はるXin chào(シンチャオ)!いらっしゃいませ!



60カ国渡航、世界2周済みの旅人「はるカタルーニャ」です。
本日は「美食と絶景の国ベトナムへ!ハロン湾と古都ホイアンの旅情報カフェ」となっております!
ご来店いただき、本当にありがとうございます。
この記事では、世界遺産のハロン湾や幻想的なホイアンのランタン祭りをはじめ、ベトナムの人気観光都市やおすすめホテル、絶品ローカルグルメ、そして旅の前に絶対に知っておきたい治安、ビザ、気候、ぼったくり対策まで、ベトナム旅行に必要な情報をすべて詰め込みました。
- 「初めてのベトナム旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- ハノイ、ダナン、ホーチミンなど、ベトナムの見どころを効率よく巡りたい方
- 安全でおしゃれなホテルを探している方
- 治安やぼったくりなど、現地のリアルな情報を知って安心して旅をしたい方
- ビザやネット事情など、旅行の準備をこの記事一つで終わらせたい方
日本から身近な海外旅行先として大人気の国、ベトナム。そこには、エネルギッシュなバイクの波、フランス統治時代の美しい街並み、心温まる人々の笑顔、そして何を食べても美味しい「美食の天国」が待っています。



女子旅にも、一人旅にも、家族旅行にもぴったりな国ですよね!



あなたのベトナム旅が最高のものになるよう、様々な情報を徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
優しい味わいのフォー、バゲットが絶品のバインミー、そして香り高いベトナムコーヒー。その魅力に触れれば、誰もがベトナムの虜になってしまいます。
- ベトナムの基本情報(気候、通貨、詳細な言語事情)
- 旅行準備の必須知識(ビザ、ワクチン、安全対策、ネット事情)
- ハノイとホーチミンを巡る5泊7日のモデルプラン
- 必見の観光都市とおすすめホテル
- 現地の治安状況と具体的な安全対策(ぼったくり対策含む)
- 絶対に食べたい名物料理やベトナムコーヒー、人気のお土産



ベトナム、すっごく行ってみたいけど…物価が安いって聞くし、航空券もお得にゲットしたいなあ。



その気持ち、よく分かります!旅の計画で一番わくわくするのって、実はフライトを探している時だったりするんですよ。
ベトナム旅行の計画で、まず最初に気になるのが「いくらかかるの?」という予算ですよね。
旅の費用で一番大きな割合を占めるのが航空券なので、最初に相場を把握しておくと、ホテルや現地での予算もぐっと立てやすくなります。



私が航空券を比較・予約する際にいつも愛用しているのが、実は「Trip.com」なんです。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれてフライト情報を確認できなくなった際、Trip.comの24時間対応日本語チャットサポートが本当に迅速で、心から助けられた経験があります。それ以来、価格のお得さだけでなく、万が一の時の安心感から、私の旅には欠かせない存在になっています。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで万が一の時も安心
- サイトやアプリが直感的で使いやすい
希望の日程でどれくらいで行けるのか、まずは気軽にチェックしてみましょう!
あなたのベトナム旅行が、一生忘れられない素晴らしい体験になるよう、心を込めてナビゲートします!
それでは、さっそくベトナムの魅力的な世界を覗いてみましょう!
ベトナムってどんな国?まずは基本情報をチェック


東南アジアのインドシナ半島東部に位置し、活気あふれる文化と奥深い歴史、そして豊かな自然が融合した国、ベトナム。まずはその基本情報から見ていきましょう。
ベトナムの場所と基本データ
ベトナムは北を中国、西をラオスとカンボジアに接し、東と南は南シナ海に面した南北に細長い国です。このユニークな地形が、北部、中部、南部で異なる気候と文化を生み出しています。



その国土は日本の約9割の大きさ!南北の長さは約1,650kmもあるんです。



だから、訪れる都市によって全く違う表情を見せてくれるのが魅力なんですよ。
それでは、旅行の計画を立てる上で欠かせない、基本的な情報を一覧表で確認していきましょう。
| 正式名称 | ベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam) |
|---|---|
| 首都 | ハノイ |
| 言語 | ベトナム語 |
| 通貨 | ドン(VND)。10,000VND ≒ 約60円(2025年10月現在) |
| 時差 | 日本より2時間遅れ(サマータイムなし) |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Aタイプ、Cタイプが主流。マルチタイプも多い。 |
| 面積 | 約33万平方キロメートル(日本の約9割) |
基本情報を押さえたところで、次はその背景にあるベトナムの「言語」や「文化」について、さらに深く掘り下げていきましょう。
これらの知識は、現地の人々との交流をより豊かなものにし、あなたの旅を一層味わい深いものにしてくれるはずです。
ベトナムの言語事情:何語が話されているの?
ベトナムの公用語はベトナム語ですが、実は多様な言語が話されています。その言語事情について詳しく解説します!
ベトナム語は、同じ発音でも音の高低(声調)が違うと全く意味が変わってしまう、とても音楽的な言語です。公用語はベトナム語ですが、54もの民族が暮らしているため、地域によっては少数民族の言語も話されています。



