
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「アフリカの縮図」とも呼ばれる多様な魅力を持つ【カメルーン】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、カメルーン派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「カメルーン派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、カメルーンの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- カメルーン派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、カメルーンという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にカメルーン)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



カメルーンってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- カメルーンという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のカメルーン派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、カメルーンという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
カメルーン派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてカメルーンでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「カメルーン共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカの中部にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
地域によって気候は違うんだろうか?



フランス語と英語が公用語って本当?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいカメルーンの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
カメルーンを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
カメルーン共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
カメルーンの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | カメルーン共和国(ヤウンデ) |
---|---|
言語 | フランス語、英語(ともに公用語)、その他各部族語 |
通貨 | CFAフラン(XAF)。1 CFAフラン = 約0.26円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より8時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯雨林気候、サバナ気候、ステップ気候など多様 |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Cタイプ、SEタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約47.5万平方キロメートル(日本の約1.3倍) |
産業 | 農業(カカオ、綿花)、鉱工業(石油、アルミニウム)など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | エチオピア(アディスアベバ)、フランス(パリ)、ベルギー(ブリュッセル)などを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20~30時間。 |
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カメルーンの面積は?日本の約1.3倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『カメルーン共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
カメルーンの面積は 約47.5万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約1.3倍!



意外と大きな国なんです!
隣国は?ナイジェリアなど計6カ国
また、アフリカ中西部に位置するカメルーン。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
カメルーンは、西にナイジェリア、北東にチャド、東に中央アフリカ共和国、南にコンゴ共和国、ガボン、赤道ギニアと、六つの国々と国境を接しています。
大西洋にも面しており、多様な自然環境を持つのが特徴です。



カメルーンの周りにはたくさんの国があるんですね。



だから「アフリカの縮図」って言われるんですね!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、カメルーンの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、カメルーンの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
カメルーンの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と地域ごとの違い



カメルーンの気候は、地域によって大きく異なります。これが「アフリカの縮図」と呼ばれる所以の一つです。
大きく南部と北部に分けられ、それぞれに備えた服装の準備が快適な生活の鍵となります。
- 南部(海岸平野、南部高原)
熱帯雨林気候で、年間を通じて高温多湿です。明確な雨季(3月~11月頃)と乾季(12月~2月頃)があります。首都ヤウンデもこの地域に含まれ、年平均気温は約23℃、降水量も多いです。 - 北部(アダマワ高地以北)
サバナ気候やステップ気候に分類されます。雨季と乾季がはっきりしており、乾季にはほとんど雨が降りません。1日の気温差が大きく、日中は暑くても朝晩は冷え込むことがあります。
どの地域に派遣されるかによって、服装の準備は大きく変わります。南部では通気性の良い夏服が中心ですが、北部では朝晩の冷え込みに備えて羽織るもの(フリースやウインドブレーカー)が必須です。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は全土で必須です!
カメルーンの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



カメルーンでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、カメルーンの言葉に関する疑問は多いはず。
カメルーンの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、カメルーンでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
カメルーンで使われている言語の種類|公用語はフランス語と英語
カメルーンの公用語はフランス語と英語です。これは、旧宗主国がフランスとイギリスだった歴史的経緯によります。
しかし、国民の多くが両方を話せるわけではありません。
地域によって主に使われる言語が異なり、10州のうち8州がフランス語圏、2州(北西州・南西州)が英語圏となっています。首都ヤウンデや最大都市ドゥアラはフランス語圏です。さらに、国内には200以上の部族語が存在し、人々は日常生活で部族語も使っています。
- フランス語圏(人口の約8割)
- 英語圏(人口の約2割)
協力隊員として活動する上では、配属先がどちらの言語圏に属するかを把握し、対応する言語を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、カメルーンという国名は、15世紀末にこの地を訪れたポルトガル人が川で多くのエビを見つけたことから、ポルトガル語の「エビ(camarão)」に由来すると言われています。
青年海外協力隊員はどちらの言語で活動する?|現地での通用度



はい、派遣される地域によります。公用語が2つあるため、応募する職種の要請内容で、どちらの言語が必要とされるかを確認することが非常に重要です。
フランス語圏の配属先であればフランス語が、英語圏の配属先であれば英語が活動の基本言語となります。
ただし、どちらの地域でも、市場での買い物や地域住民との日常的な交流では、簡単な現地の挨拶や言葉を覚えると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
例えば、フランス語圏では「Bonjour(こんにちは)」、英語圏では「Good morning」に加え、現地の言葉での挨拶を一つでも覚えておくと、コミュニケーションの素晴らしい第一歩となるでしょう。


