¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「レソト」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にレソトへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】レソトってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 マセル(Maseru)
・通貨 ロチ(Loti)補助通貨はセンテで、1ロチ=100センテ (南アフリカの通貨ランドも使える)
・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 英語(公用語)、ソト語(公用語)
・電圧 220V、50Hz
・コンセント Mタイプ
・面積 3.0万平方キロメートル(四国の1.6倍)
・気候 温暖湿潤気候、西岸海洋気候
・経路 香港やシンガポール、ドバイやアムステルダムなどを経由したのち、南アフリカのヨハネスブルグで乗り換え。所要時間はおよそ20時間。※直行便なし。
・祝日 10月4日(独立記念日)
・産業 農業(メイズ、ソルガム、小麦)、繊維産業
・挨拶 おはよう、こんにちは→Dumela!(ドゥメーラ)、ありがとう→Kea leboha. (ケア レボーハ)
言語
レソトの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、レソトの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
レソトでは「ソト語」に加えて「英語」が主に公用語とされていますが、他にもこんな言語が使われています。
- ズール語
- フティ語
- スワジ語
- コサ語
- アフリカーンス語
このように、レソトでは多くの民族言語が使われています。
ちなみに豆知識ですが、国名の「レソト」は「ソト語を話す人々」という意味があるようです。
英語は使えるの?
レソトでは英語も公用語となっているため通じます!
しかしながら、多くのレソト人はソト語を話すためすべての人に英語が通じるわけではないようですね。
気候・位置
続いてレソトの気候・位置についてです。
アフリカはすごく熱そう!!っていうイメージがありますよね。ですが、レソトはアフリカと言っても、そこまで熱くはありません。
アフリカ南部に位置し、周囲を南アフリカ共和国に囲まれた世界南端の内陸国であるレソト王国、通商レソトの気候は「温暖湿潤気候」そして「西岸海洋性気候」とされています。
レソトはキングダムだったんですね!なんかかっこいい!
南アフリカ内に存在するレソトですが、実は世間では「アフリカのスイス」と呼ばれているようです。
ではここからは詳しいレソトの気候についてです。
レソトの気温は夏は涼しく冬は比較的暖かいものの、寒暖の気温差が大きいのが特徴です。
レソトでは一年のうち300日以上が晴天で、雨季は存在しませんが10月から4月にかけての夏季に降雨が多く、冬季は乾燥しています。
年間降水量は国土全体の平均で700mm程度ですが、山地では1900mmにも達し、高地での気候は特に低く、冬季には積雪も見られるそうです。
植生は樹木が少なく、ほとんどが草原によって覆われているんだとか。
衣服
アフリカの服そうってなるとどうしても露出が多くなるイメージ…
そんなアフリカの国レソトでは「バソト・ハット(ソト語ではモコロトロ(mokorotlo))」と呼ばれる帽子と「バソトブランケット」というブランケットがとても有名です。
「バソト・ハット」は三角形の麦わら帽子で、山間部で暮らすため暑い日差しを遮るだけでなく、裁判官が判決を下すときに、顔を隠す役割として昔は使われていたそうです。
知り合いも裁かなければいけないこともあり、顔を見るのが気まずかったからだとか…バソトハットの形をモチーフにした建物も見つけることができるようです!
