ヴァチカン完全攻略!人気&おすすめの観光・グルメ・ホテル情報を徹底ガイド|気候・服装・交通まで【世界2周・60カ国渡航済みの旅のプロが解説】

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¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。

本日は「ヴァチカン市国・ヴァチカン完全攻略!人気&おすすめの観光・グルメ・ホテル情報を徹底ガイド|気候・服装・交通」に関する世界の旅情報カフェとなっております!

ご来店ありがとうございます!

早速ですが、この記事ではヴァチカンの人気観光地やおすすめホテル、ヴァチカン市国付近(ローマ)のグルメや絶品レストラン、旅する前に絶対に知っておきたい気候・服装・交通情報について詳しくご紹介します。

こんな方におすすめ
  • 「ヴァチカン旅行で絶対に後悔したくない!」という方
  • 人気観光地から穴場グルメまで、ローマとヴァチカンを効率よく完全攻略したい方
  • 安全で快適なホテルを、世界2周・60カ国渡航済みのプロ目線で選びたい方
  • ヴァチカン市国付近(ローマ)の絶品グルメや伝統料理を、地元民おすすめの店で堪能したい方
  • 気候・服装・交通など、旅のプロが実際に役立った「リアルな情報」 を知りたい方

実はあまり知られていないヴァチカンの名物料理レストランなども、Googleマップ付きでわかりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。

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私は、2023年1月に実際にヴァチカン市国へ初めて行っており、41カ国目、82地域目に旅をした特別な場所でもあります。

そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。
写真なども私が実際に撮ったものでご紹介させていただきますので、ご参考までに。

このブログを読めばわかること
  • ヴァチカンの必見観光スポットと効率的な回り方
  • 治安面でも立地面でも安心できるホテルの選び方と詳細レビュー
  • 地元民に愛される絶品グルメ店と伝統料理の楽しみ方
  • 季節別の気候・服装・交通手段の実体験アドバイス

旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!

目次

ヴァチカン市国の基本情報完全ガイド:首都・公用語から気候・通貨・アクセスまで徹底解説

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の外で撮った友人とのツーショット

まずは、ヴァチカン市国の全体像を掴むために、旅行前に知っておきたい基礎知識からご紹介します。

実際に行って分かった!ヴァチカン市国の魅力と日本人視点でのリアルな体験談

首都はヴァチカン市、公用語はイタリア語、ラテン語でしたが、実際に訪れてみると英語も意外と通じました。

ヴァチカン市国までの道のりは、スリが多いので注意が必要ですが、ヴァチカン市国内は比較的安心できました。

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日本人にとって非常に快適で旅しやすい国だと感じました!

ヴァチカン市国・ヴァチカンの基礎データ一覧:旅行に役立つ基本情報まとめ

さらに詳しい基本情報や、旅行計画に役立つヴァチカン市国とヴァチカンの情報を以下の表にまとめました。

国(首都)ヴァチカン市国(ヴァチカン市)
言語イタリア語、ラテン語
時差日本より8時間遅れ
サマータイム期間は7時間遅れ
世界遺産ヴァチカン市国、ローマ歴史地区、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂
グルメ(ローマ)カルボナーラ、ピザ、ジェラート
おすすめの時期春(4~6月)、秋(9~10月)
直行便日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)が東京(羽田/成田)からローマ(フィウミチーノ)への直行便を運航しています。(2025年8月現在)
渡航手段日本からローマ・フィウミチーノ空港(FCO)へ。
空港からはレオナルド・エクスプレスでテルミニ駅へ(約32分)、その後は地下鉄、バス、タクシー等でヴァチカン市国へ。総飛行時間は約15~20時間が目安です。
航空券予約のコツ!

実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!

特に、カタール航空などの中東を経由する飛行機は燃油代がかからない事が多いです
豊富な石油資源を持つ国の航空会社では、よりお得に旅できるのでおすすめです。

また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。

以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。

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私がヴァチカン市国を旅した際、サン・ピエトロ寺院やヴァチカン美術館などを訪れました。

実は、この旅のメインとして考えていたのが、世界一小さいと言われているヴァチカン市国を一周すること!

