はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「インカ帝国の末裔が暮らす神秘の国」として知られる【ペルー】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ペルー派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ペルー派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ペルーの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ペルー派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力や先住民文化、考古学に関心があり、ペルーという国について深く学びたい方
- 将来的に南米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ペルーってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ペルーという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のペルー派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ペルーという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ペルー派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてペルーでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ペルーとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



標高が高いって本当?
気候は日本と全然違うんだろうか?



公用語はスペイン語だけど、他の言葉も話されてるの?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいペルーの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ペルーを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ペルーってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ペルーの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | ペルー共和国(リマ) |
|---|---|
| 言語 | スペイン語、ケチュア語、アイマラ語など |
| 通貨 | ソル(PEN)。1 PEN = 約42円(2025年10月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より14時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 海岸砂漠、アンデス山脈、熱帯雨林の3つに大別 |
| 電圧 | 220ボルト / 60ヘルツ |
| コンセント | Aタイプ、Cタイプが主流。日本の電化製品は変圧器が必要。 |
| 面積 | 約128.5万平方キロメートル(日本の約3.4倍) |
| 産業 | 鉱業、農業(アスパラガス、ぶどう)、漁業、製造業 |
| 直行便(2025年10月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | アメリカ(ロサンゼルス、ヒューストンなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20時間以上。 |
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ペルーの面積は?日本の約3.4倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『ペルー』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ペルーの面積は 約128.5万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)の約3.4倍もの広さがあるんです!



その広大な国土は、砂漠の広がる海岸地帯、6,000m級の山々が連なるアンデス山脈、そして広大なアマゾンの熱帯雨林という、全く異なる3つの顔を持っているんです!
隣国は?5カ国と国境を接する南米の大国
また、南米大陸の西部に位置するペルー。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ペルーは、北をエクアドルとコロンビア、東をブラジル、南東をボリビア、南をチリと、5つもの国と国境を接し、西は広大な太平洋に面しています。
この地理的条件が、インカ帝国をはじめとする古代文明の繁栄と、スペイン植民地時代の文化、そして多様な自然環境が融合した、独自の重層的な文化を生み出しています。



たくさんの国と接しているんですね!



そうなんです。だからこそ、地域によって人々の雰囲気や文化、そして食文化も大きく異なり、旅をするたびに新しい発見がある、とても奥深い国なんです!
このように、独特の地理的特徴は、ペルーの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ペルーの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ペルーの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ペルーの気候は、地域によって全く異なり、「コスタ(海岸砂漠地帯)」「シエラ(アンデス山脈地帯)」「セルバ(熱帯雨林地帯)」の3つに大別されるのが最大の特徴です。
日本とは季節が逆(南半球)で、地域ごとに全く異なる準備が必要です。
- コスタ(海岸砂漠地帯)
首都リマなど。一年を通してほとんど雨が降らない砂漠気候です。夏(12月~4月)は日差しが強く、冬(5月~11月)は「ガルーア」と呼ばれる霧に覆われ、肌寒くなります。 - シエラ(アンデス山脈地帯)
クスコやマチュピチュなど。標高が高いため、季節は乾季(4月~10月)と雨季(11月~3月)に分かれます。一日の中に四季があると言われるほど、日中と朝晩の寒暖差が非常に激しいのが特徴です。 - セルバ(熱帯雨林地帯)
イキトスなど。一年中高温多湿で、雨季と乾季がありますが、乾季でもスコールが降ります。
服装は、滞在する地域によって全く異なります。複数の地域を移動する場合は、夏服から冬服まで全ての季節の服装が必要です。特にシエラでは、日中は半袖でも朝晩はダウンジャケットが必要になるため、重ね着できる服装が必須です。紫外線が非常に強いため、日焼け止めや帽子、サングラスは全地域で欠かせません!
ペルーの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ペルーでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ペルーの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語のスペイン語に加え、インカ帝国時代から続く言葉も話される多言語国家の実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ペルーでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ペルーで使われている言語の種類|公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語
ペルーの公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語の3つです。国民の約8割はスペイン語を話しますが、アンデス山脈地帯では先住民の言葉も日常的に使われています。
- ケチュア語:インカ帝国の公用語だった言語で、主にアンデス山脈地帯で話されています。スペイン語が話せない高齢者も少なくありません。
- アイマラ語:主にチチカカ湖周辺のペルー南部とボリビアで話されています。
- 英語:リマの高級ホテルやレストラン、クスコなどの主要な観光地では英語が通じることが多いです。しかし、一般の人々にはほとんど通じません。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。さらに、配属先が山岳地帯であれば、ケチュア語やアイマラ語の挨拶を覚えることが、人々の心を開き、信頼関係を築く上で非常に重要になります。
豆知識ですが、「ペルー」という国名の語源は、16世紀にスペイン人がこの地を訪れた際、先住民に「この川の名前は?」と尋ねたところ、個人の名前である「ビルー」と答え、それを土地の名前と勘違いしたことから来ているという説が有名です。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
特に地方では英語は全く通じないと考えた方が賢明です。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢、そして現地の先住民言語にも敬意を払う姿勢が、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


