青年海外協力隊の派遣国

【ザンビアってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ザンビア」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にザンビアへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】ザンビアってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 ルサカ 海抜1,272m

・通貨 ザンビア・クワチャ

・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし

・言語 英語(公用語)、ベンバ語、ニャンジァ語、トンガ語

・電圧 230V、50Hz

・コンセント C、D、Gタイプ

・面積 752.61千平方キロメートル(日本の約2倍)

・気候 温帯夏雨気候、サバナ気候、ステップ気候

・経路 空路のメインの玄関口はルサカ、エチオピア航空のアディスアベバ経由で行くアフリカルートが一般的。

※直行便なし。乗り換えは1~3回。

・祝日 10月24日(独立記念日)

・産業 鉱業(銅、コバルト等)、農業(トウモロコシ、タバコ、綿花、大豆)、観光

・挨拶 英語

 

言語

ザンビアの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ザンビアの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

ザンビアでは以下の言語が主に使われています。

  • 英語
  • ベンバ語
  • トンガ語
  • ニャンジャ語
  • ムワンガ語
  • ロジ語
  • チェワ語
  • ルンダ語
  • カオンデ語
  • コエ語
  • ショナ語
  • チョクウェ語
  • トゥンブカ語
  • ランバ語
  • ルヴァレ語

このうち「英語」が公用語として登録されています。

英語以外の言語は各部族感で使われているため、話者数に偏りがあります。

各民族語のうち最も使用されるのはカッパーベルトなどの北部で主に使用されるベンバ語(33.4%)で、ついで首都ルサカ周辺で使用されるニャンジャ語(14.7%)、南部で使用されるトンガ語(11.4%)、西部で使用されるロジ語(5.5%)、東部で使用されるチェワ語(4.5%)と続きます。

また北西部ではルンダ語も多く使われており、ニャンジャ語とチェワ語はほぼ同一の言語となっているため相互で意思疎通をすることができます。

 

英語は使えるの?

英語はザンビアでは公用語として登録されていることもあり、初等教育から英語を学んでいます。

そのため、ザンビアでは英語が少なからず通じるみたいです。

英語が通じるなら、少し安心ですね!

 

気候・位置

「ザンビア共和国」通称ザンビアは、アフリカ南部に位置する共和制国家で、かつてはイギリス領北ローデシアであった地域です。

「コンゴ民主共和国」「タンザニア」「マラウイ」「モザンビーク」「ジンバブエ」「ナミビア」「アンゴラ」「ボツワナ」の8つの国と国境を接しています。

ザンビアはアフリカだからめっちゃ暑そう!ってイメージありますよね。

しかしながらザンビアは高地にあるため、国土の大部分が温帯夏雨気候で過ごしやすい気候となっているようです。

 

ザンビアの年降水量は500-1,500mmで、首都であるルサカの標高は約1,200mと高く1月の平均気温は21℃、7月の平均気温は16℃と長袖がほしい時期が多いみたいです。

5月から8月が涼しい乾季となっており、9月から11月は暑い乾季、雨季は12月から4月でとなっているため日本とは逆の気候になっています。

最も寒い6月で最低気温5℃前後、最も暑い10月で最高気温33℃前後です。

国土の南端部は降水量が少なく、ステップ気候となっており、一方西部や東部の一部はサバナ気候となっています。

 

衣服

アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。

そんなアフリカの国ザンビアの伝統衣装は「チテンゲ」です!

主にチテンゲは女性が使うもので、布を腰に巻くなどして使います。

他にもチテンゲはいろいろな用途に使えて、テーラーさんに頼んでワンピースを作ったり、赤ちゃんのおんぶ紐として使用したり、またエプロン代わりとしても使用されているみたいです。

 

では、私たちがザンビアに行ったらどのような服装をしたら良いのでしょうか。

ザンビアでは、日本と同じように身なりに非常に気を使った方が良さそうです。

身なりで仕事や職位が分かるくらいなので、基本的にはオフィスで働いている男性はきちんとスーツを着用し、常に靴を磨いているみたいです。

また女性も同様に整った身なりをしていて、常にパンプスを着用しており、スニーカーはスポーツするとき以外は履かないそうです。

 

そのため、もし協力隊で行ったり観光で行ったりする際には日本から着やすい服を持って行く方が生活しやすいかもしれません。

また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュを持って行きましょう。

ビクトリア湖の観光の際には水しぶきがかなり飛んでくるようなので、レインコートなどでの対策が必要です。

足下も足首を固定できるサンダルなど、ぬれてもいい靴を持って行きましょう。

 

年間を通し、半袖と日差しよけの薄手シャツなどの服装が適しています。

日差しが気になる方はなるべく長袖を着たり、帽子やサングラスなどでも暑さ対策をしてください!

 

代表的な食事

続いて、ザンビアでの食事について。

ザンビアでは「シマ」というトウモロコシ(メイズ)の粉を沸騰したお湯と合わせて木べらでこねて、粘り気のある状態にしたものが主食となっています。

シマの味はお餅になりかけのお米みたいな感じらしく、1度は食べてみたいですね!

