はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「微笑みの国、中米の小さな巨人」として知られる【エルサルバドル】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、エルサルバドル派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「エルサルバドル派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、エルサルバドルの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- エルサルバドル派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、エルサルバドルという国について深く学びたい方
- 将来的に中米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



エルサルバドルってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



治安が心配だけど、実際のところはどうなの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- エルサルバドルという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のエルサルバドル派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、エルサルバドルという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


エルサルバドル派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてエルサルバドルでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「エルサルバドルとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中央アメリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって本当?



公用語はスペイン語だけど、英語は通じるのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいエルサルバドルの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
エルサルバドルを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
エルサルバドルってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
エルサルバドルの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | エルサルバドル共和国(サンサルバドル) |
|---|---|
| 言語 | スペイン語(公用語) |
| 通貨 | 米ドル(USD)、ビットコイン(BTC) |
| 時差(サマータイム) | 日本より15時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 熱帯気候(雨季と乾季がある) |
| 電圧 | 110ボルト / 60ヘルツ |
| コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
| 面積 | 約2.1万平方キロメートル(九州の約半分) |
| 産業 | 軽工業(縫製)、農業(コーヒー、砂糖)、サービス業 |
| 直行便(2025年10月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | アメリカ(ロサンゼルス、ヒューストンなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約18時間以上。 |
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エルサルバドルの面積は?九州の約半分
さて、青年海外協力隊の派遣国『エルサルバドル』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
エルサルバドルの面積は 約2.1万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の九州(約3.7万㎢)の約半分、四国(約1.9万㎢)とほぼ同じくらいの大きさなんです!



米州大陸部では最も小さな国ですが、「中米の小さな巨人」と呼ばれるほど、人々はエネルギッシュで、火山が作り出す美しい自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?グアテマラとホンジュラスの2カ国
また、中央アメリカ中部に位置するエルサルバドル。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
エルサルバドルは、北西をグアテマラ、北と東をホンジュラスと国境を接し、南は太平洋に面しています。
中米で唯一カリブ海に面しておらず、太平洋のみに海岸線を持つという地理的特徴が、独自の歴史と文化を育んできました。



カリブ海に面していないんですね!



そうなんです。その分、火山が作った美しい湖やコーヒー農園、太平洋のサーフスポットなど、他の中米諸国とはまた違った魅力がたくさんあるんです!
このように、独特の地理的特徴は、エルサルバドルの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、エルサルバドルの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
エルサルバドルの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



エルサルバドルの気候は、熱帯気候に属し、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
年間を通して温暖で、首都サンサルバドルは「常春の地」と呼ばれるほど快適な気候です。
- 乾季(11月~4月頃)
雨がほとんど降らず、湿度が低いため、一年で最も過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンでもあります。 - 雨季(5月~10月頃)
ほぼ毎日、午後に短時間で激しい雨(スコール)が降ります。湿度も高くなりますが、日本の梅雨のように一日中降り続くことは稀です。 - 気温
首都サンサルバドル(標高約700m)の年間の平均気温は約23℃と非常に過ごしやすいです。日中は暑くなりますが、朝晩は涼しくなります。
服装は日本の夏服が基本です。ただし、朝晩の気温差や、冷房が効いた室内での対策として、薄手の長袖や羽織れるものは必須です。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!雨季には、折り畳み傘や速乾性のある衣類が重宝します。
エルサルバドルの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



エルサルバドルでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、エルサルバドルの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語が中心の社会で、英語がどの程度通用するのか、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、エルサルバドルでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
エルサルバドルで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
エルサルバドルの公用語はスペイン語です。先住民の一部を除き、国民のほぼ全員がスペイン語を母語としています。
中米の他の国と同様に、voseo(二人称単数にtúではなくvosを使う)が一般的です。
- 英語:近年、英語教育に力が入れられており、若者層を中心に英語を話せる人が増えています。しかし、観光地や一部のビジネスシーンを除き、日常生活で広く通じるわけではありません。
- ナワット語:先住民ピピル族の言語ですが、話者は非常に少なくなっています。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。人々との信頼関係を築き、活動を円滑に進めるためには、積極的にスペイン語を学ぶ姿勢が重要になります。
豆知識ですが、エルサルバドルの国名はスペイン語で「El Salvador」、つまり「救世主」を意味します。これは、征服者ペドロ・デ・アルバラードによって名付けられました。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
首都であっても、一歩ローカルなエリアに入れば英語はほとんど通じません。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢が、シャイだけれど心温かいエルサルバドル人の心を開き、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