だから「ありがとう(Cảm ơn)」一つでも、発音が難しいんですよね。
旅行中は、カタコトでもベトナム語で挨拶すると、現地の人にとても喜んでもらえますよ。
英語は通じる?ベトナムの言語Q&A



ベトナム語が難しいのは分かったけど、やっぱり一番気になるのは英語が通じるかどうか…
多くの日本人旅行者がそう思いますよね。
そんな素朴な疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします!
- 旅行中に英語は通じる?
-
観光地では比較的通じます。ハノイやホーチミンなどの都市部のホテル、レストラン、お土産物屋など、観光客が訪れる場所では、若い世代を中心に英語を話せる人が増えています。しかし、一歩ローカルな市場や食堂へ行くと、ほとんど通じないことも多いです。簡単なベトナム語の挨拶や数字を覚えておくと、コミュニケーションがぐっとスムーズになります。



言葉の壁も、旅の醍醐味の一つです!
そして、そのユニークな文化を育んできたのが、ベトナムの南北に長い国土と変化に富んだ気候なのです。
次のセクションでは、旅行の計画に欠かせない気候と服装について、詳しく見ていきましょう。
ベトナムの気候と旅行準備:ベストシーズンと服装


ベトナムって、一年中夏のイメージだけど、ハノイは冬に結構冷えるって聞くし…



一体いつ、どの都市に行くのが正解なの!?



服装も全然想像がつかない!
その悩み、ベトナム旅を計画する誰もが通る道です!
南北に長いベトナムは、地域によって気候が全く異なりますが、ポイントさえ押さえれば計画は難しくありません。
あなたの「行きたい場所」「やりたいこと」に合わせて最高の旅を計画できるよう、まずは基本となる気候とベストシーズンから丁寧に解説していきますね。
ベトナムの気候と旅行のベストシーズン
ベトナムは地域によって気候が大きく異なります。訪れる都市に合わせてベストシーズンを選びましょう。
- 北部(ハノイ、ハロン湾など)
四季があり、冬(12月~2月)は冷え込みます。観光のベストシーズンは、気候が穏やかな**春(3月~4月)と秋(10月~11月)**です。 - 中部(ダナン、ホイアン、フエなど)
乾季(2月~7月)と雨季(8月~1月)に分かれます。晴天が続く**乾季(特に2月~4月)**がベストシーズン。9月~11月は台風シーズンなので注意が必要です。 - 南部(ホーチミン、メコンデルタなど)
年間を通して高温多湿な熱帯気候。乾季(12月~4月)と雨季(5月~11月)があります。比較的過ごしやすい**乾季**が旅行におすすめです。
もし北部から南部まで縦断するような旅行を計画するなら、比較的どの地域も天候が安定している**3月~4月頃**が最もおすすめです。



行く都市に合わせてシーズンを選ぶのがポイントですね!
旅行する季節が決まったら、次はいよいよ持ち物の準備ですね。
ベトナムの美しい民族衣装にも触れてみましょう。
見る・着る・楽しむ!ベトナムの民族衣装「アオザイ」
ベトナムの文化を象徴するものと言えば、多くの人がこの優雅な民族衣装「アオザイ」を思い浮かべるのではないでしょうか。
それは単なる服装ではなく、ベトナム女性の美しさと奥ゆかしさを表現する、国の誇りなのです。
風に揺れる優美なシルエット
アオザイは、「アオ( áo)」が上衣、「ザイ(dài)」が長い、を意味する言葉。体にフィットした上衣には深いスリットが入り、下に「クワン」と呼ばれるゆったりとした長ズボンを合わせます。この組み合わせが、歩くたびに風に揺れる、この上なく優雅なシルエットを生み出します。
ホイアンやホーチミンなどの観光地では、観光客向けにアオザイをレンタルできるお店がたくさんあります。また、市場の布屋さんで好きな生地を選んで、自分だけのオリジナルアオザイを驚くほど安く、短時間でオーダーメイドすることも可能!最高の旅の記念になりますよ。



