はるMauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。
本日のメニューは、キリバス・キリティマティ島(クリスマス島)で参加したボートツアーの全記録です!
世界の旅情報カフェへようこそ。
結論から言うと、このツアーは費用以上の価値がありました。
マンタレイ、イルカ、ウミガメ、そして忘れられない軍艦鳥との出会いまで、海の生き物たちに次々と遭遇できる贅沢な半日でした。


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「キリティマティ島のボートツアーって実際どんな生き物に会えるの?」
「離島のボートツアーで気をつけることはある?」



正直、期待しすぎると肩透かしを食らうんじゃないかって思ってたんだよね。



私もそうでした。でも実際は、期待をはるかに超える内容でしたよ。
今回は、ボートツアーの費用や当日の流れと、実際に出会えた海の生き物たちについて徹底解説します。
- キリティマティ島でボートツアーへの参加を検討している方
- マンタレイやイルカ、珍しい鳥など野生動物との出会いを求めている方
- 離島のボートツアーの安全面が気になる方
- ボートツアーの費用内訳とスケジュール
- 実際に出会えた生き物たちとその印象
- 安全面で知っておくべきリアルな注意点
※本記事の情報は執筆時点のものです。料金やツアー内容は変更される可能性がありますので、必ず事前に最新情報をご確認ください。
キリティマティ島ボートツアーの基本情報


キリバス・キリティマティ島(クリスマス島)でのボートツアーは、費用や当日の流れを事前に知っておくと、当日をより安心して楽しめます。まずは基本情報からご紹介します。
ボートツアーに適したベストシーズンは?
キリティマティ島は年間を通して気温の変化がほとんどなく、いつ訪れても暑さそのものは大きく変わりません。
ただし乾季にあたる4月〜11月頃は海況が比較的穏やかになると言われており、ボートツアーやダイビングを楽しむには乾季が狙い目とされています。
一方、軍艦鳥をはじめとする海鳥たちは一年中営巣が見られるものの、繁殖のピークは6月頃と12月頃と言われています。
この時期を狙って訪れると、営巣シーンや卵に出会える確率が上がるかもしれません。
申し込み方法
今回のボートツアーは、宿泊先であるCoconut Homestayのホスト・リーさんにお願いして手配してもらいました。
日本からの事前予約ではなく、現地に到着してから「ボートツアーに行きたい!」と相談し、参加の3日ほど前にお願いした形です。
ボートの空き状況次第のため必ず参加できるという確約はないそうですが、ガソリン代とツアーガイド代、そして野生動物保護区の入場にあたる鳥類保護税を支払うことで参加できる仕組みになっています。


費用の内訳(鳥類保護税・ツアー代・ガソリン代)
今回参加したボートツアーの費用は、大きく3つに分かれていました。
まず鳥類保護税として1人あたり10AUD、ツアー代として90AUD、そしてガソリン代として約60AUDがかかりました。
鳥類保護税という項目があること自体、この海域が野生動物保護の対象になっていることを物語っています。
キリティマティ島は世界最大級のサンゴ礁環礁としても知られており、こうした税金が実際の環境保全に使われているのだと思うと、多少の出費も納得できるものでした。


旅行業界経験者として言えるのは、離島のアクティビティでは「ツアー代」だけを見て予算を組むと、当日思ったより出費がかさむケースが多いということです。
ガソリン代が別途かかる形式は珍しくないため、事前に総額を確認しておくことをおすすめします。
当日のスケジュール(朝7:30出発〜12時頃終了)


当日は朝7時30分に宿を出発し、8時頃にボートへ乗船、そして12時頃にツアーが終了するという流れでした。
南国の強い日差しが本格的になる前の時間帯からスタートするスケジュールで、これは生き物の活動時間や気温面を考えても理にかなっていると感じました。
服装は日よけ帽子とラッシュガードで臨みました。
海上は日陰がほとんどないため、肌の露出を抑えられるラッシュガードは、離島のボートツアーにおいてはほぼ必須の装備だと感じています。
とはいえ、顔や首まわりなどラッシュガードで覆いきれない部分は、日焼け止めでのケアもあわせて行っておきたいところです。
今回私が持って行ったのは「ブッシュマン」という虫除け成分も入った強力な日焼け止めでした。海の上では何度も塗り直すのが難しいため、朝しっかり塗っておくだけで頼りになるアイテムは、秘境旅の強い味方です。
船着き場から出発するまで
ボートに乗り込む前に、まずは集合場所となった船着き場の様子からご紹介します。
風車と無線アンテナのある小さな船着き場
集合場所となった船着き場は、決して立派な設備が整っているわけではありませんでした。
風力発電用の小さな風車と、無線アンテナが立った小屋があるだけの、素朴な作りの場所です。
そこに停泊していたのは、黄色や朱色に塗られた木造のボートで、船外機が取り付けられたシンプルな構造でした。
燃料は赤いポリタンクに入れて積み込まれており、ガソリンスタンドで給油するような近代的な設備は見当たりません。