では、早速ですがヴァチカンとはそもそもどのような場所なのでしょうか。

300文字解説!ヴァチカンってどんな街?魅力をご紹介

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の外で撮った夜景

ヴァチカン市国は、イタリアの首都ローマに囲まれた世界最小の独立国家です。
カトリック教会の総本山として世界的に知られており、街全体が荘厳な雰囲気に包まれています。
その歴史は深く、1929年のラテラノ条約によってイタリアから独立しました。
独自の文化としては、ヴァチカン美術館に収蔵されるミケランジェロの『最後の審判』に代表される、世界的な芸術作品群が挙げられます。
ヴァチカン観光の最大の魅力は、カトリックの聖地であるサン・ピエトロ大聖堂の壮大さと、そのクーポラから一望するローマの絶景を体験することです。

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そんな魅力だらけのヴァチカンですが、まず最初にどこを観光するべきなのでしょうか?

ヴァチカン観光地5選:初めてでも楽しめる定番スポットから穴場まで徹底解説

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の階段

ヴァチカンに着いたら、「一体どこを観光するべき?」と迷ってしまう方も多いですよね。

世界を旅した私が厳選した、超定番スポットから地元の人しか知らない穴場観光地まで、ヴァチカンの魅力を最大限に堪能できる場所をご紹介します!

ヴァチカン観光地はなんといってもサン・ピエトロ大聖堂がおすすめ!その魅力とアクセス

それでは早速、ヴァチカン旅行で外せないおすすめ観光地5選を、以下の比較表で見ていきましょう。

観光地名Googleマップ
サン・ピエトロ大聖堂Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, バチカン市国
サン・ピエトロ広場Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, バチカン市国
ヴァチカン美術館バチカン市国 〒00120 バチカン
システィーナ礼拝堂バチカン市国 〒00120 バチカン
ヴァチカン庭園Viale Vaticano, 00165 Roma RM, イタリア

観光地同士は距離が離れていることが多いため、時間に余裕を持った計画を立てるのがおすすめ!
1日2〜3ヶ所程度の観光地を回るペースなら、時間に追われることなくゆっくりと楽しめるはずです。

厳選観光地5箇所の詳細もご説明させていただきます。

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一番にオススメしたい観光地は「サン・ピエトロ大聖堂」です。

「サン・ピエトロ大聖堂」はカトリック教会の総本山であり、世界最大級の教会建築物。
ミケランジェロ作「ピエタ」やベルニーニ作「天蓋付き主祭壇」など、ルネサンスからバロック期にかけての芸術の至宝が収蔵されています。

世界遺産: 登録あり(1984年に「ヴァチカン市国」として国全体が世界遺産に登録されています。)
入場料: 無料(クーポラは有料)。ただし、入場には厳しいセキュリティチェックと服装規定(肩や膝が隠れる服装)があります。

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次にオススメしたいのが「サン・ピエトロ広場」

「サン・ピエトロ広場」はジャン・ロレンツォ・ベルニーニが設計した、284本の円柱が並ぶ壮大な楕円形の広場。
ヴァチカンの玄関口として、多くの巡礼者や観光客を迎え入れます。
中央にそびえるオベリスク(古代エジプトの記念碑)も印象的です。

世界遺産: 登録あり(1984年に「ヴァチカン市国」として国全体が世界遺産に登録されています。)
入場料: 無料

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ヴァチカンに来たら外せないスポット「ヴァチカン美術館」です。

「ヴァチカン美術館」は歴代ローマ教皇の膨大なコレクションを収蔵する、世界有数の美術館群。
ラファエロの間や地図のギャラリーなどを経て、最終地点であるシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作「最後の審判」へと至るルートは圧巻です。
ヴァチカン訪問の際はオンラインでの事前予約を強く推奨します。

世界遺産: 登録あり(1984年に「ヴァチカン市国」として国全体が世界遺産に登録されています。)
入場料: 大人 €20.00 (オンライン予約)、€25.00 (現地購入)。料金は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

カタルーニャ

また、システィーナ礼拝堂もおすすめです!

