¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「本場ドイツ・ケルンのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、ケルンで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。
ドイツやケルンのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・ケルンのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。
目次
- 1 【本場ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 2 【ケルンのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から4週間(11月17日〜12月23日)
- 3 【ケルンのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要
- 4 【ケルンのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど5種紹介
- 5 【ケルンのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
- 6 【ケルンのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
- 7 【ケルンのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
- 8 【ケルンのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK
- 9 【ケルンのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
- 10 まとめ
【本場ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
まず最初に、本場ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。
- 国 ドイツ
- 地域 ケルン(など)
- 時期 11月17日〜12月23日
- 時間 10時〜22時
- 目的 クリスマスを祝う
- 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
- 交通 成田から北京やミュンヘン経由で11万6千円〜25万程度(バケーションシーズンは高め)
- 言語 ドイツ語
ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。
ケルン内でも開催場所によって時期や時間が変わりますので、下の記事で詳しく説明します。
最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。
観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。
実はケルンはドイツで4番目に大きな都市で、あの有名なケルン大聖堂のある観光都市。
そんなドイツ・ケルンのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。
【ケルンのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から4週間(11月17日〜12月23日)
ケルンのクリスマスマーケットは毎年、11月末から4週間に渡り開催されます。
ドイツではクリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。
ケルン内でもクリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なります。
ケルン大聖堂のクリスマスマーケット:2023年は11月23日から12月23日
ケルン大聖堂のクリスマスマーケットは、ケルン中央駅からケルン大聖堂を通り過ぎたすぐ先にある「ロンクアリ広場(ロンカリ広場)」で行われます。
2023年は11月23日から12月23日まで開催される予定です。
営業時間は曜日で変わり、日曜日から水曜日が11時から21時まで。
木曜日と金曜日が11時から22時まで、土曜日は10時から22時までと一番長い営業時間となります。
ここで行われるクリスマスマーケットはケルン市内で最大とも言われており、毎年400万人余りの観光客が訪れます。
13世紀のゴシック様式で作られたケルン大聖堂と、クリスマスツリーを中心に空を覆う光の屋根が本当に美しく、誰もが一度は見てみたいと思うはずです。
150以上もの赤い屋根が特徴的な屋台が並び、様々なドイツのクリスマスの伝統料理を食べることができます。
本物のもみの木を使ったクリスマスツリーは、なんと25メートルもの高さを誇り、イルミネーションも何千ものライトが使われています。
普段であればどんよりと暗いケルンの夜ですが、この時期だけは空を光り輝く黄金の一色に変えてしまいます。
クリスマス限定のオリジナルグッズやクリスマスショーなども行われるので、本当に思い出に残るクリスマスの夜を過ごすことができるでしょう。
私が行った時は、中学生くらいの子供たちがステージの上で踊りながら歌を歌い、ビールや温かいフードを食べながら見ていました。
入場料もかからないので、是非行ってみてくださいね。
ケルン旧市街(ホイマルクト・ハインツェル)のクリスマスマーケット:2023年は11月24日〜12月23日
ケルン旧市街のクリスマスマーケットは、ホイマルクト広場(Heumarkt)で行われます。
実は呼び方がたくさんあり、「ハインツェル・マルクト(Markt der Heinzel)」や「ケルン旧市街のクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt in der Altstadt)」などと呼ばれています。
なかでも「ハインツェルの冬のおとぎ話(Heinzels Wintermärchen)」という呼び方は本当に可愛いですよね。
どこの入り口にも、とてもメルヘンチックで可愛らしい門があり、小人がたくさん飾られています。
大体ケルン大聖堂から歩いて15分ほどで着くため、市内を観光しながら寄ってみるのもありですよね。
2023年は11月24日から12月23日までで、毎日11時から22時までとなっております。
直接サーモンが焼かれている光景を見れる屋台や、クリスマス仕様の防寒具なども売っており、グッズもとても可愛らしかったです。
人気のあるクリスマスマーケットなため、屋台には人がかなり並んでいるところもありました。
中央には大きな木造の建物もあり、そこに入れば温かい中で食事を楽しむこともできます。
観覧車やスケートリンクもあり、クリスマスを思う存分楽しめるマーケットとなっています。
ここも絶対に外せないケルンのクリスマスマーケットなので、是非行ってみてください。
ノイマルクトの天使のクリスマスマーケット:2023年は11月20日〜12月23日
ケルン大聖堂から徒歩で焼く17分の所にある「Neumarkt(ノイマルクト)」でもクリスマスマーケットは行われます。
「天使のマーケット(Markt der Engel)」とも呼ばれているこのクリスマスマーケットは、ケルンで最も古くから行われていると言われています。
2023年は11月20日から12月23日までで、曜日によって営業時間が変わります。
月曜日〜木曜日は11時から21時までで、金曜日から日曜日までは11時から22時までと少し長いです。
カラフルで伝統的なメリーゴーランドは子供たちに大人気で、キリストの誕生の物語を伝える人形たちはとても可愛らしいです。
まれに羽をつけた天使や馬に乗った冬の女王のキャストなども現れるため、どの年齢層の方でも楽しめるクリスマスマーケットとなっています。
バームクーヘンといった甘いお菓子も売っているので、是時食べてみてください。
リンツチョコレート工場前のハーバー(Harbour)クリスマスマーケット:2023年は11月23日〜12月23日
ハーバークリスマスマーケットは、リンツのチョコレート工場のあるライン川のほとりで行われます。
ケルン大聖堂からは徒歩で約20分で、大聖堂と旧市街のクリスマスマーケットを経由していくことができます。
工場に加え、大きな海賊船で作られたバー、そして巨大な観覧車もあり、観光にもお勧めな場所です。
2023年は11月23日から12月23日まで行われ、営業時間は曜日により変更します。
日曜日から木曜日は11時から21時までですが、金曜日と土曜日は11時から22までと少し長く営業しています。
温かいグリューワインや、本場ドイツのビール、そして、目の前で焼かれるサーモンなどお腹いっぱい楽しむことができます。
リンツのチョコレート工場からは、ケルン大聖堂の頭とライン川、そしてホーエンツォレルン橋をみることができ、思い出に残る写真を1枚取りに行くのもありですよね!
【ケルンのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要
では、ケルンのクリスマスマーケットを巡るには、1日で足りるのでしょうか?
仕事や学校、また留学でヨーロッパにいたとしても授業があるため、なかなか長期休みを取れないですよね。
そんな中で気になるのが、何日で回れるのか、です。
結果的には、1〜2箇所のケルンのクリスマスマーケットを回るだけなら、1日で十分楽しむことができます。
しかしながら、ケルンは観光地が多く、また全てが近くに密集しているわけではありません。
博物館やチョコレート工場といった観光に時間がかかる観光地も多く、十分に楽しみたいなら、ケルンには2日以上時間を作ることをお勧めします。
ちなみに私は1度1人でケルンを1日で観光したのですが、かなり急足になってしまい満喫できなかったのでもう一度行きました。
ケルン大聖堂に入れる時間も限られているため、計画を練ってからいくといいと思います。
また、限られた時間で様々な国を巡ることができるヨーロッパの旅は本当におすすめです!
陸路でつながっているヨーロッパは割とリーズナブルに回れるので、クリスマスの時期はオーストリアなどからベルギーあたりまでフリックスバスやユーレイルパスなどで巡ってみるのも良いかもしれません。
【ケルンのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど5種紹介
クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。
そんなドイツ・ケルンのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。
【Reibekuchen(ライベクーヘン)】ポテトパンケーキ
ドイツで有名なジャガイモの料理ですが、私はケルンでのみポテトパンケーキに出会いました。
小さく切ったじゃがいもを平べったくしてから油で揚げ、りんごのソースをかけて食べます。
日本ではなかなかない組み合わせだったので、最初は驚きましたが、ホクホクなジャガイモと、酸味甘味のバランスが絶妙に取れたアップルソースの相性はよく、とても美味しかったです。
寒いドイツのクリスマスマーケットの時期には欠かせないフードです。
是非食べてみてくださいね。
【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ
シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。
材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。
周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。
日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。
【ブラートヴルスト】ドイツ定番のソーセージ!ケルンはブラッドソーセージ
ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。
1313年にドイツのニュルンベルクで初めて作られたとされており、そこからドイツ全体に広がりました。
現在ではミュンヘン、ニュルンベルク、そしてケルンで代表的なソーセージがあります。
ちなみにケルンのソーセージは、「Himmel und Erde」と呼ばれ空と大地という意味を持ちます。
このソーセージは血液を材料として使っているため、見た目は赤黒く、じゃがいもやりんごと一緒に盛り付けされます。
空がりんごで、大地がジャガイモなんだとか。
18世紀ごろからの歴史があるケルンのソーセージ、「Himmel und Erde」を機会があったら食べてみてください。
【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)
レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。
材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。
香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。
日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。
地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。
【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子
日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。
誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。
そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。
【ケルンのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
ここからはケルンのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。
まず、一番に気をつけてほしいことは、ケルンはドイツの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。
そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。
また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。
ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。
店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。
ですので、ぜひ17時くらいにはマーケットに行っておくことをお勧めします。
ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。
【ケルンのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
では、どうしてドイツ・ケルンのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。
クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。
昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。
そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。
【ケルンのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか
最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。
また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界一有名なクリスマスマーケットとして「ニュルンベルク」が挙げられています。
世界最古のクリスマスマーケットとして有名なのが「ドレスデン」で、ケルンからもそんなに遠くないで寄ってみるのもいいかもしれません。
そして、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。
子供用の汽車なども走っており、クリスマス限定のマグカップはとても可愛らしかったです。
私の中では今回紹介したケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。
【ケルンのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK
ここからは、ケルンで使われている言語について。
ケルンでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。
また、ケルンは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。
しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。
【ケルンのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。
発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。
最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。
また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。
まとめ
ここまで、ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。
- クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 開催時期は11月末から4週間(11月17日〜12月23日)
- ケルンのクリスマスマーケットは観光含めて数日必要
- この時期に食べられる料理はシュトーレンなど5種
- 注意点は営業時間やスリ
- クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
- クリスマスマーケットの歴史はドイツやオーストリアが発祥
- ケルンはドイツ語か英語話せたらOK
- クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる
コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。
もしドイツにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひケルンのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!