¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「チョコの国ベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではチョコレートで有名なベルギーの、ブリュッセルで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。
クリスマスマーケットについて興味がある方、ベルギーやブリュッセルの歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。
目次
- 1 【ベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 2 【ブリュッセルのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月24日〜12月31日まで
- 3 【ブリュッセルのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】ブッシュドノエルなど6種紹介
- 4 【ブリュッセルのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
- 5 【ブリュッセルのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
- 6 【ブリュッセルのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
- 7 【ブリュッセルのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】オランダ語とフランス語とドイツ語
- 8 【ブリュッセルのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
- 9 まとめ
【ベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
まず最初に、チョコの国ベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。
- 国 ベルギー
- 地域 ブリュッセル(グランドプラスなど)
- 時期 11月の最終水曜日〜1月の第1日曜日まで
- 時間 正午〜22時(12月24日、31日は18時まで)
- 目的 クリスマスを祝う
- 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、ブッシュドノエル
- 交通 成田からシンガポールやエチオピア経由で9万5千円〜21万(バケーションシーズンは高め)
- 言語 オランダ語、フランス語、ドイツ語
ベルギーのクリスマスマーケットは主に、11月末から5週間に渡り開催されます。
最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。
観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のベルギーはいつにも増して賑わっています。
ではそんなベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月24日〜12月31日まで
ブリュッセルのクリスマスマーケットは毎年、11月の最終水曜日〜1月の第1日曜日まで開催されます。
しかしながら、今年は大晦日が日曜日に当たるため、12月31日で運営は終わります。
ブリュッセル市内では、クリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かありますが、開催期間は同じなようなので、場所と特徴を紹介させていただきます。
グランプラス(Grand-Place)のクリスマスマーケット
ブリュッセル中央駅から徒歩5分先にある「グランプラス(Grand-Place)」では、ベルギー最大級のクリスマスマーケットが開かれます。
あの有名な小便小僧の像からも徒歩4分に位置し、ブリュッセル市庁舎とブリュッセル市立博物館、そしてヨーロッパ風の建物に囲まれています。
ここはブリュッセルの中でも1番にお勧めしたいクリスマスマーケットで、その理由は無料で音と光のショーを見れるからです!
夜になると毎日、グランドプラスの可愛らしい建物はプロジェクションマッピングで彩られ、クリスマス限定の美しいショーが開催されます。
360度見渡す限り光で覆われ、楽しい音楽やサンタさんの声まで聞こえてきます。
毎日午後17時よりスタートし、日曜日から木曜日までは1時間ごと、金曜日と土曜日は30分ごとにショーを見ることができます。
かなりの人だかりができるので、早めに行ってポジションを確保しておくことをお勧めします。
ちなみに私は階段の上から見ようとして、雪で滑って下まで転げ落ちたので、スノーブーツといった雪や寒さ対策は必ずしていって下さいね。
サン=カトリーヌ広場(Pl. Sainte-Catherine)のクリスマスマーケット
サン=カトリーヌ広場(Pl. Sainte-Catherine)のクリスマスマーケットは、サント・カトリーヌ広場と呼ばれるメトロの駅から徒歩2分の位置にあります。
このクリスマスマーケットは、子供たちにも大人気なマーケットで、屋台の他にメリーゴーランドや観覧車があります。
夜は美しくイルミネーションが輝き、聖カトリーヌ教会はプロジェクションマッピングされます。
規模はグランプラスより小さいですが、それでもホットワインと一緒に見た音と光のショーは一生の記憶に残るほど美しかったです。
スノードームなどの可愛らしいクリスマスのお土産や、クリスマス風にラッピングされたゴディバのチョコレートなども売っているので、プレゼント選びに行ってみるのもいいかもしれませんね。
ブルケール広場(De Brouckèreplein)のクリスマスマーケット
ブルケール広場(De Brouckèreplein)のクリスマスマーケットは「De Brouckere」駅から徒歩1分の位置にある、大きく開けた通りで行われます。
大きなテントの中で行われるアイススケートは子供たちにかなり人気で、カップルや夫婦まで年齢関係なく楽しめます。
ハチミツなどのお土産も売っており、屋台も木造で作られていてとても可愛いので、是非行ってみて下さいね。
モネ劇場(Place de la Monnaie - Munt)のクリスマスマーケット
「De Brouckere」駅から徒歩3分に位置し、小便少女の像からも徒歩4分と比較的近いモネ劇場前でもクリスマスマーケットは行われています。
これまで紹介したクリスマスマーケットと比べると規模は小さくなりますが、広々としたスケートリンクやイルミネーションされたモネ劇場はとても美しいです。
この地域で最も美しいとされるオペラハウスで、オペラやバレエを見るついでに寄ってみてはいかがですか。
ギャルリ・サンテュベール(Galeries Royales Saint Hubert)のクリスマスマーケット
ここは天井がガラスに覆われた高級ショッピングモールで、装飾もかなり美しくレストランや劇場もあります。
ベルギー料理を食べるのにも適した場所で、チョコレートやワッフルの美味しいお店もたくさん入っています。
クリスマスの時期になると、その時期限定のお土産などが売られ、美しくイルミネーションもされます。
時間があったら寄ってみて下さいね。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】ブッシュドノエルなど6種紹介
クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。
そんなベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットでは、主に以下6種の食べ物が有名です。
【Bûche de Noël:ブッシュドノエル】薪の形のチョコレートケーキ
ブッシュドノエルは、木の切り株の形をしたチョコレート味のケーキです。
フランス語でブッシュドノエルはその見た目通り「クリスマスの薪」という意味を持ち、特別なクリスマスの夜に食べられます。
この形になった由来はいくつか存在し、中でも有力なのがキリストの誕生を祝って夜通し暖炉に薪を焚べていたから、その灰が厄除けになったから、などと言われています。
可愛らしい見た目から日本でもクリスマスケーキとして食べる人も多いと思います。
クリスマスマーケットでの食べ歩きはできいませんが、レストランやカフェで一休みするついでに試してみてはいかがですか。
【Speculoos:スペキュロス】スパイス入りのビスケット
スペキュロスは、ベルギーやフランスで有名なスパイス入りのビスケットの一種です。
実は1年を通して食べられる国民的なお菓子でもありますが、12月6日の「聖ニコラの日」に配るために焼かれます。
その理由は、赤いマントと司祭帽を身に付けている「シンンタクラース」がプレゼントとしてスペキュロスなどを持って子供たちにあげるためなんだとか。
見た目は薄く、食感はサクサクカリカリで、焼く前にシンタクラースの模様をつけるためとても可愛い仕上がりになります。
主な材料は小麦粉、砂糖、バター、コショウ、シナモン、生姜、クローブ、カルダモン、ナツメグでドイツのクリスマスに食べられるジンジャーブレットに似ているかもしれません。
【wafel:ワッフル】ヨーロッパ一美味しい!?
