
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも注目度が高まりつつある【ガーナ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ガーナ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ガーナ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ガーナの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ガーナ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ガーナという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にガーナ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ガーナってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ガーナという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のガーナ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ガーナという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
ガーナ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてガーナでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ガーナ共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



西アフリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季って、日本の梅雨や夏とどう違うんだろう?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいガーナの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ガーナを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ガーナ共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ガーナの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ガーナ共和国(アクラ) |
---|---|
言語 | 英語(公用語)、各民族語(アカン語、エウェ語など) |
通貨 | ガーナ・セディ(GHS)。1セディ = 約10.3円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | グリニッジ標準時(GMT)のため、日本より9時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性気候。南部は高温多湿な熱帯雨林気候、北部は乾燥したサバンナ気候。 |
電圧 | 230ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Dタイプ、Gタイプ(BFタイプ)が主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約23.9万平方キロメートル(日本の約3分の2) |
産業 | カカオ、金、石油が主要産業。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | エチオピア航空(アディスアベバ経由)、エミレーツ航空(ドバイ経由)、カタール航空(ドーハ経由)などが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約22~26時間。 |
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ガーナの面積は?日本の約6割 (本州とほぼ同等)
さて、青年海外協力隊の派遣国『ガーナ共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ガーナの面積は 238,537平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約6割強!



本州とほぼ同じくらいの広さなんです!
隣国は?コートジボワールなど計3カ国
また、西アフリカに位置するガーナ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ガーナは、東にトーゴ、北にブルキナファソ、そして西にコートジボワールという3つの国々と国境を接しています。
南に目を向ければ、広大な大西洋がどこまでも広がっているのが特徴です。



ガーナの隣国は日本人にとってはあまり知られていないところばかりですね。



チョコレートのイメージが強いですが、実は美しい海もあるんです!
このように、多様な隣国に囲まれ、海にも開かれた地理的な特徴は、ガーナの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ガーナの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ガーナの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ガーナの気候は、大きく南部と北部に分けられます。
首都アクラを含む南部は年間を通じて高温多湿な「熱帯雨林気候」、一方北部は雨季と乾季が明確な「サバンナ気候」です。
年間平均気温は約27℃と一年中暖かいですが、季節ごとの特徴を知ることが快適な生活の鍵です。
- 雨季(5月~11月頃)
日本の梅雨のように一日中雨が降るわけではなく、短時間に激しく降るスコールが特徴です。湿度が高く蒸し暑いですが、緑が美しい季節でもあります。 - 乾季(12月~4月頃)
雨がほとんど降らず、空気が乾燥します。特に2月~4月は最も暑い時期で、北部では気温が40℃近くになることもあります。 - ハマターン(12月~1月頃)
乾季の中に現れる特別な季節で、サハラ砂漠からの砂塵が飛来し、空が白っぽく霞みます。視界が悪くなる一方、日差しが和らぎ朝晩は涼しくなります。
乾季、特にハマターンの時期は湿度が極端に低くなります。保湿クリームを塗ってもすぐに乾燥するため、こまめな保湿ケアが欠かせません。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラスでの紫外線対策は必須です!
ガーナの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ガーナでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ガーナの言葉に関する疑問は多いはず。
ガーナの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ガーナでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ガーナで使われている言語の種類|公用語は英語で現地語はチュイ語など多数
ガーナの公用語は英語です。教育や行政、メディアなどで広く使用されています。
しかし、日常生活では多くの人々が各民族の言語を使用しており、その数は80以上とも言われています。
中でも最も話者人口が多く、共通語として広く使われているのがアカン語の方言であるチュイ語です。
- アカン語(チュイ語、ファンティ語など)
- エウェ語
- ダバニ語
- ガ語
これらは政府が公認する主要な民族語で、ラジオ放送などでも使われています。
協力隊員として活動する上では、配属先の地域で話されている言語を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、「ガーナ」という国名は、かつて西アフリカに栄えたガーナ帝国に由来し、「戦う王」を意味する言葉だと言われています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、特に都市部や教育を受けた人々とのコミュニケーションは主に英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、現地の民族語が中心となります。
簡単な挨拶や自己紹介だけでも現地の言葉で話せると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


ガーナ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、近年ますます注目を集めている国、ガーナ。
もしあなたが「ガーナで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でガーナに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ガーナで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがガーナで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ガーナ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のガーナへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 37名(うち女性 19名)
帰国隊員数 : 1,461名(うち女性 606名)
累計派遣隊員数: 1,498名(うち女性 625名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ガーナで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ガーナでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ガーナで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 保健・医療: 看護師や助産師、栄養士などが、地方の保健施設で母子保健サービスの改善や栄養指導にあたります。
- 教育: 特に理数科教育やICT教育の分野で、現地の教員の指導力向上や生徒の学力向上を目指した活動が求められています。
- コミュニティ開発: 村落開発や青少年活動などの職種で、住民の生活改善や収入向上に向けたプロジェクトの企画・運営を支援します。
- 農業: 稲作や野菜栽培の技術指導を通じて、食料の安定生産や農家の収入向上に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「ボランティアの世界」でガーナの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ガーナでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のガーナでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ガーナでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ガーナでは、配属先の地域や活動内容によって住居のタイプは異なりますが、一般的には以下のような形態が多いです。
- 一軒家またはアパート: 都市部や比較的大きな町では、個室のある一軒家やアパートが提供されることが多いです。キッチンやシャワー、トイレが備わっており、プライバシーが確保しやすいのが特徴です。
- 配属先の施設内の住居: 学校や病院などの敷地内に用意された住居で生活する場合もあります。職住近接で通勤が楽な一方、プライベートとの切り替えが難しい側面もあります。
ガーナの賃貸契約は「2年分前払い」が慣習ですが、隊員の住居費はJICAが負担するため、個人で高額な費用を支払う必要はありません。
ただし、地域によっては、日本のように常に整備された住環境が保証されるわけではないことも理解しておく必要があります。
電気・水道・インターネットは?ガーナのインフラ整備状況



