¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ジンバブエ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にジンバブエへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ジンバブエってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ハラレ
・通貨 ジンバブエ・ドル
・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 英語、ショナ語、ンデベレ語
・電圧 240V、50Hz
・コンセント D、Gタイプ
・面積 38.6万平方キロメートル(日本よりやや大きい)
・気候 熱帯気候、やや温暖気候
・経路 「南アフリカ航空」「キャセイ航空」「シンガポール航空」等でヨハネスブルグに入り、そこから南アフリカ航空などで行く南廻りルートが一般的。
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 4月18日(独立記念日)
・産業 (農)たばこ、綿花、園芸、(鉱)プラチナ、クローム、ニッケル、金、ダイヤモンド
(観光)ビクトリアの滝やグレート・ジンバブエ遺跡等、世界遺産5か所
・挨拶 おはよう、元気?…マングワナニ マムカセイ?(Mangwanani, mamuka sei?)、私は元気です、あなたは?…タムカ マムカ ウォ?(Tamuka mamuka wo?)
こんにちは、元気?…マスカティ マスウェラセイ?(Masikati, maswera sei?)、私は元気です、あなたは?…タスウェラ マスウェラ ウォ?(Taswera maswera wo?)
こんばんは、元気?…マネル マスウェラセイ?(Manheru, maswera sei?)、調子どう?…ジリセイ?(Ndiri sei?)、調子いいよ…ボーボー(Bobo.)
言語
ジンバブエの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ジンバブエの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ジンバブエでは以下の言語が主に使われています。
- 英語
- ショナ語
- 北ンデベレ語(北ンデベレ語)
- チェワ語(コイサン語)
- セナ語(バルウェ語)
- カランガ語
- ナンビャ語
- ンダウ語
- ツォンガ語(シャンガーン語)
- ショナ語
- ジンバブエ手話
- ソト語
- トンガ語
- ツワナ語
- ヴェンダ語
- コサ語
もともとは英語が公用語でしたが、最近では新たに16の言語が公用語として登録され、ジンバブエでは使われています。
英語は使えるの?
公用語が英語として使われているのだから、ジンバブエでは英語が通じるのか!と思ったのですが、ジンバブエでは英語よりも「ショナ語」と「北ンデベレ語」が主に使われているので、英語に頼り切りは少し怖いかもしれません。
もし時間があったら派遣される自身の地域の言語を勉強していけたら仕事がスムーズに進むかもしれませんね。
気候・位置
「ジンバブエ共和国」通称ジンバブエは、アフリカ大陸の南部に位置する共和制国家で、「モザンビーク」「ザンビア」「ボツワナ」「南アフリカ共和国」と国境を接しています。
なお、地図を一見すると接しているように見える「ナミビア」とは、ザンビアとボツワナを挟んで150メートルほど離れています。
地形は高原が大部分を占めていますが、東部は山岳地帯となっていて、そんなジンバブエの気候は熱帯気候と言われています。
しかしながら、高地のためやや温暖な気候にもなっており、季節は大きく5月~10月までの乾季と11月~4月までの雨季に分かれます。
ただし雨季に関いては、東部の高地以外では雨量が少なくなっているみたいです。
6月から8月は、1日の寒暖の差が激しく、日中は暖かくも朝晩の気温は10度以下にまで下がります。
逆に最も暑い時期は雨期に入る前の10月で、日中の最高気温は30度前後に達します。
ちなみにビクトリアの滝への、観光のベストシーズンは6月~8月となっているみたいなので参考にしてみてください!
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
ジンバブエでは基本的に年間を通して、半袖と薄手の羽織ものといった服装で対応できます。
しかしながらジンバブエで「ビクトリアの滝」を訪れる場合は、レインコートやサンダルなど水しぶき対策をしていった方がいいみたいです。
靴は足元を固定できるサンダルなどをもっていくといいでしょう。
ビーチサンダルなどは滑りやすく危険なため避けてください。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
日差しが強い時もあるので、なるべく長袖を着たり、帽子やサングラスなどでも暑さ対策をしてください!