この光景を見た瞬間、離島ならではの手作り感のある観光インフラを実感しました。
豪華なクルーザーを想像していると拍子抜けするかもしれませんが、この素朴さこそが、キリティマティ島らしい旅の醍醐味だと感じています。
椰子の道をバイクで案内してくれた地元の人
船着き場までの移動途中には、椰子の木が立ち並ぶ道を通る場面がありました。
その道中、地元の方がバイクの後ろに乗せて案内してくれるという、予定にはなかった出来事もありました。
こうした偶発的な現地の人との触れ合いは、パッケージツアーではなかなか味わえないものです。
旅のプロの視点から見ても、こういう予定外の親切に出会えるのは、少人数・現地密着型のツアーならではの魅力だと思います。
海へ向かう道中で見た景色
船着き場を出発してからボートが加速するまでの間、車窓ならぬ船窓に広がっていたのは、これまで見たことのない景色の連続でした。
干潮の干潟から広がるターコイズブルーの海


出発してしばらくは、干潮で灰褐色に広がる干潟の中を進んでいきました。
その先には一転して、白い砂とターコイズブルーの海が広がり、上空には鳥が飛び交う光景が待っていました。
この色のコントラストは、実際に自分の目で見るまでなかなか想像がつかないものでした。
灰色がかった干潟から一気に鮮やかな海へと切り替わる瞬間は、このツアーの中でも特に印象に残る景色の一つです。
南国らしい変わりやすい天候
移動中には、雨雲が近づいてくる場面もありました。
南国特有の天候の変わりやすさを実感する瞬間で、晴れていたかと思えば急に雲行きが怪しくなるという、島特有の気候をそのまま体験することになりました。
旅のプロのワンポイントとして、こうした離島のボートツアーでは天候が急変することを前提に予定を組んでおくのが安心です。
雨具や防水対策を軽く用意しておくと、急な天候変化にも慌てずに対応できます。
海で出会った生き物たち
いよいよこのツアーの本題、海の生き物たちとの出会いです。まずは、その出会いを支えてくれた同乗メンバーについてお話しします。
見たいものを全部見せてくれたガイドとホストの案内
今回のボートには、運転手、ホストのリーさん、ガイド、そして私たち2人の合計5人が乗り込みました。
ガイドは主に生態について英語で説明してくれる役割で、リーさんはというと、常に私たちが見たいものを見られるように応援してくれるような立ち位置でした。



リーさんは、イルカに向かって「もっと泳いで!」なんて声をかけていたんです。





それ、絶対イルカには聞こえてないと思うけど、その気持ちがなんだか嬉しかったよね。
正直なところ、ガイドはツアーを成立させるための形式的な存在という印象が強く、実際に私たちを楽しませようと動いてくれていたのはリーさんの方でした。
私たちが見たいと伝えたものを、海のあちこちに移動しながら見せてくれるという姿勢に、何度も助けられました。
マンタレイ・イルカ・ウミガメとの出会い


実際に出会えた生き物としては、マンタレイが1回、イルカが3回ほど、ウミガメが2回ほど確認できました。
今回はシュノーケリングをする内容ではなく、あくまで船上から観察する形式のツアーだったため、いずれも海面付近をボートから見つける形での遭遇です。
この日は内海の方を回るルートだったため、海況がとても穏やかだったのも幸いでした。
波が少ない分、海面が鏡のように透き通っており、船酔いの心配もなく生き物探しに集中することができました。
静かな海面をじっと見つめていると、マンタレイが優雅に泳ぐシルエットや、息継ぎのために顔を出すウミガメの姿がはっきりと見えたんです。