アオザイを着て、古都ホイアンの街並みを歩いてみたいですね!
出発前にスッキリ解消!ベトナム旅のギモン Q&A





治安って実際どうなの?ぼったくりが心配…。通貨の桁が多すぎて分からない!
そんなリアルな疑問をQ&A形式でまとめました。



これを読めば、あなたの不安もきっと解消されるはず!
- 服装で気をつけることは?
-
基本は夏服でOKですが、**寺院や廟を訪れる際は肌の露出(タンクトップ、短パンなど)は避けましょう。**薄手の羽織ものやストールがあると、日焼け対策・冷房対策・寺院訪問と一石三鳥で便利です。北部ハノイの冬は思った以上に冷えるので、ジャケットやセーターが必要です。
- クレジットカードは使える?現金は必要?
-
ホテルや高級レストラン、大型スーパーでは使えますが、**ローカル食堂や市場、個人商店では現金(ドン)が必須**です。ベトナム・ドンはゼロの数が非常に多く混乱しがち。「下3桁のゼロを取って、2で割る」と、おおよその日本円になります(例:100,000ドン → 100 → 50円)。この計算方法を覚えておくと便利です。
- トイレ事情はどう?
-
ホテルや新しい商業施設はきれいですが、それ以外の場所では注意が必要です。トイレットペーパーがないことが多く、あっても便器に流すと詰まるため、**使用後の紙は備え付けのゴミ箱に捨てる**のがルールです。ポケットティッシュは常に携帯しましょう。
- 治安が心配…ぼったくり対策は?
-
治安は比較的良好ですが、スリや置き引き、特に**観光客を狙ったぼったくり**には注意が必要です。タクシーは必ずメーター制か、Grabなどの配車アプリを使いましょう。市場や個人店での買い物、シクロ(自転車タクシー)の利用時は、**必ず事前に値段交渉**をすることが鉄則です。「ノー」とはっきり断る勇気も大切です。



特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!
旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!
これさえあれば完璧!ベトナム旅行の持ち物チェックリスト





南北に長いベトナム、何を持っていけばいいか本当に悩みますよね…。
「あれを持ってくればよかった…」と現地で後悔しないために、絶対に欠かせない必須アイテムから、私が実際に使って「これぞ神アイテム!」と感じた便利グッズまで、ベトナムの特殊な環境に合わせて厳選しました。



ぜひ、旅の荷造りの参考にしてくださいね。
【基本】まずはこれ!必須アイテムリスト
- パスポート:命より大事!有効期限(残存6ヶ月以上)を必ず確認。
- 航空券(eチケット):スマホと紙の両方あると、万が一の時に安心です。
- 現金(日本円):現地空港や市内の両替所でドンに両替します。
- クレジットカード:緊急時や大きな支払いのために。VISAかMastercardが使いやすいです。
- 海外旅行保険証:万が一の病気や盗難に備え、必ず加入しましょう。
- スマートフォン&充電器:地図、カメラ、翻訳、連絡手段…まさに旅の命綱!
- モバイルバッテリー:長い移動や散策で大活躍。これがないと本当に困ります。
いざという時に「充電がない!」となると、せっかくの楽しい時間も台無しに。
そんな悲劇を防ぐためにも、大容量のモバイルバッテリーはまさに”お守り”です!



せっかくのシャッターチャンスでも、充電が残り10%…
なんてこと、考えただけでゾッとしますよね。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
【最重要】服装 & 暑さ・衛生対策リスト
ベトナムの服装計画は「夏服+α」と「紫外線&衛生対策」が全てです!
- 通気性の良い夏服:Tシャツ、ワンピースなど。
- 羽織もの:冷房対策、日焼け防止、寺院訪問用にカーディガンやストールを。
- ジャケット類(北部限定):ハノイの冬(12月~2月)に行く場合は必須。
- 日焼け止め (SPF50+/PA++++):日差しは強烈!
- サングラス&帽子:絶対に必要。
- ウェットティッシュ・除菌ジェル:ローカル食堂でおしぼりは出ません。
- ポケットティッシュ:トイレットペーパーがない場所に備えて。
- マスク:都市部のバイクの排気ガスや砂埃対策に。



