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本場ドイツ「ミュンヘンのクリスマスマーケット」お勧め5箇所!期間や場所、食べ物や楽しみ方を紹介

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。

本日は「本場ドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、ミュンヘンで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。

ドイツやミュンヘンのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

 

ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。

 

目次

【本場ドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り

まず最初に、本場ドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。

  • 国 ドイツ
  • 地域 ミュンヘン(シャルロッテンブルク宮殿、ジャンダルメン広場、赤の市庁舎前など)
  • 時期 11月27日〜12月24日(オデオン広場は11月13日〜12月22日)
  • 時間 10時〜21時(日曜日は10時〜20時、24日は10時〜14時)
  • 目的 クリスマスを祝う
  • 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
  • 交通 成田から中国やトルコ経由で10万5千円〜20万(バケーションシーズンは高め)
  • 言語 ドイツ語

ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。

ミュンヘン市内でも開催場所によって時期や時間が変わりますので、下の記事で詳しく説明します。

最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。

 

観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。

ではそんなドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から4週間(11月27日〜12月24日)

ミュンヘンのクリスマスマーケットは毎年、11月末から4週間に渡り開催されます。

ドイツではクリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。

ミュンヘン内でもクリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なります。

 

マリエン広場のクリスマスマーケット:2023年は11月27日から12月24日

ミュンヘン新市庁舎前にあるマリエン広場のクリスマスマーケットは、2023年は11月27日から12月24日まで開催される予定です。

営業時間はミュンヘン・クリスマスマーケットのマリエン広場の公式サイトより、10時〜21時となっていました。

マリエン広場のクリスマスマーケットの見どころは、何と言っても目の前に建てられたゴシック様式の美しい市庁舎と、大きなクリスマスツリーを一緒に見れるところ!

 

150以上の木造の屋台がかわいらしく立ち並び、ミュンヘン市内最大規模のクリスマスマーケットとして有名です。

屋台では、ドイツのクリスマスの伝統的なお菓子や、軽食、ホットドリンクや工芸品が売られています。

フードに関して、主にレープクーヘンやシュトーレン、グリューワインなどが売られており、どれもとても美味しかったです。

 

ドイツ国内でもかなり有名なクリスマスマーケット会場で、18時を過ぎると賑わいが増します。

屋台で長蛇の列ができることもあるので、ゆっくり満喫したい場合は17時くらいにはついていた方がより楽しむことができると思います。

実は午後17時30分ころになると、市庁舎のバルコニーからクリスマスの演奏を聴くことが毎日できるようなので、間に合う方は是非行ってみてください!

 

また市庁舎の中庭には、クリスマス限定の郵便局があり、ここからハガキや手紙を出すと限定スタンプを押して郵送してくれます。

ミュンヘンのクリスマスの美しい思い出を、誰かに贈ってみるのもすごく素敵ですよね。

クリスマスまでにクリスマスカードを届けるための郵便局であるため、12月15日までしか営業していませんので、注意してくださいね。

 

ミュンヘンレジデンツのクリスマスマーケット:2023年は11月23日〜12月22日

ミュンヘンレジデンツのクリスマスマーケットは、2023年は11月23日〜12月22日まで開催されています。

営業時間は11時〜21時で、ミュンヘンレジデンツの中庭で行われます。

出店数は50店とそこまで多くないのですが、こちらも木製で作られた可愛らしい屋台が立ち並び、本格的なクリスマスのタワーも飾られます。

 

子供も楽しめる、クリスマスの物語を等身大人形で表現した場所もあります。

ミュンヘンレジデンツは宮殿でもあり、入場料を払えば見学もできるので観光も一緒にしたい場合はこのクリスマスマーケットに寄るのもありかもしれません。

ゆっくり見学したい場合は4時間ほどかかるので時間に余裕を持って行ってくださいね。

 

ビッテルスバッハー広場(Wittelsbacherplatz)のクリスマスマーケット:2023年は11月27日〜12月23日

ビッテルスバッハー広場のクリスマスマーケットは、2023年は11月27日〜12月23日に開催されます。

営業時間は11時から21時までとなっており、「中世市場のクリスマスマーケット」とも呼ばれています。

なぜ、そう呼ばれるのでしょうか。

 

実はここのクリスマスマーケットは中世のリアルなドイツの市場を再現しており、木製の屋台はなんと手彫りで作られています。

屋台の商人も、アクセサリーから工芸品まで、中世に実際に使われてきた型のものを使い、よりリアルさを高めています。

ミュンヘン自体、クリスマスの伝統的なワイン「グリューワイン」が美味しい地域で有名ですが、ここでは中世時代のレシピを用いて作られます。

 

そしてそれらのワインは現地語で、「スパイスワイン」や「ドラゴンの血」などとも呼ばれ、粘土で作られたゴブレットに注がれて提供されます。

少しハリーポッターみたいでかっこいいですよね。

本物のヨーロッパ、そして中世のドイツを感じられる「ビッテルスバッハー広場のクリスマスマーケット」は是非ともいっていただきたいです。

 

ゼントリンガー・トール(Sendlinger Tor)のクリスマスマーケット:2023年は11月27日〜12月23日

ゼントリンガー・トール(Sendlinger Tor)のクリスマスマーケットは、2023年は11月27日〜12月23日に開催されます。

営業時間は10時30分〜21時30分までです。

ゼントリンガー門(ゼントリンガー・トール)と呼ばれる中世時代から残る数少ない門で開催されます。

 