ザンビアではこのシマをお肉や野菜と一緒に手で食べます。

他にも魚や卵、ピーナッツなども一緒に食べることもあるようです。

 

味付けは油と塩を大量に使用していますので、ちょっと塩辛く感じることが多いらしく、おなかの弱い方は胃薬など持って行った方が安心できるかもしれません。

ザンビアではメイズの他にもお米やパスタ、インスタントラーメンなども手に入れることができるので、シマ以外の料理も食べることができるようです。

また、ザンビアには中国系の人やインド系の人、中東系の人も多く暮らしているので、中華料理や中華食材も手に入りやすく、インド料理のサモサや中東料理のシャワマ(ポテト、チキン、野菜などを小麦粉で作った生地で巻く中東風巻きサンドイッチ)も食べることができます。

また、首都のルサカやヴィクトリア・フォールズで有名なリビングストンでは、ナミビアからの生牡蠣やサーモンがメインですが、お寿司も食べることができるみたいです。

大きな街ではピザやハンバーガー、アイスクリームなども食べることができるため、食事には困らなさそうです。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!

ザンビアでポピュラーな料理は「シマ・ナ・クク」という主食であるシマを添えたチキン料理や豆の煮込み、またインド人が伝えた「トンカベジ・チキンカレー」も良く食卓に並びます。

シマの他にもキャッサバ、雑穀、お米、ジャガイモ、パスタといった食材で料理を作っているみたいです。

また部族や地方ごとに料理に特色があり、たとえば湖や川沿いの地域ではカペンタ(Kapenta)という小さいいわしのような魚や、ナマズ、タイ類の魚などをよく食べ、乾燥させて料理に用いることもあります。

 

また、東部のトゥンブカ族は、荒野に生息するネズミや、象を好んで食べ、北部の農村に暮らすベンバ族は、豆や野菜料理をよく食べるほか、イモムシやバッタ、はちみつを集めてこれらも食用としています。

ザンビアでの飲み物は、フルーツジュースやビール、モシ・ラガー、ライノ・ラガー、チブクといった西洋スタイルのビールブランドがあるほか、各家庭で自家製ビールが造られることもあります。

また「Umunkoyo」という、植物の根から作られるノンアルコール飲料もポピュラーです。

 

住居

続いてザンビアでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ザンビアでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にザンビア旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。

地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。

アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。

 

格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

長期的に住みたい場合の住居の形式は、アパート(集合住宅)及びハウス(一戸建て)の2種に大別されます。

アパートやハウスの一部は、コンプレックス(集合住宅地)となっており、一か月の家賃相場は住居の規模、ロケーションにもよりますが、3寝室の家具無し物件で2,500~3,500ドル(管理費,電気・水道料金除く)が相場となっています。

 

電気・水道等のサービスは完備されていますが、都市ガスはないため台所等の熱源は電気が主流です。

ガスが必要な場合はプロパンガスを購入することになります。

電気代の支払いはプリペイド方式となっており、ZESCO事務所で現金で支払うと領収書にコード番号が記載されており、その番号をメーターに入力すると数値が上がる仕組みになっています。

居を探す場合は不動産業者を通じて探す方法以外に、新聞広告から探すこともできるみたいです。

 

物価と治安

ザンビアの通貨は「ザンビア・シリング」です。

1ザンビア・シリング→6.06円(2021/07/11)で、過去5年の変動4,86円~12,56円となっているためまあまあ変動しています。

物価についてですが、

  • 水500ml 1500ザンビア・クワチャ
  • 牛肉(ヒレ)100g 約10クワチャ(約80円)
  • Mosiビール340ml 約8クワチャ(約64円)
  • 食堂で5000~15000ザンビア・クワチャ
  • 安宿30000~65000ザンビア・クワチャ
  • ステーキセット 約150クワチャ(約1200円)
  • カフェラテ 約40クワチャ(約320円)
  • ビール 約30クワチャ(約240円)
  • ファーストフードのフライドチキンとポテトのセット 約25クワチャ(約200円)
  • 市内バス 約10クワチャ(約80円)

またスーパーで売られている食料品の値段はだいたい日本と同じくらいで、ザンビアはお肉が有名なため「ザンビーフ」と呼ばれる牛肉が安く手に入ります。

味は和牛と比べてタンパクですが柔らかく美味しいようです。

ザンビア名産のMosiビールが1本8クワチャ(約64円)と激安で買えることもあるみたいです。

 

安いですね!この価格なら節約しなくても十分生活できそうです。

続いて治安について。

車上荒らしやひったくり、偽警察官からの金の巻き上げと言った犯罪が少なからず報告されているようですが、2018年に発表された世界平和度指数ランキングでは163か国中48位となり、アフリカでもっとも平和な国の一つとして評価されていることもあり、治安が悪すぎることはないみたいです。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてザンビアに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでザンビアで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

ザンビアでは手食の文化があるため、現地で1度は体験してみたいですね。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

ザンビアはアフリカで1番幸福度が高い国なんだとわかりましたが、そのランキング発表後に債務不履行状態へ陥っていることがかなり気になります。

しかしながら、食事に関しては困ることはなさそうだったので安心ですね!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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