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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ナミビア」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にナミビアへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ナミビアってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ウィントフック
・通貨 ナミビア・ドル(N$)で補助通貨はセント(¢) N$1=100¢
・時差 7時間日本より遅れている ※2017以前までウインタータイム(冬時間)が存在していた
・言語 英語(公用語),アフリカーンス語,独語,その他部族語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント B3タイプ、Cタイプ
・面積 82.4万平方キロメートル(日本の約2.2倍)
・気候 乾燥気候、亜熱帯気候
・経路 ヨハネスブルグやドバイで2回以上の乗り継ぎが必要 ※直行便なし。
・祝日 3月21日(独立記念日)
・産業 (農) 牧畜 (鉱) ダイヤモンド,銅,ウラン,亜鉛 (漁) あじ,えび,かに
・挨拶 英語
言語
ナミビアの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ナミビアの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
「英語」が主に公用語とされていますが、他にもこんな言語が使われています。
- オヴァンボ語
- ナマ語
- アフリカーンス語
- クワンガリ語
- ヘレロ語
- カプリビ語
- ドイツ語
- コイサン諸語
- ツワナ語
- コイコイ語
このようにナミビアでは多くの民族言語が使われています。
またナミビアで暮らしているヨーロッパ系の白人は、人口の6.4%ほどいるのですが、そのうちの60%が「アフリカーンス語」、32%が「ドイツ語」、7%が「英語」、そして1%が「ポルトガル語」を使用しています。
ドイツ語に関して、ドイツによる植民地時代から90年もたった現在でも「ドイツ系ナミビア人(約3万人)」の存在により約3万人にドイツ語の教育が行われています。
その影響もあってかドイツ語は「商業言語」として大きな地位を占めているようです。
またポルトガル語が広まり始めたのは近年の出来事で、アンゴラに接する北部を中心に全人口の4~5%前後がポルトガル話者となっており、学校教育にも取り入れられるくらいです。
豆知識ですが、ナミビアの国名の由来は、世界最古の砂漠の一つといわれるナミブ砂漠に由来しています。
ナミブとは先住民の言葉で「なにもない」との意味があるようです。
英語は使えるの?
「英語」はナミビアでは唯一の公用語となっています。
しかしながら日常生活で使う人の割合はあまり高くありません。
主に第2言語として「政府」や「中等・高等教育」などで使用されており、共通語として公式の場で英語の使用が進められていますが、話したり書いたり出来るのは一部の人々に限られているようです。
理由としてあげられるのは、英語を母語とする人がナミビアには少なく、元々独立前の南西アフリカ時代に英語はあまり使われていなかったため、国民の英語力がそれほど高くならなかったようです。
現在では首都の「ウィントフック」を中心に家庭でも使用する人が増加しているようですが、現地語は少しでも学んでいくなどの対策をした方がよさそうですね。
気候・位置
続いて、ナミビアの気候と位置について紹介します!
アフリカ大陸はとても広く、多くの国が存在していますね。
まずナミビアはアフリカのどこにあるかというと…アフリカ大陸の南西部に位置しています。
共和制国家であり、正式名称が「ナミビア共和国」である、通称「ナミビア」は北に「アンゴラ」、北東に「ザンビア」、東に「ボツワナ」、南に「南アフリカ」と国境を接し、西は「大西洋」に面しています。
では一体ナミビアでの気候はどうなっているのでしょか。
アフリカの気候というととても暑いイメージがありますよね。
そんなアフリカの国ナミビアの気候は「乾燥気候」「亜熱帯気候」で、なんと年間約300日が晴天!
4月~8月が冬(特に7~8月は夜の冷え込みが激しい)となっておりとても乾燥しますが、9月~11月までは小雨季、そして2月~3月が大雨期と湿度が徐々に高くなっていきます。
ざっくり気候で分けるとすると、12月~3月が「雨期」で、4月~11月までは長く厳しい「乾季」に分けられるようです。
過ごしやすいと言われてるのは4月~6月で、昼は半袖で快適に過ごせますが、朝夕はとても冷え込み0~10℃以下になることもあるので、防寒着を持って行く方が良さそうです。
ちなみに内陸に進むにつれ、少しずつ降水量が増えるもよう(年間降雨量は120mm以下)。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
民族間ではネグリジェ型でアフリカらしい色、模様のドレスが存在し、普段着として着ている人もいるようですが、民族ではない多くのナミビア人たちは、普段日本人と同じような服装をしています。
では、私たちはナミビアでどのような服装をしたらいいのでしょうか?
