¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ブルキナファソ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にブルキナファソへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ブルキナファソってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ワガドゥグ(Ouagadougou)
・通貨 西アフリカCFAフラン
・時差 時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 フランス語(公用語)、モシ語、ディウラ語、グルマンチェ語約60言語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント Cタイプ、SEタイプ
・面積 274,200平方キロメートル(日本の約70%)
・気候 乾燥気候、砂漠気候、サバナ気候
・経路 エールフランスのパリ経由が一般的
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 12月11日(独立記念日)
・産業 農業(粟、とうもろこし、タロイモ、綿及び牧畜)
・挨拶 フランス語
言語
ブルキナファソの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ブルキナファソの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ブルキナファソでは以下の言語が主に使われています。
- フランス語
- モシ語
公用語はフランス語となっておりますが、90%の国民がモシ語のようなニージェル・コンゴ語族スーダン系言語を話しているようです。
そのため教育言語でもあるフランス語ですが、あまり通じない可能性があるため注意が必要です。
ちなみに教育制度に関して、小学校6年、中学校4年、高校3年、大学4年であり、小学校・中学校の10年間が義務教育となっています。
日本より一年多いですね。
英語は使えるの?
実際ブルキナファソではほとんど英語は通じない可能性があります。
国際的に患者を受け入れている病院であれば、医師は簡単な英語であれば会話が可能となっているようですが、体調を伝えるのは大変だと思うので、言語に関しては現地語を勉強していった方が良さそうですね。
気候・位置
「ブルキナファソ」通称ブルキナファソは、東アフリカに位置する共和制国家で、北に「マリ」、東に「ニージェル」、南東に「ベナン」と「トーゴ」、南に「ガーナ」、南西に「コートジボワール」と国境を接している内陸国となっております。
ブルキナファソは国全体が広大な高原状の地形となっており、標高180mから300mほどとなっております。
全体的に起伏が乏しく平坦な地形をしていますが、西部の一部では丘陵が存在します。
しかしながら国土の最高地点でも749mにすぎません。
また国土を北から南へ3本の「ヴォルタ川」の支流が流れており、これがかつての国名である「オート・ボルタ」の由来になりました。
続いて気候に関してですが、北部と東部は「乾燥気候」、特にマリとの国境付近は「砂漠気候」となっております。
また南西部は「サバナ気候」で、首都ワガドゥグの年平均気温は28℃、3~5月には日中45℃まで上がることもあるそうです!
日本の夏よりも暑いですね(;゚ロ゚)
6~9月の雨季には100~250mm程度の降雨があるみたいですが、降水量は緯度にほぼ比例し、北へ行くほど降水量は少なくなります。
雨が最も多いのは南西部で降水量は年間約1150mm程度となっている一方で、最北部の年間降水量は250mm程度に過ぎないようです。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんなアフリカの国ブルキナファソの国民は、「パーニュ」という布で服を作るみたいです!
パーニュは独特な柄をしていて、花、草、貝などの自然のものから、レコードや携帯電話などの現代的なものまで本当に様々。
色合いもカラフルな原色のもの、落ち着いた色のものなど豊富です。
そんな様々な種類がある布、「パーニュ」は使い方も様々!
スカート、バスローブ、重たい物を頭に乗せるときのクッション、赤ちゃんのおんぶひも、頭に巻く、ユニフォーム、仕事着などなど本当に多くの用途で使える、日本で言う風呂敷のような存在となっています。
またブルキナファソには約 65 の民族が存在し、それぞれの民族が自分たちの織物と服装様式を持っています。
ブルキナファソの一部の女性は「buboes」「abbaya」という「おばあさん」という意味を持つ民族衣装を好んで着ています。
続いて男性はほとんどの民族が、「kurug」「Moose」 という伝統的なズボンをはきます。
では私たちがブルキナファソに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
特に、「ブルキナベ(ブルキナファソの人々のこと)」は毎日綺麗な服を着て、靴もぴかぴかに磨いているようです。
また女性は巻きスカートや伝統衣装に身を包み頭に布を巻いたり、手首や首、耳にもアクセサリーをしています。
髪型に関しては、男性のほとんどは坊主で、女性は編み込んだりカツラを被ったりしているらしく、常にお洒落に気を使っています。
とてもおしゃれな国民性みたいです。
ちなみにブルキナファソは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
日差しが強いのでなるべく長袖を着たり、帽子やサングラスなどでも暑さ対策をしてください!