システィーナ礼拝堂」は、ヴァチカン宮殿にあるカトリック教会の礼拝堂です。
ミケランジェロが4年以上の歳月をかけて描いた旧約聖書の場面からなる『天地創造』の天井画と、祭壇の壁一面に描かれた圧巻の『最後の審判』は、ルネサンス美術の最高傑作と称されています。
教皇選挙(コンクラーヴェ)が行われる神聖な場所でもあります。

世界遺産: 登録あり(1984年に「ヴァチカン市国」として国全体が世界遺産に登録されています。)
入場料: システィーナ礼拝堂はヴァチカン美術館の一部のため、単独の入場券はありません。 ヴァチカン美術館の入場料(大人€20.00〜、オンライン予約推奨)が必要です。料金は変更される可能性があります。

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最後に紹介するのは「ヴァチカン庭園」です。

「ヴァチカン庭園」ヴァチカン市国の面積の半分以上を占める、美しく手入れされた広大な庭園。
様々な様式の庭が混在し、噴水や古代遺跡が点在しています。
通常、個人での自由な散策はできず、公式ガイドツアーでのみ見学が可能です。

世界遺産: 登録あり(1984年に「ヴァチカン市国」として国全体が世界遺産に登録されています。)
入場料: 公式ガイドツアーへの参加が必須(有料)。料金はツアー内容により異なるため、公式サイトでの予約・確認が必要です。

ヴァチカン市国観光用のホテル選び完全ガイド:エリア別おすすめホテル

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の絵画

ヴァチカン旅行を最大限に楽しむためには、宿泊するホテル選びが非常に重要ですね!

ここでは、初めての方でも安心して選べるヴァチカン市国観光のための人気エリア別おすすめホテルから、失敗しないホテル選びの秘訣を徹底解説します。

ヴァチカン市国観光向け!おすすめホテル徹底比較:中心部の厳選ホテル3選

ここでは、旅行スタイルや予算に合わせて最適なホテルを見つけられるよう、タイプ別・エリア別におすすめのホテルをご紹介します。

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ローマの観光も視野に入れているなら、市内中心部や中央駅付近が特におすすめです!

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社会人になった今では少しお金に余裕があるので、次ヴァチカンに行ったら3番目に紹介する「Hotel Della Conciliazione」に泊まってみたいです!

Hotel Paolo II

  • エリア: ヴァチカン周辺 / グレゴリオ7世通り
  • 宿泊料金目安: 1泊 €90〜(約14,500円〜)
  • 主要観光地へのアクセス: ローマ・サン・ピエトロ駅から徒歩約10分。
  • おすすめポイント: 屋上テラスからの眺めが素晴らしく、リラックスした滞在が可能です。
  • 口コミ:4.5(510)·3 つ星ホテル
  • 住所: Via Cardinala G.B. G. Glenn, 4, 00165 Roma RM, Italy

Starhotels Michelangelo Rome

  • エリア: ヴァチカン / サン・ピエトロ
  • 宿泊料金目安: 1泊 €120〜(約19,000円〜)
  • 主要観光地へのアクセス: サン・ピエトロ広場まで徒歩約5分。
  • おすすめポイント: 一部の客室からはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラを望めます。
  • 口コミ: 4.4(1,517)·4 つ星ホテル
  • 住所: Via della Stazione di S. Pietro, 14, 00165 Roma RM, Italy

Hotel Della Conciliazione

  • エリア: ヴァチカン / ボルゴ地区
  • 宿泊料金目安: 1泊 €150〜(約24,000円〜)
  • 主要観光地へのアクセス: 大聖堂まで徒歩約5分。
  • おすすめポイント: ヴァチカン観光の拠点としてこれ以上ない立地。
  • 口コミ: 4.4(1,158)·4 つ星ホテル
  • 住所: Via Borgo Pio, 163/166, 00193 Roma RM, Italy

気になるホテルはありましたでしょうか。

中にはキャンセル料がすぐにはかからないホテルもあるため、行くことが決まったら取り合えず予約しておくことをおすすめします!