サングラスって、景色が暗く見えちゃうのがちょっと苦手…。
せっかくの絶景がもったいない気がして。



その気持ち、すごく分かります!
でも、良いサングラスは違うんです。
むしろ、かけた方が景色がもっと繊細に、もっと美しく見えるんですよ!
高品質な「偏光レンズ」を通すことで、この余計な光の乱反射だけがカットされ、空の青さや雲の立体感、水の透明感がくっきりと浮かび上がってくるんです。
私が色々試した中で、「目を守る」機能と「景色を美しく見せる」機能の両方を最高レベルで満たしてくれたのが、この「UNDERGROUNDJOBS」のサングラスです。
\裸眼より、もっと世界が美しく見える!/
- 高品質な偏光レンズ:乱反射をカットし、空や水の「本当の色」を引き出す
- 99%以上の紫外線カット:雪眼炎のリスクから大切な目を完璧に守る
- 調光機能:日向と日陰でレンズの色が自動で変わり、常に見やすい
- 軽量でフィット感が高く、長時間つけても疲れない
世界の絶景を、ただ「見る」だけでなく、最高の解像度で「体験」するために。このサングラスは、まさに旅の質を格上げしてくれる最高の投資です!
【旅の質UP!】あると超便利なアイテムリスト
- 常備薬:飲み慣れた胃腸薬、頭痛薬など。
- 虫除けスプレー:特にメコンデルタなど自然豊かな場所へ行く場合に。
- エコバッグ:市場での買い物や、お土産が増えた時に便利。
- 海外変換プラグ:基本は不要なことが多いですが、古いホテルに泊まるならマルチタイプが一つあると安心。
ベトナムのコンセントはAタイプとCタイプの複合型が多く、日本のプラグがそのまま使えることがほとんどです。
しかし、念のためにマルチ変換プラグが一つあると、どんな状況でも対応できて安心です。



どうせなら、USBポートが複数ついているものがおすすめ!
これ一つで今後の海外旅行でもずっと使えますし、スマホと他の機器を同時に充電できて効率的ですよ!
【超重要】ベトナムのインターネット・Wi-Fi事情
美味しいグルメやランタンの絶景をリアルタイムでシェアしたり、次の目的地の情報を調べたり…。
今や海外旅行にインターネットは欠かせません。ベトナムのネット環境と、旅行者におすすめの利用方法を解説します。
- ベトナムのWi-Fiって、実際どうなの?
-
かなり普及しています。ホテルはもちろん、カフェやレストラン、スパなど多くの場所で無料Wi-Fiが提供されており、速度も比較的安定しています。ただし、セキュリティ面での不安は残ります。
- 一番安くネットを使う方法は?
-
費用を最優先するなら、現地のSIMカードを購入するのが最も安価です。空港や街中のキャリアショップで、旅行者向けのプランを簡単に購入できます。



着いて早々、言葉の通じない場所でSIMを探すのは不安…。
やっぱり日本で準備を済ませておきたいな。



旅の貴重な時間をSIM探しに費やすのはもったいないですし、何より安心感が違います。
そんな方のために、日本で準備できる2つのベストな方法をご紹介します。
- eSIM(個人・カップル向け)
SIMの差し替え不要!スマホでQRコードを読むだけで設定完了。一番手軽でスマート。 - Wi-Fiレンタル(グループ・家族向け)
これ1台で複数人が同時に接続可能。PCやタブレットも使うならこちらが便利。
あなたの旅行スタイルに合わせて、ストレスフリーなネット環境を選んでくださいね!
フリーWi-Fiを検討される方も多いと思いますが、セキュリティが不安だったり、場所によって電波が弱かったりすることも。
快適で安全な旅のためには、自分専用の通信手段を確保しておくのが断然おすすめです!





電波も、持ち物も、疑問も完璧!
これで安心して出発できるかな?



物理的な備えはバッチリですね!
でも、もう一つ忘れてはいけない『最強の防犯グッズ』があります。
それは『知識』です!
なぜベトナムの街にはフランス風の建物が残っているのか、なぜ南北で文化が異なるのか。そして、なぜ人々はあれほど力強く、前を向いて生きているのか。ベトナムが歩んできた長い戦いの歴史を知ることは、現代のベトナムを理解し、安全に旅をするための大きなヒントになります。
次のセクションでは、あなたの旅のお守りとなる「歴史」の知識から見ていきましょう。
旅が深まる!ベトナム激動の歴史物語


ただの観光地巡りで終わらない、一歩踏み込んだ旅へ。ベトナムの歴史を知れば、街の建物や人々の表情に隠された物語が見えてきます。なぜベトナムコーヒーやバインミーが生まれたのか?その謎を解く鍵は、壮大な歴史の中にあります。



