
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「人類発祥の地」とも呼ばれ、独自の文化と歴史が息づく【エチオピア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、エチオピア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「エチオピア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、エチオピアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- エチオピア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、エチオピアという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にエチオピア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



エチオピアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- エチオピアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のエチオピア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、エチオピアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
エチオピア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてエチオピアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「エチオピア連邦民主共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカの角って聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



アフリカだから一年中暑いのかな?
標高が高いって本当?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいエチオピアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
エチオピアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
エチオピア連邦民主共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
エチオピアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | エチオピア連邦民主共和国(アディスアベバ) |
---|---|
言語 | アムハラ語、オロモ語、ソマリ語、ティグリニャ語など(英語も広く使用) |
通貨 | ブル(ETB)。1ブル = 約2.7円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より6時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 地域により多様だが、首都周辺は高地のため年間を通して冷涼(熱帯高山気候) |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Cタイプ、BFタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約110万平方キロメートル(日本の約3倍) |
産業 | 農業(コーヒー、穀物、豆類)、皮革製品、繊維など。 |
直行便(2025年9月現在) | あり(エチオピア航空が成田・ソウル経由便を運航) |
日本からの行き方 | 成田からエチオピア航空の直行便が便利。その他、中東(ドバイ、ドーハなど)を経由するルートもある。総飛行時間は約15時間~。 |
アフリカでは珍しく日本からの直行便がありアクセスしやすいのが魅力!ただし、乗り継ぎ便の方が航空券は安い場合もあるので比較検討がおすすめです!
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エチオピアの面積は?日本の約3倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『エチオピア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
エチオピアの面積は 約110万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約3倍!



とても広大な国なんです!
隣国は?エリトリアなど計6カ国
また、「アフリカの角」と呼ばれる地域に位置するエチオピア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
エチオピアは、北にエリトリア、西にスーダンと南スーダン、南にケニア、東にソマリアとジブチという、六つの国々と国境を接している内陸国です。
国土の大半をエチオピア高原が占めているのが特徴です。



エチオピアの周りには様々な国があるんですね。



コーヒー発祥の地として有名ですが、多様な文化が混じり合っているのも魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、エチオピアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、エチオピアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
エチオピアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



エチオピアの気候は、標高によって大きく異なります。「アフリカ=暑い」というイメージとは異なり、首都アディスアベバなど多くの地域は高地にあります。
国土の大半を占める高原地帯は年間を通して冷涼で過ごしやすいのが特徴です。季節は大きく雨季と乾季に分かれます。
- 大雨季(6月~9月頃)
首都アディスアベバを含む高原地帯では、この時期に年間降水量の多くが集中します。日中の気温は上がりにくく、肌寒く感じる日も多いです。 - 乾季(10月~2月頃)
雨はほとんど降らず、晴天の日が続きます。日中は日差しが強く暖かくなりますが、朝晩は大きく冷え込み、気温差が15℃以上になることもあります。 - 小雨季(3月~5月頃)
短い雨季で、時折スコールのような雨が降ります。
服装のポイントは「重ね着」です!特に首都アディスアベバでは、一日の中での寒暖差が非常に激しいため、日中はTシャツ一枚で過ごせても、朝晩や日陰では薄手の上着やセーターが必須になります。雨季には防水性のある上着、乾季には乾燥対策の保湿クリームも忘れずに!
エチオピアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



エチオピアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、エチオピアの言葉に関する疑問は多いはず。
多民族国家エチオピアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、エチオピアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
エチオピアで使われている言語の種類|多様な民族が話す80以上の言語
エチオピアには特定の公用語は定められていませんが、連邦政府の作業言語はアムハラ語です。そのため、教育や行政の場で広く使用され、事実上の共通語となっています。
しかし、国内には80以上の民族が暮らし、それぞれが独自の言語を話しています。
主要な言語としては、アムハラ語の他に以下のようなものがあります。
- オロモ語
- ティグリニャ語
- ソマリ語
協力隊員として活動する上では、配属先の地域で主に話されている言語、特にアムハラ語の簡単な挨拶「テナ イストゥリン(こんにちは)」を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、アムハラ語は独自の文字「ゲエズ文字」を使います。独特な形をしていて、覚えるのは大変ですが、自分の名前を書けるようになると現地の人にとても喜ばれますよ。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、特に首都アディスアベバや観光地、政府機関、教育レベルの高い人々の間では、英語が広く通用します。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が使われることが多いため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、地方や農村部での活動、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、アムハラ語やその地域の民族言語が中心となります。
現地の言葉を少しでも話そうと努力する姿勢は、言葉の壁を越えて相手の心を開き、信頼関係を築くための最も有効な手段です。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