先ほども記載しましたが、ナミビアは乾燥気候で日中の温度差がすごかったですよね。
日中は半袖の方が生活しやすいのですが、日差しが強いこともあり「つばのある帽子」や「サングラス」「UVカットの冷感上着」そして「日焼け止め」などを持って行くのがいいかもしれません。
朝と夜は寒いくらいに冷えることもあるので、「ウインドブレーカー」や「厚めの上着」「ユニクロなどに売っている収納できる上着」などあると便利ですね。
他にも冬の期間はとても寒いため、現地で買ってもいいかもしれませんが「マフラー」や「手袋」もあった方が快適に過ごすことができます。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも持って行った方がよさそうです。
代表的な食事
続いて、ナミビアでの食事について。
ナミビアの主食として代表的なのは「オシフィマ(オシシマ)」です。
聞き覚えがあると思ったらなんとマラウイやザンビアで「シマ」と呼ばれている穀物を粉にして湯で練ったものと同じ食べ物のようです。
ナミビア北部の民族言葉では、語頭に「オ」をつけることが多いらしく、伝統料理も地名も「オ」で始まるものが多いようです。
「オシフィマ」は英語だと「ポリッジ」、アフリカーンス語では「パップ」と言い、ナミビアの南部に位置する「南アフリカ」の近くになるにつれ、「オシフィマ」は「パップ」になっていきます。
日本で言う「大判焼き」とか「今川焼き」みたいな、同じ食べ物なのに名称が違うとかいう感じかな?と思ったのですが…
実はナミビアの「オシフィマ」と「パップ」に加え、エチオピアの「インジェラ」やケニアの「ウガリ」も「穀物の粉を主食として食べる形状に調理したものの名称」となっているようです。
首都や南部など、南アフリカからの物流影響が強くなる地域のオフィシマは、主に「マイス(トウモロコシ)」「ミーリーパップ(トウモロコシ粉)」で作られます。
しかしながら地方などの乾燥気候によりあまりトウモロコシが育たない地域では「マハング(トウジンビエ=パールミレット)」や「ソルガム(イネ科タカキビの一種)」が使われており、ナミビアの伝統的なオシフィマはマハングで作られたものとなっているようです。
オシフィマやパップは肉に加えて、野菜のおかずなどを添えて手づかみで食べたり、朝食などではミルクや砂糖をかけて食べたりもします。
遊牧生活している北部民族はオシフィマに「オマヘレ」という酸っぱい発酵乳をかけて食べるんだとか。
そしてもうひとつの主食は「チップス」で拍子木切りのフライドポテトのこと。
ナミビアを支配した南アメリカの政治的実権を握ってきたのは英国人なため、移住してきた英国人の食文化も根付いているようです。
ソーセージアンドチップス(ソーセージとフライドポテト)やフレイスアンドチップス(ステーキとフライドポテト)などがあります。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
なんと、ナミビアやジンバブエでは巨大な「マオンゴ(マウング、マグング)」とよばれる芋虫が売られており、よく食べられているようです。
THEアフリカって感じですね(゚Д゚)!マオンゴはとても人気な食材で、小さな商店のレジ脇や路上店でも売られています。
とある日本人にはマオンゴはシシャモの味に似ているんだとか…油で炒めて食べることが多いようです。
住居
では続いてナミビアでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ナミビアでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にナミビア旅できるかもしれないので!
やっぱりどこの国も場所によって金額は変わるみたいで、ナミビアも同じです。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
首都近郊のホテルは、5000円から10000円を超えることもありますが、郊外に出ると2500円台のホテルもありあります。
続いてナミビアの民族の家についてですが、ナミビアの民族は日本で言う小屋のようなイメージの家に住んでいます。
壁は木の幹を1本1本地面に杭打ちし、牛糞で塗り固めます(まれに塗り固められていない家もあるようです)
そして屋根は茅葺きでできていて、日本の茅葺き屋根の民家とは異なり嵐でも来ようものなら吹っ飛んでしまいそうなつくりです。
すべてが天然素材で作られているナミビア民族の家に1度は泊まってみたいですね!
物価と治安
ナミビアの通貨は「ナミビア・ドル」です。
1ナミビアドル→7.32円(2021/05/19)で、過去5年の変動5.86円~9.05円となっているため、まあまあ変わりやすい印象。
また、グラフを見たところ一ヶ月に何度も上下しているのでちょっと心配ですね。
物価については日本の都市に比べると割安な印象ですが、アフリカ諸国野中では高物価となっています。
例えば、庶民的なレストランでの食事は1食800~1,000円くらい、ビール1杯は150円くらいです。
水は1,5リットルで120円くらい、フライドチキン1ピースで150円くらい、学生・インターン・ボランティア向けのホステルは1000円からと、日本の田舎の物価と同じくらいという印象を持ちます。
加えて、南アフリカの通貨「ランド」も普通に使用でき、1ランド=1ナミビアドルと「等価である」と決められているようです。
続いてナミビアの治安ですが、ナミビアは政治的にも安定していて、比較的安全であるといわれていますが、日本と比べると油断はできません。
首都や観光地ではスリ、強盗、ATMでの強奪、車上荒らしや麻薬、そして違法銃器所持や誘拐、強姦など注意すべきことがたくさんあります。
普段からも気を引き締めて行動した方が良さそうです。
文化的特徴
青年海外協力隊としてナミビアに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでナミビアで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
ナミビアは南アフリカ同様、レストランやバーなどでは料金の10%程度、高級ホテルのポーターやメイドにはN$5~10、ガイドなどには自分の満足度によって、ある程度のチップを払うのがマナーとなっているため覚えていく方が良さそうですね。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
ナミビアは国になってからまだ30年くらいしか経っていなかったのですね。
ドイツや英国に占領されていた南アフリカの植民地となっていた時代背景より、食文化などにも影響が出ているようです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!