【価格に関する注意点】
年末年始や大型連休、イベント開催期間中は上記の金額より高くなる可能性があります。
また、為替レートや現地の経済状況により、急な値上がりや変動が発生することもございますので、ご予約前に必ず最新の料金をご確認ください。

ヴァチカン(ローマ)の美食文化:絶対食べたい伝統料理と人気グルメ

イタリアの首都ローマの有名店のパスタ

その土地ならではの食文化は、旅の大きな楽しみの一つです。
ヴァチカンを訪れたら、ぜひ味わってほしい代表的な伝統料理と人気グルメをご紹介します。

カチョ・エ・ペペ

ペコリーノ・ロマーノチーズと黒胡椒だけで作る、シンプルながら奥深い味わいのパスタ。
ヴァチカン周辺の多くのトラットリアで本場の味を堪能できます。

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本場のカチョ・エ・ペペはめっちゃ美味しかったので本当におすすめ!

ピッツァ・アル・タッリオ

四角い鉄板で焼かれたピザを、好きな種類・好きなサイズで注文できる手軽さが魅力。
ヴァチカン美術館の長い待ち時間の前後で、素早く食事を済ませたい時に最適です。

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サルティンボッカ・アッラ・ロマーナとジェラートもおすすめ!

アーティチョークのローマ風 (Carciofi alla Romana)

ローマの冬から春にかけての味覚の王様。アーティチョークを丸ごとニンニクやハーブと共にオリーブオイルで煮込んだ、ほくほくとした食感が楽しめる伝統的な前菜です。

日本では味わえない本場の絶品グルメは、きっと旅の思い出をより豊かにしてくれます!
では、実際にどこで食べられるのでしょうか?

ヴァチカン(ローマ)の伝統料理を味わうならここ!おすすめレストラン厳選リスト

ヴァチカン(ローマ)の伝統料理を手軽に楽しんでいただける人気店をご紹介します。

Pizza Zizza Caffetteria Birreria Desserteria(おすすめ料理:切り売りピザ)

  • 口コミ・評価:4.7(3,596)·€10~20
  • おすすめポイント: ヴァチカン市国から徒歩圏内の大人気店で、豊富な種類の焼きたてピザを一切れから気軽に楽しめます。
  • Googleマップ: Via delle Fornaci, 11, 00165 Roma RM

Ristorante Arlù(おすすめ料理:カチョ・エ・ペペ)

  • 口コミ・評価: 4.5(2,622)·€20~40
  • おすすめポイント: ヴァチカン美術館近くの家族経営トラットリア。
  • Googleマップ: Borgo Pio, 135, 00193 Roma RM

200 Gradi(おすすめ料理:パニーニ)

Osteria dei Pontefici(おすすめ料理:カルボナーラ)

  • 口コミ・評価: 4.2(1,821)·€20~30
  • おすすめポイント: 「教皇の食堂」という名の通り、地元で愛される伝統的なオステリア。
  • Googleマップ: Via Gregorio VII, 53, 00165 Roma RM

【レストラン訪問の注意点】
人気店は特に、事前の予約がおすすめです。
また、お店によっては営業時間が短縮されたり、急遽変更になったりする場合があるため、訪問前に公式ウェブサイトやGoogleマップで最新情報を確認するようにしましょう。

気になるレストランはありましたでしょうか。

もっとヴァチカンを知るきっかけにもなると思いますので、ぜひ伝統料理を有名店で楽しんでください!

ヴァチカン旅行のベストシーズンとオフシーズン徹底比較

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の外で撮った外観

旅をよりよく快適にするためには、どの時期に訪れるかも非常に重要ですよね!
気候やイベント、混雑状況によって旅の快適さは大きく変わってきます。

ここでは、ヴァチカンの魅力を最大限に楽しめるベストシーズンと、費用を抑えつつ穴場を楽しめるオフシーズンのそれぞれの特徴とメリット・デメリットを徹底解説します。
みなさんの理想的な旅行期間を確認してみてください!

