
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、天空の絶景が広がる南米の中心【ボリビア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ボリビア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ボリビア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ボリビアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ボリビア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ボリビアという国について深く学びたい方
- 将来的に南米(特にボリビア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ボリビアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ボリビアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のボリビア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ボリビアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ボリビア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてボリビアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ボリビアとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



標高が高いって本当?
高山病は大丈夫なんだろうか?



公用語がたくさんあるって本当?
スペイン語だけで大丈夫かな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいボリビアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ボリビアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ボリビアってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ボリビアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ボリビア多民族国(ラパス ※事実上。憲法上はスクレ) |
---|---|
言語 | スペイン語、ケチュア語、アイマラ語など37の公用語 |
通貨 | ボリビアーノ(BOB)。1 BOB = 約23円(2025年10月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より13時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 高山気候(ツンドラ)、温暖冬季少雨気候、サバナ気候など多様。 |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Aタイプ、Cタイプが主流。変換プラグが必要な場合も。 |
面積 | 約110万平方キロメートル(日本の約3倍) |
産業 | 天然ガス、鉱業(亜鉛、銀)、農業(大豆、キヌア) |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約26時間以上。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで安心
- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
ボリビアの面積は?日本の約3倍!
さて、青年海外協力隊の派遣国『ボリビア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ボリビアの面積は 約110万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



なんと、日本の国土の約3倍もあるんです!南米大陸のほぼ中央に位置しています。



広大な国だからこそ、アンデスの高地からアマゾンの熱帯雨林まで、そしてウユニ塩湖のような絶景など、多様で雄大な自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?5カ国に囲まれた内陸国
また、南アメリカ大陸のほぼ中央に位置するボリビア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ボリビアは、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルーの5カ国に囲まれた、海を持たない内陸国です。
この地理的条件が、アンデス山脈に暮らす先住民の文化が色濃く残り、スペイン植民地時代の文化と融合した、独自の雰囲気を生み出しています。



先住民の文化が強く残っているんですね。



そうなんです!だからこそ、市場を歩けばカラフルな民族衣装を着た人々に出会い、食文化や音楽もとてもユニークで魅力的なんです!
このように、独特の地理的特徴は、ボリビアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ボリビアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ボリビアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ボリビアの気候は、標高によって大きく3つの地域(高地、渓谷、低地)に分かれるのが最大の特徴です。
南半球にあるため日本とは季節が真逆で、主に乾季と雨季に分かれます。
- 高地(アルティプラーノ)
首都ラパスやウユニ塩湖など。標高3,000m以上で、一年を通して冷涼。年平均気温は約8℃で、昼夜の寒暖差が非常に激しいのが特徴です。 - 渓谷地帯(バジェ)
憲法上の首都スクレなど。標高1,000~3,000mで、年間を通じて温暖で過ごしやすい「常春の気候」です。 - 低地(リャノ)
アマゾン川流域など。熱帯性気候で、年間を通じて高温多湿。平均気温は約26℃です。 - 季節
主に乾季(4月~10月)と雨季(11月~3月)に分かれます。乾季は晴天が続きますが朝晩は冷え込み、雨季は降水量が増えます。
服装は派遣される地域によって全く異なります。首都ラパスであれば、日中でも重ね着が基本で、朝晩はダウンジャケットが必須。一年を通して防寒対策が欠かせません。どの地域でも、標高が高いため日差しは強烈。紫外線対策は年間を通じて必須です!
ボリビアの言語事情:スペイン語は必須?公用語と現地の言葉



ボリビアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ボリビアの言葉に関する疑問は多いはず。
世界でも珍しい多言語国家であるボリビアの言語事情について、分かりやすく解説します。
これを読めば、ボリビアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ボリビアで使われている言語の種類|37の公用語
ボリビアの公用語は、なんと37言語もあります。これは、多様な先住民族の文化を尊重する憲法に基づいています。
- スペイン語:最も広く使われている共通語です。都市部では主にスペイン語が話されます。
- 先住民言語:ケチュア語、アイマラ語、グアラニー語などが主要な先住民言語で、地方や農村部ではこれらの言語が日常的に使われています。多くの人がスペイン語とのバイリンガルです。
協力隊員として活動する上では、スペイン語の習得は必須です。さらに、任地によってはケチュア語やアイマラ語の簡単な挨拶を覚えることが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名の「ボリビア」は、南米の解放者として知られる「シモン・ボリバル」の名前に由来し、「ボリバルの国」を意味しています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、残念ながら英語はほとんど通用しません。
首都ラパスの一部観光地や高級ホテルを除き、日常生活で英語が通じる場面は非常に稀です。協力隊の活動は、地域コミュニティに密着して行われるため、スペイン語でのコミュニケーション能力が不可欠となります。
派遣前の訓練や、現地での学習を通じて、積極的にスペイン語を身につける必要があります。最初は大変かもしれませんが、言葉を覚えることで、ボリビアでの生活は何倍も豊かで楽しいものになるでしょう。