エルサルバドル派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、エルサルバドル。
もしあなたが「エルサルバドルで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でエルサルバドルに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、エルサルバドルで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがエルサルバドルで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
エルサルバドル派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のエルサルバドルへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 29名(うち女性15名)
帰国隊員数 : 561名(うち女性 263名)
累計派遣隊員数: 590名(うち女性 278名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
エルサルバドルで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



エルサルバドルでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
エルサルバドルでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- コミュニティ開発: 地方の市役所やNGOに配属され、地域の女性グループの収入向上支援や、子どもの健全育成、観光振興など、地域の活性化に取り組みます。
- 教育: 算数や理科、音楽などの情操教育の分野で、現地の先生と一緒に授業の質を向上させるための活動を行います。
- スポーツ: 野球や柔道、空手といったスポーツの指導を通じて、子どもたちの技術向上だけでなく、規律や協調性を育むサポートをします。
- 障害者支援: 特別支援学校やリハビリ施設で、理学療法士や作業療法士として、障害を持つ子どもたちへのリハビリテーションや社会参加の支援を行います。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でエルサルバドルの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


エルサルバドルでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のエルサルバドルでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
エルサルバドルでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
エルサルバドルでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家、またはホームステイとなります。
- アパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、シャワー・トイレが備わった家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。 - ホームステイ
現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になる場合も多いです。エルサルバドルの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?エルサルバドルのインフラ整備状況



また、エルサルバドルでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都圏では比較的安定していますが、地方では停電が起こることもあります。特に雨季のスコール時には注意が必要です。停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
水道は整備されていますが、水道水をそのまま飲むことはできません。飲料水は、ガロンボトルで購入するか、浄水器を使用するのが一般的です。断水することもあるため、水を溜めておく習慣が必要です。多くの家でお湯のシャワーはなく、水シャワーが基本です。 - インターネット
首都圏や主要都市では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方では速度が遅く不安定なこともあります。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



常春の気候だから、水シャワーでも気持ちよさそうですね!
エルサルバドルでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


エルサルバドル生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてエルサルバドルでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



エルサルバドルの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が劇的に改善したって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではエルサルバドルの通貨の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがエルサルバドルで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
エルサルバドルの通貨「米ドル(USD)」の基本とリアルな物価事情
エルサルバドルの公式通貨は「米ドル(US Dollar)」です。2001年に法定通貨となり、国内で広く流通しています。また、2021年には世界で初めて「ビットコイン」も法定通貨として採用されました。
2025年10月現在のレートで、1USDあたり約155円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂(コメドール)での食事は非常に手頃な価格です。
| 水(600ml) | 約0.50 USD(約78円) |
| 国産ビール(ピルスナー) | 約1.50 USD(約233円) |
| 国民食ププサ(1枚) | 約0.75 USD(約116円) |
| 市内のバス料金 | 約0.25 USD(約39円) |
| 鶏もも肉(450g) | 約1.60 USD(約248円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や大型スーパーの加工品は割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
エルサルバドルの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