エチオピア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、エチオピア。
もしあなたが「エチオピアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でエチオピアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、エチオピアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがエチオピアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
エチオピア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のエチオピアへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 15名(うち女性7名)
帰国隊員数 : 728名(うち女性 209名)
累計派遣隊員数: 743名(うち女性 216名)
※2020年以降、国内の治安情勢により派遣が一時停止されていましたが、近年活動が再開されています。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
エチオピアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



エチオピアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
エチオピアで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 農林水産: 農業普及員として、小規模農家への技術指導や協同組合の運営支援など、農業生産性の向上を目指します。
- 教育: 小中学校での理数科教育や体育、図工などの指導を通じて、子どもたちの学習機会の質的向上に貢献します。
- 保健医療: 看護師や助産師として、地方のヘルスセンターで母子保健サービスの改善や住民への健康教育を行います。
- コミュニティ開発: 地方行政機関で、住民組織の育成支援や、女性グループの収入向上活動のサポートなどを行います。
引用:JICAエチオピア事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でエチオピアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


エチオピアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のエチオピアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
エチオピアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
エチオピアでは、配属先によって住居のタイプは様々ですが、一軒家やアパートの一室を提供されることが多いです。首都では近代的な建物もありますが、地方ではよりシンプルな住まいになります。
- 一般的な住居
小さな一軒家やアパートの一室など。リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっており、一人で暮らすには十分な広さが確保されています。 - 伝統的な住居「トゥクル」
地方によっては、円形の土壁に草葺き屋根の伝統的な家屋を見かけることもありますが、隊員が住むことは稀です。
どの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本との違いに戸惑うこともあるかもしれません。現地の暮らしに順応していくことも、協力隊活動の醍醐味の一つです。
電気・水道・インターネットは?エチオピアのインフラ整備状況



エチオピアでの生活では、日本の便利なインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
エチオピアでは頻繁に停電が発生します。特に雨季には多くなる傾向があります。計画停電の場合もあれば、突然起こることも。充電式のランタンやモバイルバッテリーは必須アイテムです。 - 水道
同様に断水も日常茶飯事です。水を貯めておくためのタンクやバケツを用意し、常に備えておく必要があります。水道水は絶対に飲まず、必ずミネラルウォーターを購入するか、煮沸・ろ過して飲みましょう。うがいもミネラルウォーターで行うのが安全です。 - インターネット
首都アディスアベバでは比較的インターネット環境が整ってきていますが、地方では非常に不安定です。速度も遅く、繋がらないことも多いため、日本と同じような感覚で利用することは難しいと考えましょう。



今日は停電だから、早く寝ようかな…
エチオピアでは、そんな日も当たり前かもしれません。しかし、不便さを楽しむくらいの心の余裕を持つことも大切です。
停電の夜は、満点の星空を眺める絶好のチャンスかもしれませんよ。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


エチオピア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてエチオピアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



エチオピアの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が少し心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではエチオピアの通貨「ブル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがエチオピアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
エチオピアの通貨「ブル(ETB)」の基本とリアルな物価事情
エチオピアの通貨は「ブル(Birr)」です。
2025年9月現在のレートで、1ブルあたり約2.7円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は日本と比較すると非常に安いですが、輸入品は高価になります。ローカルな食堂や市場をうまく利用することが、生活費を抑えるポイントです。
食費 | 約3,000~5,000 ETB |
交通費 | 約500~1,000 ETB |
通信費(携帯・ネット) | 約500~800 ETB |
交際費・娯楽費 | 約1,000~2,000 ETB |
雑費(日用品など) | 約800~1,500 ETB |
合計 | 約5,800~10,300 ETB |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
引用:Google
エチオピアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



