
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、多様な自然と文化に満ちた情熱の国【コロンビア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、コロンビア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「コロンビア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、コロンビアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- コロンビア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、コロンビアという国について深く学びたい方
- 将来的に南米(特にコロンビア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



コロンビアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- コロンビアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のコロンビア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、コロンビアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


コロンビア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてコロンビアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「コロンビアとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いの?それとも寒い地域もあるのかな?



公用語はスペイン語って本当?
英語は通じないのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいコロンビアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
コロンビアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
コロンビアってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
コロンビアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | コロンビア共和国(ボゴタ) |
---|---|
言語 | スペイン語(公用語)、その他先住民言語 |
通貨 | コロンビア・ペソ(COP)。1 COP = 約0.04円(2025年10月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より14時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性気候が主だが、標高により多様。 |
電圧 | 110ボルト / 60ヘルツ |
コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
面積 | 約114万平方キロメートル(日本の約3倍) |
産業 | 農業(コーヒー、花、バナナ)、鉱業(石油、石炭、エメラルド) |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカやメキシコを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20時間以上。 |
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コロンビアの面積は?日本の約3倍!
さて、青年海外協力隊の派遣国『コロンビア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
コロンビアの面積は 約114万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



なんと、日本の国土の約3倍もあるんです!南米大陸の中でも4番目に大きな国なんですよ。



広大な国だからこそ、カリブ海のビーチからアンデスの雪山、アマゾンの熱帯雨林まで、世界有数の生物多様性を誇る豊かな自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?5カ国と国境を接する
また、南アメリカ北西部に位置するコロンビア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
コロンビアは、東にベネズエラとブラジル、南にペルーとエクアドル、北西にパナマと国境を接し、南米で唯一、太平洋とカリブ海の両方に面しています。
この地理的条件が、先住民、ヨーロッパ、アフリカの文化が融合した、非常に多様で色彩豊かな雰囲気を生み出しています。



本当に色々な文化が混ざり合っているんですね。



だからこそ、地域によって音楽や食事、人々の気質まで全く違うんです!それがコロンビアの最大の魅力とも言えますよ。
このように、独特の地理的特徴は、コロンビアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、コロンビアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
コロンビアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



コロンビアの気候は、赤道直下にありながら、標高によって大きく異なるのが最大の特徴です。
季節は主に雨季と乾季に分かれ、地域によってその時期も様々です。
- 熱帯(標高900m以下)
カリブ海沿岸のカルタヘナなど。年間を通じて平均気温24℃以上の常夏の気候です。 - 温帯(標高900m~2,000m)
「花の都」メデジンなど。年間平均気温が17~24℃で、「常春の気候」と呼ばれ非常に過ごしやすいのが特徴です。 - 冷涼帯(標高2,000m~3,000m)
首都ボゴタなど。年間平均気温は12~16℃。一年中日本の春や秋のような気候ですが、一日の寒暖差が激しいのが特徴です。 - 高山帯(標高3,000m以上)
アンデスの山岳地帯。年間を通じて寒冷で、4,500m以上は万年雪に覆われています。
服装は派遣される地域の標高によって全く異なります。首都ボゴタであれば、日中は長袖、朝晩はジャケットやセーターが必須。一年中、重ね着で調整するスタイルが基本です。どの地域でも、赤道直下のため日差しは強烈。紫外線対策は年間を通じて欠かせません!
コロンビアの言語事情:スペイン語は必須?公用語と現地の言葉



コロンビアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、コロンビアの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語の特徴や、英語の通用度について分かりやすく解説します。
これを読めば、コロンビアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
コロンビアで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
コロンビアの公用語はスペイン語です。
特に首都ボゴタで話されるスペイン語は、発音が明瞭で癖が少なく、世界で最も美しいスペイン語の一つと言われています。
- コロンビア・スペイン語:地域によって方言はありますが、一般的に聞き取りやすいのが特徴です。スペイン語を学ぶには最適な環境とも言えます。
- その他の言語:80以上の先住民言語が存在し、特定のコミュニティで話されています。また、ブラジルとの国境付近ではポルトガル語が通じることもあります。
協力隊員として活動する上では、スペイン語の習得は必須です。美しい発音のスペイン語に囲まれて生活できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
豆知識ですが、国名の「コロンビア」は、アメリカ大陸を発見した探検家クリストファー・コロンブス(スペイン語名:クリストーバル・コロン)に由来し、「コロンブスの地」を意味しています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、残念ながら英語はほとんど通用しません。
首都ボゴタの高級ホテルや一部の観光地を除き、日常生活で英語が通じる場面は非常に稀です。協力隊の活動は、地域コミュニティに密着して行われるため、スペイン語でのコミュニケーション能力が不可欠となります。
派遣前の訓練や、現地での学習を通じて、積極的にスペイン語を身につける必要があります。最初は大変かもしれませんが、言葉を覚えることで、コロンビアでの生活は何倍も豊かで楽しいものになるでしょう。


