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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「コスタリカ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にコスタリカへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】コスタリカってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 サンホセ(標高1,200メートル)
・通貨 コスタリカ・コロン
・時差 15時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 スペイン語
・電圧 120V、60Hz
・コンセント タイプA、タイプB
・面積 51,100平方キロメートル(九州と四国を合わせた面積)
・気候 熱帯雨林気候、熱帯サバナ気候、高山気候
・経路 アメリカ経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約19〜33時間から
・祝日 9月15日(独立記念日)
・産業 農業(バナナ、パイナップル、コーヒー等)、製造業(医療器具)、観光業
・挨拶 ¡Hola!(オラ)=やあ!、Buenos días(ブエノス ディアス)=おはようごさいます、Buenas tardes(ブエナス タルデス)=こんにちは、Buenas noches(ブエナス ノーチェス)=こんばんは・おやすみなさい、Adiós(アディオス)=さようなら、Gracias(グラシアス)=ありがとう、De nada(デ ナーダ)=どういたしまして
言語
コスタリカの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、コスタリカの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
コスタリカでは以下の言語が主に使われています。
- スペイン語
- 英語
公用語は「スペイン語」ですが、コスタリカのスペイン語には標準コスタリカ方言とニコヤ方言があります。
ニコヤ方言はニカラグアの方言とアクセントがとても似通っているそうです。
方言に関してはスペインで話されるスペイン語と意味や、発音が若干違くなるためスペイン語が話せる人でも少なからず勉強する必要があります。
また、19世紀にジャマイカから黒人が移民してきたカリブ海側には、ジャマイカ英語を話す人々もいます。
ちなみにコスタリカの正式名称は「República de Costa Rica(レプブリカ デ コスタリカ)」と記し、国名の意味はスペイン語で「豊かな(Rica)海岸(Costa)」となり、「República」には共和国という意味があります。
この国名はクリストーバル・コロンがコスタリカに上陸した際に遭遇したインディヘナが、金細工の装飾品を身につけていたことからこの名前がついたとされています。
英語は使えるの?
コスタリカではスペイン語が公用語となっていますが、カリブ海沿岸には英語を話す人が数多く生活しているため、中南米の中では最も英語が通じる国の1つとも言われています。
一般的にはカリブ海沿岸以外だったら空港や観光役向けのレストラン、外国人観光客の利用が多いホテルなどで英語が通じることが多いようです。
日本人にとっては英語の方が馴染み深いかもしれませんが、スペイン語はほとんどがローマ字読みできるため発音が苦手な人にはスペイン語の勉強が楽しいと感じることがあるかもしれません。
気候・位置
「コスタリカ共和国」通称コスタリカは、中央アメリカ南部に位置する共和制国家で、北に「ニカラグア」、南東に「パナマ」と国境を接しており、南は「太平洋」、そして北は「カリブ海」に面しています。
コスタリカの森林面積は国土の約40%と広く、4分の1が国立公園や自然保護となっているためエコツーリズム発祥の地として有名です。
国土は細長い形をしており、最も広いところでも226キロメートルで、最も狭いところだと119キロメートルしかありません。
最高峰は「チリポ山」で、標高は3,901キロメートルと富士山よりも高くなっています。
続いて気候に関して、コスタリカの気候は海岸沿いの低地と高原地帯のある中央盆地で異なります。
まず、海岸沿いなどの低地では「熱帯雨林気候」や「熱帯サバナ気候」に属しており、年間の平均気温は30度と高く日本の夏のような気候が続きます。
高原地帯に位置する首都サンホセ付近では「高山気候」に分類され、沿岸部よりは涼しく、年間を通して気温が25度と過ごしやすいですが朝晩は涼しく感じることもあります。
季節の変化も存在し、12月から4月が乾季で冬となり、5月から11月は雨季で夏となります。
降水量に関しては地域によって異なります。
一方雨季には多くの地域でスコールが度々降りますが、これに加えて特にカリブ海付近では6月から11月までハリケーンが発生するため注意が必要です。
衣服
では北米・中南米の国、コスタリカにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
コスタリカの民族衣装には、「traje de tico(トラヘ デ ティコ)」と呼ばれる服があります。
元もとコスタリカでは、コスタリカのものや人のことを「Tico(ティコ)/Tica(ティカ)」というため、「traje de tico(トラヘ デ ティコ)」はコスタリカの衣装という意味になります。
「traje de tico(トラヘ デ ティコ)」は基本的にコスタリカカラーとも言われている青と赤、白色のものが多く、地域によってデザインや柄などが異なってきます。
この衣装は9月15日の独立記念日に開催される行事などで身につけられ、踊ったり演奏したりして祝います。
ある地域の女性の「traje de tico(トラヘ デ ティコ)」は、「ゴラ」と呼ばれる丈の長いスカートと、レザーサンダルを合わせ、最後に髪を花で飾って編んで完成となります。
男性は白いつばのある帽子と、赤色のベルトに長ズボン、そしてレザーサンダルを合わせて着用します。
色鮮やかなコスタリカカラーの民族衣装をぜひ着てみたいですね。
では、私たちがコスタリカに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
コスタリカの気候は年間を通して暑くなっていましたね。
そのため、1年を通して夏服で過ごすことができるようですが、首都含む高原地域などでは朝晩に冷え込むことが多いため、羽織りものやカーディガンなど、上に一枚着られるものがあると安心です。
またコスタリカは雨季に雨が多く降るため、雨具が必須となっていつことに加えて、日差しがかなり強いため紫外線対策も必要となります。