カメルーン派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、カメルーン。
もしあなたが「カメルーンで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でカメルーンに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、カメルーンで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがカメルーンで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
カメルーン派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のカメルーンへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 16名(うち女性10名)
帰国隊員数 : 185名(うち女性 100名)
累計派遣隊員数: 201名(うち女性 110名)
※上記は2025年3月31日時点のデータです。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
カメルーンで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



カメルーンでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
カメルーンで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 農水産業振興: 農業普及や養殖技術の指導などを通じて、地域の食料生産性の向上や住民の生計改善を支援します。
- 教育: 幼稚園や小学校で、情操教育や算数、理科の指導、体育の普及活動を行い、子どもたちの学びの質を高めるサポートをします。
- 中小企業振興: 日本の品質・生産性向上(カイゼン)活動のノウハウを活かし、現地の中小企業の経営改善やビジネス開発を支援します。
- コミュニティ開発: 地方の役場などで、住民の生活改善に向けたプロジェクトの計画・実施をサポートします。
引用:JICAカメルーン事務所
YouTube:ODA現地リポート「カメルーンで活動するJICA海外協力隊にインタビューしました」
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でカメルーンの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


カメルーンでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のカメルーンでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
カメルーンでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
カメルーンでは、配属先や地域によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家を借りることが多いです。首都や大都市ではコンクリート製の建物がほとんどですが、地方では土壁の家なども見られます。
- ホームステイ
派遣初期には、現地の生活や文化に慣れるために、カメルーン人家庭で1ヶ月程度のホームステイを経験することがあります。 - アパート・一軒家
ホームステイ後は、JICAが用意した住居に移ります。基本的な家具や生活用品は備わっていますが、日本の住居と比べると簡素な作りであることが多いです。
首都ヤウンデなどでは近代的なアパートも見られますが、地方に派遣される場合は、インフラが整っていない環境で生活することも覚悟しておく必要があります。いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っています。
引用:【青年海外協力隊】初期:首都でのホームステイ|古民家民宿カルフール
電気・水道・インターネットは?カメルーンのインフラ整備状況



また、カメルーンでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都や都市部でも停電は日常茶飯事です。地方では一日中電気がつかない日も珍しくありません。多くの隊員は、停電に備えて充電式のランタンやモバイルバッテリー、発電機などを準備しています。 - 水道
断水も頻繁に発生します。地方では水道が通っておらず、井戸で水を汲む生活が日常です。そのため、水を貯めておくためのタンクやバケツは必需品です。安全な飲み水を確保するために、煮沸するか浄水器を使用することが強く推奨されます。 - インターネット
首都など主要都市では比較的安定したインターネット環境がありますが、地方では速度が遅かったり、電波状況が悪く不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。
引用:【青年海外協力隊】でも首都の裏側は
引用:



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
カメルーンでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


カメルーン生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてカメルーンでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



カメルーンの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではカメルーンの通貨「CFAフラン」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがカメルーンで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
カメルーンの通貨「CFAフラン(XAF)」の基本とリアルな物価事情
カメルーンの通貨は「CFAフラン(セーファーフラン)」です。
2025年9月現在のレートで、1CFAフランあたり約0.26円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、現地で生産される食料品などは日本と比べて非常に安いですが、輸入品は日本と同じかそれ以上に高い傾向があります。[[9]()] 例えば、シャンプーや制汗スプレーなどの日用品は高価なため、日本から持参する隊員も多いです。
バゲット(1本) | 約125 CFAフラン(約33円) |
トマト(20個) | 約500 CFAフラン(約130円) |
乗合タクシー(市内) | 約250 CFAフラン(約65円) |
シャンプー(1本) | 約3000 CFAフラン(約780円) |
制汗スプレー(1本) | 約2000 CFAフラン(約520円) |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品の購入には注意が必要です。
引用:Google Finance
引用:世界の生計費ランキング
カメルーンの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



