ヤム芋」、そして「食用バナナ」を使います。
地面を掘って作られたオーブンにそれらの材料を入れて蒸し焼きにした後、肉や魚をトッピングして食べます。
最後に、バヌアツで有名なドリンクについて紹介します。
それは「カヴァ」という故障の木の根から作られた飲み物で、催眠作用もあり日常的に飲まれているようです。
住居
続いてバヌアツでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、バヌアツでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にバヌアツ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
またバヌアツにある多くの家は、「竹」や「タコノキ」という木材から作られており、全て現地で手に入れることができます。
洪水などの自然災害の多いバヌアツでは、すぐに家が流されたり、壊れたりしますが、材料もあふれていて家も簡素な作りなため、1日で作ることができます。
しかしながら、学校や病院、そして一部の家はコンクリートで造られているため、災害時に復旧がかなり遅れてしまうそうです。
物価と治安
バヌアツの通貨は「バツ」です。
1 バツ→1,01円(2021/11/22)で、過去5年の変動0,86円~1,10円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水、120~150バツ=122円~152円くらい
- ジュース、130バツ=132円くらい
- ランチ、300~650バツ=305円~661円くらい
- 夜ご飯、300~650バツ=305円~661円くらい
- 安宿、1,500~3,500バツ=1526円~3,561円くらい
- 火山ツアー、70000バツ=7123円くらい
物価に関してはそこまで安くはないですね。
バヌアツが国外から輸入している商品に関しては日本より高いくなる可能性もあります。
続いて治安についてですが、バヌアツは南太平洋の島国の中でも特に治安の良い場所として有名です。
日本のようにホームレスや物乞いなどもほとんどいません。
夜間も比較的安全だとされていますが、海外であることに変わりないため十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてバヌアツに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでバヌアツで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、バヌアツでは村に入る際にマナーがあります。
村に入りたいときは、その村の敷地の外で村人が近づいてくるのを待ちましょう。
誰も来なかったら入れないんじゃないかと心配になりますが、大抵は村の子供たちが近寄ってくるそうなので大丈夫そうです。
他にも、日本や世界では礼儀となりますが、バヌアツでは人の家の前に来てノックする行為は失礼に当たるそうなので、案内されるまで待った方が良さそうです。
どこの国でもやってはいけませんが、野菜や果物なども勝手にとって持ち去ることもNGです。
またバヌアツなどに住んでいるメラネシア人は旅行者をココナッツやバナナでもてなすことがあるそうですが、返礼なしに立ち去ってしまうのはマナー違反となってしまいます。
そのため、おもてなしを受けた際には肉や魚などの缶詰、マッチやお茶、ライター、ろうそくや砂糖などをお礼に送りましょう。
最後に、周辺国では男性でさえも上半身裸になってはいけない国もあり、あまり肌の露出は好まれないため、もほどほどに控えた方が良さそうです。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
バヌアツに行ったら、アイランドドレスは絶対に1着はかっておいた方が良さそうですよね!
ラップラップも是非食べてみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!