歴史を知ると、旅の解像度がぐっと上がりますよね!
ここでは、古代から現代まで続くベトナムのドラマチックな歴史を、3つの時代に分けて分かりやすくご紹介します。
① 千年以上にわたる中国支配の時代
ベトナムの歴史は、北の巨大な隣国・中国との関係抜きには語れません。紀元前から10世紀にかけて、ベトナムは千年以上にわたり中国の支配下にありました。この時代に儒教や漢字文化が伝わり、ベトナム文化の礎が築かれました。
② フランス植民地時代と独立への道
19世紀半ば、フランスがベトナムを侵略し、フランス領インドシナの一部として約100年間にわたり統治します。現在もハノイやホーチミンに残る美しいコロニアル建築や、バゲット(フランスパン)を使ったバインミー、コーヒー文化などは、この時代の名残です。
長い独立闘争の末、1945年に独立の父**ホー・チ・ミン**がベトナム民主共和国の独立を宣言。しかし、その後もフランスとの間で第一次インドシナ戦争が勃発します。
③ ベトナム戦争と現代へ続く道のり
第一次インドシナ戦争後、ベトナムは北緯17度線で社会主義の北ベトナムと、資本主義の南ベトナムに分断されます。この対立が、アメリカの介入を招き、泥沼の**ベトナム戦争**へと発展しました。



ホーチミンの戦争証跡博物館では、その悲惨な歴史を学ぶことができますね…。
1975年にサイゴン(現ホーチミン)が陥落し、戦争は終結。南北が統一され、現在のベトナム社会主義共和国が誕生しました。その後、「ドイモイ(刷新)」政策による経済開放を進め、目覚ましい発展を遂げています。
こうした複雑で激動の歴史は、良くも悪くも現代のベトナム社会に影響を与えています。



この歴史を知ることは、旅の安全を確保し、現地の人々への理解を深めるための第一歩ですね。
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のベトナムへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
まずは、入国のために避けては通れないビザやワクチンといった必須情報から解説します。
ベトナム旅行の計画|ビザ・ワクチン・ネットなど必須準備


旅行準備に欠かせない、ビザ(査証)や予防接種、インターネット環境に関する情報をまとめました。
しっかり準備し、安心して旅に出ましょう!
観光ビザは必要?最新の入国条件
日本のパスポートを所持している場合、観光目的で**45日以内の滞在であれば、ビザ(査証)は不要**です。
ただし、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要となるため、事前に確認しておきましょう。
推奨されるワクチンと感染症対策
ベトナム旅行で健康に過ごすために、注意すべき感染症と推奨されるワクチンについて解説します。
- 推奨されるワクチン
A型肝炎、B型肝炎、破傷風は接種が推奨されています。長期滞在や地方へ行く場合は、日本脳炎や狂犬病のワクチンも検討しましょう。 - 虫が媒介する病気
デング熱、マラリア、ジカ熱など、蚊が媒介する感染症のリスクがあります。特に雨季は蚊が増えるため、長袖長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用を徹底しましょう。 - 食べ物・水に関する注意
生水は絶対に飲まず、ミネラルウォーターを購入してください。屋台で食事をする際は、清潔そうで、多くの地元客で賑わっている店を選びましょう。



渡航の1ヶ月前までには、お近くのトラベルクリニックに相談するのがおすすめです!
【賢い旅人の常識】海外旅行保険付きカードという「お守り」



海外旅行保険って、毎回手続きするのが正直ちょっと面倒…。
お金もかかるし…。



でも、もしバイクにはねられて怪我をしたり、食あたりで入院したら…
治療費が数十万円なんてことも現実にあり得るんです。
そこでおすすめなのが、「持っているだけで保険が自動的に適用される」クレジットカードです。このカードを一枚お財布に入れておくだけで、旅行のたびに保険に加入する手間も費用もかからない、最強の旅のお守りになります。
数あるカードの中でも、旅好きの私が特に信頼しているのが「楽天プレミアムカード」。手厚い海外旅行保険が自動で付いてくるのはもちろん、実はこのカード、旅好きにとって”とんでもない特典”が隠されているんです。
- 最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯で安心
- ケガや病気だけでなく、持ち物の盗難もしっかり補償
- 【+α】世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」も手に入る!
年会費はかかりますが、この安心感と特典を考えれば、年に1度でも海外へ行くなら絶対に持っておくべき一枚です。まずは下のボタンから、充実した補償内容をチェックしてみてください。



え、プライオリティ・パスって何?すごく気になる…!
他のカードとも比較して、もっと詳しく知りたいな。



そんなあなたのために、プライオリティ・パスが付帯する最強のクレジットカードを徹底比較した、もっと詳しい記事も用意しました。
あなたの旅を”格上げ”する一枚が必ず見つかりますので、ぜひ下のリンクからじっくり比較検討してみてくださいね。


ベトナムの恵みを味わう!必食グルメ&ドリンク





旅の醍醐味といえば、やっぱり現地のグルメ!
ベトナム料理は、新鮮なハーブをふんだんに使い、魚醤「ヌクマム」で味を調えた、ヘルシーで優しい味わいが魅力です。辛すぎず、油っこすぎず、日本人の口に合う料理が本当に多いんです!