また、ガーナでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方では計画停電や突然の停電が日常的に発生します。多くの隊員は、停電に備えて充電式のランタンやモバイルバッテリー、場合によっては小型の発電機などを準備しています。 - 水道
都市部では水道が整備されていますが、断水も頻繁に起こります。そのため、水を貯めておくためのタンクやバケツが生活必需品となります。地方では井戸水を利用することも多く、安全な飲み水を確保するために浄水器は必須アイテムです。 - インターネット
首都アクラなど主要都市では比較的安定したインターネット環境がありますが、地方では速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
ガーナでは、そんな日も珍しくありません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ガーナ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてガーナでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ガーナの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



ニュースで見るアフリカの治安と、ガーナの実際の状況って違うの?



危険な地域はある?気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではガーナの通貨「セディ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがガーナで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ガーナの通貨「セディ(GHS)」の基本とリアルな物価事情
ガーナの通貨は「ガーナ・セディ(GHS)」で、補助通貨は「ペセワ(Pesewa)」(100ペセワ = 1セディ)です。
2025年9月現在のレートで、1セディあたり約10.3円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
アフリカというと物価が安いイメージがあるかもしれませんが、ガーナ、特に首都アクラの物価は輸入品を中心に予想以上に高いと感じることが多いです。
食費 | 約1,500~2,000 GHS |
交通費 | 約300~500 GHS |
通信費(携帯・ネット) | 約200~400 GHS |
交際費・娯楽費 | 約500~800 GHS |
雑費(日用品など) | 約300~500 GHS |
合計 | 約2,800~4,200 GHS |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
ガーナの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ガーナの治安は、西アフリカ諸国の中では比較的安定していると言われています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、ガーナの大部分が「レベル1:十分注意してください」に指定されています。
特に、隣国ブルキナファソの治安情勢悪化の影響を受け、北部国境地帯には「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」、その他の国境地帯の一部には「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が発令されています。
もちろん、JICAは隊員を危険レベルの高い地域に派遣することはありません。
首都アクラなど都市部では、スリや置き引き、強盗などの一般犯罪が日常的に発生しています。
特に外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいです。
※情報が古い場合があるため「ガーナの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
ガーナ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装ケンテの魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ガーナの誇りとも言える華やかな民族衣装「ケンテ」の魅力、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのガーナ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ガーナでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ガーナでの服装は、基本的には日本の真夏の服装でOKです。
ただし、以下の点に注意するとより快適に過ごせます。
- 汚れに強い服を選ぶ
ガーナの道は未舗装が多く、赤土で服が汚れやすいため、白や淡い色の服、高価な服は避けるのが無難です。速乾性のある化学繊維の服が重宝します。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンが役立ちます。また、マラリアを媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 足元はサンダルが基本
暑く、雨で道がぬかるむことも多いため、すぐに洗えて乾きやすいサンダル(クロックスなど)が最も実用的です。フォーマルな場のために一足、革靴やパンプスがあると良いでしょう。 - 砂埃対策
特に乾季のハマターンの時期は砂埃がひどいため、サングラスや、口元を覆えるストールやバンダナがあると便利です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!
色鮮やかなガーナの誇り!伝統衣装ケンテと民族衣装の世界
ガーナには「ケンテ」と呼ばれる、鮮やかな色彩と複雑な模様が美しい伝統的な織物があります。
もともとはアシャンティ王国の王族のみが着用を許された特別な布でしたが、現在ではお祝い事や儀式の際に、身分に関係なく多くの人々が身にまといます。
ケンテの色や模様にはそれぞれ意味があり、例えば金色は「富と王族」、緑は「成長と収穫」を象徴します。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に現地の人々から贈られたり、自分で仕立てたりする機会があるかもしれません。



ケンテを身にまとうことは、ガーナ文化への敬意を示す方法の一つです。
ガーナ文化に触れる:宗教・習慣・マナーで気をつけること
いざガーナへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ガーナならではの宗教観や生活習慣、そして大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ガーナでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



