はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「マヤ文明の中心地、永遠の春の国」として知られる【グアテマラ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、グアテマラ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「グアテマラ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、グアテマラの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- グアテマラ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力や先住民文化に関心があり、グアテマラという国について深く学びたい方
- 将来的に中米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



グアテマラってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



治安が少し心配だけど、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- グアテマラという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のグアテマラ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、グアテマラという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


グアテマラ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてグアテマラでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「グアテマラとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中央アメリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



「永遠の春の国」って本当?
ハリケーンは大丈夫なんだろうか?



公用語はスペイン語だけど、マヤの言葉も話されてるって本当?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいグアテマラの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
グアテマラを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
グアテマラってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
グアテマラの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | グアテマラ共和国(グアテマラシティ) |
|---|---|
| 言語 | スペイン語(公用語)、マヤ系22言語など |
| 通貨 | ケツァル(GTQ)。1 GTQ = 約20円(2025年10月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より15時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 高原部は温帯、海岸部は熱帯(雨季と乾季がある) |
| 電圧 | 120ボルト / 60ヘルツ |
| コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
| 面積 | 約10.9万平方キロメートル(北海道と四国を合わせた広さ) |
| 産業 | 農業(コーヒー、砂糖、バナナ)、繊維産業 |
| 直行便(2025年10月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | アメリカ(ロサンゼルス、ヒューストンなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約17時間以上。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
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グアテマラの面積は?北海道と四国を合わせた広さ
さて、青年海外協力隊の派遣国『グアテマラ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
グアテマラの面積は 約10.9万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の北海道(約8.3万㎢)と四国(約1.9万㎢)を合わせた広さとほぼ同じくらいなんです!



中央アメリカでは比較的大きな国で、ティカル遺跡に代表されるマヤ文明の壮大な歴史と、今も色鮮やかな民族衣装をまとって暮らす人々、そして30以上もの火山が作り出す多様な自然が魅力なんです!
隣国は?メキシコ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドル
また、中央アメリカの北部に位置するグアテマラ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
グアテマラは、北と西をメキシコ、北東をベリーズ、東をホンジュラスとエルサルバドルに囲まれ、南は太平洋、北東のわずかな部分がカリブ海に面しています。
この地理的条件が、古代マヤ文明の中心地として栄え、現在もなお多様な先住民族の文化が色濃く残る、独自の雰囲気を生み出しています。



たくさんの国と接しているんですね!



そうなんです。だからこそ、地域によって人々の雰囲気や文化も少しずつ違っていて、とても奥深い魅力があるんです!特にマヤの文化は今も人々の生活に深く根付いています。
このように、独特の地理的特徴は、グアテマラの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、グアテマラの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
グアテマラの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



グアテマラの気候は、標高によって大きく異なり、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
首都圏や高原地帯は「永遠の春」と呼ばれるほど快適ですが、低地は高温多湿です。
- 乾季(11月~4月頃)
雨がほとんど降らず、空気が乾燥するため、一年で最も過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンでもあります。 - 雨季(5月~10月頃)
ほぼ毎日、午後に短時間で激しい雨(スコール)が降ります。この時期はハリケーンの影響を受けることもあるため、注意が必要です。 - 気温
首都グアテマラシティやアンティグアなどの高原地帯(標高約1,500m)は、年間の平均気温が20℃前後と常春の気候です。一方、太平洋・カリブ海沿岸の低地は年間を通して30℃を超える熱帯気候です。
服装は、滞在する地域の標高によって大きく異なります。高原地帯では日本の春・秋服が基本ですが、日中と朝晩の寒暖差が激しいため、フリースやライトダウンなどの防寒着は必須です。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策も欠かせません!
グアテマラの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



グアテマラでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、グアテマラの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語のスペイン語に加え、20以上の言語が話される多言語国家の実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、グアテマラでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
グアテマラで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
グアテマラの公用語はスペイン語です。しかし、国民の約4割を占める先住民は、それぞれのマヤ言語を第一言語として話しており、スペイン語が苦手な人も少なくありません。
- マヤ言語:キチェ語、カクチケル語、ケクチ語、マム語など、公式に認められているだけでも22の言語があります。特に地方の村落部では、これらの言語が日常的に使われています。
- 英語:首都やアンティグアなどの観光地にあるホテルやレストラン、ツアー会社などでは、英語が通じることが多いです。しかし、一般の人々にはほとんど通じません。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。さらに、配属先が先住民の多い地域であれば、現地のマヤ言語の挨拶などを覚えることが、人々の心を開き、信頼関係を築く上で非常に重要になります。
豆知識ですが、「グアテマラ」という国名は、マヤの言葉で「木々のたくさんある場所」を意味すると言われています。その名の通り、豊かな自然と森に囲まれた国です。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
特に地方では英語は全く通じないと考えた方が賢明です。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢、そして現地のマヤ言語にも敬意を払う姿勢が、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


グアテマラ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、グアテマラ。
もしあなたが「グアテマラで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でグアテマラに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、グアテマラで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがグアテマラで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
グアテマラ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のグアテマラへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 22名(うち女性12名)
帰国隊員数 : 786名(うち女性 414名)
累計派遣隊員数: 808名(うち女性 426名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
グアテマラで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



グアテマラでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
グアテマラでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 青少年活動・コミュニティ開発: 地方の村落で、子どもたちのためのレクリエーション活動や、女性グループの収入向上支援など、地域住民の生活改善に貢献します。
- 教育: 算数や理科教育の分野で、現地の先生の指導力向上をサポートします。特に、先住民の多い地域では、子どもたちが楽しみながら学べるような授業の工夫が求められます。
- 保健・医療: 看護師や栄養士、理学療法士として、地方の保健センターや病院で、地域住民の健康増進や、リハビリテーションサービスの質の向上に貢献します。
- 観光: 観光協会や市役所で、地域の観光資源を活かしたツアー商品の開発や、情報発信のサポートを行い、観光業を通じた地域振興を目指します。
引用:JICAグアテマラ事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でグアテマラの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


グアテマラでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のグアテマラでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
グアテマラでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
グアテマラでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイか、アパートや一軒家を借りることが多いです。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に暮らすホームステイは、特に地方に配属された場合に多いです。グアテマラの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。 - アパート・一軒家
都市部では、キッチンやシャワー・トイレが備わったアパートや一軒家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?グアテマラのインフラ整備状況



また、グアテマラでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都圏では比較的安定していますが、地方では停電が起こることもあります。特に雨季のスコール時には注意が必要です。停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
水道は整備されていますが、水道水をそのまま飲むことはできません。飲料水は、ガロンボトルで購入するか、浄水器を使用するのが一般的です。お湯のシャワーは無いことが多く、電気温水シャワー(通称:自殺シャワー)か水シャワーが基本です。 - インターネット
首都圏や主要な観光地では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方の村落部では通信が不安定なことも多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



電気温水シャワーは慣れるまで少し怖いかもしれませんが、すぐに快適になりますよ!
グアテマラでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


グアテマラ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてグアテマラでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



グアテマラの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



中米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではグアテマラの通貨「ケツァル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがグアテマラで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
グアテマラの通貨「ケツァル(GTQ)」の基本とリアルな物価事情
グアテマラの通貨は「ケツァル(Quetzal)」で、略称は「GTQ」または「Q」です。国の鳥である美しいケツァールに由来しています。
2025年10月現在のレートで、1GTQあたり約20円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂(コメドール)での食事は非常に手頃な価格です。
| 水(600ml) | 約4 GTQ(約80円) |
| 国産ビール(Gallo) | 約10 GTQ(約200円) |
| 食堂の定食 | 約25 GTQ(約500円) |
| 市内のバス(チキンバス)料金 | 約2.5 GTQ(約50円) |
| アボカド(1個) | 約3 GTQ(約60円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や大型スーパーの加工品は割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
グアテマラの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