ペルー派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ペルー。
もしあなたが「ペルーで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でペルーに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ペルーで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがペルーで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ペルー派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のペルーへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 40名(うち女性27名)
帰国隊員数 : 539名(うち女性 207名)
累計派遣隊員数: 579名(うち女性 234名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ペルーで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ペルーでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ペルーでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 貧困削減と格差是正: 地方の村落で、コミュニティ開発や青少年活動、高齢者・障害者支援などを通じて、地域住民の生活改善に貢献します。特に女性の収入向上支援などの要請が多くあります。
- 環境保全: 豊かな生物多様性を守るため、国立公園での環境教育活動や、ごみ問題解決のためのリサイクル推進活動などが求められています。
- 産業振興: 観光業の分野で、地域の観光資源を活かした商品開発やマーケティング支援を行います。また、中小企業診断士として、地場産業の振興に貢献する活動もあります。
- 日系社会との連携: ペルーは南米有数の日系社会を持つ国です。日本語教師や高齢者介護の分野で、日系社会の施設に配属されることもあります。
引用:JICAペルー事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でペルーの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ペルーでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のペルーでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ペルーでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ペルーでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイか、アパートや一軒家を借りることが多いです。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に暮らすホームステイは、特に地方に配属された場合に多いです。ペルーの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語やケチュア語を肌で感じられる貴重な経験になります。 - アパート・一軒家
都市部では、キッチンやシャワー・トイレが備わったアパートや一軒家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?ペルーのインフラ整備状況



また、ペルーでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方や山岳地帯では停電が起こることもあります。特に雨季は注意が必要です。停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
水道水は飲用には適しません。飲料水は、ガロンボトルで購入するか、浄水器を使用するのが一般的です。お湯のシャワーは無いことが多く、電気温水シャワー(通称:自殺シャワー)か水シャワーが基本です。 - インターネット
リマなどの大都市や主要な観光地では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方の村落部では通信が不安定なことも多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



電気温水シャワーは慣れるまで少し怖いかもしれませんが、すぐに快適になりますよ!
ペルーでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ペルー生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてペルーでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ペルーの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