エチオピアの治安状況は、残念ながら安定しているとは言えません。渡航・滞在にあたっては細心の注意が必要です。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、地域によってレベル2(不要不急の渡航は止めてください)やレベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))の危険情報が発出されています。
特にティグライ州やアムハラ州、オロミア州などの一部地域では、紛争や民族間の衝突により情勢が緊迫しています。
一方で、首都アディスアベバでは、物価上昇などを背景としたスリ、ひったくり、強盗などの一般犯罪が増加傾向にあります。外国人は標的になりやすいため、常に警戒が必要です。
JICAは隊員の安全を最優先に考え、治安が確保された地域にのみ派遣を行いますが、自身の安全は自身で守る意識が不可欠です。
※情勢は常に変化します。必ず「エチオピアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きは絶対に避ける、貴重品は人前で見せない、デモや集会には近づかないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:エチオピア安全対策基礎データ
エチオピア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、エチオピアの文化が感じられる美しい民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのエチオピア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・エチオピアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
エチオピアでの服装は、寒暖差対策と、宗教的・文化的な観点への配慮がポイントです。
- 重ね着できる服が基本
首都アディスアベバなど高原地帯では、一日の中での気温差が非常に大きいです。日中はTシャツで過ごせても、朝晩は冷え込むため、フリースやジャケットなど簡単に着脱できる上着が必須です。 - 肌の露出は控えめに
エチオピアはキリスト教(エチオピア正教)やイスラム教の信者が多く、保守的な文化です。特に女性は、肩や膝が出るような露出の多い服装は避け、長ズボンやロングスカートを着用するのが望ましいです。 - 虫対策も忘れずに
低地ではマラリアなどの感染症のリスクがあります。蚊に刺されるのを防ぐため、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが重要です。 - 足元は歩きやすい靴を
道は舗装されていない場所も多いため、スニーカーやトレッキングシューズなど、丈夫で歩きやすい靴が重宝します。



おしゃれもしたいけど、TPOをわきまえることが大事なんですね!
白が美しいエチオピアの誇り!伝統衣装「ハベシャ・ケミス」
エチオピアには「ハベシャ・ケミス」と呼ばれる、白い木綿生地に美しい刺繍が施された伝統衣装があります。
主に女性が着用するドレスで、祝祭日や結婚式などの特別な日に身にまといます。男性も同様に、白いシャツとパンツに「ガビ」と呼ばれる厚手のストールを羽織るのが正装です。
協力隊員も、歓迎会や地域のイベントの際に、この美しい伝統衣装を着る機会があるかもしれません。
地域によっては、様々な民族が独自のカラフルな衣装や装飾品を身につけており、その多様性もエチオピアの魅力の一つです。



伝統衣装を身にまとうことは、エチオピア文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
エチオピア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざエチオピアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、エチオピアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



エチオピアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



食事のマナーが独特って聞いたけど、具体的にどんなこと?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
エチオピアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、エチオピアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「エチオピア文化の心得」を一緒に学びましょう!
エチオピアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 食事は右手で
インジェラを食べる際など、食事は右手のみを使って食べるのがマナーです。左手は不浄とされています。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。挨拶は年下から先にし、紹介された時はお辞儀をするなど、敬意のこもった態度で接することが大切です。 - コーヒーセレモニーは断らない
コーヒーを勧められた際に断るのは失礼にあたります。もし飲めなくても、いただく姿勢を見せ、一口だけでも口をつけるのがマナーです。 - 友好の証「グルシャ」
自分の皿から一口分の食べ物を掴んで相手の口に運ぶ「グルシャ」という習慣があります。これは友好や愛情の印なので、驚かずに笑顔で受け入れましょう。



「グルシャ」、最初はびっくりしそうだけど、素敵な習慣ですね!
断食の習慣「ツォム」
エチオピアには「ツォム」と呼ばれるエチオピア正教の断食の習慣があります。
期間は様々ですが、毎週水曜日と金曜日は、多くの人が日の出から日没まで、もしくは午後まで食事をとりません。また、動物性食品(肉、卵、乳製品)を口にしない期間もあります。
協力隊員として活動する上では、同僚や地域の人々のこうした宗教的習慣を理解し、尊重する姿勢が非常に大切です。レストランでも「断食メニュー」が用意されていることが多いので、現地の文化に触れる良い機会となるでしょう。


エチオピアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
エチオピアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



エチオピアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



インジェラって、酸っぱいって聞くけど本当?



