¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「本場ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、ニュルンベルクで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。
ドイツやニュルンベルクのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。
目次
- 1 【本場ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 2 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】12月初旬から3週間(12月1日〜12月24日)
- 3 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要
- 4 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介
- 5 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
- 6 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
- 7 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
- 8 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK
- 9 【ニュルンベルクのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
- 10 まとめ
【本場ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り
まず最初に、本場ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。
- 国 ドイツ
- 地域 ニュルンベルク(フラウエン教会やセバルドゥス教会付近)
- 時期 12月1日〜12月24日
- 時間 10時〜21時(通常10時〜21時、24日は10時〜14時)
- 目的 クリスマスを祝う
- 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
- 交通 成田から中国やトルコ経由で10万5千円〜20万(バケーションシーズンは高め)
- 言語 ドイツ語
ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。
最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。
観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。
ではそんなドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】12月初旬から3週間(12月1日〜12月24日)
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは毎年、12月末から3週間に渡り開催されます。
ドイツではクリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。
ニュルンベルク市内では、クリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なりますので紹介させていただきます。
ハウプトマクルト(フラウエン教会前)のクリスマスマーケット:2023年は12月1日から12月24日
フラウエン教会の前にあるハウプトマクルトで行われるクリスマスマーケットは、ニュルンベルクで最大かつ、最も美しいクリスマスマーケットでもあります。
天使のクリスマスマーケット「Christkindlesmarkt(クリストキンドレスマルクト)」とも言われており、クリスマスらしい天使の飾りや人形が売っています。
略して「クリストキント」で、キリストが愛した子供の天使という意味があります。
そして、2年に1度ニュルンベルクのクリスマスマーケットシンボルとして「クリストキント」が、16歳〜19歳の女の子の中から選ばれます。
また会場は、白と赤のボーダー柄で、クリスマスらしい屋根が特徴的な木造の屋台は約180ほどあります。
クリスマスシーズン限定の、まるで中世にタイムスリップしたかのような光景を見ることができるでしょう。
ハウプトマクルトで行われるクリスマスマーケットは2023年は12月1日から始まり、12月24日に終わります。
営業時間は毎日10時から21時までで、クリスマスマーケットが始まる12月1日は開会式が17時30分に行われます。
最終日である12月24日のみ、10時から14時までの営業となっており、またこの下で紹介するクリスマスマーケットの営業時間と共通しています。
この広場にある、シェーナー・ブルネン(Schöner Brunnen)は、14世紀の美しの泉を復元したゴシック様式の塔で、ニュルンベルクのランドマークです!
実はこのシェーナー・ブルネンの「金の環」を3回鳴らすと願いが叶うと言われています。
シェーナー・ブルネンの柵から長い棒が出ており、くるくる回せるので、是非やってみてください!
本場ドイツのソーセージや、温かいホットワイン、ニュルンベルク発祥とも言われているレープクーヘンなども売っていて、ドイツを思いっきり満喫できます。
クリスマスらしい、くるみ割り人形やクリスマスピラミッドもかなり人気なため、ニュルンベルクに来たら是非みに行ってみてくださいね。
聖セバルドゥス教会前のクリスマスマーケット:2023年は12月1日〜12月23日
ハウプトマクルト(フラウエン教会前)のクリスマスマーケットから徒歩1分ほどにある、聖セバルドゥス教会(Sebalduskirche)のクリスマスマーケット。
ここは、2023年は12月1日〜12月23日まで開催されます。
クリスマスマーケットなのにクリスマス前に終わってしまうんですね…
屋台はそこまで多くないのですが、ニュルンベルクならではのものを買うことができます。
私はここで、ニュルンベルクのハーブなどが入ったソーセージを食べました。
他にも、ハチミツやキャンドル、ジャムやお酒が売っていて、お土産選びにも最適なクリスマスマーケットとなっています。
姉妹都市(Partnerstädte)のクリスマスマーケット:2023年は12月1日〜12月23日
姉妹都市のクリスマスマーケットは、ハウプトマクルト(フラウエン教会前)のクリスマスマーケットから北へ少し歩くとたどり着きます。
2023年は12月1日〜12月23日まで開催されており、こちらもクリスマス前には終わってしまいます。
ここのクリスマスマーケットが有名な理由として、「世界の伝統的な商品」を買うことができる、ということが挙げられます。
例えば、イタリアのチーズや、スコットランドのウイスキーのケーキ、世界のコーヒーといった本来であればなかなか手に入れられないものが揃っています。
珍しいクリスマスプレゼントを買うのにもお勧めなマーケットなため、是非よってください。
子供(Kinderweihnacht)のクリスマスマーケット:2023年は12月1日〜12月24日
子供のクリスマスマーケットは、実はハウプトマクルト(フラウエン教会前)のクリスマスマーケットの入り口付近にあります。
メリーゴーランドやミニ機関車といった子供が遊べるクリスマスのアトラクションが揃っているクリスマスマーケットで、年齢関係なく楽しめます。
2023年は12月1日から24日までで、イブまでは遊べる模様。
甘いお菓子なども屋台で売っているので、ファミリーにもかなりお勧めなクリスマスマーケットです。
職人広場のクリスマスマーケット:2023年は12月1日〜12月23日
ニュルンベルク中央駅からすぐ近くにある「職人広場のクリスマスマーケット」は他のクリスマスマーケットの通り道にあります。
可愛らしいメルヘンな街並みが、クリスマスシーズンだけ赤と緑に装飾され、本物のヨーロッパのクリスマス!という光景を見ることができます。
おもちゃの街として有名なニュルンベルク、この職人広場かかなり有名です。
通るだけでもかなりテンションの上がる職人広場のクリスマスマーケットに是非よってみてくださいね。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要
では、ニュルンベルクのクリスマスマーケットを巡るには、1日で足りるのでしょうか?
