はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「モロッコ・フェズ完全攻略!人気&おすすめの観光・グルメ・ホテル情報を徹底ガイド|気候・服装・交通」に関する世界の旅情報カフェとなっております!
ご来店ありがとうございます!
早速ですが、この記事ではフェズの人気観光地やおすすめホテル、モロッコのグルメや絶品レストラン、旅する前に絶対に知っておきたい気候・服装・交通情報について詳しくご紹介します。
- 「フェズ旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- 人気観光地から穴場グルメまで、フェズを効率よく完全攻略したい方
- 安全で快適なホテルを、世界2周・60カ国渡航済みのプロ目線で選びたい方
- モロッコの絶品グルメや伝統料理を、地元民おすすめの店で堪能したい方
- 気候・服装・交通など、旅のプロが実際に役立った「リアルな情報」 を知りたい方
実はあまり知られていないフェズの名物料理レストランなども、Googleマップ付きでわかりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。



私は、2022年7月に実際にモロッコのフェズへ初めて行っており、13カ国目、29地域目に旅をした特別な場所でもあります。
そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。
写真なども私が実際に撮ったものでご紹介させていただきますので、ご参考までに。
- フェズの必見観光スポットと効率的な回り方
- 治安面でも立地面でも安心できるホテルの選び方と詳細レビュー
- 地元民に愛される絶品グルメ店と伝統料理の楽しみ方
- 季節別の気候・服装・交通手段の実体験アドバイス
旅の計画に役立つよう丁寧にまとめますので、是非ご活用ください!


モロッコの基本情報完全ガイド:首都・公用語から気候・通貨・アクセスまで徹底解説


まずは、モロッコの全体像を掴むために、旅行前に知っておきたい基礎知識からご紹介します。
実際に行って分かった!モロッコの魅力と日本人視点でのリアルな体験談
首都はラバト、公用語はアラビア語とベルベル語ですが、フランス語も広く通じます。
観光地ではスペイン語や英語も通じることがありました。
サハラ砂漠の壮大な景色や、迷路のような旧市街(メディナ)散策など、日本では決して味わえないエキゾチックな魅力に満ちています。
人々はとてもフレンドリーでおもてなし精神が旺盛ですが、価格交渉(ぼったくり)も日常茶飯事なので、旅のスキルが試される場面も多々ありました。



驚きの連続でしたが、それも含めて非常に刺激的で忘れられない国だと感じました!
モロッコ・フェズの基礎データ一覧:旅行に役立つ基本情報まとめ
さらに詳しい基本情報や、旅行計画に役立つモロッコとフェズの情報を以下の表にまとめました。
| 国(首都) | モロッコ(ラバト) |
|---|---|
| 言語 | アラビア語、ベルベル語(フランス語も広く通じます) |
| 時差 | 日本との時差は-8時間です。 過去にはサマータイムがありましたが、現在は基本的に通年この時差となります。 |
| 世界遺産 | フェズの旧市街(フェズ・エル・バリ) |
| グルメ | タジン、クスクス、パステラ、ミントティー |
| おすすめの時期 | 春(3~5月)、秋(9~11月) |
| 直行便 | 現在、日本からの直行便はありません。(2025年8月現在) |
| 渡航手段 | 中東やヨーロッパの主要都市で乗り継ぎ、カサブランカやフェズへ。そこから鉄道やバス、タクシーで市内へ向かいます。総移動時間は約15~20時間以上が目安です。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
特に、運賃の総額で見た場合、中東系の航空会社は他の航空会社と比較して競争力のある価格を提示することがあります。
よりお得に旅できる可能性があるのでおすすめです。
また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで安心
- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
私がモロッコを旅した際、この旅のメインとして考えていたのが、革染の見学でした!
では、早速ですがフェズとはそもそもどのような場所なのでしょうか。


300文字解説!フェズってどんな街?魅力をご紹介


モロッコ北部に位置する古都フェズは、1200年以上の歴史を誇る「モロッコ文化の中心地」です。
その最大の特徴は、世界遺産にも登録されている旧市街「フェズ・エル・バリ」。
9000以上もの路地が複雑に絡み合い、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
また、11世紀から続く伝統的な皮なめし場「タンネリ」は、カラフルな染料槽が広がる圧巻の光景で知られています。
世界最古の大学や美しいイスラム建築、活気あふれるスーク(市場)など、街の至る所で歴史と文化が息づいています。
喧騒と静寂が共存する、一度訪れたら忘れられない深い魅力を持つ街です。