ヴァチカンのベストシーズンは「春・秋(4月〜6月、9月〜10月)」:その理由とメリット

ヴァチカンのベストシーズンは、一般的に春と秋である4月から6月、および9月から10月です。

  • 快適な気候
    暑すぎず寒すぎない穏やかな気温で、サン・ピエトロ広場やヴァチカン庭園の散策に最適です。
  • 安定した天気と長い日照時間
    晴天率が高く、雨も少ないため観光計画が立てやすいのが特徴です。
  • 美しい景観
    春は花々が咲き乱れ、秋は空気が澄み渡り、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラからの眺めも格別です。
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この時期は、観光客にとって非常に過ごしやすい条件が揃っています!

ヴァチカンのオフシーズンは「冬(11月〜2月)」:賢く楽しむ穴場と注意点

一方、ヴァチカンのオフシーズンは、主に冬である11月から2月を指します。

  • 混雑の緩和
    ヴァチカン美術館やサン・ピエトロ大聖堂への入場待機時間が大幅に短縮されます。
  • リーズナブルな旅行費用
    航空券やヴァチカン周辺のホテル料金がベストシーズンに比べて安くなる傾向にあります。
  • 冬ならではの荘厳な雰囲気
    特にクリスマスの時期は、サン・ピエトロ広場に巨大なクリスマスツリーやプレゼピオ(キリスト降誕の場面の模型)が飾られ、幻想的で厳かな雰囲気に包まれます。
  • 注意点:寒さと短い日照時間
    石畳からの底冷えは厳しく、十分な防寒対策が必須です。
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この時期は、観光客が比較的少なく、一味違った旅を楽しめるチャンス!

避けた方が良いシーズンは「真夏(7月〜8月)」?その理由と対策

オフシーズンとは別に、特定の目的がない限り避けた方が良いとされるシーズンもあります。

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それが真夏(7月〜8月)です。

  • 厳しい猛暑
    日中の気温は35度を超え、日差しを遮る場所が少ないサン・ピエトロ広場では熱中症のリスクが非常に高まります。
  • 最大級の混雑
    夏休みと重なり世界中から観光客が集中します。
  • 旅行費用の高騰
    航空券、ホテル料金ともに年間で最も高騰する時期です。
対策

この時期に訪問する場合は、ヴァチカン美術館などの主要施設は必ずオンラインで事前予約し、入場時間を指定してください。

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午前中の早い時間や夕方以降に活動時間をずらすのもおすすめ!

ヴァチカンの月別気候と最適な服装:これで旅の準備は完璧!

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の外で撮ったツーショット

ヴァチカン旅行の荷造りで最も悩むのが、現地の気候に合わせた服装ではないでしょうか。

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せっかくの旅で「服が足りない」「暑すぎる/寒すぎる」といった失敗は避けたいですよね。

ここでは、ヴァチカンの年間を通しての月別気候と気温の傾向、そしてそれぞれの季節に最適な服装と持ち物を徹底解説します。
きっとこれを読んでいただけたら、みなさんの旅の準備は完璧になるはずです!

春(3月〜5月):重ね着が基本。アウターが必須。

ヴァチカンの春は、日中は暖かく非常に過ごしやすいですが、朝晩はまだ肌寒さを感じます。
気温差に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
復活祭(パスクア)の時期は混雑しますが、街が活気づく美しい季節です。

  • 気温
    3月は7℃〜16℃ / 4月は9℃〜19℃ / 5月は13℃〜24℃
  • 気候
    穏やかで晴天の日が多いですが、時折にわか雨も降ります。
    気温は月を追うごとに上昇し、観光に最も適した気候へと移り変わります。
  • 服装
    長袖シャツやブラウスに、カーディガンやジャケット、トレンチコートなどを羽織るスタイルが基本。
    足元は石畳を歩きやすいスニーカーやフラットシューズが最適です。
服装アドバイス