北部・中部・南部でそれぞれ特色があるのも面白いですよね!
絶対に食べたい!ベトナムの代表的な郷土料理
数あるベトナム料理の中から、これだけは外せない!という代表的なメニューを厳選してご紹介します。
ベトナムの伝統的なスイーツ「チェー」。豆類や芋、果物、タピオカなど様々な具材に、甘いシロップやココナッツミルクをかけた、ぜんざいのようなデザートです。温かいものも冷たいものもあり、種類が豊富なので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
乾杯!ベトナムのローカルドリンク
美味しいベトナム料理の旅は、その土地ならではのドリンクを味わうことで完結します!
世界第2位の生産量を誇る、独自のコーヒー文化は必見です。
- ベトナムコーヒー (Cà Phê)
フランス式のフィルターで濃く淹れたコーヒーに、コンデンスミルクをたっぷり入れて飲むのがベトナム流。濃厚な甘さと深いコクが特徴です。 - ビア・ホイ (Bia Hơi)
毎日作られる、その日限りの生ビール。一杯数十円という驚きの安さで、路上に置かれたプラスチックの椅子に座って飲むのがローカルスタイルです。 - シントー (Sinh Tố)
新鮮な南国フルーツと練乳、氷をミキサーにかけた、濃厚なシェイク。マンゴーやアボカドが人気です。
ここまで読んで、きっとお腹が空いてきた頃ではないでしょうか?



想像しただけでよだれが…!
早く現地で味わってみたい!
その土地の絶品グルメは、その土地の景色の中で味わってこそ最高の思い出になります。
ハノイの旧市街でフォーをすすり、ホイアンの古民家カフェでコーヒーを一杯…。
そんな最高の食体験が、あなたを待っています。
それでは、その美味しい想像を現実にするために、いよいよベトナムで必見の魅力的な都市へと旅立ちましょう!
ベトナムのおすすめ都市3選と必見の観光スポット
南北に長いベトナムには、魅力あふれる都市がたくさんあります。
今回はその中でも、初めての旅行で絶対に訪れたい3つのエリアを厳選してご紹介します!
① ハノイ|千年以上の歴史を誇る首都


ベトナムの首都ハノイは、政治と文化の中心地。フランス統治時代の面影が残る美しい街並みと、バイクと人々で溢れる旧市街の活気が混在する、魅力的な都市です。世界遺産ハロン湾への玄関口でもあります。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| ハロン湾 | Ha Long Bay |
| ハノイ旧市街 | Hanoi Old Quarter |
| ホアンキエム湖 | Hoan Kiem Lake |
| タンロン水上人形劇場 | Thang Long Water Puppet Theatre |



ハロン湾って、どうやって観光するのが一般的なの?
個人でも行けるのかな?



ハノイから日帰りまたは1泊2日の現地ツアーに参加するのが一般的なんです。大小様々な奇岩が海に突き出す絶景を、クルーズ船でのんびり眺めるのは最高の体験ですよ!だからこそ、「どのツアーを選ぶか」が旅の満足度を100%決めると言っても過言ではありません!
一生に一度のツアーなのに「ガイドがイマイチだった…」「車がボロボロで不安だった…」なんてことになったら、一生の後悔になってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、航空券の予約でも紹介した「Trip.com」です。実はTrip.comでは、世界中の現地ツアーも予約できるんですよ!
- 航空券やホテル、ツアーの予約を一つのアプリで一元管理できる
- 日本語の口コミや評価が豊富で、ツアーの質を事前に判断しやすい
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予約が色々なサイトに分散していると、いざという時に「どこのサイトで予約したんだっけ…?」と焦りがち。Trip.comにまとめておけば、そんな心配もなく、旅に集中できます。
人気のツアーはすぐに埋まってしまうこともあるので、今すぐ料金や空き状況をチェックしてみてくださいね!
【ハノイのおすすめホテル】The Oriental Jade Hotel
- エリア: ホアンキエム区(旧市街)
- 宿泊料金目安: 1泊 $120〜
- 主要観光地へのアクセス: ホアンキエム湖まで徒歩すぐ。旧市街の中心にあり観光に最適。
- おすすめポイント: ホアンキエム湖を見下ろす屋上のインフィニティプールが圧巻の5つ星ホテル。旧市街の喧騒の中にありながら、静かでラグジュアリーな滞在が叶います。
- 口コミ: 4.8(1,676)·5 つ星ホテル
- 住所: 92-94 Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội, Vietnam


