
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「環境先進国」として知られる【コスタリカ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、コスタリカ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「コスタリカ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、コスタリカの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- コスタリカ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、コスタリカという国について深く学びたい方
- 将来的に中米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



コスタリカってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- コスタリカという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のコスタリカ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、コスタリカという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


コスタリカ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてコスタリカでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「コスタリカとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中央アメリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
ハリケーンは大丈夫なんだろうか?



公用語はスペイン語だけど、英語も通じるのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいコスタリカの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
コスタリカを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
コスタリカってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
コスタリカの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | コスタリカ共和国(サンホセ) |
---|---|
言語 | スペイン語(公用語) |
通貨 | コスタリカ・コロン(CRC)。1 CRC = 約0.29円(2025年10月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より15時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性(海岸低地)、温暖性(中央高原) |
電圧 | 120ボルト / 60ヘルツ |
コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
面積 | 約5.1万平方キロメートル(九州と四国を合わせたおおよその面積) |
産業 | 農業(バナナ、パイナップル、コーヒー)、製造業(医療器具)、観光業 |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカ(ヒューストン、ダラスなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約19時間以上。 |
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コスタリカの面積は?九州と四国を合わせた大きさ
さて、青年海外協力隊の派遣国『コスタリカ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
コスタリカの面積は 約5.1万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の九州(約3.7万㎢)と四国(約1.9万㎢)を合わせたのとおおよそ同じくらいの大きさなんです!



コンパクトな国ながら、豊かな生態系を誇る国立公園や火山、美しいビーチなど、多様な自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?ニカラグアとパナマの2カ国
また、中央アメリカの南部に位置するコスタリカ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
コスタリカは、北をニカラグア、南東をパナマと国境を接し、西は太平洋、東はカリブ海に面しています。
この地理的条件が、中米のラテン文化と独自の平和主義、そして豊かな自然環境を育んできました。



コスタリカは軍隊を持たない平和な国として有名ですよね。



だからこそ、人々はおおらかで親切。「Pura Vida(プラ・ビダ)=純粋な人生」という言葉が挨拶がわりにも使われるほど、ポジティブな文化が根付いているんです!
このように、独特の地理的特徴は、コスタリカの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、コスタリカの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
コスタリカの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



コスタリカの気候は、地域によって多様ですが、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
年間を通して温暖ですが、特にハリケーンシーズンへの備えが快適な生活の鍵となります。
- 乾季(12月~4月頃)
雨が少なく晴天が多いため、一年で最も過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンでもあります。 - 雨季(5月~11月頃)
ほぼ毎日、午後に短時間で激しい雨(スコール)が降ります。湿度も高くなります。特にカリブ海側では、この時期はハリケーンシーズンと重なるため、注意が必要です。 - 気温
首都サンホセなどの中央高原は標高が高いため、年間を通して平均気温25度前後と常春のように過ごしやすいです。一方、海岸沿いの低地は年間平均30度と高温多湿です。
服装は日本の夏服が基本です。ただし、サンホセなどの高原地帯では朝晩の気温差があるため、薄手の長袖や羽織れるものは必須です。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!雨季には、折り畳み傘や速乾性のある衣類が重宝します。
コスタリカの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



コスタリカでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、コスタリカの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語が中心の社会で、英語がどの程度通用するのか、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、コスタリカでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
コスタリカで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
コスタリカの公用語はスペイン語です。日常生活や行政、教育など、あらゆる場面でスペイン語が使われています。
しかし、観光業が盛んなため、観光客向けの施設では英語も広く通じます。
- 英語:観光地のホテル、レストラン、ツアー会社などでは、高い確率で英語が通じます。カリブ海側にはジャマイカ系移民の子孫も多く、英語を話すコミュニティもあります。
- 先住民言語:ブリブリ語、カベカル語など、ごく一部の先住民コミュニティで話されています。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。人々との信頼関係を築き、活動を円滑に進めるためには、積極的にスペイン語を学ぶ姿勢が重要になります。
豆知識ですが、コスタリカ人は自分のことやコスタリカのものを「Tico(ティコ)」と愛称で呼びます。これは、スペイン語で小さいものを表すときにつける「-tico」を多用することに由来するそうです。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
もちろん、首都や観光地では英語が通じる場面もありますが、地方での活動や、地域住民との日常的な交流ではスペイン語が中心となります。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢が、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