海面からでもあんなにはっきり見えるなんて、さすがキリバスの海!
そして忘れられない、憧れの軍艦鳥
鳥類についても、日本では見かけないタイプの鳥に出会うことができました。
顎の下に真っ赤な風船のようなものをぶら下げている、なんとも個性的な見た目の鳥です。



実はこの鳥、リーさんのインスタグラムの投稿で見て、絶対に見に行きたいと思っていた軍艦鳥だったんです。





ずっと写真で見ていたものを、実際に自分の目で見られた瞬間って、格別だよね。
今回のツアーの中で一番印象に残った瞬間を挙げるとしたら、間違いなくこの軍艦鳥との出会いです。
事前にリーさんの投稿を見て憧れを募らせていた分、実物を目にした時の感動はひとしおでした。
実はこのツアーでは、軍艦鳥の営巣地がある島に実際に上陸し、間近で観察する時間も設けられていました。
軍艦鳥の生態や求愛行動については、別の記事でさらに詳しくまとめています。
喉袋を膨らませる求愛の仕組みなど、今回のツアーだけでは書ききれなかった内容も紹介していますので、あわせてご覧ください。


安全面と食事について、正直にお伝えします
楽しい話ばかりをお伝えしたいところですが、これから参加を検討する方のために、安全面と食事についても包み隠さずお話しします。
救命胴衣はなし。自己責任で楽しむリアルな安全事情


ここはこれから行く方のために正直にお伝えしておきたいのですが、私たちが乗ったボートには救命胴衣(ライフジャケット)が用意されていませんでした。
幸い今回は内海を回るルートだったため、波も穏やかで怖い思いをすることはありませんでした。
しかし、もし風が強い日や外海に出るルートだった場合は、体が大きく揺さぶられる可能性も十分に考えられます。決して安全性が高いとは言えない環境だったというのが率直な感想です。
離島のツアーでは、日本の基準で考えるような安全設備が整っていないケースが珍しくありません。
旅のプロからのアドバイスとしては、こうしたツアーに参加する際は、救命設備の有無や荒天時の中止判断がどうなっているのか、事前に確認しておくことを強くおすすめします。
自分の命を預けることになるため、不安がある場合は無理に参加せず見送るという判断もとても大切です。
Coconut Homestayの3食プランに含まれるお弁当
食事については、もともと滞在していたCoconut Homestayの宿泊プランに3食が含まれていたため、この日はサンドイッチのお弁当を用意してもらいました。
ツアー自体に食事が組み込まれているわけではなく、あくまで宿泊先の食事プランの一環として持参した形です。
もしご自身で手配されたツアーに参加する場合は、食事や飲み物が含まれているかどうかを事前に確認しておくと安心です。
海の上は日差しが強く、想像以上に体力を消耗するため、飲み物は多めに用意しておくことをおすすめします。
よくある質問
- ボートツアーの費用はいくらですか?
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鳥類保護税(1人10AUD)、ツアー代(90AUD)、ガソリン代(約60AUD)の3つに分かれていました。2026年5月時点の金額です。
- シュノーケリングはできますか?
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私たちが参加したツアーはシュノーケリングをする内容ではなく、あくまで船上から生き物を観察する形式でした。
- 救命胴衣は用意されていますか?
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私たちが参加した際は、救命胴衣は用意されていませんでした。参加前に安全設備の有無を確認しておくことをおすすめします。
- 船上に日陰はありますか?日焼け対策は必要ですか?
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ボートには日陰がほとんどありません。南国の日差しは非常に強いため、ラッシュガードの着用と、水や汗に強い強力な日焼け止めの準備を強くおすすめします。
まとめ:海の楽園で出会った忘れられない瞬間
キリティマティ島のボートツアーは、費用も安全面も決して至れり尽くせりというわけではありませんでしたが、それを補って余りあるほどの生き物たちとの出会いがありました。
特に、リーさんのインスタグラムで見て憧れていた軍艦鳥に実際に会えた瞬間は、この旅全体の中でも忘れられない思い出になりました。
最終チェックリスト
- 費用は保護税・ツアー代・ガソリン代の3項目で構成される
- 救命胴衣の有無や荒天時の対応は事前に確認しておく
- マンタレイ・イルカ・ウミガメ・軍艦鳥など多様な生き物に出会えるチャンスがある
この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。



Ko rabwa!(コ・ラブワ!)

