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本場ドイツ「フランクフルトのクリスマスマーケット」お勧め3箇所!期間や場所、食べ物や楽しみ方を紹介

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。

本日は「本場ドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、フランクフルトで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。

ドイツやフランクフルトのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。

 

※しかしながら、電車が遅れ時間がなく、クリスマスマーケットの写真はほとんど取れなかったので、リベンジで行ったフランクフルトの写真を載せています。

 

目次

【本場ドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り

まず最初に、本場ドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。

  • 国 ドイツ
  • 地域 フランクフルト(レーマー広場やパウロ教会前)
  • 時期 11月27日〜12月21日
  • 時間 10時〜21時(通常10時〜21時、日曜日は11時〜21時)
  • 目的 クリスマスを祝う
  • 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
  • 交通 成田からスリランカ経由で8万8千円〜13万(バケーションシーズンは高め)
  • 言語 ドイツ語

ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。

最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。

観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。

 

ではそんなドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から4週間(11月27日〜12月21日)

フランクフルトのクリスマスマーケットは毎年、11月末から4週間に渡り開催されます。

ドイツではクリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。

フランクフルト市内では、クリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なりますので紹介させていただきます。

 

レーマー広場のクリスマスマーケット:2023年は11月27日から12月21日

フランクフルト中央駅から徒歩21分先にある「レーマー広場」では、ドイツ最大級のクリスマスマーケットが開かれます。

2023年は11月27日から12月21日まで開催され、月曜日から土曜日は10時から21時まで営業しています。

日曜日のみ11時から21時の営業となるので気をつけて下さい。

 

30メートルを超えるクリスマスツリーは、6500個ものライトと300以上のリボンで飾り付けられています。

背景に映り込む、レーマー広場の街並みはメルヘンチックでクリスマスの雰囲気と相性バッチリ!

そのかわいらしさに何枚も写真を撮ってしまうでしょう。

 

屋台も多く出店し、本場のソーセージや可愛らしいクリスマスの置物、ホットワインなどが売られています。

実は金融都市として有名なフランクフルトは、日本からの直行便もあり、かなり行きやすい地域です。

しかしながら、この時期のフランクフルトはかなり人気のある観光地となるため、大変混雑します。

 

屋台に行列ができたり、クリスマスマーケットに近いホテルは早いうちに満室になってしまったりするので、早めに計画を立てることをお勧めします。

世界最古とも言われているフランクフルトのクリスマスマーケットは本当に可愛らしく美しいので、是非行ってみて下さいね。

 

パウルス広場(パウロ教会前)のクリスマスマーケット:2023年は11月27日〜12月21日

パウルス広場(Paulsplatz:パウロ教会前)のクリスマスマーケットは、レーマー広場から北に徒歩2分ほど進んだ先にあります。

赤レンガで作られたパウロ教会とクリスマスマーケットの雰囲気もまたかなりマッチしていて、とても美しいです。

営業時間はレーマー広場のクリスマスマーケットと変わらないようで、2023年は12月1日〜23日まで開催されています。

 

このクリスマスマーケットでは、キャンドルやハチミツなどを購入でき、お土産選びにも最適です。

レーマー広場からも近いので、是非よってみて下さいね。

 

マインカイ(マイン川前の通り)のクリスマスマーケット:2023年は11月27日〜12月21日

フランクフルトの中央を流れるマイン川のほとりでは、数多くのクリスマスマーケットの屋台が立ち並んでいます。

レーマー広場のクリスマスマーケットに比べると少し規模は小さいですが、とても煌びやかで美しいクリスマスの雰囲気を堪能することができます。

恋人の聖地としても有名な「鉄の橋」からも近く、数多くの恋人たちが取り付けた愛の南京錠を見にいくのもありですよね。

 

端から見える景色も本当に美しいため、是非行って欲しい場所でもあります。

フランクフルトクリスマスマーケットは、屋台からツリーまで全て凝られていて、中世にタイムスリップしたかのような街並みを楽しめます。

屋台も木造のものが多く、可愛らしく飾り付けられていて、私たち日本人からしたらまるで異世界に来てしまった感覚に陥ります。

 

物価は少し高いので、あまり散財はできませんが、ビールもソーセージもすごく美味しいので是非食べてみてくださいね。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介

クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。

そんなドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。

 

【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ

シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。

クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。

材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。

 

周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。

日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。

 

【ブラートヴルスト】豚肉を使ったドイツ定番のソーセージ!フランクフルター

ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。

実は1313年に、今回紹介したニュルンベルクで、ドイツのソーセージは初めて作られたとされています。

現在ではニュルンベルク(ニュルンベルガー)、ミュンヘン(ニュルンベルガー)、そしてベルリン(カリーヴルスト)で代表的なソーセージがあります。

 

フランクフルトのソーセージは、レシピが決められており、基準が高いです。

見た目はソーセージと似ているのですが、決定的な違いは豚肉のみが使われているという点です。

普通のソーセージは合挽き肉が使われており、これはオーストリアのウイーンの伝統的なソーセージです。

 

現在では、原産地名称保護制度によって、フランクフルターを名乗れるのはフランクフルトで作られた20センチ以上のソーセージと決められています。

私は有名なお店で食べてきて、とても美味しかったのでご紹介させていただきますね。

レーマー広場から徒歩5分ほどのところにある、クラインマルクトハレ市場(Kleinmarkthalle)の中の、「Ilse Schreiber Wurstimbiss e.K」というお店。

 

私がいった時はちょっとした行列ができていましたが、食べ歩きできるように渡してくれるので、すぐに購入することができました。

時間があったら是非行ってみて下さい!

 

【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)

レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。

材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。

香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。

 

日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。

地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。

 

【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子

日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。

誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。

そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!

ここからはフランクフルトのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。

まず、一番に気をつけてほしいことは、フランクフルトはドイツの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。

そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。

 

また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。

ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。

店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。

 

ですので、ぜひ17時くらいまでにはマーケットに行っておくことをお勧めします。

ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため

では、どうしてドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。

クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。

昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。

 

そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥

では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか

最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。

また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界一有名なクリスマスマーケットとして前回紹介した「ニュルンベルク」が挙げられています。

 

世界最古のクリスマスマーケットのひとつとして有名なのが「ドレスデン」で、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。

子供用の汽車なども走っており、クリスマス限定のマグカップはとても可愛らしかったです。

 

私の中ではケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK

ここからは、フランクフルトで使われている言語について。

フランクフルトでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。

また、フランクフルトは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。

 

しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。

 

【フランクフルトのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる

では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。

発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。

最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。

 

また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。

 

まとめ

ここまで、ドイツ・フランクフルトのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。

今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。

 

  • クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
  • 開催時期は11月27日〜12月21日
  • 観光含めて数日必要
  • クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はシュトーレンなど4種
  • 営業時間やスリに注意!
  • クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
  • クリスマスマーケットの歴史はドイツやオーストリアが発祥
  • ドイツ語か英語が話せればOK
  • クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる

 

コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。

もしドイツにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひフランクフルトのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

 

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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