ベルギー発祥と言われているワッフルは、ブリュッセルの街中だけでも通りに1つはお店があると言えるほどかなり人気のある食べ物です。
こちらも年中食べられるベルギーのソウルフードですが、この時期限定のトッピングなどもあり、よりクリスマスを楽しむことができます。
ベルギーの冬はかなり寒いので、食べ歩きできる熱々のワッフルは体を芯から温めてくれます。
チョコレートの甘さとも相まって、本当に美味しかったです。
ホットチョコレートやホットワインなどと一緒に食べるのもお勧めです!
【ホットチョコレート】クリスマスマーケットには必ずある!?
チョコレートの名産国といえば1番に思いつくほど、世界的にも有名なチョコの国「ベルギー」ではクリスマスでもかなり需要が高まります。
先ほど少し紹介しましたが、クリスマスマーケットではその寒さを和らげるために温かいドリンクが売られています。
国によって様々ですが、ベルギーではホットワインやホットビールよりも、ホットチョコレートのお店の方が多かった印象です。
熱々のホットチョコレートと、可愛らしいカップがクリスマスの雰囲気を引き立たせ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
カロリーはかなり気になるかもしれませんが、是非1度は飲んでみて下さい。
【Cougnou (クーニョ) /Cougnolle (クーニョール)】イエスのパン
クーニョは「イエスのパン」とも呼ばれ、クリスマスの時期に焼かれるパンです。
赤ちゃんのイエスのように小さく作られた甘いパンで、小麦粉や卵、牛乳に加えて、レーズンが入っているものもあります。
ベルギーの南部では12月25日にこのパンを食べるんだとか。
聖ニコラの日にもホットチョコレートと共にクーニョを食べる文化もあるそうです。
【Glühwein:ホットワイン】スパイスの効いたグリューワイン
ホットワインはグリューワインとも呼ばれ、ヨーロッパのクリスマスマーケットを回ると必ずその屋台があります。
スパイスの効いたホットワインは時にはジンジャーが入っていたり、柑橘系の果物が入っていたりとお店によって味が変わります。
ヨーロッパの寒いクリスマスマーケット巡りには欠かせないドリンクの一つです。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
ここからはブリュッセルのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。
まず、一番に気をつけてほしいことは、ブリュッセルはベルギーの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。
そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。
また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。
ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。
店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。
ですので、ぜひ17時くらいまでにはマーケットに行っておくことをお勧めします。
ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
では、どうしてベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。
クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。
昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。
そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか
最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。
どこもベルギーの周辺国で、それらの地域のクリスマスマーケットが広まり、近年のベルギーでもマーケットが開催されたと言われています。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】オランダ語とフランス語とドイツ語
ここからは、ブリュッセルで使われている言語について。
ブリュッセルでは主にオランダ語とフランス語とドイツ語が使われていますが、観光地やホテルでは英語が通じることが多いのでそんなに心配は入りません。
ブリュッセルは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。
ちなみにブリュッセルではフランス語を話す地区と、オランダ語を話す地区とが混在しているため、どちらかの言語であいさつや感謝の言葉を覚えていけば喜ばれるかもせれませんね。
【ブリュッセルのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
では最後に、クリスマスマーケットはベルギーのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。
発祥の地はオーストリアやドイツ周辺で、そこから広がったため現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。
最も規模が大きいのは、ドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場の国でクリスマスマーケットでを楽しみたい方は、是非ドイツなどにも行ってみてください。
また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。
まとめ
ここまで、ベルギー・ブリュッセルのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。
- クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 開催時期は11月24日〜12月31日
- 観光含めて数日必要
- クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はブッシュドノエルなど6種
- 営業時間やスリに注意!
- クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
- クリスマスマーケットの歴史はドイツやオーストリアが発祥
- フランス語かドイツ語、オランダ語だが、観光地では英語が話せればOK
- クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる
コロナを乗り越えて再開したベルギーのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。
もしベルギーにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひブリュッセルのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!