エルサルバドルと聞いて、多くの方が「治安」を心配されるかもしれません。しかし、現地の状況は近年、劇的に変化しています。
かつては世界で最も危険な国の一つとされていましたが、2022年からの政府による徹底的な治安対策により、殺人事件などの凶悪犯罪は激減し、「中南米で最も安全な国」と言われるまでになりました。
しかし、2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、全土に危険レベル1「十分注意してください。」が継続して発出されています。これは、過去の経緯や、依然として強盗や窃盗などの一般犯罪は発生しているためです。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
治安が改善したとはいえ、日本と同じ感覚で生活できるわけではありません。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないなど、海外で生活する上での基本的な注意は常に必要です。
※情報が古い場合があるため「エルサルバドルの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:エルサルバドル安全対策基礎データ
エルサルバドル生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、エルサルバドルの文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのエルサルバドル生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・エルサルバドルでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
エルサルバドルでの服装は、年間を通して温暖な気候に対応した、日本の夏服が基本です。ただし、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
- 通気性の良い服装が基本
日中は暑くなるため、Tシャツやポロシャツ、風通しの良いワンピースやパンツなどが快適です。速乾性のある素材も重宝します。 - 朝晩の冷え込みと冷房対策
首都サンサルバドルなど標高の高い地域では朝晩は涼しく感じることがあります。また、バスや室内は冷房が効いているため、薄手のカーディガンやパーカーなど羽織れるものが一枚あると非常に役立ちます。 - 活動時の服装
配属先にもよりますが、学校や役場などでは襟付きのシャツやポロシャツ、チノパンといった少しきちんとした服装が好まれます。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介するデング熱などの感染症予防のためにも、虫除けスプレーや長袖・長ズボンが有効です。



「常春」とはいえ、1日の寒暖差対策と日差し対策が重要なんですね!
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
エルサルバドルには、地域ごとに様々な伝統衣装がありますが、一般的に女性は、色鮮やかな刺繍が施された綿のブラウス(ウィピル)や、青と白を基調とした布を使ったスカートを着用します。
特に、頭に布を巻いたり、肩から鮮やかなショールをかけたりするスタイルが特徴的です。これらの衣装は、独立記念日などのお祭りや、町の守護聖人を祝う特別な日に身につけられ、人々のアイデンティティと文化の誇りを示しています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、人々の文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
エルサルバドル文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざエルサルバドルへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、エルサルバドルならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



エルサルバドルでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
エルサルバドルには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、エルサルバドル人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「エルサルバドル文化の心得」を一緒に学びましょう!
エルサルバドルで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、バスで隣に座った時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - 運転マナーに注意
交通ルールを守らない運転手が多く、交通事情はあまり良くありません。歩行者優先の意識は低いため、道を渡る際は十分すぎるほど注意してください。 - チップの習慣
基本的にチップの習慣はありません。高級なレストランやホテルでは、サービス料が料金に含まれていることが多いです。特別なサービスを受けた場合に、感謝の気持ちとして渡す程度で問題ありません。 - 水道水は飲まない
水道水は汚染されている可能性があるため、絶対に飲まないでください。うがい・歯磨きもミネラルウォーターか浄水器の水を使用するのが安全です。



チップの習慣がないのは、日本人には少しホッとしますね!
時間にルーズ?ラテンの時間の流れ
エルサルバドルにも、ラテンアメリカの多くの国と同様に、時間に寛容な文化があります。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


エルサルバドルの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
エルサルバドルでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



エルサルバドルの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ラテンアメリカの料理って辛いのかな…?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのエルサルバドルでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、食にまつわる文化まで、エルサルバドルの食の世界を一緒に探求していきましょう!
エルサルバドルの基本料理と主食|ププサを解説
エルサルバドルの食事は、トウモロコシ、米、豆を主食とし、周辺国からの影響を受けつつも独自の発展を遂げた、素朴で優しい味わいの料理が基本スタイルです。
- ププサ (Pupusa)
トウモロコシ粉の生地に、チーズやフリホーレス(豆のペースト)、チチャロン(豚肉のペースト)などを詰めて鉄板で焼いた、エルサルバドルを代表する国民食。お好み焼きのような感覚で、朝昼晩いつでも食べられています。 - タマーレス (Tamales)
トウモロコシ粉の生地に鶏肉などの具材を入れ、バナナの葉で包んで蒸した料理。日本のちまきのような存在で、お祝い事などでよく食べられます。 - ソパ・デ・フリホーレス (Sopa de Frijoles)
赤インゲン豆を煮込んだ、栄養満点の国民的スープ。ご飯やチーズ、アボカドなどを入れて食べるのが一般的で、心も体も温まる家庭の味です。