コスタリカ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、コスタリカ。
もしあなたが「コスタリカで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でコスタリカに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、コスタリカで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがコスタリカで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
コスタリカ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のコスタリカへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 19名(うち女性12名)
帰国隊員数 : 662名(うち女性276名)
累計派遣隊員数: 681名(うち女性288名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
コスタリカで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



コスタリカでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
コスタリカでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 環境教育: 環境先進国として知られる一方、ごみ問題などの課題も抱えています。小中学校や地域コミュニティで、リサイクルやごみ減量に関する啓発活動が求められています。
- 障害者・高齢者支援: 福祉施設や地域のNGOで、理学療法士や作業療法士、福祉用具の専門家として、リハビリテーションサービスの質の向上や、自立生活支援に貢献します。
- スポーツ指導: 野球、卓球、バドミントンなどの指導者として、子どもたちの健全な育成をサポートし、スポーツを通じた地域振興に貢献します。
- 日本語教育・文化紹介: 大学や地域の教育機関で日本語を教えたり、日本文化を紹介したりすることで、両国の相互理解を深める役割を担います。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でコスタリカの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


コスタリカでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のコスタリカでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
コスタリカでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
コスタリカでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家を借りることが多いです。
- アパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、シャワー・トイレが備わった、一人暮らしには十分な広さの家が提供されます。首都サンホセでも地方都市でも、安全性が確保された物件が選ばれます。 - ホームステイ
任地の状況によっては、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になる場合もあります。コスタリカの文化や食生活、そして何よりスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?コスタリカのインフラ整備状況



また、コスタリカでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
電力のほぼ100%を再生可能エネルギーで賄う環境先進国ですが、特に雨季のスコール時には停電が起こることがあります。多くの隊員は、停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーを準備しています。 - 水道
水道は整備されており、多くの都市部では水道水をそのまま飲むことができます。ただし、地域によっては断水も時折発生します。多くの家ではお湯のシャワーはなく、電気温水シャワー(通称:自殺シャワー)が一般的です。 - インターネット
首都圏や主要都市では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方では速度が遅く不安定なこともあります。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。
引用:派遣国の横顔



電気温水シャワーは慣れるまで少し怖いかもしれませんが、すぐに快適になりますよ!
コスタリカでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


コスタリカ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてコスタリカでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



コスタリカの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



中米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではコスタリカの通貨「コスタリカ・コロン」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがコスタリカで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
コスタリカの通貨「コスタリカ・コロン(CRC)」の基本とリアルな物価事情
コスタリカの通貨は「コスタリカ・コロン(Costa Rican Colón)」で、略称は「CRC」です。
2025年10月現在のレートで、1CRCあたり約0.29円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、周辺の中米諸国と比較すると高めです。「中米のスイス」と呼ばれることもあり、日本と同じくらいか、輸入品などはそれ以上に感じることもあります。ただし、ローカルな市場(フェリア)や食堂(ソーダ)を利用すれば生活費を抑えることができます。
水(1.5L) | 約1,000 CRC(約290円) |
国産ビール(インペリアル) | 約1,200 CRC(約348円) |
ソーダの定食(カサード) | 約4,000 CRC(約1,160円) |
市内のバス料金 | 約300 CRC(約87円) |
米(1.8kg) | 約1,500 CRC(約435円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元のものを活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Wise
コスタリカの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