コーヒー発祥の地って聞いたけど、どんな風に飲むの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのエチオピアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、世界的に有名なコーヒー文化まで、エチオピアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
エチオピアの基本料理と主食|インジェラとワットを解説
エチオピアの食事は、独特の酸味があるクレープ状の主食「インジェラ」に、「ワット」と呼ばれる煮込み料理を乗せて食べるのが基本スタイルです。
- インジェラ (Injera): 「テフ」というイネ科の穀物の粉を水で溶いて発酵させ、薄くクレープ状に焼き上げた主食。独特の酸味と食感があり、エチオピアの食卓に欠かせません。
- ワット (Wat): 肉や野菜、豆類などをスパイスで煮込んだシチューのような料理。唐辛子ベースのスパイス「バルバレ」を使った辛いものが多く、インジェラと一緒に食べます。
- ティブス (Tibs): 羊肉や牛肉を野菜と一緒に炒めた焼肉のような料理。インジェラだけでなくパンと一緒に食べることもあります。



インジェラ、最初は酸味に驚くかもしれないけど、だんだんクセになる味なんです!
エチオピアの食文化|コーヒーセレモニー
エチオピアはコーヒー発祥の地と言われており、コーヒーは単なる飲み物ではなく、人々を繋ぐ大切な文化です。
「カリオモン」や「ブンナ・セレモニー」と呼ばれる伝統的なコーヒーセレモニーは、お客様をもてなす際に行われる重要な儀式です。
生のコーヒー豆を煎るところから始まり、香りを楽しみ、挽きたての豆をポットで煮出して淹れます。小さなカップで3杯飲むのが正式な作法で、一杯ごとに味が変化するのを楽しみます。このセレモニーは1時間以上かかることもあり、大切なコミュニケーションの場となっています。



時間に追われる日本とは違う、ゆったりとした時の流れを感じられそうですね!
エチオピアの飲み物文化|水道水は厳禁!
エチオピアでは、水道水を飲むことは絶対に避けてください。衛生状態が良くないため、お腹を壊す原因になります。
飲み水は必ず密閉されたミネラルウォーターを購入しましょう。レストランで出される水や、コップに入った氷も避けるのが賢明です。
アルコール飲料としては、「テラ」という地ビールや、「タジ」と呼ばれるハチミツ酒が広く親しまれています。
これらは自家製のものも多く、現地の味に触れる良い機会ですが、衛生面には注意が必要です。
協力隊員として活動する上で、健康管理は最も重要な任務の一つです。特に水や生ものには十分注意し、安全な食生活を心がけましょう。



郷に入っては郷に従え、と言いますが、自分の身は自分で守ることが大前提ですね!


先輩隊員の声:エチオピアでのリアルな体験談



実際にエチオピアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(理数科教師)は、学校の生徒たちが毎日「セノ!セノ!(アムハラ語で元気?)」と声をかけてくれることに元気をもらっていたそうです。最初は言葉の壁に苦労したものの、拙いアムハラ語でも積極的に挨拶を返すことで、生徒たちとの距離が縮まり、信頼関係を築くことができたと語っています。
Bさん(コミュニティ開発)は、配属先の同僚の家で初めてインジェラをご馳走になった時、その酸味に驚いたそうです。しかし、同僚が「これが私たちの誇りだ」と笑顔で話すのを見て、ただの食べ物ではなく、彼らの文化そのものであると感じました。それ以来、インジェラを美味しいと言えるようになりたいと努力し、今では大好物に。インジェラを一緒に食べることが、同僚と心を通わせる大切な時間になったと話しています。
参照情報:JICA海外協力隊 エチオピア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は戸惑う文化も、理解しようとすることで、かけがえのない繋がりが生まれるんですね。


青年海外協力隊エチオピア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてエチオピアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、エチオピアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがエチオピアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊エチオピア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
エチオピア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
エチオピアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



エチオピア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてアムハラ語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよエチオピアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜエチオピアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜエチオピアで活動したいのか。エチオピアの開発課題(農業、教育、保健など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
エチオピアでの生活は、停電や断水、複雑な国内情勢、日本とは異なる文化や価値観など、多くの困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAエチオピア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
エチオピアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
エチオピアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
エチオピアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、エチオピアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊エチオピア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でエチオピアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のエチオピア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊エチオピア派遣の職種と活動内容
- エチオピアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊エチオピア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安情勢は常に最新情報を確認し、安全対策を徹底する必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
エチオピアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!