コロンビア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、コロンビア。
もしあなたが「コロンビアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でコロンビアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、コロンビアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがコロンビアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
コロンビア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のコロンビアへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 22名(うち女性9名)
帰国隊員数 : 313名(うち女性 151名)
累計派遣隊員数: 335名(うち女性 160名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
コロンビアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



コロンビアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
コロンビアでは、長年の国内紛争からの和平構築と復興を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 平和構築・社会開発: 紛争の影響を受けた地域で、コミュニティの再建や住民の生計向上支援、若者や子どもたちの心のケアにつながる活動が重視されています。
- スポーツ・文化を通じた社会包摂: サッカー、野球、音楽、美術などの指導を通じて、子どもたちの健全な育成や、社会的弱者の社会参加を促進します。
- 障害者支援: 障害者施設やリハビリテーションセンターで、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどが専門性を活かして活動しています。
- 農業・農村開発: コーヒー産地などで、品質管理、マーケティング、商品開発などの指導を通じて、小規模農家の所得向上に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でコロンビアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


コロンビアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のコロンビアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
コロンビアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
コロンビアでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、主にアパートかホームステイとなります。
- アパート
都市部では、キッチンやバスルーム付きのアパートで一人暮らしをすることが多いです。セキュリティがしっかりした建物が選ばれます。 - ホームステイ
地方都市や農村部での活動の場合、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になることもあります。コロンビアの文化や食生活を肌で感じ、スペイン語を上達させる絶好の機会になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本のように完璧ではないこともあります。
電気・水道・インターネットは?コロンビアのインフラ整備状況



また、コロンビアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、特に雨季の雷などで停電が起こることがあります。地方ではより頻繁に発生するため、充電式のライトなどがあると安心です。 - 水道
ボゴタなど大都市の水道水は基本的に飲むことができますが、その他の地域では飲用を避け、ボトルウォーターを購入するのが一般的です。温水シャワーがない家も珍しくありません。 - インターネット
都市部では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、日本ほどの速度は期待できません。地方では速度が遅く不安定なことが多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能も活用しています。



都市部ならインフラは比較的整っているんですね!
コロンビアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


コロンビア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてコロンビアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



コロンビアの物価って、どんな感じなんだろう?日本より安いのかな?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



コロンビアって、昔は治安が悪いイメージがあったけど、今はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではコロンビアの通貨「ペソ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがコロンビアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
コロンビアの通貨「ペソ(COP)」の基本とリアルな物価事情
コロンビアの通貨は「コロンビア・ペソ(Colombian Peso)」で、略称は「COP」です。桁数が非常に大きいのが特徴です。
2025年10月現在のレートで、1 COPあたり約0.04円(1,000 COPで約40円)となっています。
※レートは変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特に野菜や果物、ローカルな食堂での食事は非常に安価ですが、輸入品やおしゃれなレストランでの外食は日本と同じくらいか、それ以上になることもあります。
水(1.5L) | 約3,000 COP(約120円) |
牛肉(500g) | 約15,000 COP(約600円) |
ローカル食堂のランチセット | 約15,000 COP(約600円) |
国産ビール(1本) | 約4,000 COP(約160円) |
市内バス料金 | 約3,000 COP(約120円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元のものを活用するなど計画的な支出が求められます。
コロンビアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



