¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「世界遺産の街チェコ・プラハのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではチェコの世界遺産の街とも言われているプラハで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。
チェコやプラハのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にチェコ・プラハのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。
目次
- 1 【世界遺産の街チェコ・プラハのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 2 【プラハのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から6週間(11月24日〜1月7日)
- 3 【プラハのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】カプルなど5種紹介
- 4 【プラハのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
- 5 【プラハのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
- 6 【プラハのクリスマスマーケットの歴史とは?】オーストリアやドイツが発祥
- 7 【プラハのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】チェコ語か英語が話せればOK
- 8 【プラハのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
- 9 まとめ
【世界遺産の街チェコ・プラハのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
まず最初に、世界遺産の街チェコ・プラハのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。
- 国 チェコ
- 地域 プラハ(旧市街広場やプラハ城前)
- 時期 11月24日〜1月7日
- 時間 10時〜20時
- 目的 クリスマスを祝う
- 食べ物 ホットワインやホットチョコレート
- 交通 成田からスリランカ経由で8万8千円〜13万(バケーションシーズンは高め)
- 言語 チェコ語
チェコのクリスマスマーケットは主に、11月末から6週間に渡り開催されます。
最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。
観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のチェコはいつにも増して賑わっています。
ではそんなチェコ・プラハのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。
【プラハのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から6週間(11月24日〜1月7日)
プラハのクリスマスマーケットは毎年、11月末から6週間に渡り開催されます。
チェコではクリスマスイヴに朝から断食を行い、幸運の印とも呼ばれる黄金の豚が来るのを待ちます。
本当に来るかはわかりませんが、これはキリスト教の12月24日は肉を食べてはいけないという決まりから来ているようです。
クリスマスマーケットについて、プラハ市内では行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なりますので紹介させていただきます。
旧市街広場のクリスマスマーケット:2023年は12月2日から1月6日
旧市街広場のクリスマスマーケットはプラハのメイン駅から徒歩で約20分ほどの位置にて開催されます。
2023年は12月2日に始まり、年明けの1月6日まで行われます。
営業時間は10時から22時までで、夜になるとクリスマスツリーや教会のイルミネーションが美しく輝きます。
ここのクリスマスマーケットでは、写真スポットが存在し、またクリスマスツリーによる音と光のショーが定期的に行われ、見る人の心を奪います。
寒さのせいか私はそれをみて、美しすぎて自然と泣いてしまいました。
ホットチョコレートやホットビール、スパイスの効いたグリューワインといった温かいドリンクをはじめ、手作りのグッズやクリスマスの飾りなどが売っていました。
人がかなり多く集まるため、荷物には十分注意して下さい。
プラハ城のクリスマスマーケット:2023年は12月2日から1月6日
プラハ城は市内中心部から少し離れていますが、旧市街広場からは徒歩30分、メトロやトラム、バスなどを使うことにより22分ほどで行くことができます。
2023年は12月2日から始まり、2024年の1月6日に終わります。
営業時間は、月曜日〜木曜日が9時から18時、金曜日〜日曜日は9時から19時までです。
プラハで最も古い教会、セイヴィート大聖堂とも隣接しており高台にあるため景色もとても美しいです。
私が行った時は鍛冶屋職人が小屋で直接キーホルダーや置物を作っている風景も見ることができました。
ホットワインや温かい食べ物、ここでしか買えない作られたばかりの金属製のキーホルダーなどが売っているため、思い出に残るお土産を買うことができます。
ヴァーツラフ広場のクリスマスマーケット:2023年は12月2日から1月6日
ヴァーツラフ広場のクリスマスマーケットは旧市街広場から徒歩で約14分の場所に位置し、一本の国立博物館までの通りで行われます。
2023年は12月2日から1月7日まで行われ、10時から20時まで毎日営業しています。
ここで一番覚えているのは、クリスマスマーケットの屋台のソーセージがめちゃくちゃ美味しかったことです。
ビールも美味しいチェコで、最高すぎるソーセージとの組み合わせは一生忘れられない味とまで思えました。
通りの中心でクリスマスマーケットが開かれているため、脇のお店は普通に営業しています。
クリスマスツリーもイルミネーションされ、たまにショーなどをやっている人ともすれ違いました。
物よりかはクリスマスの食べ物の方が売られていたような気がします。
とにかくソーセージがめちゃくちゃ美味しいので、行く機会があれば是非食べてみて下さい!
【プラハのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】カプルなど5種紹介
クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。
そんなチェコ・プラハのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。
【Kapr:カプル】鯉フライ
チェコは内陸国なため、普段はあまり魚を食べる機会がありません。
しかしながら、クリスマスという特別な日のみ、日本ではあまり食べられない「鯉」を使った料理が食卓に並びます。
作り方は簡単で、サックと衣揚げした鯉とスライスしたレモンを盛り付けるだけ。
シンプルな見た目ですが、臭みもなく美味しいんだとか。
キリスト教はクリスマスの日に肉を食べてはいけないという伝統があるため、オーストリアと同じようにこの日は鯉を食べるようです。
鯉を捌ける家庭は、調理するまで風呂場で泳がせておくみたいです。
新鮮な鯉料理、チェコに来たら是非食べてみて下さい。
【Bramborový salát:ブランボロヴィー・サラート】ポテトサラダ
先ほど紹介したコイのフライの付け合わせとして、必ず添えられるのが「ブランボロヴィー・サラート(Bramborový salát)」と呼ばれるポテトサラダです。
家庭によりレシピはそれぞれですが、日本のポテトサラダには入らない「ピクルス」や「リンゴ」が入っていることが多いです。
そのほかは固茹で卵やじゃがいも、ハムやマヨネーズなど、日本のポテトサラダに入っているものと変わりません。
鯉のフライとポテトサラダの組み合わせはかなり美味しいので、是非挑戦してみて下さい。
【Vánoční cukroví:ヴァーノチニー・ツクロヴィー】クリスマスクッキー
「ヴァーノチニー・ツクロヴィー(Vánoční cukroví)」はチェコのクリスマスに食べられる、伝統的な焼き菓子(クッキー)です。
多くの家庭では12月に入るとすぐにクリスマスに向けて、このクッキーを作りはじめます。
レシピは様々で、味や形も家庭により異なります。
その中でもよく見かけるのが「ヴァニルコヴェー・ロフリーチュキ(Vanilkové rohlíčky)」と呼ばれる三日月型のクッキーや、「リネツケー・ツクロヴィー(Linecké cukroví)」と呼ばれるジャムが挟まった可愛らしいクッキー。
そして「ペルニーチュキ(Perníčky)」と呼ばれるアイシングにより絵が描かれたクッキーです。
クリスマスマーケットだけでなく、スーパーやパン屋さんにも売っているので、お土産に買ってみてはいかがですか。
【Vánočka:ヴァーノチュカ】クリスマスのパン
「ヴァーノチュカ(Vánočka)」はチェコのクリスマスによく食べられる伝統的なクリスマスパンです。
なんとこのパンは14世紀から作られてきたとも言われており、布に包まれた生まれたばかりのキリストを思わせるような形をしています。
生地を十字に編んで焼くため、魔除け効果もあるとも言われており、特別なパンとしてクリスマスに食べられます。
レーズンやアーモンドがたっぷり含まれているため、とても甘く疲れが吹き飛んでしまうような美味しさなんだとか。
【Svařák:スヴァルジャーク】ホットワイン
「スヴァルジャーク(Svařák)」は様々なスパイスの入ったワインのことです。
チェコだけでなく、ヨーロッパのクリスマスマーケットには必ず売られており、温かいため暖を取るためについつい買ってしまいます。
シナモンやグローブ、オレンジやレモンの皮などが入り甘味があるためとても飲みやすくなっています。
温かいせいか、かなり酔いやすいので少しづつ飲んでくださいね。
【プラハのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
ここからはプラハのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。
まず、一番に気をつけてほしいことは、プラハはチェコの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。
そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。
また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。
ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。
店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。
ですので、ぜひ17時くらいまでにはマーケットに行っておくことをお勧めします。
ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。
【プラハのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
では、どうしてチェコ・プラハのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。
クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。
昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。
そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。
【プラハのクリスマスマーケットの歴史とは?】オーストリアやドイツが発祥
では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか
最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。
そんな周辺国から伝わり、チェコでもクリスマスマーケットが開かれるようになりました。
【プラハのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】チェコ語か英語が話せればOK
ここからは、プラハで使われている言語について。
プラハでは主に一般的なチェコ語が使われていますが、英語を話せるチェコ人が多います。
また、プラハは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。
しかしチェコ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。
【プラハのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
では最後に、クリスマスマーケットはチェコのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。
クリスマスマーケットは、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。
最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場の街で楽しみたい方は是非ドイツなどにも行ってみてください。
また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。
まとめ
ここまで、チェコ・プラハのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。
- クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 開催時期は11月末から6週間(11月24日〜1月7日)
- 観光含めて数日必要
- クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はカプルなど5種紹介
- 営業時間やスリに注意!
- クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
- クリスマスマーケットの歴史はドイツやオーストリアが発祥
- チェコ語か英語が話せればOK
- クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる
コロナを乗り越えて再開したチェコのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。
もしチェコにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひプラハのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!