コスタリカは「中米の優等生」と言われ、政治的に安定していますが、近年は治安の悪化が深刻な問題となっています。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、コスタリカ全土に危険レベル1「十分注意してください。」が発出されています。特に、麻薬組織に関連する殺人事件が急増しており、2023年には過去最多を記録しました。強盗や窃盗、スリなどの一般犯罪も日常的に発生しています。
首都サンホセやリモン州、プンタレナス州では特に注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「コスタリカの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:コスタリカ安全対策基礎データ
コスタリカ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、コスタリカの文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのコスタリカ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・コスタリカでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
コスタリカでの服装は、年間を通して温暖な気候に対応した、日本の夏服が基本です。ただし、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
- 通気性の良い服装が基本
低地は蒸し暑いため、Tシャツやポロシャツ、風通しの良いワンピースやパンツなどが快適です。速乾性のある素材も重宝します。 - 朝晩の冷え込みと冷房対策
首都サンホセなどの中央高原では朝晩は涼しく感じることがあります。また、バスや室内は冷房が強く効いているため、薄手のカーディガンやパーカーなど羽織れるものが一枚あると非常に役立ちます。 - 自然散策や野外活動
国立公園や火山などを訪れる際は、虫刺されや怪我防止のため、肌の露出が少ない長袖・長ズボンと、歩きやすいスニーカーが必須です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介するデング熱などの感染症予防のためにも、虫除けスプレーや長袖・長ズボンが有効です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!TPOと紫外線・虫対策が重要ですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
コスタリカには「traje de tico(トラヘ・デ・ティコ)」と呼ばれる伝統的な衣装があります。これは単一のデザインではなく、地域ごとに様々なスタイルが存在します。
一般的に女性は、コスタリカの国旗の色である青・白・赤を基調とした、刺繍やフリルが美しいブラウスと、ボリュームのあるロングスカートを身につけます。男性は白いシャツに長ズボン、赤いベルトやスカーフを合わせるのが特徴です。これらの衣装は、独立記念日などのお祭りの際に着用され、人々は踊りを踊って祝います。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、多様な文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
コスタリカ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざコスタリカへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、コスタリカならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



コスタリカでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
コスタリカには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、コスタリカの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「コスタリカ文化の心得」を一緒に学びましょう!
コスタリカで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、バスで隣に座った時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - 運転マナーに注意
残念ながら運転マナーはあまり良くありません。歩行者優先の意識は低いため、道を渡る際は十分すぎるほど注意してください。 - チップの習慣
基本的にチップの習慣はありません。レストランではサービス料が料金に含まれていることがほとんどです。特別なサービスを受けた場合に、感謝の気持ちとして渡す程度で問題ありません。 - トイレ事情
場所によってはトイレットペーパーがなかったり、下水管が細く紙を流せなかったりすることがあります。ティッシュペーパーを携帯し、使用済みの紙は備え付けのゴミ箱に捨てるようにしましょう。



チップの習慣がないのは、日本人には少しホッとしますね!
時間にルーズ?「Pura Vida」の精神
コスタリカを象徴する言葉に「Pura Vida(プラ・ビダ)」があります。直訳すると「純粋な人生」ですが、「元気だよ」「気にしないで」「どういたしまして」など、あらゆる場面で使われる魔法の言葉です。
この「Pura Vida」の精神は、時間の感覚にも表れています。約束の時間に多少遅れることは「Tico Time(ティコ・タイム)」と呼ばれ、日常茶飯事です。協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


コスタリカの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
コスタリカでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