伝統的なバイエルン様式で屋台などは装飾されており、異世界な気分を味わうことができます。

しかしながら、売られているものは様々で、世界中から取り寄せられた商品を購入することができます。

ちょっと変わったクリスマスプレゼントを買うのに最適なクリスマスマーケットです。

 

ピンクのクリスマスマーケット:2023年は11月27日〜12月23日

ピンクのクリスマスマーケットは、2023年は11月27日〜12月23日まで開催される予定です。

営業時間は月〜金曜日が、16時〜22時までと他のクリスマスマーケットより短めです。

しかしながら、土日は14時から開催されており、終わる時間は22時でちょっとだけ長く楽しむことができます。

 

屋台や周りの木がピンクや紫色にイルミネーションされた会場で行われるれ、おとぎ話に出てきそうな世界観を楽しむことができます。

また、ミュンヘン市内のLGBTコミュニティによって組織されており、不定期で19時にパフォーマンスが行われます。

ゼントリンガー・トールのクリスマスマーケット会場の近くにある「シュテファン広場(Stephansplatz)」で行われているので、是非寄ってみてくださいね。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要

では、ミュンヘンのクリスマスマーケットを巡るには、1日で足りるのでしょうか?

仕事や学校、また留学でヨーロッパにいたとしても授業があるため、なかなか長期休みを取れないですよね。

そんな中で気になるのが、何日で回れるのか、です。

 

結果的には、1〜2箇所のミュンヘンのクリスマスマーケットを回るだけなら、1日で十分楽しむことができます。

しかしながら、ミュンヘンは観光地が多く、また全てが近くに密集しているわけではありません。

マリエン広場からニンフェンブルク城までは、電車を使っても往復で1時間ほどかかってしまいます。

 

ホフブロイハウスでビールやミュンヘンソーセージ等も楽しみたいと考えると、ミュンヘンには3日以上時間を作ることをお勧めします。

ちなみに私はスイスのチューリッヒからリヒテンシュタインを経由して、夕方にミュンヘンに入り翌朝にはノイシュバンシュタイン城へ向かったので、ほとんど観光ができませんでした。

ですが、限られた時間で様々な国を巡ることができるヨーロッパの旅は本当におすすめです!

 

陸路でつながっているヨーロッパは割とリーズナブルに回れるので、クリスマスの時期はオーストリアなどからベルギーあたりまでフリックスバスやユーレイルパスなどで巡ってみるのも良いかもしれません。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介

クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。

そんなドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。

 

【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ

シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。

クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。

材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。

 

周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。

日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。

 

【ブラートヴルスト】ドイツ定番のソーセージ!ミュンヘンは白色

ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。

1313年にドイツのニュルンベルクで初めて作られたとされており、そこからドイツ全体に広がりました。

現在ではミュンヘン、ニュルンベルク、そしてミュンヘンで代表的なソーセージがあります。

 

ちなみにミュンヘンのソーセージは、仔牛肉やベーコン、ハーブなどから作られていますが、色が白いため「白いソーセージ」とも呼ばれております。

かつては日持ちしない食糧だったため、午前にしか食べませんでした。

その文化が今でも伝統され、ミュンヘン市内のレストランでは午前にしかこのソーセージを提供しないお店もあるんだとか。

 

また、皮がかなり分厚く、硬いためミュンヘンのソーセージは中身だけを食べます。

私は知らずにそのまま食べてしまいましたが、普通に美味しかったです。笑

「ZUM FRANZISKANER」というお店の白いソーセージがかなり有名なので、お時間があれば是非行ってみてください。

 

【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)

レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。

材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。

香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。

 

日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。

地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。

 

【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子

日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。

誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。

そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!

ここからはミュンヘンのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。

まず、一番に気をつけてほしいことは、ミュンヘンはドイツの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。

そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。

 

また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。

ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。

店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。

 

ですので、ぜひ17時くらいにはマーケットに行っておくことをお勧めします。

ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため

では、どうしてドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。

クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。

昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。

 

そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥

では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか

最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。

また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界一有名なクリスマスマーケットとして「ニュルンベルク」が挙げられています。

 

世界最古のクリスマスマーケットの一つとして有名なのが「ドレスデン」で、ミュンヘンからもそんなに遠くないで寄ってみるのもいいかもしれません。

そして、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。

子供用の汽車なども走っており、クリスマス限定のマグカップはとても可愛らしかったです。

 

私の中ではケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK

ここからは、ミュンヘンで使われている言語について。

ミュンヘンでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。

また、ミュンヘンは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。

 

しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。

 

【ミュンヘンのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる

では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。

発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。

最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。

 

また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。

 

まとめ

ここまで、ドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。

今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。

 

  • クリスマスマーケットとは、クリスマスを祝う伝統的なお祭り
  • 開催時期は11月末から4週間(11月21日〜12月24日)
  • ミュンヘンのクリスマスマーケットは観光含めて数日必要
  • クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はシュトーレンなど
  • 営業時間やスリに注意!
  • クリスマスに必要なものを揃えるためにクリスマスマーケットは開かれる
  • ドイツやオーストリアが発祥の地とされている
  • ミュンヘンはドイツ語が話されるが、英語も少し通じる
  • クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる

 

コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。

もしドイツにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひミュンヘンのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

 

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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