そんな魅力だらけのフェズですが、まず最初にどこを観光するべきなのでしょうか?
フェズ観光地4選:初めてでも楽しめる定番スポットから穴場まで徹底解説


フェズに着いたら、「一体どこを観光するべき?」と迷ってしまう方も多いですよね。
世界を旅した私が厳選した、超定番スポットから地元の人しか知らない穴場観光地まで、フェズの魅力を最大限に堪能できる場所をご紹介します!
フェズ観光地はなんといってもシャウアラのタンネリがおすすめ!その魅力とアクセス
それでは早速、フェズ旅行で外せないおすすめ観光地4選を、以下の比較表で見ていきましょう。
すべての観光地はメディナ(旧市街)とその周辺に集中しているため、基本的に徒歩で巡ることが可能です。
迷路のような路地を楽しみながら、1日かけてゆっくり散策するのがおすすめです。
厳選観光地4箇所の詳細もご説明させていただきます。



一番にオススメしたい観光地は「シャウアラのタンネリ」です。
「シャウアラのタンネリ」は、フェズの象徴的な光景であり、11世紀から続く伝統的な皮なめし場です。無数の染料槽が蜂の巣のように広がり、職人たちが昔ながらの方法で作業する様子は圧巻。周辺の革製品店の屋上から見学するのが一般的で、強烈な匂いと引き換えに忘れられない光景が目に焼き付きます。
世界遺産: 構成資産の一部
入場料: 無料(革製品店からの見学が基本)



次にオススメしたいのが「フェズ・エル・バリ(旧市街)」!
「フェズ・エル・バリ(旧市街)」は、世界最大規模の迷宮都市として世界遺産に登録されています。9000以上の細い路地が入り組み、一歩足を踏み入れればそこは中世の世界。ロバが荷物を運び、スーク(市場)ではスパイスや絨毯、工芸品が所狭しと並び、五感を刺激する活気に満ちています。
世界遺産: 登録あり
入場料: 無料



フェズに来たら外せないスポット「ブージュルード門」です。
「ブージュルード門」は、旧市街のメインエントランスとして知られる壮麗な門です。外側は鮮やかな青色、内側はイスラムの神聖な色である緑色のモザイクタイルで装飾されており、「ブルーゲート」の愛称で親しまれています。この門をくぐれば、迷宮の旅が始まります。
世界遺産: 構成資産の一部
入場料: 無料



また、「マドラサ・ブー・イナニア」もおすすめです!
「マドラサ・ブー・イナニア」は、14世紀に建てられたマリーン朝時代の最高傑作と称される神学校です。ゼリージュ(モザイクタイル)、木彫り、漆喰彫刻など、イスラム建築の粋を集めた精緻な装飾は息をのむ美しさ。非イスラム教徒でも内部に入ることができる数少ない宗教建築の一つです。
世界遺産: 構成資産の一部
入場料: 有料


フェズのホテル選び完全ガイド:エリア別おすすめと実際に泊まったホテル体験談


フェズ旅行を最大限に楽しむためには、宿泊するホテル選びが非常に重要ですね!
ここでは、初めての方でも安心して選べるフェズの人気エリア別おすすめホテルから、私が実際に宿泊して「ここを選んでよかった!」と心から感じたホテルまで、失敗しないホテル選びの秘訣を徹底解説します。
旅行の専門家が選ぶ!実際に宿泊したフェズのおすすめホテル:オテル ヴォルビリス
私がフェズに滞在した際に宿泊し、特に立地とコスパの良さに感動したホテルをご紹介します。
オテル ヴォルビリス (Hôtel Volubilis)
- 宿泊時期: 2022年7月
- 宿泊料金目安:1泊1室あたり約6,000円~15,000円
- 立地:新市街にあり、CTMバスターミナルや鉄道駅へのアクセスが良いです。
- 設備・サービス:屋外プール、レストラン、バー、無料Wi-Fi、エアコン、無料駐車場、24時間対応フロント
- 口コミ: 3.5(1,526)·4 つ星ホテル
- 住所: Avenue Allal Ben Abdellah, Fes, モロッコ
立地の良さとリーズナブルな価格、そして口コミ評価の高さからこのホテルを選びました。
オテル ヴォルビリスの正直レビュー!
普段ホテルを予約する際、どうせなら安いほうがいいと思い大手ホテル予約を3サイトで比較しています。
大体料金が安くなるのは【アゴダ(Agoda)】なので、こちらで予約を取りますが【Booking.com】も会員レベルによって割引が入ります。
また、航空券を【Trip.com】で購入しているとホテルの割引クーポンをもらえることが多いので、状況によって使い分けてみてください!
- 海外ホテルを格安予約するなら【アゴダ(Agoda)】
- 理想の宿泊が見つかる【Booking.com】
- 安くて安心の24時間サポート【Trip.com】
フェズのおすすめホテル徹底比較:エリア・目的別から中心部の厳選ホテル3選
私が実際に宿泊したホテル以外にも、事前に徹底リサーチし、最終候補に残ったホテルが3件ほどあります!
ここでは、旅行スタイルや予算に合わせて最適なホテルを見つけられるよう、タイプ別・エリア別におすすめのホテルをご紹介します。