薄手のストールやスカーフは、首元の寒さ対策や日差し対策、さらに聖堂内で肌の露出を避けるためにも役立つ万能アイテムです。折りたたみ傘も念のため持参しましょう。

夏(6月〜8月):通気性の良い夏服が基本ですが、聖堂内での肌の露出対策は必須です。

ヴァチカンの夏は日差しが非常に強く、気温も高くなるため熱中症対策が不可欠です。
服装は涼しさを重視しつつ、サン・ピエトロ大聖堂など宗教施設への入場を考慮し、肩や膝が隠れる服装規定を守る必要があります。

  • 気温
    6月は17℃〜28℃ / 7月は20℃〜31℃ / 8月は20℃〜31℃
  • 気候
    高温乾燥で、日中は30℃を超える日が多くなります。
    雨はほとんど降らず、連日強い日差しが照りつけます。
    日陰が少ない場所では特に注意が必要です。
  • 服装
    Tシャツ、ポロシャツ、リネン素材のシャツやワンピースが快適です。
    ただし、ノースリーブやショートパンツ、ミニスカートでは聖堂に入れないため、薄手のカーディガンやストール、ロングパンツなどを必ず持参してください。
服装アドバイス

帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテムです。こまめな水分補給を忘れずに。
サンダルも良いですが、石畳を長時間歩くため、歩きやすいスポーツサンダルやスニーカーがおすすめです。

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ホテルの設備なども事前に確認しておきましょう。
安いホテルにはエアコンがないことも!

秋(9月〜11月): 体温調節しやすい服装が鍵。雨具と暖かいアウターの準備も。

9月はまだ夏の暑さが残りますが、10月以降は気温が下がり、過ごしやすい季節となります。
ヴァチカン市国を含むローマの秋は雨季にあたるため、折りたたみ傘は必携です。

  • 気温
    9月は17℃〜27℃ / 10月は13℃〜22℃ / 11月は8℃〜17℃
  • 気候
    9月は快適ですが、10月から11月にかけては降雨量が増え、肌寒い日が多くなります。
  • 服装
    9月は半袖に薄手の羽織もの。
    10月は長袖シャツにジャケットやセーター。
    11月になると、ライトダウンやウールのコートが必要になる日も出てきます。
服装アドバイス

防水性のある靴や、滑りにくい靴底の靴があると雨の日も安心です。

冬(12月〜2月): しっかりとした防寒対策が必須。足元の防寒も重要です。

ヴァチカンの冬は東京より温暖ですが、石造りの建物が多く底冷えします。
特に朝晩は冷え込むため、厚手のコートや防寒小物が欠かせません。
クリスマスシーズンの荘厳な雰囲気は格別です。

  • 気温
    12月は5℃〜13℃ / 1月は4℃〜12℃ / 2月は4℃〜13℃
  • 気候
    比較的温暖ですが、曇りや雨の日が多く、日照時間は短くなります。
    北風が吹くと体感温度はさらに下がるため、油断は禁物です。
    雪が降ることは稀です。
  • 服装
    セーターやフリースの上に、ウールのコートやダウンジャケットを着用します。
服装アドバイス

石畳や大理石の床からの冷え込みが厳しいため、厚手の靴下やブーツなど、足元の防寒対策を万全にしましょう。携帯用のカイロも持参すると重宝します。

海外では日傘を使う人は少ないですが、雨晴兼用傘があれば突然の雨にも対応できて便利です。
また、海外では受託手荷物の料金が航空券代金よりも高いことが多々あります。
石畳だったり、塗装されてない道も多く、スーツケースでの移動が困難な場合もあるため、周遊される場合はバックパックもおすすめです!

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ちなみに私はこれを持って行きました!

収納がかなり多く、背面にこっそりとセキュリティーチャックがあるのがポイント!
世界一周の時もこのリュックでアジア、ヨーロッパ、アメリカを旅してきました。

みなさんも是非旅をより快適にできるグッズを持っていってくださいね!

