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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「コートジボワール」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にコートジボワールへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】コートジボワールってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ヤムスクロ(Yamoussoukro)※実質的首都機能はアビジャン
・通貨 CFAフラン
・時差 9時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 フランス語(公用語)、各民族語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプC、タイプB、タイプB3、タイプBF
・面積 322,436平方キロメートル(日本の約0.9倍)
・気候 気候
・経路 パリからアビジャン(フランスからコートジボワール)が日本から入国するには一般的
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 8月7日(独立記念日)
・産業 農業(コーヒー、ココア等)、石油・天然ガス
・挨拶 フランス語
言語
コートジボワールの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、コートジボワールの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
コートジボワールでは以下の言語が主に使われています。
- フランス語
- ジュラ語
- バウレ語
- セヌウォ語
- ベテ語
- ヤクバ語
- アンイイ語
- コロ・ジュラ語
- セメ語
公用語はフランス語となっています。
ちなみに国名はフランス語を正式名称としており、(la) République de Côte d'Ivoire(レピュブリック・ドゥ・コットディヴワール)となっています。
英語は使えるの?
英語はあまり使えないと思っていった方が良さそうですが、フランス語は初等教育から教育言語として使われているため、通じる人もいるようです。
しかしながら識字率は男性:60.8%、女性:38.6%と低く民族言語のみ話せる人の方が多いです。
気候・位置
「コートジボワール共和国」通称コートジボワールは、アフリカ西部に位置する共和制国家で、東に「ガーナ」、北に「ブルキナファソ」と「マリ」、西に「ギニア」と「リベリア」と国境を接し、南は大西洋に面しています。
続いて気候に関して、コートジボワールは海岸部は高温多湿の「熱帯性気候」で、内陸部のサバンナは「サバナ気候」に属しています。
1年の平均気温は25度〜33度で、11月〜3月が暖かく乾燥し、3月〜5月が暑く乾燥、6月〜10月は暑いうえに湿度も高く日本の夏のような感じですね。
また海岸には多数の川が注ぎ、ラグーンと熱帯雨林が発達しやすく、コートジボワールの最高地点は西部国境であるニンバ山で標高は1752m。
天然港が無く、高波と雨季の洪水が主な自然災害となっています。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんなアフリカの国コートジボワールの伝統衣装は「チェカンガ」と呼ばれる刺繍が美しい、2枚折りの大判布でできています。
柔らかい現地の手織り生地で、部族の大事な祭典などで着用する正装です。
では私たちがコートジボワールに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
またコートジボワールは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
代表的な食事
続いて、コートジボワールでの食事について。
コートジボワールの主食は米、とうもろこし、ヤム芋、キャッサバ、ミレット(唐人稗)が良く食べられています。
そして「フウトゥ(Foutou)」と呼ばれる、プランテンという食用バナナやキャッサバなどをつぶして、突いて作るお餅のような食べ物がポピュラーです。
近隣のガーナなどでフーフーと呼ばれるものに近く、他にもアフリカ各地で食べられているシマとも似ています。
コートジボワールではこれを、鶏肉や魚のソースと一緒に食べます。
またコートジボワールは他のアフリカ諸国と同様、およそ60もの部族が暮らしており、それぞれの部族に固有の料理があります。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず、有名なのはピーナッツソースやピーナッツオイルをたっぷりと使った煮込み料理です。
他にも「ペペスープ」という、魚とトマト、ピーマンなどの野菜を使ったピリ辛味のブイヤベース風スープや、シチュー料理の「ケドゥヌ」、パパイヤとキャッサバの粉を使って焼いたパパイヤのグラタンなど、フランスの影響を受けたと思われる伝統料理があります。
また間食には果物が一般的で、朝食にはパンやクロワッサンとともにフルーツも並びます。
住居
続いてコートジボワールでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、コートジボワールでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にコートジボワール旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
他にもコートジボワール民族が住む建物の多くは、ガーナの建材でもある泥とヤシの葉の草葺き屋根でできており、通気性にも優れています。
日干しレンガと草葺きの屋根は、素朴で南国風の雰囲気を感じられるそうです。
また、装飾にも特徴があり、渦巻き形や花、魚や鳥などの木彫りが施されているので、当時の歴史や文化が見られます。
現在の建物は、20世紀以降に再現されたもので、オリジナルではありませんが、17世紀に繁栄したアシャンティ王国の文化が感じられますよ。
物価と治安
コートジボワールの通貨は「西アフリカCFAフラン」です。
1 西アフリカCFAフラン→0.20円(2021/08/27)で、過去5年の変動 0.17円~0.21円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
コートジボワールのだいたいの物価目安として、水1.5Lで約80〜100円、ローカルな食堂での食事で1食200円程度、バスの運賃が50〜100円、観光地入場料が500円程度となっています。
若干日本より安い印象がありますね。
しかしながらこれらの物価情報は変動する可能性がありますので、予算には多少の余裕をもって旅費を考えましょう。
続いて治安について、海外からの旅行客が巻き込まれやすいトラブルとしては、路上でのスリや銃器などを用いた強盗・車上荒らしが主なものとなります。
これらの被害を未然に防ぐためには、「多額の現金を持ち歩かず貴重品バッグは肌身離さずしっかり管理すること」「夜間の外出を避け、日中であっても単独行動は控える」「車を利用する場合は車内に貴重品を残さないなどの安全対策」が必要となってきます。
文化的特徴
青年海外協力隊としてコートジボワールに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでコートジボワールで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
コートジボワールに住むバウレ人は伝統舞踊として「ゴリ」があり、その際に用いられる仮面に「プレプレ」という少し見た目がかわいい物があります。
伝統舞踊、是非見てみたいですね!
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
1960年から1970年までのたった10年で8%もの経済成長を遂げたため「ジボワールの奇跡」とよばれていたそうですが、その後内戦を2回繰り返していたことが、コートジボワールに行くに当たって少し心配ではありますね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!