¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ブルンジ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にブルンジへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ブルンジってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ブジュンブラ(政治機能所在地はギテガ)
・通貨 ブルンジ・フラン
・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 フランス語、キルンジ語
・電圧 110~220V、50Hz
・コンセント Aタイプ、Eタイプ、E2タイプ、持って行くならマルチタイプがおすすめ
・面積 2.78万平方キロメートル(四国の1.5倍)
・気候 熱帯気候(涼しい)
・経路 エチオピア空港を利用したアフリカルート、アディスアベバ経由がおすすめ。
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 7月1日(独立記念日)
・産業 農業(コーヒー、茶等)
・挨拶 フランス語
言語
ブルンジの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ブルンジの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ブルンジでは以下の言語が主に使われています。
- ルンディ語(キルンディ語)(キルンジ語)
- フランス語
- スワ不利語
- ハ語
公用語として「ルンディ語」と「フランス語」が話されているほか、「スワヒリ語」の話者も多くいるようです。
また「ハ語」はタンザニア北西部で話されている言語ですが、ブルンジではハ語と方言連続体である言語も一部で使われているため通じるとされています。
ちなみに豆知識ですが「ブルンジ」の「ブ」はルンディ語で「国」を意味し、「ルンジ」はこの国の民族である「ルンディ族」を意味しています。
そのため「ブルンジ」とはルンディ語で「ルンディ族の国」と言う意味になります。
英語は使えるの?
歴史上ブルンジを支配したのはベルギーやフランスだったため、かなり英語は通じないみたいです。
ですがフランス語は通じるみたいなので、勉強してから行ってみても楽しいかもしれませんね。
気候・位置
「ブルンジ共和国」通称ブルンジは、東アフリカの内陸に位置する共和制国家で、「ルワンダ」「コンゴ民主共和国」「タンザニア」と国境を接しています。
ブルンジは高原の国として有名で、ブルンジ国内で1番低いとされている「タンガニーカ湖畔」でも標高は772mあります。
国土の大部分は標高1500メートル以上と東京スカイツリーの2倍以上となっており、西から東にかけて高度は下がります。
そのため国土の中央は標高が1500mから1800mとなっており、年1000mm以上の多く安定した降水量に恵まれているため、農業地帯として栄え人口も多くなっています。
一方それより標高の低い地域では降水量も少なくなり乾期も長くなるため特に東部や南部では人口密度は中央高地に比べ低くなっています。
気候に関して、地理的には熱帯気候エリアに属していますが、国土の多くが標高2000m程度の高原のため、比較的涼しい気候となっています。
3月から5月が大雨季にあたり降雨量は最も多く、6月から9月は乾季にあたり9月が最も暑く32℃程度まで気温が上がります。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんなアフリカの国ブルンジでは口承の伝統が根付いており、土地の歴史や創造、神イマナの旅の物語等の民話や寓話が音楽に乗せて語る「ドラム演奏」の際にブルンジ国旗カラーの衣装を着るようです。
では私たちがブルンジに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
ブルンジは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
日差しが強いのでなるべく長袖を着たり、帽子やサングラスなどでも暑さ対策をしてください!
代表的な食事
続いて、ブルンジでの食事について。
ブルンジの主食は主に「マニオク」で、それを粉状にしてから乾燥させて湯でてから練りモチのようにして食べます。
この主食はアフリカの多くの国でぞれぞれとれる材料を用いて、主に穀物やキャッサバを使って作ります。
よく「ウガリ」や「シマ」と呼ばれますが、ブルンジでは「ブガリ」と名付けられています。
他にも「プランテン」と呼ばれる料理用の少し大きなバナナやサツマイモ、マニオク(キャッサバ)やトウモロコシ、チャパティなどが主食として食べられているようです。
最近では米も食べられるようになったみたいなのでお米好きには嬉しい情報ですね。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
ブルンジでは「マラハゲ」と呼ばれる豆や野菜のおかずがよく食べられています。
理由としてマラハゲは安いうえに保存もきき、炭水化物もタンパク質も摂れる有用な食材だからです。
しかしながら同じ豆でも、場所によって変わってくるみたいです。
旧首都である「ギテガ」や現在の首都である「ブジュンブラ」では比較的高価な黄色い豆の消費が多く、貧困層が多く占める地方に行くと安い赤い豆が主に食べられています。
それらの豆は主にヤシ油を使い、もつ煮込みにして良く食卓に並びます。ご飯に煮豆だけの食事も多いんだとか。
住居
続いてブルンジでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ブルンジでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にブルンジ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。
観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
またブルンジはアフリカの中でも貧しい方の国なため、首都のホテルでも停電や脱水になることがありクレジットカードも使えないところが多いようです。
物価と治安
ブルンジの通貨は「ブルンジ・フラン」です。
1ブルンジ・フラン→0.056円(2021/07/27)で、過去5年の変動0.053円~0.071円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、夕食で2000(約100円)~3000(約160円)ブルンジ・フラン、安宿8000(約450円)~13000(約720円)ブルンジ・フランほどとなっています。
安いですね!この価格なら節約しなくても十分生活できそうです。
続いて治安について、残念ながら現在ブルンジの治安は良くありません。
かつての内戦の影響が未だに残っている地域もあり、訪れる際には必ず情報収集を行いましょう。
夜の外出を控えて、危険地帯へは近づかないようにしてください。
文化的特徴
青年海外協力隊としてブルンジに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでブルンジで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
ブルンジでは握手をする時に、相手への尊敬の気持ちを込めて、差し出す腕のひじにもう片方の手を添えます。
また親しい人にはハグもするみたいです。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
私のように、お米を食べられる喜びを感じた方も多かったのではないでしょうか。
他にもユネスコの無形文化財としても登録されているドラムダンス、ブルンジに行ったら見てみたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!