コロンビアの治安は、かつての危険なイメージから大きく改善しましたが、依然として日本とは大きく異なり、最大限の注意が必要です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、多くの地域に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください」やレベル1「十分注意してください」が発出されています。一部の国境地帯にはレベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」も出ています。
強盗(特に銃器や刃物を使用したもの)、窃盗(スリ、置き引き)、誘拐などの凶悪犯罪も発生しており、日本人が被害に遭うケースも報告されています。
特に、スマートフォンや金品を狙った強盗が昼夜を問わず発生しているため、路上での歩きスマホは絶対にやめましょう。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「コロンビアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、公共交通機関では常に周囲を警戒するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:コロンビア安全対策基礎データ
コロンビア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、コロンビアの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのコロンビア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・コロンビアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
コロンビアでの服装は、派遣される地域の標高に合わせて準備することが大前提です。同じ国でも、服装は全く異なります。
- ボゴタ(冷涼帯)
一年中、日本の春・秋のような気候。日中は長袖シャツや薄手のニット、朝晩や雨の日はジャケットやコートが必要です。寒暖差に対応できる重ね着が基本です。 - メデジン(温帯)
「常春の街」と言われる通り、一年中過ごしやすい気候。日中は半袖や長袖シャツで快適ですが、朝晩は薄手の羽織るものがあると便利です。 - カルタヘナ(熱帯)
常夏で非常に蒸し暑いため、通気性の良い日本の夏服が基本です。ただし、室内は冷房が強いことがあるため、薄手のカーディガンなどがあると役立ちます。 - 全般的な注意点
治安対策として、高価に見える服装やアクセサリーは避けましょう。日差しが強いため、どの地域でも帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。



派遣地に合わせて、一年分の服を考える必要がありますね!ボゴタは一年中秋物が必要なんですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
コロンビアは多民族国家であるため、地域ごとに多様な伝統衣装が存在します。特にカリブ海沿岸のカルタヘナでは、アフリカ文化の影響を受けたカラフルなドレスが有名です。
女性たちは、国旗の色である黄色、青、赤を基調とした、ボリュームのあるスカートのドレスを身にまとい、頭にはフルーツのバスケットを乗せます。これは「パレンケラ」と呼ばれ、かつて奴隷制から逃れた人々の子孫の文化を象徴しています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、多様な文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
コロンビア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざコロンビアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、コロンビアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



コロンビアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
コロンビアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、コロンビアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「コロンビア文化の心得」を一緒に学びましょう!
コロンビアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は大切に
お店に入る時や人と会った時、「Buenos días(おはよう)」などの挨拶は欠かせません。アイコンタクトをしながら挨拶を交わすのが基本です。 - 食事は昼がメイン
コロンビアでは、昼食(アルムエルソ)が1日で最も重要な食事とされています。スープ、メインプレート、デザート、ジュースがセットになった定食が一般的です。 - 親切には感謝を
コロンビア人は親切でフレンドリーな人が多いです。何かしてもらったら、「Muchas gracias(本当にありがとう)」と感謝の気持ちを伝えましょう。 - 時間には寛容
特にプライベートな約束では、時間通りに始まらないことがよくあります。「コロンビア時間」と捉え、焦らず気長に構える姿勢も時には必要です。



挨拶と感謝の気持ちを伝えることが、良い関係を築く第一歩ですね!
陽気でフレンドリーな国民性
コロンビア人は、ラテンアメリカの中でも特に陽気で人懐っこいと言われています。困っているとすぐに声をかけて助けてくれたり、初対面でも家族のように温かく迎え入れてくれたりします。
音楽とダンスが大好きで、街の至る所で音楽が聞こえてきます。協力隊として活動する上でも、このフレンドリーな国民性に助けられる場面が多くあるでしょう。恥ずかしがらずに心を開いて接することが、現地に溶け込むための大切な鍵となります。


コロンビアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
コロンビアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



コロンビアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



コーヒーが有名だけど、料理はどんな味?辛いのかな…。



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのコロンビアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的なスープや家庭料理はもちろん、ユニークな飲み物まで、コロンビアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
コロンビアの基本料理と主食|スープとアレパ
コロンビアの食事は、地域によって驚くほど多様ですが、全土で共通してスープがよく飲まれます。主食は米、じゃがいも、ユカ(キャッサバ)のほか、「アレパ」と呼ばれるトウモロコシのパンが欠かせません。
- アヒアコ (Ajiaco)
首都ボゴタを代表する、鶏肉と3種類のじゃがいもを使ったクリーミーなスープ。コロンビアの国民食の一つで、心も体も温まる一品です。 - バンデハ・パイサ (Bandeja Paisa)
メデジン周辺の郷土料理で、「パイサ盆」という意味。豆の煮込み、白米、ひき肉、チョリソ、目玉焼き、アボカドなどが一つの皿に盛られた、ボリューム満点のプレートです。 - エンパナーダ (Empanada)
ひき肉やじゃがいもなどの具をトウモロコシ生地で包んで揚げた、コロンビア風の揚げ餃子。手軽な軽食として、街の至る所で売られています。 - タマレス (Tamales)
鶏肉や野菜などをトウモロコシの粉で練った生地に混ぜ、バナナの葉で包んで蒸した料理。ちまきに似ており、朝食や特別な日に食べられます。



アヒアコ、美味しそう…!じゃがいものスープ、気になります!
コロンビアの食文化|フルーツとチーズ
コロンビアは「フルーツの楽園」と呼ばれるほど果物の種類が豊富です。ルロ、グラナディージャ、トマテ・デ・アルボルなど、日本では見かけない珍しいフルーツがたくさんあり、フレッシュジュースとして楽しまれています。
また、コロンビア人はチーズが大好き。特に「チョコラテ・コン・ケソ」は、ホットチョコレートの中にチーズを溶かして飲む、ボゴタ名物のユニークな飲み物です。



ホットチョコレートにチーズ!?どんな味がするのか、試してみたいです!
コロンビアの飲み物文化|コーヒーとグアラポ
コロンビアといえば、世界的に有名な高品質なコーヒーの産地です。現地では「ティント」と呼ばれる、薄めのアメリカンコーヒーが日常的に飲まれています。
アルコールでは、アニス風味の蒸留酒「アグアルディエンテ」が国民的なお酒として親しまれています。また、「グアラポ」と呼ばれるサトウキビを絞ったフレッシュジュースも、屋台などで人気の飲み物です。
協力隊員として活動する中で、食事やティント(コーヒー)に誘われる機会は頻繁にあります。これは歓迎と親愛の印です。コロンビアの人々は、食を共にすることでコミュニケーションを深めます。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場のコーヒー、毎日飲めるなんて最高ですね!食を通じて仲良くなれるって素敵です!


先輩隊員の声:コロンビアでのリアルな体験談



実際にコロンビアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(音楽教師)は、紛争の影響が残る地域で、子どもたちに音楽を教えていました。最初は心を閉ざしがちだった子どもたちが、一緒に歌ったり、楽器を演奏したりする中で、徐々に笑顔を見せるようになったそうです。「音楽には言葉を超える力がある。子どもたちが音楽を通じて自分を表現し、未来への希望を持ってくれたことが何よりの喜びです」と語ります。音楽が平和構築の一助となることを実感した体験です。
Bさん(コミュニティ開発)は、地方の村で住民の収入向上プロジェクトに携わりました。初めは「日本から来た専門家」として、自分の知識を伝えようと必死だったそうです。しかし、うまくいかない日々が続き、住民たちと何度も話し合う中で、「私たちが本当に欲しいのは、ただ教えられることじゃない。一緒に考えて、一緒に作っていく仲間なんだ」と言われ、目が覚めたと言います。「支援とは何か、本当の意味で考えさせられました。彼らから学んだことの方がずっと多いです」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 コロンビア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



自分のスキルを活かすだけでなく、現地の人々と対等なパートナーとして関係を築くことが大切なんですね。
だからこそ得られるものがあるんだそうです!


青年海外協力隊コロンビア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてコロンビアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、コロンビアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがコロンビアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊コロンビア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
コロンビア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
コロンビアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



コロンビア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよコロンビアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- スペイン語能力は大きなアピールポイントに
英語がほとんど通じないため、スペイン語の学習経験や意欲は非常に重要視されます。日常会話レベル以上の語学力があれば、選考で有利に働く可能性があります。 - 面接では「ストレス耐性」と「主体性」を
コロンビアは治安面での注意が必要な国です。面接では、厳しい安全対策を守りながら、いかにストレスを管理し、その中で主体的に活動を見つけていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAコロンビア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
コロンビアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
コロンビアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
コロンビアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、コロンビアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊コロンビア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でコロンビアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のコロンビア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊コロンビア派遣の職種と活動内容
- コロンビアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊コロンビア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
コロンビアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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