伝統的な邸宅「リヤド」に泊まるのもおすすめです!



社会人になった今では少しお金に余裕があるので、次フェズに行ったら3番目に紹介する「リヤド フェス – リレ エ シャトー」に泊まってみたいです!
ダール ターバ (Dar Tahia)
- エリア:メディナ(旧市街)内
- 宿泊料金目安:1泊 5,000〜15,000円
- 主要観光地へのアクセス: メディナの中心部に位置し、主要観光スポットへ徒歩でアクセス可能です。
- おすすめポイント:リーズナブルな価格帯でありながら、モロッコらしい温かいおもてなしが魅力の小規模リヤド。アットホームな滞在を求める方におすすめです。
- 口コミ:4.7(186)·5 つ星ホテル
- 住所: 14 Derb El Miter, Fes, モロッコ
リヤド ラルーサ (Riad Laaroussa)
- エリア: メディナ(旧市街)内
- 宿泊料金目安:1泊 15,000〜30,000円
- 主要観光地へのアクセス:メディナの中心部に位置しており、主要な観光スポットへすべて徒歩でアクセス可能です。
- おすすめポイント:400年の歴史を持つ伝統的なリヤドを改装したブティックホテル。屋上テラスから眺めるメディナの絶景と、家庭的で洗練された雰囲気が魅力です。
- 口コミ: 4.8(345)·4 つ星ホテル
- 住所: 3 Derb Bechara, Fes, モロッコ
リヤド フェス – リレ エ シャトー (Riad Fes – Relais & Châteaux)
- エリア: メディナ(旧市街)内
- 宿泊料金目安: 1泊 30,000〜60,000円
- 主要観光地へのアクセス: メディナの中心部に位置し、観光に非常に便利です。
- おすすめポイント: 18世紀の宮殿を改装した5つ星リヤド。伝統的なモロッコ建築と最高級のモダンな設備が融合した空間で、非日常的で贅沢な滞在が楽しめます。
- 口コミ: 4.4(806)·5 つ星ホテル
- 住所: 5 Derb Ben Slimane, Fes, モロッコ
気になるホテルはありましたでしょうか。
中にはキャンセル料がすぐにはかからないホテルもあるため、行くことが決まったら取り合えず予約しておくことをおすすめします!
【価格に関する注意点】
年末年始や大型連休、イベント開催期間中は上記の金額より高くなる可能性があります。
また、為替レートや現地の経済状況により、急な値上がりや変動が発生することもございますので、ご予約前に必ず最新の料金をご確認ください。
フェズの美食文化:絶対食べたい伝統料理と人気グルメ


その土地ならではの食文化は、旅の大きな楽しみの一つです。
フェズを訪れたら、ぜひ味わってほしい代表的な伝統料理と人気グルメをご紹介します。
円錐形の蓋が特徴的な土鍋で、肉や野菜をスパイスと共にじっくり蒸し煮にしたモロッコの代表的な料理。羊肉や鶏肉、魚介など様々な種類があります。



本場のタジンはスパイスが効いていて本当に美味しかったです!
世界最小のパスタと言われる粒状のデュラム小麦を蒸し、肉や野菜の煮込みをかけた料理。特に金曜日のお昼に家族で食べる習慣があります。
鶏肉や鳩肉をアーモンドやスパイスと共に薄いパイ生地で包んで焼き上げた、甘さと塩気が融合した一品。お祝いの席で食べられることが多いです。



