
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「マヤ文明の遺跡と美しいカリブ海を望む国」として知られる【ホンジュラス】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ホンジュラス派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ホンジュラス派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ホンジュラスの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ホンジュラス派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力や中米の文化に関心があり、ホンジュラスという国について深く学びたい方
- 将来的に中米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ホンジュラスってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



治安がとても心配だけど、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ホンジュラスという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のホンジュラス派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ホンジュラスという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ホンジュラス派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてホンジュラスでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ホンジュラスとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中央アメリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
ハリケーンは大丈夫なんだろうか?



公用語はスペイン語だけど、英語は通じるのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいホンジュラスの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ホンジュラスを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ホンジュラスってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ホンジュラスの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ホンジュラス共和国(テグシガルパ) |
---|---|
言語 | スペイン語(公用語)、ガリフナ語、ミスキート語など |
通貨 | レンピラ(HNL)。1 HNL = 約6.4円(2025年10月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より15時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 高原部は温帯、海岸部は熱帯(雨季と乾季がある) |
電圧 | 110ボルト / 60ヘルツ |
コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
面積 | 約11.2万平方キロメートル(日本の約3分の1) |
産業 | 農業(コーヒー、バナナ、パーム油)、縫製業、観光業 |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカ(ヒューストン、アトランタなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20時間以上。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで安心
- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
ホンジュラスの面積は?日本の約3分の1
さて、青年海外協力隊の派遣国『ホンジュラス』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ホンジュラスの面積は 約11.2万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)の約3分の1、北海道と九州を合わせた面積より少し小さいくらいなんです!



中米では比較的大きな国で、マヤ文明のコパン遺跡や、世界で2番目に大きなサンゴ礁、手つかずの熱帯雨林など、多様な自然と文化が広がっているんです!
隣国は?グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア
また、中央アメリカの中央部に位置するホンジュラス。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ホンジュラスは、西をグアテマラ、南西をエルサルバドル、南東をニカラグアと国境を接し、北はカリブ海、南は太平洋のフォンセカ湾に面しています。
この地理的条件が、マヤ文明と、カリブ海のガリフナ文化、そしてスペイン植民地時代のラテン文化が混ざり合う、多様な文化を生み出しています。



たくさんの国と接しているんですね!



そうなんです。だからこそ、地域によって人々の雰囲気や文化も少しずつ違っていて、とても奥深い魅力があるんです!
このように、独特の地理的特徴は、ホンジュラスの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ホンジュラスの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ホンジュラスの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ホンジュラスの気候は、地域によって多様ですが、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
高原地帯は過ごしやすいですが、海岸部は高温多湿で、ハリケーンシーズンへの備えが快適な生活の鍵となります。
- 乾季(12月~5月頃)
雨が少なく、湿度が比較的低いため、一年で最も過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンでもあります。 - 雨季(6月~11月頃)
ほぼ毎日、午後にスコールが降ります。湿度も高くなります。特にカリブ海側では、この時期はハリケーンシーズンと重なるため、注意が必要です。 - 気温
首都テグシガルパなどの高原地帯(標高約1,000m)は、年間の平均気温が23℃前後と温暖です。一方、カリブ海・太平洋沿岸の低地は年間を通して30℃を超える熱帯気候です。
服装は、滞在する地域の標高によって大きく異なります。高原地帯では日本の春・秋服が基本ですが、日中と朝晩の寒暖差が激しいため、薄手の長袖や羽織れるものは必須です。低地では日本の夏服で過ごせます。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策も欠かせません!
ホンジュラスの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ホンジュラスでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ホンジュラスの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語が中心の社会で、英語や先住民の言葉がどの程度通用するのか、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ホンジュラスでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ホンジュラスで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
ホンジュラスの公用語はスペイン語です。国民の大多数がスペイン語を母語としています。
しかし、多民族国家であるため、地域によっては様々な言語が話されています。
- 英語:カリブ海に浮かぶバイーア諸島では、イギリス植民地時代の影響で英語が広く話されています。本土の観光地でも通じることがあります。
- ガリフナ語、ミスキート語など:カリブ海沿岸部では、アフリカ系や先住民系の各コミュニティで独自の言語が話されています。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。人々との信頼関係を築き、活動を円滑に進めるためには、積極的にスペイン語を学ぶ姿勢が重要になります。
豆知識ですが、ホンジュラスの通貨「レンピラ」は、スペインの侵略に抵抗した先住民レンカ族の英雄「レンピラ」に由来しています。彼の肖像は1レンピラ紙幣にも描かれています。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
バイーア諸島などの一部地域を除き、日常生活で英語が通じる場面はほとんどありません。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢が、人懐っこいホンジュラス人の心を開き、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