仕事や学校、また留学でヨーロッパにいたとしても授業があるため、なかなか長期休みを取れないですよね。
そんな中で気になるのが、何日で回れるのか、です。
結果的には、1〜2箇所のニュルンベルクのクリスマスマーケットを回るだけなら、1日で十分楽しむことができます。
しかしながら、ニュルンベルクは観光地が多く、また全てが近くに密集しているわけではありません。
また、メルヘンチックな街並みで有名なローテンブルク(Rothenburg ob der Tauber)までも電車で2時間かからないので、できたら寄りたいですよね。
ちなみに私は電車に乗り間違えて3時間しかニュルンベルクを観光できませんでした。
それでも、急足ではありましたが、先ほど紹介したクリスマスマーケットは全て周れたので、2日もあればローテンブルクまで観光できると思います。
陸路でつながっているヨーロッパは割とリーズナブルに回れるので、クリスマスの時期はオーストリアなどからベルギーあたりまでフリックスバスやユーレイルパスなどで巡ってみるのも良いかもしれません。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介
クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。
そんなドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。
【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ
シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。
材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。
周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。
日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。
【ブラートヴルスト】ドイツ定番のソーセージ!ニュルンベルクはハーブ入り
ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。
実は1313年に、今回紹介したニュルンベルクで、ドイツのソーセージは初めて作られたとされています。
現在ではニュルンベルク、ミュンヘン、そしてベルリンで代表的なソーセージがあります。
ニュルンベルクのソーセージは、レシピが決められており、基準が高いです。
それらをクリアしたものしかニュルンベルクのソーセージを名乗れないからか、めちゃくちゃ美味しかったです。
マジョラムと呼ばれる香草で味付けされており、他の地域よりは少し小さめな印象です。
また、ドイツ語だと名前が長いため、一般的には「ニュルンベルガー」と呼ばれています。
【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)
レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。
材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。
香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。
日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。
地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。
【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子
日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。
誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。
そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!
ここからはニュルンベルクのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。
まず、一番に気をつけてほしいことは、ニュルンベルクはドイツの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。
そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。
また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。
ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。
店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。
ですので、ぜひ17時くらいまでにはマーケットに行っておくことをお勧めします。
ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため
では、どうしてドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。
クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。
昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。
そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥
では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか
最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。
また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界一有名なクリスマスマーケットとして今回紹介した「ニュルンベルク」が挙げられています。
世界最古のクリスマスマーケットのひとつとして有名なのが「ドレスデン」で、ニュルンベルクからもそこまで遠くないで寄ってみるのもいいかもしれません。
そして、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。
子供用の汽車なども走っており、クリスマス限定のマグカップはとても可愛らしかったです。
私の中ではケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK
ここからは、ニュルンベルクで使われている言語について。
ニュルンベルクでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。
また、ニュルンベルクは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。
しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。
【ニュルンベルクのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる
では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。
発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。
最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。
また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。
まとめ
ここまで、ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。
- クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 開催時期は12月1日〜12月24日
- 観光含めて数日必要
- クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はシュトーレンなど4種
- 営業時間やスリに注意!
- クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
- クリスマスマーケットの歴史はドイツやオーストリアが発祥
- ドイツ語か英語が話せればOK
- クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる
コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。
もしドイツにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひニュルンベルクのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!