ボリビア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ボリビア。
もしあなたが「ボリビアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でボリビアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ボリビアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがボリビアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ボリビア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のボリビアへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 42名(うち女性24名)
帰国隊員数 : 1104名(うち女性 617名)
累計派遣隊員数: 1146名(うち女性 641名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ボリビアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ボリビアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ボリビアでは、貧困削減や格差是正、産業振興といった課題に取り組むため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 農村開発・農業: キヌアや野菜、果物などの栽培指導、家畜の飼育管理、農産物の品質管理やマーケティング支援などを通じて、小規模農家の生計向上をサポートします。
- 保健・医療: 地方の保健センターで、看護師や助産師が母子保健サービスの改善に取り組んだり、理学療法士が高齢者や障害者のリハビリ支援を行ったりします。
- 教育・青少年活動: 学校での算数教育や体育指導、青少年センターでのスポーツや文化活動を通じて、子どもたちの健全な育成をサポートします。
- 日系社会連携: 沖縄や広島などからの移住者が開拓した移住地で、日本語教育や高齢者介護、農業指導など、日系社会の発展に貢献する活動も重要な柱です。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でボリビアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ボリビアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のボリビアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ボリビアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ボリビアでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、主にアパートかホームステイとなります。
- アパート
都市部では、キッチンやバスルーム付きのアパートで一人暮らしをすることが多いです。セキュリティがしっかりした建物が選ばれます。 - ホームステイ
地方都市や農村部での活動の場合、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になることもあります。ボリビアの文化や食生活を肌で感じ、スペイン語や先住民言語を上達させる絶好の機会になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、お湯が出ない、水圧が弱いなど、日本のように完璧ではないこともあります。
電気・水道・インターネットは?ボリビアのインフラ整備状況



また、ボリビアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、停電は珍しくありません。地方ではより頻繁に発生するため、充電式のライトやモバイルバッテリーは必須アイテムです。 - 水道
水道水は基本的に飲むことができません。必ず一度沸騰させるか、飲用ボトルウォーターを購入する必要があります。断水も時折発生します。 - インターネット
都市部ではカフェなどでWi-Fiが利用できますが、速度は遅く不安定なことが多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



インフラは、日本と比べると不便なことも多そうですね。
ボリビアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ボリビア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてボリビアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ボリビアの物価って、どんな感じなんだろう?南米で一番安いって本当?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



