青年海外協力隊の派遣国

【ボツワナってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ボツワナ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にボツワナへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】ボツワナってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 ハボロネ(Gaborone

・通貨 プラ(Pula)補助通貨「テベ(thebe) 」1プラ=100テベ

・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし

・言語 英語、ツワナ語(国語)

・電圧 220/240V 50Hz

・コンセント Dタイプ BFタイプ Mタイプ

・面積 56.7万平方キロメートル(日本の約1.5倍)

・気候 内陸砂漠気候、ステップ気候、熱帯

・経路 南アフリカのヨハネスブルグ経由、もしくはヨーロッパを経由する

所要時間は経由地により異なりますが、およそ17~22時間

※直行便なし。乗り換えは1~3回。

・祝日 9月30日(独立記念日)

・産業 (農業) こうりゃん、メイズ (畜産) 牛、羊 (鉱業) ダイヤモンド、銅、ニッケル、石炭 (工業) 繊維製品、食品加工

・挨拶 「デュメラ・マ!(相手が女性)」「デュメラ・ラ!(相手が男性)」→こんにちは

「キャリブッハッ」→ありがとう 「サラ・セントレ→」さようなら

 

言語

ボツワナの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ボツワナの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

ツワナ語 (話者78.2%)が主に国語とされていますが、他にもこんな言語が使われています。

  • ショナ系カランガ語(7.9%)
  • ツワナ系カラハリ語 (2.8%)

このように、ボツワナではこれらのほかにも多くの民族言語が使われています。

英語は使えるの?

英語は公用語となっているため、通じるところもありそうです。

しかしながら英語の話者は(2.1%)となっているため、首都以外ではあまり期待はしない方がよさそうです。

 

気候・位置

続いてボツワナの気候についてです。

アフリカはすごく熱そう!!っていうイメージがありますよね。

ボツワナは季節によって気温が変わってきますが、夏はイメージ通り非常に熱くなるようです。

 

ボツワナはアフリカ大陸南部に位置し、南を南アフリカ、東をジンバブエ、北と西をナミビアに囲まれた内陸国です。

平均高度は海抜1,100メートル程度で、国土のおよそ70%が「カラハリ砂漠」で覆われています。

ボツワナ全体の気候は「内陸砂漠気候」となっておりますが、地域によっては「熱帯気候」「ステップ気候」と分けられます。

 

季節は冬季(6月~8月)と夏季(11月~3月)があり、この間に短い春と秋があります。

夏季には比較的雨が多く(雨期)、時に雷を伴った豪雨となることもありますが一日中降り続くことはあまりありません。

またその他の時期にはあまり雨は降りません。

特に冬季は降雨量が極端に少なくなり、湿度10-20%と非常に乾燥しています。

 

ここからは地域別の気候について紹介していきたいと思います。

ボツワナ北部には「熱帯気候」「ステップ気候」が広がっており、年間降雨量は500~700ミリといわれています。

また南部はほとんど「砂漠」となっています。

 

そんな南部に位置する首都ハボロネ(ボツワナは南半球なので南に行くほど涼しくなる)においても夏の気温は日中の最高気温が40℃ほどまで上昇し、非常に暑くなります。

冬季の気温については「1日のうちに四季がある」ともいわれ、年平均気温は20~23度と言われていますが、朝晩は0℃以下まで低下します。

またその一方で日中は30℃くらいまで上昇することもあるなど日内変動が大きく、着衣の調整にも注意が必要です。

 

豆知識ですが、国土の約17%が政府により指定保護区とされ、開発から手付かずで残されており、世界各国から観光客や研究者が訪れます。

 

衣服

アフリカの服そうってなるとどうしても露出が多くなるイメージ…

そんなアフリカの国、ボツワナはなんと…普段は私たちと同じような服装をしているようです!

ただし現地の人は私達より寒がりな人が多く、冬の時期は日本人の私より厚着をしています。

毛布などを纏って歩いている人も少なくないようです。

 

また普段の服や冠婚葬祭にもよく使われる「ジャーマンプリント」と呼ばれる柄の服を着ている人もいます。

では、私たちはどんな服装を心掛けたらいいのでしょうか。

 

観光時には強い日差しを遮るための薄手のシャツや、長袖、そしてマラリアに感染する可能性があるため、蚊帳のような服を現地で購入したり、肌の露出が少ない服を着ることが好ましいです。

また朝晩の冷え込みが激しいため風を通さないウインドブレーカーなども忘れずに!