カメルーンの治安は、地域によって大きく異なります。かつては政治的に安定しているとされていましたが、現在は複数の地域で深刻な問題を抱えています。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、地域ごとに異なる危険レベルが設定されています。
特に、極北州、北西州、南西州、および国境地帯では、武装勢力による襲撃や誘拐、治安部隊との衝突が頻発しており、最も高い危険レベルが設定されています。一方で、首都ヤウンデや最大都市ドゥアラなどでは、強盗や窃盗などの一般犯罪が日常的に発生しており、細心の注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険レベルの高い地域に派遣することはありません。
首都ヤウンデなど都市部でも、外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、夜間の単独行動は絶対に避けるべきです。
※情報が古い場合があるため「カメルーンの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省 海外安全ホームページ
引用:カメルーン 安全対策基礎データ
カメルーン生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、カメルーンの文化が感じられるカラフルな民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのカメルーン生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・カメルーンでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
カメルーンでの服装は、派遣される地域の気候と、強い日差しや虫への対策がポイントです。
- 重ね着できる服が基本
特に北部や高地では、1日の気温差が大きいため、Tシャツに薄手の長袖シャツ、フリース、ウインドブレーカーなど、簡単に着脱して調整できる服装が非常に役立ちます。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンは必須です。また、マラリアなどの感染症を媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 足元はサンダルとスニーカー
普段はサンダルで過ごすことが多いですが、活動内容や悪路を歩くことを想定して、丈夫なスニーカーやトレッキングシューズも必要です。 - 衛生用品の携帯
食事の前に手を洗う設備がなかったり、衛生状態が良くなかったりする場合に備え、手指消毒ジェルやウェットティッシュも携帯すると便利です。



地域によって気候が全然違うから、派遣先が決まってから服装を考えるのが重要ですね!
色鮮やかなカメルーンの誇り!伝統衣装「バレミケ」
カメルーンには、カラフルで大胆な柄が特徴の美しい伝統衣装があります。
特に西部州の「バミレケ族」の儀礼用の衣装は有名で、交易で手に入れた布や糸に、豪華な刺繍が施されています。
現代では、日常的に民族衣装を着ている人は少数派で、多くの人が日本と同じような洋服を着ています。しかし、お祭りや冠婚葬祭などの特別な日には、多くの人々が色鮮やかな民族衣装を身にまといます。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に、現地の布で服を仕立てる機会があるかもしれません。



現地の布でオーダーメイドの服を作るのは、とても良い記念になりそうですね!
カメルーン文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざカメルーンへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、カメルーンならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



カメルーンでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



挨拶がすごく大事って聞いたけど、他に気をつけることは?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
カメルーンには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、カメルーンの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「カメルーン文化の心得」を一緒に学びましょう!
カメルーンで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は基本中の基本
フランス語圏なら「Bonjour」、英語圏なら「Hello」など、人と会った時、お店に入る時など、どんな場面でも挨拶から始めることが大切です。 - 宗教への敬意
キリスト教、イスラム教、そして伝統的なアニミズム(霊魂崇拝)など、多様な宗教が信仰されています。他者の信仰を尊重し、宗教的な場所では適切な服装や振る舞いを心がけましょう。 - 伝統行事への理解
年間を通じて様々な伝統行事が行われます。例えば、西部で行われる祖先を祀る「フューネラル」や、北部で行われるイスラム教の祭り「ファンタジア」など、地域ごとの文化に触れる機会があります。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、トラブルの原因になります。



挨拶はもちろん、宗教や伝統行事への敬意も大切なんですね!
伝統行事「フューネラル」と「ファンタジア」
カメルーンの文化を象徴する行事として、西部州の「フューネラル」と北部の「ファンタジア」が挙げられます。
「フューネラル」は、日本の「お葬式」とは異なり、各家族が祖先を祀るお祝いの行事です。親族や友人が集まり、食事やダンスで盛大に祝います。
一方、「ファンタジア」は、イスラム教のラマダン明けを祝う行事で、美しく飾られた馬に乗った人々や、長いラッパを吹く様子が見られます。
協力隊員として活動する上では、こうした現地の文化や価値観を尊重し、理解しようと努める姿勢が、地域の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


カメルーンの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
カメルーンでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



カメルーンの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



カメルーンの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのカメルーンでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、カメルーンの食の世界を一緒に探求していきましょう!
カメルーンの基本料理と主食|ンドレ・フフ・プランテンを解説
カメルーンの食事は、アフリカの様々な地域の文化と、旧宗主国であるフランスなどのヨーロッパ文化が融合し、アフリカ大陸で最も多様な料理の一つとして知られています。主食は地域によって異なります。
- フフ (Fufu)
トウモロコシやキャッサバ、ヤムイモなどの粉をお湯で練り上げた、お餅やお団子のような主食。西部でよく食べられます。 - プランテン (Plantain)
食用バナナのことで、揚げたり、茹でたり、焼いたりして主食やおかずとして食べられます。南部でポピュラーな食材です。 - ンドレ (Ndolé)
国民食とも呼ばれる、苦みのある野菜(ヴェルノニア)をピーナッツペーストやスパイスで煮込んだシチュー。魚や肉と一緒に、ご飯やプランテンと食べられます。