南米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではボリビアの通貨「ボリビアーノ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがボリビアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ボリビアの通貨「ボリビアーノ(BOB)」の基本とリアルな物価事情
ボリビアの通貨は「ボリビアーノ(Boliviano)」で、略称は「BOB」です。
2025年10月現在のレートで、1 BOBあたり約23円となっています。
※レートは変動するため、あくまで目安です。
物価は、南米の中でも最も安い国の一つと言われています。特に食料品や交通費、ローカルな食堂での食事は非常に安価ですが、輸入品や電化製品は日本と同じくらいか、それ以上になることもあります。
牛乳(1L) | 約6 BOB(約138円) |
鶏肉(1kg) | 約15 BOB(約345円) |
ローカル食堂のランチセット | 約15 BOB(約345円) |
国産ビール(大瓶) | 約12 BOB(約276円) |
市内乗り合いバス(ミニバス)料金 | 約2 BOB(約46円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元のものを活用するなど計画的な支出が求められます。
ボリビアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ボリビアの治安は、南米の中では比較的安定している方ですが、日本とは大きく異なり、十分な注意が必要です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、首都ラパスやサンタクルスなどの主要都市に危険レベル1「十分注意してください。」が発出されています。
強盗、窃盗(スリ、置き引き)、偽警官による金銭要求、睡眠薬強盗、短時間誘拐(タクシー内での強盗)など、様々な犯罪が報告されており、日本人が被害に遭うケースも後を絶ちません。
また、政治的な要因によるデモや道路封鎖が頻繁に発生するため、常に最新の情報を確認し、デモ隊には絶対に近づかないことが重要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いや親切には安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ボリビアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、流しのタクシーは利用しない、公共の場ではスマートフォンを不用意に見せないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ボリビア安全対策基礎データ
ボリビア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ボリビアの文化を象徴する民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのボリビア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ボリビアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ボリビアでの服装は、派遣される地域の標高に合わせて準備することが大前提です。同じ国でも、服装は全く異なります。
- ラパス(高地)
一年中、日本の秋~冬のような気候。日中でも重ね着が基本で、朝晩はフリースやダウンジャケットが必須です。夏でもセーターが必要なほど冷え込みます。 - サンタクルス(低地)
年間を通じて高温多湿。通気性の良い日本の夏服が基本です。ただし、室内は冷房が強いことがあるため、薄手の羽織るものがあると役立ちます。 - ウユニ塩湖
標高約3,700mの高地にあり、非常に冷え込みます。特に乾季の夜や早朝は氷点下になるため、ダウンジャケット、ヒートテック、ニット帽、手袋など本格的な防寒着が必須です。 - 全般的な注意点
どの地域でも標高が高く日差しは強烈です。帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテム。治安対策として、目立つ服装や高価なアクセサリーは避けましょう。



派遣地に合わせて、一年分の服を考える必要がありますね!ラパスは一年中冬服が必要なんですね。
文化の象徴!カラフルな民族衣装
ボリビアの文化を象徴するのが、先住民族の女性たちが身にまとう「ポリェラ(Pollera)」と呼ばれる伝統衣装です。
何枚も重ね履きして豊かさを表現するカラフルでボリュームのあるスカートに、アルパカの毛でできたショール、そして山高帽が特徴です。これは単なる民族衣装ではなく、彼女たちのアイデンティティであり、日常生活の中で誇りを持って着用されています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、多様な文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ボリビア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざボリビアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ボリビアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ボリビアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ボリビアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ボリビアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ボリビア文化の心得」を一緒に学びましょう!
ボリビアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はキスか握手
親しい間柄では、挨拶の際に右頬に軽くキス(ベッソ)を交わすのが一般的です。初対面やビジネスの場では握手が基本です。 - 時間に寛容な「ボリビア時間」
友人との待ち合わせなど、プライベートな約束は時間通りに来ないことがよくあります。30分~1時間程度の遅れは当たり前と捉え、気長に待ちましょう。 - シエスタ(昼休憩)の習慣
多くの地域で、午後12時半頃から2~3時間、昼食と昼寝のために店やオフィスが閉まります。この時間は活動が止まることを念頭に置いておきましょう。 - 陽気で人懐っこい人々
ボリビア人は一般的におおらかで親切です。困っていると助けてくれる人が多いですが、治安の観点から、過度な親切には警戒することも大切です。



シエスタがあるんですね!時間の流れが日本とは全然違いそう。
家族を大切にする文化
ボリビアでは、家族との結びつきが非常に強く、週末や休日は家族で集まって過ごすことが一般的です。特に日曜日の昼食は、家族で集まる大切な時間とされています。
協力隊として活動する上でも、配属先の同僚や地域の友人から家族の集まりに招待されることがあるかもしれません。これは、あなたを家族の一員として迎え入れたいという温かい気持ちの表れです。ぜひ積極的に参加し、ボリビアの家庭的な文化に触れてみてください。


ボリビアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ボリビアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ボリビアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