挨拶がすごく大事って聞いたけど、具体的にどんな場面ですればいいの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ガーナには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ガーナの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ガーナ文化の心得」を一緒に学びましょう!
ガーナで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 左手は不浄の手
物を受け渡したり、握手をしたり、食事をしたりする際に左手を使うことは、相手への侮辱と見なされます。必ず右手を使うように意識しましょう。 - 挨拶は最重要
人と会った時、お店に入る時、どんな場面でも挨拶から始めるのがガーナの流儀です。「Good morning/afternoon」といった簡単な挨拶でも、するのとしないのとでは相手の反応が全く違います。 - 食事への誘い
誰かの前で食事をする際は、「You are invited(どうぞ一緒に)」と声をかけるのがマナーです。実際に食べられることは稀ですが、この一言が人間関係を円滑にします。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。年上の人に対しては、丁寧な言葉遣いを心がけ、敬意のこもった態度で接することが大切です。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、トラブルの原因になります。



左手は不浄の手ってインドだけだと思ってました!
ガーナの多様な宗教観|キリスト教・イスラム教・伝統宗教との向き合い方
ガーナは非常に信仰心の篤い国で、国民の約7割がキリスト教、約2割がイスラム教を信仰しています。
その他に、各民族固有の伝統宗教も人々の生活に深く根付いています。
宗教はガーナ人のアイデンティティの重要な部分を占めており、協力隊員として活動する上では、彼らの信仰に敬意を払う姿勢が不可欠です。
宗教的な話題に深入りしたり、特定の信仰を批判したりすることは絶対に避けましょう。
日曜日に教会へ行く、ラマダン(断食月)を尊重するなど、地域の宗教的慣習を理解し、それに配慮した行動を心がけることが、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要です。


ガーナの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ガーナでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ガーナの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ガーナの料理って、辛いのかな?どんな味付けが一般的なんだろう?



『フフ』とか『バンクー』ってよく聞くけど、実際どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのガーナでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、地域ごとの特色ある民族料理まで、ガーナの美味しい世界を一緒に探求していきましょう!
ガーナの基本料理と主食|フフ・バンクー・ジョロフライスを解説
ガーナの食事は、モチモチとした食感の主食に、具沢山のスープやシチューを合わせて食べるのが基本スタイルです。主食は地域や民族によって様々です。
- フフ (Fufu): キャッサバやヤムイモ、プランテン(料理用バナナ)を臼と杵でついて餅状にした、ガーナで最もポピュラーな主食の一つ。ライトスープやピーナッツスープと一緒に食べます。
- バンクー (Banku): 発酵させたトウモロコシの粉とキャッサバの粉を練り上げた、少し酸味のある主食。オクラスープやティラピアのグリルとよく合います。
- ジョロフライス (Jollof Rice): トマトベースの炊き込みご飯で、西アフリカ全域で愛されています。お祝い事には欠かせない一品です。



ジョロフライス (Jollof Rice)めっちゃ食べてみたい…
ガーナの食文化|屋台の味から家庭の味まで
ガーナの食文化は、道端の屋台から家庭の温かい食卓まで、多様な形で楽しむことができます。
唐辛子をベースにした辛い調味料「シト」は、どんな料理にも欠かせない万能ソースです。
屋台では、揚げたヤムイモやプランテン、お米と豆を一緒に炊いた「ワチェ」などが手軽に楽しめます。
また、元イギリス領であることから食パンも広く食べられており、卵焼きを挟んだ「ロレックス」と呼ばれるサンドイッチは人気の朝食メニューです。



超高級時計みたいな名前のサンドイッチだ…
ガーナの飲み物文化|パームワインや自家製酒の世界
ガーナでは、地元のビール「スター」や「クラブ」が人気です。
また、ヤシの樹液を発酵させて作る「パームワイン」や、モロコシなどを原料とする自家製の地酒「ピト」も広く親しまれています。
協力隊員として活動する中で、地域の集まりなどでこうした地酒を勧められる機会もあるかもしれません。現地の文化を尊重しつつ、節度を持って楽しむことが大切です。
ガーナでは右手を使って食事をするのが基本です。特にフフなどの主食は、右手で一口大にちぎり、スープにつけて食べます。



郷に入っては郷に従え、ぜひ現地のスタイルに挑戦してみてください!


先輩隊員の声:ガーナでのリアルな体験談



実際にガーナで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「体験談」や「世界日記」からご紹介します。
Aさん(PCインストラクター)によると、ガーナの乗り合いバス「トロトロ」での体験は、時刻表のない不便さの中で乗客同士が助け合う文化の温かさに触れる機会となったそうです。
Bさん(村落開発普及員)のの任地では、村の人たちと食事を共にすることが、何より大切なコミュニケーションだったそうです。
参照情報:JICA海外協力隊 ガーナ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



実際にガーナで生活すると、インフラの違いに驚くことばかり。
でも、だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ガーナ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてガーナで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ガーナでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがガーナへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ガーナ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ガーナ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ガーナへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ガーナ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよガーナへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜガーナか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜガーナで活動したいのか。ガーナの課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ガーナでの生活は、停電や断水など、日本では考えられない困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ガーナでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ガーナでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ガーナでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ガーナでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ガーナ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でガーナに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のガーナ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ガーナ派遣の職種と活動内容
- ガーナでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ガーナ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーが結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ガーナへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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