ヴァチカン市国・ヴァチカンで知っておきたい文化とマナー:異文化理解と円滑な交流のために

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国の中から撮った写真

ヴァチカン市国やヴァチカンを心から楽しむためには、現地の文化やマナーを理解しておくことが大切ですね。
また、交通手段や旅の豆知識を知っておけば、よりスムーズに、そしてお得に観光を楽しめます。

ここでは、私が実際に旅をして気づいた日本との違いや、知っておくと便利な現地の情報、さらに交通手段やお得なトラベルパス活用術まで、ヴァチカン旅行を最大限に満喫するための秘訣をご紹介します。

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ヴァチカン市国は日本とは異なる独自の文化を持つ国です。

カタルーニャ

ヴァチカン滞在をより快適に、そして思わぬトラブルを避けるためにも、以下の点に注意しておきましょう!

ヴァチカン市国の文化:生活習慣と人々の交流

挨拶と人との距離感
公用語はラテン語とイタリア語ですが、観光地では英語が広く通じます。
人との距離感は比較的近いですが、世界中から観光客や巡礼者が集まるため、過度な接近は避け、パーソナルスペースを尊重するのが一般的です。

公共の場での振る舞い
ヴァチカン市国は全体が神聖な宗教施設です。サン・ピエトロ広場や大聖堂内では、大声での会話や走り回る行為は固く禁じられています。

時間に対する感覚
一般的なイタリアの「時間にルーズ」なイメージとは異なり、ヴァチカン市国では時間は非常に厳格に守られます。

カトリック総本山としての役割
ヴァチカンは単なる観光地ではなく、全世界約13億人のカトリック教徒にとっての精神的支柱であり、ローマ・カトリック教会の総本山です。
この地を訪れることは、多くの信者にとって「巡礼」を意味します。
この神聖な背景を理解し、敬意を持って行動することが大切です。

ヴァチカン市国のマナー:敬意を示す行動規範

食事のマナー
ヴァチカン市国内の食文化はローマ(イタリア)に準じます。
パスタを食べる際にスプーンを使うのは子供の作法と見なされるため、フォークだけで巻きつけて食べましょう。
また、カプチーノなどのミルク入りコーヒーは朝食時の飲み物とされており、午後に注文すると不思議に思われることがあります。

宗教施設でのマナー
ヴァチカン内の宗教施設、特にサン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂では、厳格な服装規定があります。
肩や膝が露出する服装(ノースリーブ、タンクトップ、短パン、ミニスカートなど)では入場を拒否されます。

チップの習慣
ヴァチカン市国およびイタリアでは、チップは義務ではありません。

ジェスチャーの意味と注意点
人差し指と小指を立てる「コルナ」と呼ばれるサインは絶対に避けてください。
日本ではロックのポーズとして知られていますが、イタリアでは相手のパートナーの不貞を暗示する最大の侮辱行為となります。

アドバイス

日本には無いような文化を持つ国もあり、最初は戸惑うことも多いかと思います。
ですが基本的な挨拶やマナー、そして異文化への敬意を持って旅をしてみてください!
現地には優しい人も多いので、きっと困った際に温かく助けてくれる人もいるはずです。

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しかしながら、現地の人から声をかけられた時は注意が必要です!

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スリの標的にされたり、観光案内料を請求されたりと、海外では危険な場面に遭遇することがあります。

特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。

狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。

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私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!

旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。

みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!

ヴァチカン旅行を効率的に!交通手段とトラベルパスでお得に移動する秘訣:移動のコツとお役立ち情報

ヴァチカン市内は交通網が発達しており、効率的に観光地を巡ることができます。
主要な交通手段と、お得に旅をするための豆知識をご紹介します。

  • 公共交通機関の基本
    ヴァチカン市国自体に公共交通機関はありませんが、隣接するローマの交通網を利用して簡単にアクセスできます。
    最寄りの駅はローマ地下鉄A線の「Ottaviano(オッタヴィアーノ)」駅で、サン・ピエトロ広場まで徒歩約10分です。
  • お得なトラベルカード
    ヴァチカン観光を最大限に楽しむなら「オムニア・バチカン&ローマカード」が最適です。
    このカードには、ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂への優先入場、サン・ピエトロ大聖堂への音声ガイド、ローマ市内の公共交通機関乗り放題が含まれます。
    ローマ市内の博物館も巡るなら、2つの無料入場特典が付いた「ローマパス」との組み合わせも検討しましょう。
  • 空港からのアクセス
    ローマのフィウミチーノ空港(FCO)からヴァチカン市国へは、まずローマ・テルミニ駅を目指すのが一般的です。
    最速なのは直通列車「レオナルド・エクスプレス」(約32分、料金約14ユーロ)です。
    安価な手段としては空港シャトルバス(約50分、料金6~8ユーロ)があります。
  • 治安に関する注意点
    ヴァチカン市国周辺は世界中から観光客が集まるため、スリや置き引きが多発します。
  • 街歩きのヒント
    ヴァチカン市国とその周辺は石畳の道が多いため、必ず歩きやすく、クッション性の高いスニーカーなどを履いてください。
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事前に移動手段なども調べておくと、Wi-Fiや電波が繋がらなくても焦らずに目的地まで辿り着けます!