② ダナン&ホイアン|ビーチリゾートと古都のランタン
ベトナム中部を代表するこの2つの都市は、セットで訪れるのがおすすめ。美しいビーチが広がる近代的なリゾート地ダナンと、ノスタルジックな黄色い壁の建物と無数のランタンが幻想的な世界遺産の古都ホイアン。異なる魅力を持つ2つの街を一度に楽しめます。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| ホイアン旧市街(ランタン) | Hoi An Ancient Town |
| ミーケ・ビーチ(ダナン) | My Khe Beach |
| 五行山(マーブルマウンテン) | The Marble Mountains |
| ミーソン遺跡 | My Son Sanctuary |
【ホイアンのおすすめホテル】La Siesta Hoi An Resort & Spa
- エリア: ホイアン旧市街近郊
- 宿泊料金目安: 1泊 $130〜
- 主要観光地へのアクセス: ホイアン旧市街まで徒歩約10分。無料のシャトルバスや自転車レンタルもあり。
- おすすめポイント: 緑豊かな田園風景に囲まれた、静かで美しいリゾートホテル。複数のプールや評価の高いスパがあり、ホテルでのんびり過ごす時間も楽しめます。旧市街の散策とリゾートステイの両方を満喫したい方におすすめ。
- 口コミ: 4.8(4,639)·5 つ星ホテル
- 住所: 132 Hùng Vương, Cẩm Phổ, Hội An, Quảng Nam, Vietnam


③ ホーチミン|エネルギッシュな南部の経済都市
ベトナム最大の都市であり、経済の中心地ホーチミン。かつて「サイゴン」と呼ばれたこの街は、高層ビルが立ち並ぶ近代的な顔と、フランス統治時代の美しい建築物や活気ある市場が残る歴史的な顔を併せ持っています。街を埋め尽くすバイクの洪水は、この街のエネルギーの象徴です。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| ベンタイン市場 | Ben Thanh Market |
| サイゴン大教会(聖母マリア教会) | Notre Dame Cathedral of Saigon |
| 中央郵便局 | Saigon Central Post Office |
| 戦争証跡博物館 | War Remnants Museum |
【ホーチミンのおすすめホテル】Hotel Majestic Saigon
- エリア: 1区(ドンコイ通り周辺)
- 宿泊料金目安: 1泊 $180〜
- 主要観光地へのアクセス: ドンコイ通りや市民劇場など主要観光スポットへ徒歩圏内。
- おすすめポイント: 1925年創業、サイゴン川のほとりに佇む歴史的なコロニアルホテル。クラシックで優雅な雰囲気は、まるで映画の世界のよう。屋上のバーから眺める夜景は格別です。
- 口コミ: 94.5(1,508)·5 つ星ホテル
- 住所: 01 Đồng Khởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam


どの都市も個性的で、訪れる価値のある場所ばかりです。
これらの都市をどう巡ればいいか、具体的なプランが知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで次に、王道の観光地を巡るモデルプランをご提案します!
これで完璧!ハノイとホーチミンを巡る5泊7日モデルコース


初めてのベトナム旅行で人気の二大都市、北の首都ハノイと南の経済都市ホーチミンを効率よく巡る、5泊7日のモデルプランをご紹介します。
直行便でハノイへ。到着後、ホテルにチェックインし、夜はホアンキエム湖周辺を散策。
午前中はホーチミン廟や文廟を見学。午後はシクロに乗って旧市街の喧騒を楽しみ、夜は水上人形劇を鑑賞。
午前中は旧市街でお土産探し。午後の国内線でホーチミンへ移動。夜はドンコイ通り周辺でおしゃれなディナー。
日帰りツアーに参加し、雄大なメコン川のジャングルクルーズや、手漕ぎボート体験を楽しむ。
午前中は統一会堂や戦争証跡博物館でベトナム戦争の歴史を学ぶ。午後はベンタイン市場で活気を体感し、最後のショッピング。
楽しかったベトナムを後にして、深夜便などで帰国の途へ。
お疲れ様でした!
そして、旅の思い出とともに持ち帰りたいのが、その土地ならではのお土産ですよね。
次のセクションでは、ベトナムで人気のお土産をご紹介します。
ベトナムで何買う?人気のお土産ガイド