日焼け止めやサングラス、帽子も忘れずに、スーツケースに余裕があれば虫除け対策なども持っていきましょう。
最後に、食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、コスタリカでの食事について、コスタリカで有名な主食は「トウモロコシ」や「コメ」、っそいて「マメ」です。
コスタリカでは主食であるトウモロコシを「トルティージャ(トルティーヤ)」と呼ばれる両手サイズの餃子の皮のようなものに加工して食べます。
タコスを食べたことがある人ならわかると思いますが、具を包み込む皮のことです。
コメに関しては日本でよく食べられている日本米とは違い、インディカ米と呼ばれる細長くてパラパラしたお米が食べられています。
もう一つの主食ともなっている豆と一緒に炊き込んで「豆ご飯」にしたり、肉や魚料理の付け合わせにしたりして食べられます。
コスタリカはかつてスペインに支配されていたことに加えて、他のヨーロッパの国や中国などのアジア圏といった世界各地からの移民が住んでいるため、料理は多種多様となっています。
スペイン料理の影響が最も強いですが、イタリア料理や中国料理といった様々な国のレストランが数多く存在しています。
郷土料理には周りの中南米諸国と同じく「黒インゲン」や「赤インゲン」、「バナナ」や「肉類」が使われることが多く、コスタリカの食は豆類や肉類が中心となっています。
豚肉は比較的値段が高いため、牛肉や鶏肉が使われることが多く、料理の特徴としては野菜や肉をトマトベースで長時間煮込み、食材本来の味わいを活かした、トマト風味の煮込み料理が多いそうです。
味付けにはピーマンやセロリ、玉ねぎといった野菜やコリアンダーやクミンといった香辛料が主に使われ、唐辛子が使われることは少なくなっています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは「ガジョ・ピント」と呼ばれるコスタリカで定番の朝食について。
ガジョ・ピントは黒インゲンの入った黒豆ご飯のことで、炊き込みご飯ではなくチャーハンにして食べます。
炒めるときにはサルサリサーノと呼ばれるコスタリカで大人気のウスターソースのようなものを使い、ニンニクや玉ねぎの風味がとても食欲をそそるんだとか。
「アロス・コン・ポジョ」はコスタリカを代表する料理の一つで、ターメリックやサフランといった調味料でお米に色付けをして、炊き上げたご飯の上にこんがり焼いたチキンを添えて完成です。
作り方や材料は地域や家庭によって少しづつ変わり、ニンニク風味のものや赤ピーマンなどの野菜の入ったもの、ラードが加わったものなど様々です。
「オジャ・デ・カルネ」はコスタリカの家庭料理でセロリや玉ねぎ、玉ねぎといった野菜とさつま芋やじゃが芋、プランテンバナナに加えて牛肉を使って作ります。
ニンニクで香りづけするのが一般的ですが、味はマイルドで食べやすく様々な年代の人に好まれる料理でもあります。
「エンパナーダ」は肉や野菜、魚介などをトウモロコシの粉や小麦粉で作った皮で包んで揚げた半月型のパイのことで、基本的に具には何でも入れていいとされているため、デザート風のエンパナーダもあるそうです。
軽食として食べるエンパナーダにの具にはソーセージ類やインゲン豆、じゃが芋やチーズ(ケソ・ブランコ)、そしてトマトで煮込んだ鶏肉が使われていることが多く、デザート風のエンパナーダにはバナナやパイナップルといったフルーツを入れるんだとか。
日本ではあまり聞き馴染みのない料理が多いため、コスタリカの料理はとても気になりますね!
住居
続いてコスタリカでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、コスタリカでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にコスタリカ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
コスタリカの通貨は「コスタリカ・コロン」です。
1コスタリカ・コロン→0.18円(2022/2/15)で、過去5年の変動0.17円~0.20円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 米、1,8kg 約1,520コロン=約273円
- パスタ、500g 約1,000コロン=約179円
- 牛挽肉、1kg 約8,085コロン=約1,454円
- 鶏肉、1kg 約6,235コロン=約1,121円
- トマト、1kg 約1,290コロン=約232円
- じゃがいも、1kg 約1,250コロン=約224円
- アボガド、1kg 約3,990コロン=約717円
- コロナビール、1本 約1,350コロン=約242円
- ホステル、1泊 約5,559コロン=約1,000円から
- 3つ星ホテル 約22,238コロン=約4,000円から
- 4つ星ホテル、1泊 約38,917コロン=約7,000円から
- 5つ星ホテル、1泊 約55,596コロン=約1万円から
このように、コスタリカの物価は日本と比べ野菜類は安く感じますが、それ以外はさほど安くない印象です。
中南米の中では物価が高い方に分類されるため、お金は多めに準備しましょう。
また、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、コスタリカの治安は他の中年米諸国と比べたら政治や治安が共に安定した国と言われています。
しかしながら、首都サンホセを含む周辺地域では外務省が危険レベル1を出していることに加えて麻薬組織が絡む凶悪犯罪や強盗、盗難が多発しているため、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてコスタリカに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでコスタリカで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
コスタリカではチップの習慣がないため、置いていく必要はありませんが、欧米人の観光客が多く観光客向けのレストランなどでは求められる場合もあるため周りを見て判断しましょう。
また運転マナーがかなり悪いため、道を歩く際は十分注意してください。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
コスタリカは他の中南米諸国と比べると物価がそれほど安くないためあまり贅沢できなさそうですが、美味しそうな料理がたくさんあったためコスタリカに行ったらぜひ食べてみたいですね。
コスタリカカラーの民族衣装も絶対に着てみたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!