グアテマラの治安は、残念ながら良いとは言えず、常に高い防犯意識を持つことが不可欠です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、グアテマラシティの一部など特定の地域に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が、その他の地域全土にも危険レベル1「十分注意してください。」が発出されています。
特に、殺人、強盗などの凶悪犯罪の発生率は依然として高く、注意が必要です。
観光客を狙った強盗、スリ、置き引き、バスジャックなども頻繁に発生しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「グアテマラの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きや単独行動を絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、スマートフォンを路上で使用しないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:グアテマラ安全対策基礎データ
グアテマラ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、グアテマラの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのグアテマラ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・グアテマラでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
グアテマラでの服装は、滞在する地域の標高によって大きく異なりますが、基本は重ね着で対応するのが賢い方法です。
- 高原地帯(首都圏・アンティグアなど)
日中は半袖で過ごせても、朝晩はかなり冷え込みます。Tシャツに、パーカーやフリース、ウインドブレーカーなどを重ね着するのが基本です。冬の時期にはライトダウンが必要な日もあります。 - 低地(海岸部など)
年間を通して高温多湿なため、日本の夏服(Tシャツ、短パンなど)で過ごせます。ただし、冷房対策として薄手の羽織ものはあると便利です。 - 活動時の服装
配属先にもよりますが、特に地方の村では肌の露出が多い服装(短パン、タンクトップなど)は好まれない傾向があります。活動中はポロシャツにチノパンやジーンズなどが無難です。 - 日差しと虫から肌を守る
標高が高い地域は日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介する感染症予防のためにも、虫除けスプレーは欠かせません。



「永遠の春」とはいえ、1日の寒暖差対策が重要なんですね!
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装「ウィピル」
グアテマラを象徴するものの一つが、マヤの先住民女性が身にまとう色鮮やかな伝統衣装です。上半身に着る貫頭衣は「ウィピル」、巻きスカートは「コルテ」と呼ばれます。
これらの織物には、村ごとに受け継がれてきた独特のデザインや文様があり、一目見ればどの村の出身かが分かると言われています。鳥や動物、幾何学模様などが手織りで精巧に織り込まれており、その一枚一枚が芸術品です。多くの女性が今も日常的にこれらの衣装を着て生活しており、グアテマラの風景を彩っています。
グアテマラ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざグアテマラへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、グアテマラならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



グアテマラでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
グアテマラには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、グアテマラ人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「グアテマラ文化の心得」を一緒に学びましょう!
グアテマラで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
店に入る時や、すれ違う時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。 - 食事のマナー
スープなどを飲む際に、音を立ててすするのはマナー違反とされています。また、食事中に席を立つ際は一言断るのが礼儀です。 - 写真撮影の配慮
民族衣装を着た人々、特に子どもたちの写真を撮る際は、必ず事前に許可を得るようにしましょう。無断での撮影はトラブルの原因になります。 - 公の場での飲酒
公共の場での飲酒は法律で禁止されています。違反すると罰金が科されることがあるため注意しましょう。



写真撮影は、相手への敬意が大切ですね!
時間にルーズ?ラテンの時間の流れ
グアテマラにも、ラテンアメリカの多くの国と同様に、時間に寛容な文化があります。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


グアテマラの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
グアテマラでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



グアテマラの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



マヤの時代から続く料理って本当?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのグアテマラでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、有名なコーヒーまで、グアテマラの食の世界を一緒に探求していきましょう!
グアテマラの基本料理と主食|トルティーヤを解説
グアテマラの食事は、マヤ文明から受け継がれるトウモロコシと、スペイン植民地時代にもたらされた食文化が融合した、素朴で奥深い味わいが特徴です。
- トルティーヤ (Tortilla)
すり潰したトウモロコシを薄い円盤状にして焼いたもの。日本の白米のように、ほぼ全ての食事に添えられる主食中の主食です。手作りの焼きたては格別です。 - ペピアン (Pepián)
鶏肉や豚肉を、カボチャの種やゴマ、複数の唐辛子やスパイスを焙煎して作る濃厚なソースで煮込んだ、グアテマラを代表する国民食。マヤの伝統とスペインの調理法が融合した一品です。 - タマーレス (Tamales)
トウモロコシ粉の生地に肉やソースを詰め、バナナの葉で包んで蒸した料理。日本のちまきのような存在で、土曜日や特別な日に食べられることが多い伝統料理です。