ホンジュラス派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ホンジュラス。
もしあなたが「ホンジュラスで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でホンジュラスに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ホンジュラスで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがホンジュラスで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ホンジュラス派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のホンジュラスへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 28名(うち女性16名)
帰国隊員数 :1,261名(うち女性 667名)
累計派遣隊員数:1,290名(うち女性 683名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ホンジュラスで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ホンジュラスでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ホンジュラスでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育・青少年活動: 小学校での算数指導や、地域の青少年を対象とした非行防止のためのスポーツ(野球など)や音楽活動の支援が求められています。
- 保健・医療: 看護師や栄養士として、地方の保健センターで母子保健サービスの改善や、住民への栄養指導を行います。
- コミュニティ開発: 地方の市役所やNGOに配属され、女性グループの収入向上支援や、ごみ問題の解決など、地域の生活環境改善に取り組みます。
- 農業: 野菜栽培の専門家として、農家への技術指導や、学校菜園の運営支援などを通じて、食料安全保障や栄養改善に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でホンジュラスの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ホンジュラスでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のホンジュラスでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ホンジュラスでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ホンジュラスでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイか、アパートや一軒家を借りることが多いです。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に暮らすホームステイは、特に地方に配属された場合に多いです。ホンジュラスの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。 - アパート・一軒家
都市部では、キッチンやシャワー・トイレが備わったアパートや一軒家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリやゴキブリなどの虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?ホンジュラスのインフラ整備状況



また、ホンジュラスでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
計画停電や、雨季のスコールによる突発的な停電が日常的にあります。停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーは必須アイテムです。 - 水道
断水も頻繁に発生します。多くの家庭では屋上に貯水タンクを設置しています。水道水は飲用には適さないため、ガロン単位で飲料水を購入するのが一般的です。お湯のシャワーはなく、水シャワーが基本です。 - インターネット
都市部では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方では速度が遅く不安定なこともあります。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



停電や断水は大変そうだけど、工夫次第で乗り越えられそうですね!
ホンジュラスでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ホンジュラス生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてホンジュラスでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ホンジュラスの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