ンドレ (Ndolé)、どんな味か気になりますね!
引用:YouTube「カメルーン『ンドレ・オクラのスープ』の作り方」
カメルーンの食文化|多様な食材とヨーロッパの影響
カメルーンは北・西・中央アフリカの交差点に位置するため、地域ごとに食文化が異なります。南部では魚介類が豊富で、北部ではソルガム(モロコシ)や米が主食となり、バーベキューも好まれます。
また、フランス統治の影響で、バゲット(フランスパン)が広く食べられているのも特徴です。街の至る所で安価に手に入れることができます。
スイーツとしては、ピーナッツペーストを揚げたケーキ「アバアクル」や、飴の「アリーワ」などがあります。良質な紅茶の産地としても知られ、ヨーロッパへ輸出もされています。



食文化が本当に多様で、滞在中に色々試してみたくなりますね!
カメルーンの飲み物文化|自家製酒には要注意!
カメルーンではビールなども広く飲まれていますが、地方ではトウモロコシやヤシの樹液などから作られる自家製の地酒も親しまれています。
しかし、中には衛生的に問題があったり、非常にアルコール度数が高かったりするものも存在します。
衛生状態の悪い水から作られている可能性もあり、お腹を壊す原因にもなりかねません。
協力隊員として活動する中で、地域の集まりなどで自家製の地酒を勧められる機会もあるかもしれません。現地の文化を尊重しつつも、安易に口にせず、自身の健康と安全を第一に考えて行動することが非常に大切です。



郷に入っては郷に従え、と言いますが、衛生面には十分注意が必要ですね!


先輩隊員の声:カメルーンでのリアルな体験談



実際にカメルーンで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、水道のない任地で、毎日近所の人たちと井戸に水汲みに行くのが日課でした。最初は大変だと感じていたものの、週末には一緒に洗濯をしながら文字通りの「井戸端会議」を繰り広げるうちに、地域の人々との大切なコミュニケーションの場になったそうです。日本とは違う”当たり前”の日常の中に、人々の温かさを感じたと語っています。[[7](https://www.google.com/url?sa=E&q=https%3A%2F%2Fvertexaisearch.cloud.google.com%2Fgrounding-api-redirect%2FAUZIYQFlp46Kl1AUFCApuJA-b3xbrSCjKUXHd0-6rOMXtGWwPToq_Lpi2Ut5OqvIQfzdMvKnkTLVbDbjYP5pjBurJmtbNFlRvD5DrXAQGsddFQXYK3d4gMmrMcBdiRcUPIxCjcG_wCkGU2ToEIroSiso4OfMLlHsX5ZDdTb9Pnpy)]
Bさん(幼児教育)は、現地の幼稚園で活動する中で、日本とは全く異なる教育システムや、先生たちの子供への接し方に戸惑うことが多くありました。しかし、大きな声で叱るのではなく、歌やアイテムを使って子どもたちの興味を引く方法を提案し、対話を重ねることで、少しずつ先生たちとの協力関係を築いていったそうです。「違い」を否定するのではなく、理解しようと努めることの大切さを学んだと語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 カメルーン「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



困難な状況でも、現地の人と向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊カメルーン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてカメルーンで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、カメルーンでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがカメルーンへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊カメルーン派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
カメルーン派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
カメルーンへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



カメルーン派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にフランス語または英語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよカメルーンへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 語学力のアピールは必須
フランス語圏か英語圏か、希望する要請に合わせた語学力を明確に示しましょう。DELF/DALFやTOEICなどの資格は客観的な証明になります。応募時から学習意欲を示すことも重要です。 - 面接では「不便益」を楽しめるかを具体的に
カメルーンでの生活は、停電や断水などインフラが不安定な環境です。面接では、そうした不便な状況をネガティブに捉えず、むしろそこから生まれる現地の人々との交流や工夫を楽しめるような、あなたの「適応力」や「人間力」が問われます。
引用:JICAカメルーン
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
カメルーンでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
カメルーンでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
カメルーンでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、カメルーンでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊カメルーン派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でカメルーンに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のカメルーン派遣の基本情報
- 青年海外協力隊カメルーン派遣の職種と活動内容
- カメルーンでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊カメルーン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は一部地域を除き注意が必要で、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
カメルーンへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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