南米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではペルーの通貨「ソル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがペルーで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ペルーの通貨「ソル(PEN)」の基本とリアルな物価事情
ペルーの通貨は「ソル(Sol)」で、略称は「PEN」または「S/」です。以前は「ヌエボ・ソル」と呼ばれていましたが、2015年に呼称が変更されました。
2025年10月現在のレートで、1PEN(ソル)あたり約42円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂(メニュー)での食事は非常に手頃な価格です。
| 水(600ml) | 約1.5 ソル(約63円) |
| 国産ビール(クスケーニャ) | 約5 ソル(約210円) |
| 食堂の定食(メニュー) | 約8 ソル(約336円) |
| 市内のバス料金 | 約1.5 ソル(約63円) |
| セビーチェ(食堂) | 約15 ソル(約630円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や観光地のレストランは割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
ペルーの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ペルーの治安は、残念ながら良いとは言えず、常に高い防犯意識を持つことが不可欠です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、コロンビア及びエクアドルとの国境地帯の一部などに危険レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されています。
また、首都リマ市及びカヤオ憲法特別県、クスコ市(マチュピチュ遺跡など一部を除く)を含む多くの地域に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が発出されており、ペルー全土で高い警戒が必要です。
特に、殺人、強盗、短時間誘拐(偽タクシーなど)などの凶悪犯罪が多発しており、最大限の注意が求められます。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ペルーの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きや単独行動を絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、スマートフォンを路上で使用しないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ペルー安全対策基礎データ
ペルー生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ペルーの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのペルー生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ペルーでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ペルーでの服装は、滞在する地域の気候帯によって全く異なります。重ね着で体温調節できるように準備するのが賢い方法です。
- コスタ(海岸砂漠地帯)
首都リマなど。夏(12月~4月)は半袖で過ごせますが、冬(5月~11月)は霧の影響で肌寒いため、ジャケットやセーターが必要です。 - シエラ(アンデス山脈地帯)
クスコなど。標高が高く、一日の中に四季があるため重ね着が必須。日中はTシャツ一枚でも、朝晩はダウンジャケットが必要なほど冷え込みます。 - セルバ(熱帯雨林地帯)
一年中高温多湿。通気性の良い夏服が基本ですが、虫刺され対策として薄手の長袖・長ズボンも必須です。 - 日差しと虫から肌を守る
標高が高い地域は日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、セルバでは蚊が媒介する感染症予防のためにも、虫除けスプレーは欠かせません。



地域ごとに服装が全く違うんですね!訪問する場所に合わせて準備することが重要ですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
ペルー、特にアンデス山脈地帯を象徴するのが、先住民の女性たちが身にまとう色鮮やかな伝統衣装です。地域によってデザインは様々ですが、一般的に「ポリェラ」と呼ばれる何層にも重ねたスカートが特徴です。
アルパカやリャマの毛で織られたショール(マンタ)や、刺繍が美しいブラウス、そして山高帽や「モンテラ」と呼ばれる独特の帽子を組み合わせます。これらの衣装は、今も多くの女性が日常的に着用しており、ペルーの風景を彩る重要な文化的要素となっています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、人々の文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ペルー文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざペルーへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ペルーならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ペルーでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ペルーには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ペルー人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ペルー文化の心得」を一緒に学びましょう!
ペルーで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、すれ違う時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - 食事のマナー
スープなどを飲む際に、音を立ててすするのはマナー違反とされています。また、全員が食べ終わるまで席を立たないのが礼儀とされています。 - 写真撮影の配慮
民族衣装を着た人々、特に子どもたちの写真を撮る際は、必ず事前に許可を得るようにしましょう。無断での撮影はトラブルの原因になります。 - チップの習慣
レストランでは料金に10%程度のサービス料が含まれていることが多いですが、良いサービスを受けた場合は、さらにチップを上乗せするとスマートです。タクシーでは基本的に不要です。



写真撮影は、相手への敬意が大切ですね!
時間にルーズ?ラテンの時間の流れ
ペルーにも、ラテンアメリカの多くの国と同様に、時間に寛容な文化があります。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


ペルーの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ペルーでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ペルーの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