代表的な食事
続いて、ブルキナファソでの食事について。
ブルキナファソの主食は主に「トー」、「トウ」と呼ばれるものです。
トウジンビエやとうもろこし、栗などをすり潰し、お湯で練って、お餅のようにしたものにいろんな「ソース(シチュー状のもの)」をかけて食べます。
そのソースはオクラやキノコをベースとされていますが、様々な種類があるみたいです。
他にも西アフリカ諸国料理と類似しているため、米、フランスパン、パスタ、豆類、イモ類、ファニオという雑穀類、プラントバナナ(食用バナナ)など、日本で食べられているものからないものまで主食として食べられています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
まず最初に、「リ・ソース」と呼ばれる料理。
先ほど紹介した主食である「トー」に「ソース」をかけたものを「リ・ソース」と呼び、日本で言うカレーライスのようなものをイメージしていただければわかりやすいと思います。
ソースの種類もピーナッツベースや、トマトベースが一般的で、それにタマネギ、オクラ、キャベツなどの野菜や、肉、魚を一緒に煮込み作ります。
続いて「クスクス」と呼ばれる料理。
粟などの雑穀の粉を練って粒状にした郷土料理です。
主にモロッコなどの地中海沿岸でも見られる料理で、西アフリカ諸国では定番となっています。
クスクスも国によって違う材料を使っており、ブルキナファソではフォ二オという雑穀で作ることがあるみたいです。
材料も違うから味も各国で違うんだとか!食べ比べしてみたいですね。
次に「リ・グラ」と呼ばれる料理。
リ・グラはブルキナ風炊き込みご飯のことです。
主にトマトベースで作られることが多く、そこにキャベツやタマネギ、ズッキーニなどの野菜を入れて食べます。
最後に「デゲエ」と呼ばれる料理。
デゲエとはヨーグルトの中に蒸かしたミル(小麦粉の団子)を混ぜたデザートのこと。
各家庭や店によって味が違うらしく、自分好みに作って食べるんだそう。
暑い日には凍らせて、アイス感覚で食べる人が多いんだとか。
住居
続いてブルキナファソでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ブルキナファソでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にブルキナファソ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
また、ブルキナファソで有名な伝統的建築は、土レンガの壁と茅葺き屋根で作られています。
ブルキナファソに行ったら1度は見てみたいですね!
物価と治安
ブルキナファソの通貨は「西アフリカCFAフラン」です。
1西アフリカCFAフラン→0.20円(2021/07/22)で、過去5年の変動 0.17円~0.20円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、ブルキナファソでは全体的に物価が安く、袋入り水で60CFAフランくらい、レストランで550CFAフラン~くらい、安宿2500~5000CFAフランとなっています。
またビールの中瓶が400cfa、食堂で300~500cfa出せば、お腹いっぱい食べられます。
安いですね!この価格なら節約しなくても十分生活できそうです。
続いて治安について。
ブルキナファソは、「マリ」や「ニジェール」といった治安情勢の不安定な国々を含む6か国と国境を接しています。
また国境の警備体制は万全とはいえないため、同国及び周辺国に存在する反政府勢力やテロ組織、組織犯罪集団により、各国への移動、密輸の経由地として利用されている可能性が指摘されています。
犯罪、暴力が絶えない地域もあるみたいなので、もしブルキナファソに訪れる際は十分注意して行動してください。
文化的特徴
青年海外協力隊としてブルキナファソに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでブルキナファソで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
文化としては、ブルキナファソの新年のあいさつが面白いと感じました。
まず、相手のこめかみをお互いに左右2回ずつぶつけ合いながら、「健康」、「家族安泰」、「仕事の成功」、「お金が貯まりますように」などのお願いをするものが一般的となっているみたいです。
ブルキナファソに行ったら是非体験してみたいですね。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
治安に関して不安なところが多いブルキナファソですが、服装やおしゃれな国民性に是非触れてみたいですね!
他にもお米があるのがとても嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!