ミントティーのおもてなしは心温まりました!
モロッコの国民的な飲み物。緑茶に新鮮なミントとたっぷりの砂糖を入れて、高い位置から泡立てるように注ぐのが特徴。おもてなしの心を表す一杯です。
日本では味わえない本場の絶品グルメは、きっと旅の思い出をより豊かにしてくれます!
では、実際にどこで食べられるのでしょうか?
【旅のプロが厳選】実際に訪れた絶品レストラン体験談
私がこの地を訪れた際に実際に足を運び、「これは本当に美味しかった!」と感動したお店を厳選してご紹介します。
地元の人々にも愛される、本物の味をぜひ体験してみてください。
Cafe Clock(おすすめ料理:ラクダ肉バーガー)
- 口コミ・評価: 4.4(3,815)
- 価格帯目安:MAD 100~150
- おすすめポイント: 旧市街にある隠れ家的な人気カフェ。名物の「ラクダ肉バーガー」や伝統的なクスクスが絶品で、文化イベントも開催される活気ある場所です。
- 住所: 7 Derb el-Magana, Fes, モロッコ
- Googleマップ: マップで場所を見る
レストランはGoogleマップの口コミ数が多いかつ、星4以上を選ぶのがおすすめです!



雰囲気もよく、スタッフさんもフレンドリーでとても楽しい食事になりました!



建物の作りも迷路のようで、探検気分も味わえます。フェズの伝統料理を美味しく食べられるので、ぜひ行ってみてくださいね!
フェズの伝統料理を味わうならここ!おすすめレストラン厳選リスト
私が今回訪れることはできなかったものの、事前の徹底リサーチで「ここも絶対行きたい!」とリストアップしていた、伝統料理や名物料理を堪能できるお店をご紹介します。
次の旅行の参考にしてみてください。
Le Tarbouche(おすすめ料理:タジン)
- 口コミ・評価:4.6(1,880)·MAD 50~100
- おすすめポイント: メディナにあるおしゃれなカフェレストラン。モロッコ料理をカジュアルに楽しめる居心地の良いスポットで、特にタジンが人気です。
- Googleマップ: 58 Talaa Seghira, Fes, モロッコ
The Ruined Garden(おすすめ料理:モロッコ風タパス)
- 口コミ・評価:4.3(2,321)·MAD 100~200
- おすすめポイント: メディナに佇む隠れ家レストラン。美しい庭園の中で、伝統をベースにした創作モロッコ料理をゆったりと楽しめる癒しの空間です。
- Googleマップ: 18 Derb Idrissy, Fes, モロッコ
ダル ハティム (Dar Hatim)(おすすめ料理:フェズ風パスティーヤ)
- 口コミ・評価:4.5(380)·MAD 250~300
- おすすめポイント: 地元の家庭が営む隠れ家的なレストランで、本格的な家庭料理が味わえます。特にフェズ名物のパスティーヤが絶品。完全予約制の人気店です。
- Googleマップ: 3 Derb Echarfa, Fes, モロッコ
【レストラン訪問の注意点】
人気店は特に、事前の予約がおすすめです。
また、お店によっては営業時間が短縮されたり、急遽変更になったりする場合があるため、訪問前に公式ウェブサイトやGoogleマップで最新情報を確認するようにしましょう。
気になるレストランはありましたでしょうか。
もっとフェズを知るきっかけにもなると思いますので、ぜひ伝統料理を有名店で楽しんでください!


フェズ旅行のベストシーズンとオフシーズン徹底比較


旅をよりよく快適にするためには、どの時期に訪れるかも非常に重要ですよね!
気候やイベント、混雑状況によって旅の快適さは大きく変わってきます。
ここでは、フェズの魅力を最大限に楽しめるベストシーズンと、費用を抑えつつ穴場を楽しめるオフシーズンのそれぞれの特徴とメリット・デメリットを徹底解説します。
みなさんの理想的な旅行期間を確認してみてください!
フェズのベストシーズンは「春(3月〜5月)」と「秋(9月〜11月)」:その理由とメリット
フェズのベストシーズンは、春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)です。
- 快適な気候
気温が穏やかで過ごしやすく、迷路のような旧市街の散策に最適な季節です。 - 美しい景観
春は花が咲き誇り、秋は空気が澄んで景色が美しく見えます。 - 適度な混雑
夏のピークシーズンに比べ観光客が少なく、落ち着いた雰囲気で観光を楽しめます。