世界的にグルメな国って本当?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのペルーでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、有名な飲み物まで、ペルーの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ペルーの基本料理と主食|地域で変わる食文化を解説
ペルーの食事は、地域ごとに異なる食材と、先住民、スペイン、アフリカ、中国、そして日本からの移民の食文化が融合した、世界でも類を見ないほど多様で豊かな食文化を誇ります。
- セビーチェ (Ceviche)
新鮮な魚介類をライム果汁で締め、タマネギや唐辛子で和えた、ペルーを代表する国民食。爽やかな酸味とピリッとした辛さが特徴で、特に海岸地帯で人気です。 - ロモ・サルタード (Lomo Saltado)
牛肉とタマネギ、トマト、フライドポテトを醤油ベースのタレで炒めた、ペルー風の肉野菜炒め。中国移民がもたらした調理法とペルーの食材が融合した「チファ料理」の代表格です。 - アヒ・デ・ガジーナ (Ají de Gallina)
鶏のささみを裂き、アヒ・アマリージョ(黄色い唐辛子)とチーズ、牛乳などで作るクリーミーなソースで煮込んだ料理。マイルドな辛さとコクが特徴で、ご飯によく合います。



ロモ・サルタード、醤油味がベースなんて日本人にも絶対合いますね!
ペルーの食文化|3000種以上のジャガイモと多様な主食
ペルー料理を語る上で欠かせないのが、その食材の多様性です。特にアンデス山脈はジャガイモの原産地であり、3,000種類以上ものジャガイモがあると言われています。また、トウモロコシやキヌア、そして海岸地帯では米、熱帯雨林地帯ではユカ芋や調理用バナナ(プラタノ)など、地域によって主食が異なります。



3000種類のジャガイモ!毎日違うジャガイモを食べても食べきれないですね!
ペルーの飲み物文化|インカ・コーラとチチャ・モラーダ
ペルーでコカ・コーラよりも愛されている国民的ドリンクが、「インカ・コーラ」です。鮮やかな黄色の炭酸飲料で、その味は「クリームソーダ」や「バブルガム」に例えられます。
また、「チチャ・モラーダ」という、紫トウモロコシを煮出して作る甘酸っぱいジュースも広く親しまれています。どちらもペルー料理との相性は抜群です。
協力隊員として活動する中で、食事に誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。ペルーの人々は、家族や友人と食卓を囲む時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



インカ・コーラ、どんな味か気になりますね!食を通じて仲良くなれるって素敵!


先輩隊員の声:ペルーでのリアルな体験談



実際にペルーで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな多様な文化と自然が共存する国で、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(看護師)は、アンデス山脈地帯の保健センターに配属されましたが、訪れる住民の多く、特に高齢の女性はスペイン語がほとんど話せず、ケチュア語しか通じない現実に直面したそうです。「最初は身振り手振りで必死に伝えましたが、限界を感じました。そこで、同僚にケチュア語の挨拶や簡単な問診の言葉を教えてもらい、片言でも話すようにしたんです。『ありがとう』とケチュア語で言えた時、おばあちゃんが見せてくれた笑顔は一生忘れられません」と語ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、標高3,000mを超える村での活動を始めましたが、最初の数週間は高山病に悩まされ、思うように動けなかったと言います。「日本の感覚で焦って結果を出そうとしていましたが、体がついていきませんでした。そんな私に村の人たちは『Poco a poco(少しずつね)』と声をかけ、コカ茶を淹れてくれました。高地では、急ぐことよりも、まず環境に体を慣らし、ゆっくりと人々と関係を築くことが何より大切だと学びました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ペルー「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



言葉の壁や厳しい自然環境があるからこそ、人々の優しさや異なる価値観に触れることで、日本では得られない学びがあるんですね。


青年海外協力隊ペルー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてペルーで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ペルーでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがペルーへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ペルー派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ペルー派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ペルーへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ペルー派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよペルーへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜペルーか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜペルーで活動したいのか。インカや日系社会の文化への関心、貧困・格差是正といった課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難への適応力」と「人間力」をアピール
ペルーでの生活は、厳しい治安への配慮や、高地での生活、多言語・多文化環境への適応が求められます。面接では、そうした困難な状況でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、異なる文化を持つ人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAペルー
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ペルーでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ペルーでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ペルーでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ペルーでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ペルー派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でペルーに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のペルー派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ペルー派遣の職種と活動内容
- ペルーでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ペルー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ペルーへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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