ププサ、熱々にとろけるチーズ…想像しただけで美味しそう!毎日食べたくなりますね!
エルサルバドルの食文化|辛くない優しい味付けと付け合わせ
エルサルバドル料理を語る上で欠かせないのが、**辛い料理が少ない**ことと、**付け合わせの存在**です。味付けは塩やニンニクが中心で、唐辛子を使うことはあまりありません。辛い物が好きな人は、卓上にあるチリソースを自分でかけて調整します。
そして、多くの料理に「クルティード(Curtido)」というキャベツの酢漬けと、「サルサ・ロハ(Salsa Roja)」という非辛のトマトソースが添えられます。特にププサにはこの2つが欠かせず、さっぱりとした酸味が料理の味を一層引き立てます。



辛いものが苦手な人には嬉しいですね!クルティードは日本の漬物みたいで、口直しにぴったりですね。
エルサルバドルの飲み物文化|コーヒーとオルチャータ
エルサルバドルは、高品質なコーヒーの産地としても世界的に有名です。国内でもコーヒーは日常的に飲まれており、甘くして飲むのが一般的です。
また、「オルチャータ(Horchata)」という、米粉やモロコシの種をシナモンなどと混ぜて作る、甘くて香ばしい国民的ドリンクも人気です。食堂や屋台で気軽に楽しむことができます。
協力隊員として活動する中で、食事やコーヒーに誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。エルサルバドルの人々は、家族や友人と食卓を囲む時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場の美味しいコーヒーを毎日飲めるなんて最高!オルチャータも試してみたい!


先輩隊員の声:エルサルバドルでのリアルな体験談



実際にエルサルバドルで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな親切で心温かい人々が暮らす国で、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、派遣前は治安への不安が大きかったそうですが、実際の生活はそのイメージを覆すものだったと語ります。「もちろん基本的な注意は必要ですが、任地の人々は本当に親切で、いつも気にかけてくれました。『何か困ったことはない?』と毎日声をかけてくれる隣人や、バスで席を譲ってくれる若者。報道されるイメージとは全く違う、人の温かさに触れる毎日でした」と振り返ります。
Bさん(青少年活動)は、活動先の村に十分な道具や設備がなかったことに最初は戸惑ったそうです。「しかし、子どもたちはペットボトルやタイヤなど、身の回りにある物を使って、目を輝かせながら新しい遊びを考え出していました。その姿を見て、物がないことを嘆くのではなく、今あるものでどう楽しむか、どう工夫するかという大切なことを教わりました。活動の原点はそこにあると気づかされました」と語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 エルサルバドル「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、人々の温かさや逞しさに触れることで、日本では得られない学びがあるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊エルサルバドル:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、エルサルバドルでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがエルサルバドルへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊エルサルバドル派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
エルサルバドル派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
エルサルバドルへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



エルサルバドル派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよエルサルバドルへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜエルサルバドルか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜエルサルバドルで活動したいのか。治安改善という国の大きな変化の渦中で貢献したいという意欲や、コミュニティ開発などの課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「柔軟性」と「人間力」をアピール
エルサルバドルでの生活は、変化する社会状況や、時間に寛容な文化への適応など、様々な場面で柔軟性が求められます。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、心温かい現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAエルサルバドル
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
エルサルバドルでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
エルサルバドルでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
エルサルバドルでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、エルサルバドルでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊エルサルバドル派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でエルサルバドルに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のエルサルバドル派遣の基本情報
- 青年海外協力隊エルサルバドル派遣の職種と活動内容
- エルサルバドルでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊エルサルバドル:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、基本的な防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
エルサルバドルへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