ボツワナの気候にあわせて日本から服を持って行くのも快適に生活する上では必要かもしれませんね。

 

代表的な食事

ボツワナの食事は、塩、砂糖、油の使用量が多く、野菜の摂取量が低くなっています。

これは生活習慣病になっちゃいそうですね(笑)

主食は原料がトウモロコシである「ボホベ」「パリッチ」「センプ」と呼ばれるものがあります。

また他にも「ディナワ(豆)」「ディホベ(豆とセンプ)」とあと米やスパゲティ、マカロニが主食になります。

 

現地の人は大量の主食と共に塩辛いスープ(ほぼソース)をかけて食べます。

スープには硬い骨付き肉や野菜を入れて煮込みます。

またティータイムには、「マグイーニャ(揚げパン)」や「パパタ」と呼ばれるパンやジャムを塗った食パンを食べます。

コーヒーや紅茶などの飲み物には砂糖をティースプーン6、7杯入れるのが普通なんだとか…

虫歯になっちゃいそうですね(;'∀')

 

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか。

ボツワナで最も一般的な肉料理は「セスワ(チョトロ)」「セロベ」「チキン」「オックステール」「セホヮパ」「ビーフバーベキュー」です。

「チョトロ」とも呼ばれる「セスワ」は、多くの行事で振る舞われる国民食ともいえる伝統肉料理です。

 

(通常男性が)肉を三つ足のついた鉄鍋で調理し、大きな木製 のスプーンで柔らかくなるまでたたきます。

味付けは塩と水だけで、それ以外のスパイスの使用はタブーとなっています。

 

パン料理には「マテレベクヮニ(肉まんの皮のようなパン)」「ンマセクク (薪で火を通したもの)」「ディパパタ(平たいパンケーキ)」「マグィニャ(揚げパン)」などが存在します。

そして、伝統的な野菜として好まれているのは、茹でてから乾燥させた豆の葉と「ロトウェ」と「テペ」という二種類の自生する野菜です。

「ボホベ」という(おかゆ)もよく食べられているようです。

 

また私が一番驚いたのは飲料、「お酒」です。

健康を著しく害する可能性があるものがあるらしく、その中でも最も致死性がある「トトト」という酒がめちゃくちゃやばいんだとか…。

ソーガムの混合物から蒸留され、なんとアルコール度数は80%を超えます(;゚Д゚)

オ・ララ・ファ(ここでくたばれ!)、チェ チサ(急げ!)、ラエラ・ンマホ(ママにお別れを言いな)、モンナトナ(本物の男)、モツェ・オ・テン・ホディモ(家は天国に)などといった不吉な名前が つくほどアルコール度数が高い酒もあり、そのほとんどがイーストと砂糖の混合物から一晩かけて醸造されます。

 

「トトト」なんて可愛い名前してるのに実は飲んだら死ぬかもしれないなんてめちゃくちゃ怖いですね。

ボツワナではお酒には注意した方がよさそうです。

 

住居

青年海外協力隊の人は、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえるからあまり必要のない情報かもしれませんが、ボツワナでは賃貸なのか、そしてどんな家なのかについてまとめてみます。

派遣終了中もしくは後にボツワナ旅できるかもしれないので。

 

建物は、日本の建物より頑丈には出来ていないようです。

しかし首都などでは日本と変わらない家やビルなどの建物もみられますが、ここもそこまで強度のあるつくりにはなっていないようです。

また村では「ハット」と呼ばれる伝統的な住居もよく見られるそうです。

 

ホテルはやはりピンキリで存在しているようです。

一度ボツワナに行く前に宿泊予約サイトで金額や写真を見てみるのもいいかもしれませんね。

 

物価と治安

ボツワナの通貨は「プラ(Pula)」で、補助通貨で「テベ(thebe) 」というのもあります。

ちなみに1プラ=100テベとなっており、日本円に直すと1プラ=約10円(2021年5月2日現在)となっております。

物価は水1500mlで6プラ(60円) くらい、レストラン安くて15プラ(150円) くらい、安宿100~200プラ(2000円) くらい、テント泊で75~85(8500円)プラくらいとなっております。

 

続いてボツワナの治安についてですが、ボツワナは周辺諸国に比べ、政治・経済が安定しており、治安も良いといわれています。

しかし一切の犯罪が起こらないという訳ではないので基本の対策は必要です。

盗難やスキミングには気をつけましょう。

 

文化的特徴

ボツワナで生活する上で大切な事って何?

チップはマナー程度で置いていく必要があるようです。

また、文化的に家の中や地域でも女性が雑役をしていた過去があるため、そんな風景を見るかもしれません。

 

他にも「ディンガカ」という伝統療法師が存在しており、風邪や外傷などに薬草を使い治すそうです。

現在ではあまりありませんが、部族間における挨拶の仕方などもあるようなので、事前に調査し、気をつけて訪問した方が良さそうですね。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてみました。

ボツワナではあまり衣食住で他のアフリカの国よりかは困ることがなさそうですが、お酒には十分注意した方が良さそうですね。

他にもまだまだ治安がいいとはいえないので、防犯に気をつけて生活をすることになりそうです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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