中米で一番治安が悪いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではホンジュラスの通貨「レンピラ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがホンジュラスで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ホンジュラスの通貨「レンピラ(HNL)」の基本とリアルな物価事情
ホンジュラスの通貨は「レンピラ(Lempira)」で、略称は「HNL」または「L」です。
2025年10月現在のレートで、1HNLあたり約6.4円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂(コメドール)での食事は非常に手頃な価格です。
水(600ml) | 約10 HNL(約64円) |
国産ビール(サルバ・ビダ) | 約25 HNL(約160円) |
国民食バレアーダ(1枚) | 約20 HNL(約128円) |
市内のバス料金 | 約13 HNL(約83円) |
バナナ(1本) | 約2 HNL(約13円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や大型スーパーの加工品は割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
ホンジュラスの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ホンジュラスの治安は、中南米の中でも特に厳しい状況にあり、常に最大限の注意と高い防犯意識を持つことが不可欠です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、首都テグシガルパ市や第二の都市サン・ペドロ・スーラ市など多くの地域に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が、その他の地域にも危険レベル1「十分注意してください。」が発出されています。
特に、殺人、強盗などの凶悪犯罪の発生率が依然として高く、ギャング(マラス)絡みの犯罪も深刻な問題です。
観光客や外国人を狙った強盗、スリ、置き引き、バスジャックなども頻繁に発生しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ホンジュラスの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きや単独行動を絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、スマートフォンを路上で使用しないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ホンジュラス安全対策基礎データ
ホンジュラス生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ホンジュラスの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのホンジュラス生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ホンジュラスでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ホンジュラスでの服装は、滞在する地域の標高によって大きく異なりますが、基本は重ね着で対応するのが賢い方法です。
- 高原地帯(首都圏など)
日中は半袖で過ごせても、朝晩は涼しくなります。Tシャツに、パーカーや薄手のジャケットなどを重ね着するのが基本です。 - 低地(海岸部など)
年間を通して高温多湿なため、日本の夏服(Tシャツ、短パンなど)で過ごせます。ただし、冷房対策として薄手の羽織ものはあると便利です。 - 活動時の服装
配属先にもよりますが、学校や役場などでは襟付きのシャツやポロシャツ、チノパンといった少しきちんとした服装が好まれます。安全上の観点からも、華美な服装は避けましょう。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介するデング熱などの感染症予防のためにも、虫除けスプレーは欠かせません。



過ごしやすい気候でも、寒暖差対策と安全への配慮が重要なんですね!
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
ホンジュラスには、地域や民族ごとに様々な伝統衣装がありますが、特に女性が着るカラフルなワンピースが有名です。
白地の綿のドレスに、赤や青、緑といった鮮やかな色のリボンや刺繍で装飾が施されています。特に「フォルクロリコ」と呼ばれる民族舞踊の際に着用され、ダンサーがスカートを広げると、まるで花が咲いたかのように見える美しいデザインが特徴的です。これらの衣装は、独立記念日などのお祭りの際に着用され、ホンジュラスの文化的な誇りを示しています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、人々の文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ホンジュラス文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざホンジュラスへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ホンジュラスならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ホンジュラスでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ホンジュラスには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ホンジュラス人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ホンジュラス文化の心得」を一緒に学びましょう!
ホンジュラスで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、すれ違う時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - 運転マナーに注意
交通ルールを守らない運転手が多く、交通事情は非常に悪いです。歩行者優先の意識は低いため、道を渡る際は十分すぎるほど注意してください。 - チップの習慣
レストランでは料金にサービス料が含まれていることが多いため、基本的にチップは不要です。特別なサービスを受けた場合に、感謝の気持ちとして渡す程度で問題ありません。 - 宗教への敬意
国民の多くは敬虔なカトリック教徒です。教会を訪れる際は、タンクトップや短パンといった露出の多い服装は避け、静かに振る舞いましょう。



運転マナーは、自分で運転しなくても歩行者として気をつけないといけませんね!
時間にルーズ?「Hora Catracha」の精神
ホンジュラスには、「Hora Catracha(オラ・カトラチャ)」という言葉があります。これは「ホンジュラス時間」という意味で、時間に寛容な文化を表しています。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


ホンジュラスの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ホンジュラスでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ホンジュラスの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ラテンアメリカの料理って辛いのかな…?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのホンジュラスでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、食にまつわる文化まで、ホンジュラスの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ホンジュラスの基本料理と主食|バレアーダを解説
ホンジュラスの食事は、トウモロコシ、米、豆を主食とし、そこにカリブ海とラテンアメリカの食文化が融合した、素朴でボリューム満点の料理が基本スタイルです。
- バレアーダ (Baleada)
小麦粉で作った厚めのトルティーヤに、フリホーレス(豆のペースト)、チーズ、サワークリームを挟んだ、ホンジュラスを代表する国民食。アボカドや肉などを加えることもあり、屋台や食堂で気軽に食べられます。 - プラト・ティピコ (Plato Típico)
「典型的な一皿」を意味する定食。焼いた牛肉、チョリソー、フリホーレス、揚げバナナ、チーズ、トルティーヤなどがワンプレートに盛られた、ボリューム満点の代表的な料理です。 - ソパ・デ・カラコル (Sopa de Caracol)
カリブ海沿岸の名物で、コンク貝をココナッツミルクで煮込んだクリーミーなスープ。ユカ芋やプランテンなどの野菜も入っており、栄養満点です。