代表的な食事
続いて、ジンバブエでの食事について。
ジンバブエではトウモロコシの粉を煮詰めた「サザ」が主食となっております。
ちなみにこのザザですが、マラウイやザンビアでは「シマ」、ケニアでは「ウガリ」とも呼ばれています。
また「ムリヲ」と呼ばれるほうれん草とピーナッツバターを混ぜた「ラリッシュ」という料理もよく食べられているそうです。
お肉に関しては、牛肉、豚肉、鶏肉がジンバブエの全土で食べられており、飲食店ではトマトベースのスープで牛肉を煮込んだ料理をおかずとしてザザに加え、ホウレンソウであるムリヲの組み合わせが一般的です。
日本でいう白米に味噌汁とおかずのようなものだと思います。
アフリカ全土で有名な主食となっているザザですが、同じ食材でも国や地域ごとに味や触感が変わってくるので、食べ比べが出来たら楽しそうですね!
またジンバブエではパスタも一般的に食べられているようです。
しかしながら、ジンバブエの方の中には30分強ゆでる人とかもいるらしく、日本人が想像するパスタではない可能性が高いです…。
他にもジンバブエではタイ米が多く流通しており、炊き方は日本と違って、お水に油を入れて塩を入れて炊くみたいです。
タイ米と日本米は結構違いますが、それでもお米が食べられるのはうれしいですね!
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
ジンバブエでは日本ではほとんど食べないものも食卓に並ぶみたいです!
まずはヤギですが、これは食べたことがある人も多いかもしれません。
新鮮なものはとてもおいしいそうですが、私は獣臭のするヤギ肉しか食べたことがないので、いつか新鮮なヤギ肉も食べてみたいです。
続いて大きなネズミ!日本では衛生上食べることはまずありませんが、ジンバブエでは普通に売られているみたいです。
また鶏の足などもスープなどに入れて食べられるそうです。
最後にマドゥラと呼ばれるイモムシ!私は食べられる自信がありませんが、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
住居
続いてジンバブエでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ジンバブエでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にジンバブエ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
またジンバブエでは都市部と農村部の発展具合の違いがものすごく大きく、農村部の大半は円筒形の土壁に茅葺き屋根のような草の屋根の家で暮らしています。
一度はアフリカならではの家を見てみたいですね!
物価と治安
ジンバブエの通貨は「アメリカ合衆国ドル。RTGSドル」です。
なんとジンバブエではアメリカ合衆国の通貨がそのまま使われているみたいです。
最近までは独自通貨であるジンバブエドルが使われていたのですが、2000年代に発生したハイパーインフレーションにより価値を失い、2015年に廃止、そして現在アメリカ合衆国ドルが利用されています。
RTGSドルにつきましては2019年に使われ始めたものの、変動が大きく信用できるアメリカ合衆国ドルを使う国民が多いみたいです。
ジンバブエでは通貨や価値が頻繁に変わっているためかなり気を付けて両替をする必要があります。
ハイパーインフレの影響もあり、物価がすぐに変動するためスーパーの棚で手にした商品の価格が、会計時に値上がりしていることもあるんだとか…
ジンバブエ怖い( ゚Д゚)
続いて治安について。
ジンバブエは極端に治安が悪い国というわけではありませんが、強盗や窃盗などの一般犯罪の発生率は日本の約30倍にものぼると言われており、常に警戒する必要があります。
強盗や窃盗などに遭う危険は常に存在するので、基本的な防犯対策を怠らないようにしましょう。
またジンバブエでは警察すらあてにならないこともあるみたいです。
警察によるパトロールの活動範囲や頻度はかなり限定的であり、また犯罪発生後現場に到着するのにも1時間ほどの時間を要するなど、ジンバブエでは正直あまり警察はあてにならないため、自分の身は自分で守れるようにしましょう。
また、先ほども通貨のことで記載しましたが、価値が急落したことなどを背景に、多くの市民は米ドルを欲しています。
観光客が米ドルを持っていると認識された場合、犯罪のターゲットとされてしまうことがあるので、その使用には十分気を付けてください。
文化的特徴
青年海外協力隊としてジンバブエに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでジンバブエで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず交通マナーですが、歩行者優先の日本とは異なり、ジンバブエは車優先社会ですので注意してください。
また恋人がいようが、結婚していようが一夫多妻制のジンバブエでは問題にならないので熱烈なアタックを受けることがあるかもしれません。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
ジンバブエでは何の通貨をどのくらい持っていけばいいのかよくわかりませんでしたね。
ハイパーインフレーションめちゃくちゃ怖いです(;´・ω・)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!