ペピアン、スパイスが効いてて美味しそう…!ご飯やトルティーヤが進みそうですね!
グアテマラの食文化|昼食がメイン
グアテマラでは、一日の中で**昼食が最も重要**な食事とされています。多くの人が一度家に帰ったり、家族や同僚と食堂に集まったりして、ゆっくり時間をかけてボリューム満点の昼食をとる習慣があります。一方、朝食や夕食はパンやフリホーレス(豆のペースト)、卵などで軽く済ませることが多いです。
また、食事の中心には常に「フリホーレス」があります。黒インゲン豆を煮てペースト状にしたもので、トルティーヤにつけたり、ご飯にかけたりと、あらゆる場面で登場します。
グアテマラの飲み物文化|コーヒーとラム酒
グアテマラは、世界的に有名な高品質なコーヒーの産地です。特にアンティグア産のコーヒーは評価が高く、国内でも日常的にコーヒーが飲まれています。
また、サトウキビの栽培も盛んで、世界的にも評価の高い「ロン・サカパ(Ron Zacapa)」に代表される、美味しいラム酒の産地としても知られています。
協力隊員として活動する中で、食事やコーヒーに誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。グアテマラの人々は、家族や友人と食卓を囲む時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場の美味しいコーヒーを毎日飲めるなんて最高!ロン・サカパも飲んでみたい!


先輩隊員の声:グアテマラでのリアルな体験談



実際にグアテマラで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんなマヤの文化が息づく国で、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(看護師)は、地方の保健センターに配属されましたが、訪れる住民の多く、特に高齢の女性はスペイン語がほとんど話せず、マヤ言語のキチェ語しか通じない現実に直面したそうです。「最初は身振り手振りで必死に伝えましたが、限界を感じました。そこで、同僚にキチェ語の挨拶や簡単な問診の言葉を教えてもらい、片言でも話すようにしたんです。『ありがとう』とキチェ語で言えた時、おばあちゃんが見せてくれた笑顔は一生忘れられません」と語ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、村の人々から「日本から来たなら、お金や物をくれるんだろう?」と期待の目で見られ、どう関係を築けばいいか悩んだと言います。「そこで私は、まず村のすべての家を訪ねて回り、ただ話を聞くことから始めました。そして、彼らが本当に困っていること、望んでいることを一緒に考え、小さなことからでも実現できる活動を提案しました。信頼は与えられるものではなく、一緒に汗を流す中で築いていくものだと学びました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 グアテマラ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



言葉の壁や価値観の違いは大きいけれど、そこに飛び込んでいくからこそ得られるものがあるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊グアテマラ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてグアテマラで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、グアテマラでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがグアテマラへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊グアテマラ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
グアテマラ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
グアテマラへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



グアテマラ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよグアテマラへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜグアテマラか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜグアテマラで活動したいのか。マヤの文化への敬意や、先住民族が抱える課題(教育、保健など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「多様性への理解と柔軟性」をアピール
グアテマラでの生活は、治安への配慮や、多言語・多文化環境への適応が求められます。面接では、そうした複雑な環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、異なる文化を持つ人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAグアテマラ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
グアテマラでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
グアテマラでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
グアテマラでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、グアテマラでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊グアテマラ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でグアテマラに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のグアテマラ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊グアテマラ派遣の職種と活動内容
- グアテマラでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊グアテマラ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
グアテマラへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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