続いて「バソトブランケット」は普段防寒のために身にまとうのですが、暑い時でさえブランケットを羽織っている人をよく見かけるそうです。
また男女で巻き方も異なり、男の人は肩でブランケットを留めます。
一方女性は正面で留め、背中の部分は子どもを背負っているようなイメージで隙間を開けるそうです。
ちなみにブランケットの下はスーツだったりシャツだったりといろいろなんだそうです。
では、私たちはどんな服装をすればいいのでしょう。
夏の間はTシャツや半ズボンなどの軽い服装で十分ですが、レインコートは必需品。
春から秋にかけては日が暮れると涼しくなるので、ジャケットが必要です。
なお、冬またはマルチ山系に行く場合には、季節を問わず必ず、暖かい衣類、ソックス、ウインドブレーカー、ジャケットなどを準備しておいた方がよさそうです。
代表的な食事
レソトでは、一般的にトウモロコシと小麦がよく食べられています。
残念ながらお米は食べず、肉は鶏肉と牛肉がメインとなっています。
味付けは極端な辛さとか酸っぱさが無いので、日本人にもピッタリなんだとか。
しかしながらレソトは内陸国なため魚が取れず、食べることができないので魚好きには悲しい事実かもしれません。
続いて主食についてです。レソトの主食は穀物の粉を練ったもの、「パパ(トウモロコシの粉を練ったもの)」は粘り気が少なく口の中でほぐれる、イタリアのポレンタに似た食べ物です。
そしてレソトでは、「パパ」と「モロホ(青菜の炒め物)」を1皿に盛り合わせて手でつかみあわせて食べます。
この「パパ(穀物を練ったもの)&モロホ(青菜の炒め物)」は「パパモロホ」と呼ばれ、同様のものが、ボツワナでは「パパボホベ」、ジンバブエでは「サザムリオ」、タンザニアでは「ウガリムチーチャ」と名前を変えて呼ばれます。
民族を越えて、アフリカの広い地域で食べられている「パパモロホ」を一度は現地で食べてみたいですね。
民族間での味の違いとか比較してみたら面白そうです!
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるの?
まず先ほど紹介した「パパ」とは少し違う、トウモロコシを粉にせず、粒を乾燥させた(あるいはそれを軽く砕いた)「サンプ」を炊いて主食にすることがあります。
他にも「オックステイルシチュー」といって、日本でいうステーキに近いものが有名です。
食堂などに行くと、パパモロホ、メインのおかずにチキンやヤギ肉が1皿に盛られて出てくるようです。
大きなインターナショナルレストランは多くありませんが、地元料理である「レソトオックス・テール」に「スチームパン」、「ボーンステーキ」そしてチキン料理はおすすめの料理です。
地ビールもたくさんあり、防腐剤など不純物のない「マルチビール」「ジンジャービール」など、他にはマルチ山脈から汲み上げたミネラルウォーターは硬水ですごくおいしいんだとか。
住居
青年海外協力隊の人は、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえるからあまり必要のない情報かもしれませんが、レソトでは賃貸なのか、そしてどんな家なのかについてまとめてみます。
派遣終了中もしくは後にレソト旅できるかもしれないですもんね!
まず最初に「コメ洞窟」という本当に洞窟!そこになんと19世紀から現在に行ったっても住居として使用されています。
また粘土と牛の糞で作った洞窟では伝統的な生活様式が今でも引き継がれています。
独特のかわいらしい形をしており、田舎の村々に住む人々は円形に石やレンガを積み上げた萱葺き屋根の家に住んでいます。
他にも外壁の石と石の隙間を埋めるように泥を塗りつけて防寒対策している家もあります。
またホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
レソトの通貨は「ロチ」です。
1ロチ→7.74円(2021/05/14)で、過去5年の変動5.7円~9.13円となっているためぼちぼち変わりやすい印象。
物価については日本の4〜5分の一程度です。
治安については高い失業率や深刻な貧困等から、窃盗や家宅侵入等の一般犯罪が多く発生しています。
首都マセルでは、特にアジア系の外国人旅行者を狙った強盗事件も発生していますので、単独行動や夜間の外出は極力避けるようにしてください。
また、南アフリカ共和国との国境地帯では、車両盗難、武装強盗、麻薬犯罪、投石等が発生していますので注意が必要です。
文化的特徴
レソトで生活する上で大切な事って何?それについてまとめてみました。
サービス内容により10%程度のチップの支払い、枕チップは1米ドル程度おいていくのがいいでしょう。
上記のことはマナーとして気をつけた方がいいみたいです。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてみました。
アフリカの中のスイスと呼ばれているなんて、ぜひとも行ってみたいですよね。
食事も日本人の口に合いそうなので少し安心ですね!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!