じゃがいもがたくさんあるって本当?どんな料理があるのかな…。



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのボリビアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的なスープや家庭料理はもちろん、ユニークな飲み物まで、ボリビアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ボリビアの基本料理と主食|じゃがいもと肉料理
ボリビアの食事は、じゃがいも(パパ)とトウモロコシ(チョクロ)が主食の中心です。アンデス原産のじゃがいもは数百種類あると言われています。肉は牛肉や鶏肉がよく食べられます。
- ソパ・デ・マニ (Sopa de Maní)
ピーナッツを使ったクリーミーで濃厚なスープ。鶏肉や野菜が入り、上にはフライドポテトが乗っています。ボリビアを代表する国民的スープです。 - ピケ・マチョ (Pique Macho)
サイコロ状に切った牛肉、ソーセージ、フライドポテト、玉ねぎ、トマトなどを豪快に炒め合わせた料理。ボリューム満点で、ビールとの相性も抜群です。 - チチャロン (Chicharrón)
豚肉を大きな鍋でじっくりと揚げ煮にした、カリカリでジューシーな料理。週末の市場などで食べられるご馳走です。 - サルテーニャ (Salteña)
肉や野菜の入ったアツアツのシチューを、少し甘めの生地で包んで焼いた、ボリビア風のオーブンパイ。午前中に食べるのが定番のおやつです。



ソパ・デ・マニ、ピーナッツのスープってどんな味なんだろう…!美味しそう!
ボリビアの食文化|キヌアとチーズパン
ボリビア料理を語る上で欠かせないのが、スーパーフードとして知られるキヌア(Quinoa)です。スープに入れたり、ご飯のように炊いたりと、様々な料理に使われます。また、クニャペ(Cuñapé)と呼ばれる、キャッサバの粉とチーズで作るモチモチした食感のパンも、朝食やおやつとして人気があります。



本場のキヌア料理、食べてみたいです!クニャペも美味しそう!
ボリビアの飲み物文化|地ビールとシンガニ
ボリビアは地ビールが美味しいことでも知られ、ラパスの「パセーニャ(Paceña)」やコチャバンバの「タキーニャ(Taquiña)」など、地域ごとに人気の銘柄があります。
また、「シンガニ(Singani)」と呼ばれるブドウの蒸留酒も国民的なお酒です。ジンジャーエールで割る「チュフライ」というカクテルがポピュラーな飲み方です。
協力隊員として活動する中で、食事に招待される機会は頻繁にあります。これは歓迎と親愛の印です。ボリビアの人々は、食を共にすることでコミュニケーションを深めます。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



地ビールがたくさんあるなんて最高ですね!食を通じて仲良くなれるって素敵です!


先輩隊員の声:ボリビアでのリアルな体験談



実際にボリビアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(看護師)は、標高4,000mの地域で活動しました。赴任当初は高山病に悩まされ、思うように動けない日々に焦りを感じたそうです。「でも、同僚や村の人たちが『ゆっくりでいいんだよ』と、いつも気遣ってくれました。コカ茶を淹れてくれたり、温かいスープを分けてくれたり。厳しい自然環境だからこそ、人と人との助け合いが当たり前にある。その温かさに支えられて、活動を続けることができました」と語ります。
Bさん(野菜栽培)は、農村でキヌア栽培の指導に携わりました。日本の知識を活かそうとしましたが、現地の伝統的な農法や考え方との違いに戸惑ったそうです。「ある時、農家のおばあちゃんに『あんたのやり方と、私たちのやり方、どっちがこの土地に合ってるか、一緒に試してみようじゃないか』と言われました。それから、専門家として教えるのではなく、彼らから土地のことを学び、一緒に考えるパートナーになることが大切だと気づきました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ボリビア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



厳しい環境だからこその人の温かさや、相手を尊重する姿勢が大切なんですね。
だからこそ得られるものがあるんだそうです!


青年海外協力隊ボリビア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてボリビアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ボリビアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがボリビアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ボリビア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ボリビア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ボリビアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ボリビア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策、高地順応など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよボリビアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- スペイン語能力は大きなアピールポイントに
英語がほとんど通じないため、スペイン語の学習経験や意欲は非常に重要視されます。日常会話レベル以上の語学力があれば、選考で有利に働く可能性があります。 - 面接では「健康管理能力」と「異文化理解」を
高地での活動が多いため、体力や高山病への理解など、自己の健康を管理する能力が問われます。また、多民族国家であることを理解し、先住民文化への敬意と関心を示すことも重要です。
引用:JICAボリビア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ボリビアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ボリビアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ボリビアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ボリビアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ボリビア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でボリビアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のボリビア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ボリビア派遣の職種と活動内容
- ボリビアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ボリビア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ボリビアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!