この時期は、観光客にとって非常に過ごしやすい条件が揃っています!
フェズのオフシーズンは「冬(12月〜2月)」:賢く楽しむ穴場と注意点
一方、フェズのオフシーズンは、主に冬である12月から2月を指します。
- 宿泊費の割引
観光客が少ないため、ホテル料金が安くなる傾向にあり、旅費を抑えられます。 - 静かな雰囲気
夏の喧騒から離れ、地元の人々の日常に近い、落ち着いた街の姿を見ることができます。 - 天候
気温が下がり、特に朝晩は冷え込みます。雨の日も増えるため、防寒対策が必要です。



この時期は、観光客が比較的少なく、一味違った旅を楽しめるチャンス!
避けた方が良いシーズンは「真夏(6月〜8月)」?その理由と対策
オフシーズンとは別に、特定の目的がない限り避けた方が良いとされるシーズンもあります。



それが真夏(6月〜8月)です。
- 厳しい暑さ
日中の気温が40℃を超えることもあり、日差しも強いため、屋外での長時間の観光は体力を消耗します。 - 観光客のピーク
国内外からの観光客が増え、メディナ内も混雑します。 - 旅費の高騰
航空券やホテルの料金が年間で最も高騰する時期です。
この時期に訪れる場合は、比較的涼しい朝晩に観光し、日中は屋内で過ごすなどの工夫が必要です。帽子や水分補給などの熱中症対策も万全にしましょう。



静かな環境や予算を重視するなら、これらの時期は避けるのが賢明です!
フェズの月別気候と最適な服装:これで旅の準備は完璧!


フェズ旅行の荷造りで最も悩むのが、現地の気候に合わせた服装ではないでしょうか。



せっかくの旅で「服が足りない」「暑すぎる/寒すぎる」といった失敗は避けたいですよね。
ここでは、フェズの年間を通しての月別気候と気温の傾向、そしてそれぞれの季節に最適な服装と持ち物を徹底解説します。
きっとこれを読んでいただけたら、みなさんの旅の準備は完璧になるはずです!
春(3月〜5月): 寒暖差に対応できる重ね着スタイルが必須。
モロッコ・フェズの春は、日中は暖かく過ごしやすいですが、朝晩は冷え込むため寒暖差対策が重要です。
脱ぎ着しやすい上着を準備し、軽やかな服装で美しい街並みを楽しみましょう。
- 気温
平均8℃~25℃ - 気候
晴れの日が多いですが、朝晩の寒暖差が大きいです。 - 服装
長袖シャツに、軽めのジャケットやカーディガンを羽織るのが基本です。
寒暖差対策にストールや薄手のマフラーを一枚持っていくと重宝します。イスラム文化に配慮し、肌の露出は控えめな服装を心がけましょう。
夏(6月〜8月): 涼しい夏服と、冷房&日差し対策の羽織もの。
モロッコ・フェズの夏は高温で乾燥しており、日差しが非常に強いです。
通気性の良い服装を基本としつつ、室内外の温度差や強い日差しに対応できる準備をしましょう。
- 気温
平均16℃~36℃ - 気候
強い日差しが照りつけ、非常に暑く乾燥しています。 - 服装
通気性の良い綿や麻素材の長袖・長ズボンがおすすめです。半袖の場合は、すぐに羽織れるものを用意しましょう。
強い日差しから肌を守るため、帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテムです。こまめな水分補給も忘れずに。



ホテルの設備なども事前に確認しておきましょう。
安いホテルにはエアコンがないことも!
秋(9月〜11月): 快適な長袖を基本に、季節の進行に合わせた上着をプラス。
モロッコ・フェズの秋は、夏の暑さが和らぎ過ごしやすいですが、次第に天候が不安定になります。
日中と朝晩の寒暖差に対応できるよう、温度調節ができる服装を心がけましょう。
- 気温
平均9℃~31℃ - 気候
9月はまだ暖かいですが、10月以降は雨の日が増え始め、日中と朝晩の寒暖差が大きくなります。 - 服装
長袖シャツや薄手のセーターにジャケットを合わせるのがおすすめです。
日中と朝晩の寒暖差に対応できるストールや軽いジャケットが便利です。10月以降に旅行する場合は、折りたたみ傘と防水性のある靴を準備すると安心です。
冬(12月〜2月): 厚手のコートと小物で完全防寒。
モロッコ・フェズの冬は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込み、雨も多くなります。
軽めの防寒対策を基本に、重ね着で温度調節ができるように準備しましょう。
- 気温
平均5℃~18℃ - 気候
寒い日が続きます。雨や雪が降ることもあり、日中と夜間の寒暖差が大きいです。 - 服装
セーターやニットの上に、コートやジャケットを着用しましょう。マフラーや手袋もあると朝晩の冷え込みに対応できて安心です。
乾燥して寒い日が続くため、体感温度は実際の気温より低く感じることがあります。しっかりとした防寒着の準備が必要です。
海外では日傘を使う人は少ないですが、雨晴兼用傘があれば突然の雨にも対応できて便利です。
また、海外では受託手荷物の料金が航空券代金よりも高いことが多々あります。
石畳だったり、舗装されていない道も多く、スーツケースでの移動が困難な場合もあるため、周遊される場合はバックパックもおすすめです!