カタルーニャ

Google翻訳やGoogleマップをオフラインでも使えるように地図や言語をダウンロードしておきましょう。

ちなみに私がヨーロッパ間を移動していた際に使っていたのが、日本語対応の【Omio/オミオ】というサイトです。
アプリもあり、日本にいながらヨーロッパ間の国の移動手段や料金を調べるられます!

おすすめの交通手段検索サイト【Omio/オミオ】

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【私のヴァチカン旅行ハイライト】記憶に深く刻まれた忘れられない感動体験

イタリアの首都ローマにあるヴァチカン市国のヴァチカン美術館にあるギャラリー廊下
はる

最後に、ヴァチカン市国のヴァチカン旅行で私が最も心に残った思い出をご紹介します。

カタルーニャ

「一生忘れられない」と感じた体験!

旅には予期せぬ出会いや感動がつきものですが、ヴァチカンで体験したあの瞬間は、私の旅の歴史の中でもずっと忘れられない特別な思い出として残っています。

それはずっと夢見ていたこの場所に5年の思いをかけて辿り着くことができた瞬間です。

大学に入った頃、正直私はヴァチカン市国が世界一小さな国ということしか知りませんでした。

しかしながら、今でこそ大親友の子とそのときに出会い、彼女の夢について聞いているうちに私もいつしかヴァチカン市国に行きたいと思うようになりました。

思いっきりコロナ世代にハマってしまったので、もう卒業旅行も行けないかと思いましたが、お互い夢が諦めきれず休学をし、どうにかこのヴァチカン市国にたどり着くことができました。

ヴァチカン美術館も、システィーナ礼拝堂も本当に美しすぎて、実はこっそり涙が出ていたほど。

そんな忘れられない感動を与えてくれたヴァチカン市国へ、ぜひ皆さんも足を運んで、自分だけのだけの特別な思い出を作ってみてください!

ヴァチカン旅行の総まとめ:自分だけの完璧な旅へ出発!

イタリアの首都ローマの真実の口

ここまで、ヴァチカン市国の魅力溢れる都市「ヴァチカン」の基本情報から、グルメ、観光地、最適なホテル、そして旅行中に役立つ文化や交通の豆知識まで、幅広くご紹介してきました。

このブログが、みなさんのヴァチカン旅行計画の強力な味方になれたなら嬉しいです。

最終チェックリスト:ヴァチカン旅行を最大限に楽しむために

  • ベストシーズンの4月~6月、9月~10月を選んで、快適な気候の中で観光を楽しみましょう。
  • 月別の気候と服装を事前に確認し、旅の準備は完璧に。
  • カルボナーラ、サルティンボッカなど、現地でしか味わえない絶品グルメを堪能。
  • サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン美術館など、定番から穴場まで見どころ満載の観光スポットへ。
  • 目的や予算に合ったホテルを選んで、旅の疲れを癒しましょう。
  • 現地の文化やマナー、交通手段やお得なトラベルパスをマスターして、スムーズな滞在を。

ヴァチカンは、一度訪れたら忘れられない感動と発見に満ちた素晴らしい街です。

この記事を参考に、ぜひあなただけの最高のヴァチカン旅行を計画し、忘れられない思い出を作ってくださいね!

はる

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

カタルーニャ

¡Buen viaje!(良い旅を!)

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