バレアーダ、シンプルだけど絶対美味しい組み合わせ!毎日のお昼が楽しみになりますね!
ホンジュラスの食文化|揚げバナナとフリホーレス
ホンジュラス料理を語る上で欠かせないのが、**揚げバナナ(Plátano frito)**と**フリホーレス(Frijoles)**です。料理用の甘くないバナナであるプランテンを揚げたものは、食事の付け合わせとして、またおやつとしても頻繁に登場します。フリホーレスは、赤インゲン豆を煮て潰したペーストで、トルティーヤやバレアーダに塗ったり、ご飯に添えたりと、ほぼ全ての食事に欠かせない存在です。
味付けは塩やニンニク、クミンなどが中心で、辛い料理はそれほど多くありません。辛い物が好きな人は、卓上にあるチリソースを自分でかけて調整します。
ホンジュラスの飲み物文化|コーヒーと国産ビール
ホンジュラスは、中米有数の高品質なコーヒーの産地として知られています。国内でもコーヒーは日常的に飲まれており、たっぷりの砂糖を入れて甘くして飲むのが一般的です。
ビールでは、「サルバ・ビダ(Salva Vida)」や「インペリアル(Imperial)」といった国産ビールが国民的に親しまれています。すっきりとした味わいで、暑い気候によく合います。
協力隊員として活動する中で、食事やコーヒーに誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。ホンジュラスの人々は、家族や友人と食卓を囲む時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場の美味しいコーヒーを毎日飲めるなんて最高!バレアーダと一緒に飲んでみたい!


先輩隊員の声:ホンジュラスでのリアルな体験談



実際にホンジュラスで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(青少年活動)は、派遣前は治安への不安が非常に大きかったと語ります。「しかし、任地での生活が始まると、その不安は人々の温かさによって和らいでいきました。『チナ(Chino/China)!』と親しみを込めて呼んでくれ、いつも気にかけてくれる近所の人たち。私が一人でいると『危ないから家に入りなさい』と心配してくれる。厳しい現実の中でも、他人を思いやる優しさに何度も救われました」と振り返ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、日本の感覚で計画通りに物事を進めようとして、約束が守られなかったり、「Mañana(明日やるよ)」と言われたまま進まなかったりと、うまくいかない現実に何度も壁にぶつかったそうです。「しかし、彼らは決して悪気があるわけではないと気づきました。焦る私に、同僚がコーヒーを淹れて『Tranquila(落ち着いて)』と。まずは一緒にコーヒーを飲み、雑談を交わす。この一見無駄に見える時間こそが、信頼関係を築き、物事を動かすための最も重要なプロセスだと学びました」と語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ホンジュラス「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



厳しい環境の中だからこそ、人々の優しさや異なる価値観に触れることで、日本では得られない学びがあるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ホンジュラス:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてホンジュラスで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ホンジュラスでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがホンジュラスへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ホンジュラス派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ホンジュラス派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ホンジュラスへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ホンジュラス派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよホンジュラスへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜホンジュラスか?」を明確に
数ある派遣国の中でも、なぜ特に治安が厳しいとされるホンジュラスで活動したいのか。その困難を乗り越えてでも成し遂げたいことや、教育や保健といった課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「ストレス耐性」と「人間力」をアピール
ホンジュラスでの生活は、厳しい安全対策や、時間に寛容な文化への適応など、精神的な強さが求められます。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、心温かい現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAホンジュラス
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ホンジュラスでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ホンジュラスでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ホンジュラスでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ホンジュラスでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ホンジュラス派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でホンジュラスに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のホンジュラス派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ホンジュラス派遣の職種と活動内容
- ホンジュラスでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ホンジュラス:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ホンジュラスへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!