ちなみに私はこれを持って行きました!
収納がかなり多く、背面にこっそりとセキュリティポケットがあるのがポイント!
世界一周の時もこのリュックでアジア、ヨーロッパ、アメリカを旅してきました。
みなさんも是非旅をより快適にできるグッズを持っていってくださいね!


モロッコ・フェズで知っておきたい文化とマナー:異文化理解と円滑な交流のために


モロッコやフェズを心から楽しむためには、現地の文化やマナーを理解しておくことが大切ですね。
また、交通手段や旅の豆知識を知っておけば、よりスムーズに、そしてお得に観光を楽しめます。
ここでは、私が実際に旅をして気づいた日本との違いや、知っておくと便利な現地の情報、さらに交通手段やお得な情報まで、フェズ旅行を最大限に満喫するための秘訣をご紹介します。



モロッコは日本とは異なる独自の文化を持つ国です。



フェズ滞在をより快適に、そして思わぬトラブルを避けるためにも、以下の点に注意しておきましょう!
モロッコの文化:生活習慣と人々の交流
イスラム文化
モロッコはイスラム教が国教であり、1日に5回モスクから礼拝の呼びかけ(アザーン)が流れます。ラマダン(断食月)の期間中は、日中の飲食を控えるなど、宗教的な習慣が生活に根付いています。
おもてなしの心
モロッコ人は非常におもてなし好きで、家庭に招かれるとミントティーや食事が振る舞われます。これを断るのは失礼にあたるため、感謝していただくのがマナーです。
スーク(市場)での交渉
メディナ内のスークでは、価格交渉が買い物の楽しみの一つです。最初の提示価格から交渉を始めるのが一般的で、コミュニケーションを取りながら買い物を楽しみましょう。
モロッコのマナー:敬意を示す行動規範
服装
イスラム文化への配慮から、特に女性は肌の露出を控えた服装が望ましいです。肩や膝が隠れる服装を心がけ、モスクを訪れる際は髪を覆うスカーフを用意しましょう。
写真撮影
人物、特に女性を撮影する際は、必ず事前に許可を得るのがマナーです。無断でカメラを向けることは絶対にやめましょう。
食事のマナー
食事や物の受け渡しには、右手を使うのが礼儀です。左手は不浄の手とされています。
チップの習慣
レストランやホテル、ガイドなど、サービスを受けた際にはチップを渡すのが一般的です。
日本には無いような文化を持つ国もあり、最初は戸惑うことも多いかと思います。
ですが基本的な挨拶やマナー、そして異文化への敬意を持って旅をしてみてください!
現地には優しい人も多いので、きっと困った際に温かく助けてくれる人もいるはずです。



しかしながら、現地の人から声をかけられた時は注意が必要です!



スリの標的にされたり、観光案内料を請求されたりと、海外では危険な場面に遭遇することがあります。
特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!
旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!


フェズ旅行を効率的に!交通手段と移動の秘訣:移動のコツとお役立ち情報


フェズ市内は交通網が発達しており、効率的に観光地を巡ることができます。
主要な交通手段と、お得に旅をするための豆知識をご紹介します。
- 公共交通機関の基本
旧市街(メディナ)内は徒歩での観光が基本です。新市街や少し離れた場所へは「プチタクシー」(小型タクシー)が安くて便利。乗車前にメーターが作動しているか確認しましょう。 - お得なトラベルカード
フェズ限定のお得な交通パスはありませんが、タクシー料金は比較的安価です。長距離移動は鉄道(ONCF)やバス(CTM)が発達しています。 - 空港からのアクセス
最寄りのフェズ・サイス空港(FEZ)から市内中心部へはタクシーで約30分です。料金は交渉制になることが多いので、乗車前に確認しましょう。 - 治安に関する注意点
フェズは比較的安全ですが、メディナの混雑した場所ではスリに注意が必要です。また、親切を装って道案内をし、高額なガイド料を請求する「偽ガイド」もいるので注意しましょう。
※公認ガイドは公式のIDカードを首から下げています。 - 街歩きのヒント
メディナは非常に迷いやすいので、公認ガイドを雇うか、GPSアプリを活用しましょう。ホテルの名刺を持ち歩くと、道に迷った時に帰り道を尋ねやすくて便利です。



