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【スペイン語文法】関係代名詞"lo que"とは?意味と使い方を例文と共に解説!(DELE:B2)

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はるカタルーニャです。本日は「関係代名詞lo queに関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では「関係代名詞"lo que”」について、例文を用いてご説明させていただきます。

この記事はスペイン語の関係代名詞について知りたい方や、関係代名詞queとel/ la/ los/ las que、そしてlo queの違いを知りたい方、スペイン語中級レベルの方、DELEのB2を受けようと思っている方にとてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

また、10種類ある関係詞についての記事もありますので、是非参考にしてみてください。

 

関連記事:【スペイン語文法】関係代名詞/副詞/形容詞(que/ donde/ cuyo)とは?10種ある使い方について詳しく解説!(DELE:B2)

 

【関係代名詞】”lo que”の特徴:事柄や漠然としたものを示す

まず最初に、関係代名詞”lo que”の特徴について、以下にまとめてみました。

 

  • 中世の定冠詞を伴って、事柄や漠然としたものを示す
  • 性数不変
  • 先行詞を中に含んで用いる(独立用法)
  • 主語として用いることができる
  • 直接目的語として用いることができる
  • SERの補語として用いることができる
  • 非制限用法の場合、前置詞と共に専攻する文や節に対して使うことができる
  • 接続法と共に用いる、「何が…しようとも」という意味で使うことができる

 

このように、関係代名詞”lo que”は”el/ la/ los/ las que”の一種ですが、その性質が異なり、「事柄や漠然としたもの」に対して使われます。

加えて、関係詞自体が先行紙の意味を含んだ「独立用法」と、前文の内容の影響を受ける「非制限用法」があり、それらによっても使い分けられます。

ここからは例文と共に詳しく解説していきます。

 

また、関係代名詞”que"と”el/ la/ los/ las que”の記事もありますので、是非参考にしてみてください。

関連記事:【スペイン語文法】関係代名詞"que"とは?意味と使い方を例文と共に解説!(DELE:B2)

関連記事:【スペイン語文法】関係代名詞"el/ la/ los/ las que"とは?意味と使い方を例文と共に解説!(DELE:B2)

 

【独立用法】"lo que"の例文(〜すること、量)

まず最初に、先行詞を中に含む、独立用法の例についてご紹介させていただきます。

 

主語として

【Por ejemplo:例文】

  • Eso fue lo que ocurrió esa noche.
    それがその夜に起こったことです。
  • No sabes lo que me dolió.
    私がどれだけつらかったかわからないでしょう。

このようにlo queが作る名詞句を主語にして用いることができます。

直接目的語として

  • Te digo lo que pienso.
    私は思っていることを言いましょう。
  • No sé exactamente lo que hay de Madrid a Barcelona.
    マドリードからバルセロナまでどれくらいあるのかを、私は正確には知りません。

 

SERの補語として

  • Tú sabes lo que es vivir solo.
    君はひとり暮らしがどういうことだかわかっているのでしょう。

 

前置詞+lo que

  • Es justo en lo que pensaba.
    それはちょうど私の考えていたことです。

 

【非制限用法】先行する文や節を受けて(前置詞+) lo que:そのこと

  • Ella decidió seguir estudiando en el extranjero, lo que entristeció mucho a sus padres.
    彼女は留学を続けることにしたのですが、そのことは彼女の両親をとても悲しませました。

このように全文の内容から影響を受けた非制限用法でも使うことができます。

 

【譲歩】接続法+lo que+接続法:何が(を)…しようとも

最後に、接続法とlo queについて。

こちらはあまり使われませんが、意味を理解できる程度に覚えておきましょう。

  • digan lo que digan
    彼らがなんと言おうと。
  • pase lo que pase
    何が起きようとも。

 

まとめ

ここまで、スペイン語の関係代名詞"lo que"についてご紹介させていただきました。

  • 中世の定冠詞を伴って、事柄や漠然としたものを示す
  • 性数不変
  • 先行詞を中に含んで用いる(独立用法)
  • 主語として用いることができる
  • 直接目的語として用いることができる
  • SERの補語として用いることができる
  • 非制限用法の場合、前置詞と共に専攻する文や節に対して使うことができる
  • 接続法と共に用いる、「何が…しようとも」という意味で使うことができる

 

関係代名詞"lo que"には、以上ような特徴がありました。

”el/ la/ los/ las que”の一種ですが、その性質が異なり、「事柄や漠然としたもの」に対して使われるという特徴を覚え、少しずつ使い分けられるようになっていきましょう。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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