ベトナムには、安くて可愛い雑貨や、美味しい食べ物など、お土産にぴったりなアイテムがたくさんあります。
自分用にも、大切な人へのお土産にも喜ばれる人気アイテムをピックアップしました!
- ベトナムコーヒー・チョコレート
香り高いロブスタ種のコーヒー豆や、カカオの産地ならではの高品質なチョコレートは定番。 - プラかごバッグ
軽くて丈夫、デザインも豊富なプラスチック製のカゴバッグ。安くて可愛いので女子に大人気です。 - インスタント・フォー
本場の味を日本でも楽しめるインスタント麺。スーパーで様々な種類が手に入ります。 - バッチャン焼き
ハノイ近郊の村で作られる伝統的な陶器。手描きの素朴な絵柄が可愛らしく、食器や小物入れが人気です。 - 刺繍入りの小物
巾着袋やポーチなど、手刺繍が施された布製品。細やかな手仕事が美しく、お土産に喜ばれます。



スーパーマーケットや市場を覗くと、安くて珍しいお菓子や調味料がたくさん見つかるのでおすすめですよ!
お買い物の際に少しでも現地の言葉が話せると、店員さんとのコミュニケーションも弾み、旅がもっと楽しくなります!
最後はベトナムに行く前に覚えておきたい、簡単なベトナム語フレーズ集をご紹介します!
旅がもっと楽しくなる!覚えておきたいベトナム語フレーズ集


発音が難しいベトナム語ですが、簡単なフレーズをいくつか覚えておくだけで、現地の人々と心を通わせることができ、旅の楽しさが何倍にも膨らみます。



カタコトでも、一生懸命伝えようとすれば、きっと笑顔で応えてくれますよ!
| 日本語 | ベトナム語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | Xin chào | シンチャオ |
| ありがとう | Cảm ơn | カムオン |
| ごめんなさい | Xin lỗi | シンローイ |
| これはいくらですか? | Cái này bao nhiêu tiền? | カイナイ バオニューティエン? |
| 美味しい! | Ngon quá! | ンゴン クア! |
| お会計お願いします | Tính tiền | ティンティエン |



少しのフレーズは覚えたけど、もっと困った時や、市場で値段交渉してみたい時、どう言えばいいんだろう…やっぱり不安だな。



実は、旅の楽しさを何倍にもしてくれる魔法が、ちょっとした現地の人との会話なんです!
翻訳アプリも便利ですが、電波がない場所や、とっさに言葉が出てこない場面では意外と使いにくいもの。そんな時、お守りのようにバッグに一冊入れておくと心強いのが、旅の場面に特化した会話集です。
数ある本の中でも、私がスペイン語を勉強してきた中で「これ一冊あれば安心!」と心からおすすめするのが、こちらの会話集。単語を指差すだけでも通じる工夫が満載で、まさに旅人のための”コミュニケーションツール”です。
\これであなたもスペイン人/
- 空港、ホテル、レストランなど、旅の場面ごとにフレーズが整理されていて探しやすい
- 指差すだけで通じるイラストや単語が豊富
- 持ち運びに便利な、邪魔にならないコンパクトサイズ
ほんの少しのスペイン語が、思わぬ出会いや忘れられない思い出を運んできてくれます。ぜひ、旅の最高の相棒として、この一冊を連れて行ってください!
まとめ:ベトナムの魅力を満喫する旅へ


活気あふれる街並みから、穏やかな自然の風景、そして何を食べても美味しい絶品グルメまで、ベトナムは五感をフルに使って楽しめる、魅力満載の国です。
最終チェックリスト:ベトナム旅行を最大限に楽しむために
- ベトナムは南北に長く、地域によって気候や文化が異なる。
- 旅行準備では、訪れる都市の気候に合わせた服装と、寺院訪問用の羽織ものが重要。
- 治安は比較的良いが、スリやぼったくりには十分注意し、値段交渉を忘れずに。
- 通貨(ドン)は桁が多い。「下3桁のゼロを取って2で割る」計算方法をマスターしよう。
- お土産にはコーヒー、チョコレート、可愛い雑貨がおすすめ。
- 簡単なベトナム語を覚えていくと、旅がさらに楽しくなる。
少しの注意と準備さえすれば、ベトナムは誰にとっても忘れられない最高の旅先になるはずです。
この記事を参考に、しっかりと準備をして、一生忘れられない素晴らしいベトナムの旅を楽しんできてください!



Cảm ơn(カムオン)!ご来店ありがとうございました!



Chúc bạn có một chuyến đi vui vẻ!(良い旅を!)