事前に移動手段なども調べておくと、Wi-Fiや電波が繋がらなくても焦らずに目的地まで辿り着けます!



Google翻訳やGoogleマップをオフラインでも使えるように地図や言語をダウンロードしておきましょう。
ちなみに私がヨーロッパ間を移動していた際に使っていたのが、日本語対応の【Omio/オミオ】というサイトです。
アプリもあり、日本にいながらヨーロッパ間の国の移動手段や料金を調べられます!
パリからモン・サン・ミシェルに行きたい時、TGV(フランス国鉄)でレンヌ駅経由するとかなり料金が上がるのですが、【Omio/オミオ】ではバスやシェアカーを使うプランも提案してくれて、よりお得に旅することができました。
日本の旅行サイトでは手配しにくい都市間を結ぶバスなども大体は予約ができます。
移動手段が気になったらまずは【Omio/オミオ】で検索してみてください!


【私のフェズ旅行ハイライト】記憶に深く刻まれた忘れられない感動体験





最後に、モロッコのフェズ旅行で私が最も心に残った思い出をご紹介します。



「一生忘れられない」と感じた体験!
フェズで最も記憶に焼き付いているのは、やはり「シャウアラのタンネリ(皮なめし場)」の見学です。
日本のテレビで見た時は匂いなんて分かりませんから、興味本位でずっと行ってみたい場所でした。
実際に行ってみると息をするのもやっとなほどの強烈な染料?皮?の匂いで、夏の暑さもあって余計にきつかったです。
でもいちばん驚いたのが、その染料に浸かって作業しているモロッコの方々。
遠くから見るだけでもミントを持っていないと耐えられなかったのに、その中に入って作業をしているモロッコ人たちがとても逞しく感じました。
見学後は恒例かのようにお土産屋さんに連れて行かれましたが、少し高く感じました。
元々皮を使っていることもありますが、その金額でも納得できる工場見学だったので全てのことには理由があるんだなと思いました。
また、迷路のようなメディナの散策もドキドキワクワクで本当に楽しかったです。
大学の歴史と文化の深さに圧倒され、日が暮れれば、メディナの喧騒は静けさへと変わり、幻想的な灯りに包まれました。
隠れ家的なお店で食べた伝統料理の数々は、舌の上でとろけるような美味しさ。
あの日あの店を見つけて本当に良かったと思います。
きっと、一生忘れられない、かけがえのない思い出を作れるフェズに皆さんも是非いってみてくださいね!


フェズ旅行の総まとめ:自分だけの完璧な旅へ出発!


ここまで、モロッコの魅力溢れる都市「フェズ」の基本情報から、グルメ、観光地、最適なホテル、そして旅行中に役立つ文化や交通の豆知識まで、幅広くご紹介してきました。
このブログが、みなさんのフェズ旅行計画の強力な味方になれたなら嬉しいです。
最終チェックリスト:フェズ旅行を最大限に楽しむために
- ベストシーズンの春(3月~5月)や秋(9月~11月)を選んで、快適な気候の中で観光を楽しみましょう。
- 変わりやすい天候と服装を事前に確認し、重ね着と折りたたみ傘で旅の準備は完璧に。
- タジンやクスクスなど、現地でしか味わえない絶品グルメを堪能。
- シャウアラのタンネリ、ブージュルード門など、定番から穴場まで見どころ満載の観光スポットへ。
- 目的や予算に合ったホテルを選んで、旅の疲れを癒しましょう。
- 現地の文化やマナー、交通手段をマスターして、スムーズな滞在を。
フェズは、一度訪れたら忘れられない感動と発見に満ちた素晴らしい街です。
この記事を参考に、ぜひあなただけの最高のフェズ旅行を計画し、忘れられない思い出を作ってくださいね!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Buen viaje!(良い旅を!)