コスタリカの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



中南米の料理って辛いのかな…?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのコスタリカでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、美味しいコーヒーまで、コスタリカの食の世界を一緒に探求していきましょう!
コスタリカの基本料理と主食|ガジョ・ピントを解説
コスタリカの食事は、米と豆を主食とし、野菜や肉をトマトベースで煮込んだ、辛さ控えめで優しい味付けの料理が基本スタイルです。
- ガジョ・ピント (Gallo Pinto)
米と黒インゲン豆のチャーハンのような料理で、国民的な朝食の定番。タマネギやパプリカ、コリアンダーで風味付けし、「サルサ・リサーノ」という現地のソースをかけて食べます。 - カサード (Casado)
「結婚した男」という意味のワンプレート定食。ご飯、豆の煮込み、肉か魚のメイン、サラダ、揚げプランテン(料理用バナナ)などが一皿に盛られた、ランチの定番メニューです。 - オジャ・デ・カルネ (Olla de Carne)
牛肉と、キャッサバ芋、トウモロコシ、プランテンなど様々な野菜をじっくり煮込んだ、栄養満点のポトフのような家庭料理です。



ガジョ・ピント、豆とご飯の組み合わせは中南米の基本ですね!毎朝食べたくなりそう!
コスタリカの食文化|辛くない優しい味付け
コスタリカ料理を語る上で欠かせないのが、周辺の中南米諸国と比べて**唐辛子をあまり使わない**ことです。味付けの基本は、タマネギ、ピーマン、セロリなどの野菜と、コリアンダーやクミンといった香辛料で、食材本来の味を活かした素朴で優しい味わいが特徴です。
太平洋とカリブ海に面しているため、ティラピアなどの魚介類も食べられますが、食事の中心は牛肉や鶏肉です。



辛いものが苦手な人には嬉しいですね!日本人にも親しみやすい味付けかもしれません。
コスタリカの飲み物文化|コーヒーと国産ビール
コスタリカは世界的に有名な高品質なコーヒーの産地です。国内でもコーヒーは日常的に飲まれており、「チョレアドル」という布フィルターを使った伝統的な淹れ方で楽しむ人も多くいます。
ビールでは、「インペリアル(Imperial)」や「ピルセン(Pilsen)」といった国産ビールが国民的に親しまれています。すっきりとした味わいが暑い気候によく合います。
協力隊員として活動する中で、食事やコーヒーに誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。コスタリカの人々は、おしゃべりをしながら食事の時間を楽しむのが大好き。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場の美味しいコーヒーを毎日飲めるなんて最高!食を通じて仲良くなれるって素敵ですね!


先輩隊員の声:コスタリカでのリアルな体験談



実際にコスタリカで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(野菜栽培)は、派遣当初、自分のスペイン語がうまく伝わらないことに悩んだそうです。「特に農家の方々が使う専門用語や方言が聞き取れず、もどかしい日々が続きました。しかし、諦めずに畑に通い、身振り手振りを交えながら一緒に作業をするうちに、言葉以上に大切な『信頼』が生まれることを実感しました。今では冗談を言い合える仲間です」と語ります。
Bさん(環境教育)は、日本の感覚で計画通りに授業を進めようとして、子どもたちが時間通りに集まらなかったり、突然の行事で授業が中止になったりと、うまくいかない日々に焦りを感じていました。そんな時、同僚から「Tranquila, Pura Vida.(落ち着いて、これがコスタリカだよ)」と言われ、肩の力が抜けたそうです。「自分の計画を押し付けるのではなく、相手の文化や時間の流れを尊重し、その中で柔軟に最善を尽くすことの大切さを学びました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 コスタリカ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、文化を理解しようとすることで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊コスタリカ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてコスタリカで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、コスタリカでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがコスタリカへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊コスタリカ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
コスタリカ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
コスタリカへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



コスタリカ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよコスタリカへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜコスタリカか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜコスタリカで活動したいのか。環境保全や平和主義といった国の特徴と、自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
コスタリカでの生活は、治安への配慮や、「Pura Vida」の文化への適応など、様々な困難が伴います。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAコスタリカ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
コスタリカでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
コスタリカでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
コスタリカでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、コスタリカでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊コスタリカ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でコスタリカに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のコスタリカ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊コスタリカ派遣の職種と活動内容
- コスタリカでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊コスタリカ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
コスタリカへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!