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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ジャマイカ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にジャマイカへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ジャマイカってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 キングストン
・通貨 ジャマイカドル(J$)
・時差 14時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 英語(公用語)、ジャマイカ・クレオール語(いわゆる「パトワ語」を含む)
・電圧 一般的には110V(一部220V)、50Hz
・コンセント タイプA、タイプB3
・面積 10,990平方キロメートル(秋田県とほぼ同じ大きさ)
・気候 熱帯性気候
・経路 アメリカやカナダ経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約20時間以上
・祝日 8月6日(独立記念日)
・産業 観光業、鉱業(ボーキサイト及びアルミナ)、農業(砂糖、コーヒー、バナナ等)、製造業、建設業、金融・保険業
・挨拶 英語
言語
ジャマイカの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ジャマイカの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ジャマイカでは以下の言語が主に使われています。
- 英語
- クレオール語
公用語は「英語」で、他にもカリブ海諸国におけるヨーロッパ言語の「クレオール語」も使われており、その総称である「パトワ語」とも呼ばれます。
ちなみにジャマイカの正式名称は、「Jamaica(ジャメイカ)」で、日本語の表記は「ジャマイカ」となっています。
国名は、先住民だったアラワク人の言葉「Xaymaca(ザイマカ)」にちなんでおり、「木と水の地あるいは泉の地」を意味しています。
スペインの植民地となった際に、スペイン語で「Jamaica(ハマイカ)」と綴られ、その後イギリス植民地になっても綴りは変えられず、読みだけが英語読みになり、「Jamaica(ジャメイカ)」と呼ばれるようになりました。
英語は使えるの?
ジャマイカでは公用語が英語となっており、学校でも標準英語の訓練を受けているため、訛りはありますが英語は普通に通じます。
気候・位置
ジャマイカは、中央アメリカ、カリブ海の大アンティル諸島に位置する立憲君主制国家で、北には「キューバ」と「ケイマン諸島」、東にはジャマイカ海峡を隔ててイスパニョーラ島に位置する「ハイチ」と「ドミニカ共和国」があります。
島国であるジャマイカはイギリス王国の一国で、3つの郡に分割され、首都はキングストンとなっています。
国土は山が多く、国内の最高峰は首都キングストンの東部近郊にある「ブルーマウンテン山」で、標高は2,256メートルとなっています。
川も120ほどあり、自然豊かな島となっています。
続いて気候に関して、ジャマイカは地域によって気候が変動するものの、全体的には「熱帯性気候」となっています。
季節は雨季と乾季に別れ、5月~10月が雨季、12月~3月が乾季となります。
雨季は午後に短時間ですがスコールのような大量の雨が降り、また8月~10月にかけてはハリケーンも発生するため注意が必要です。
乾季に移り変わる4月と11月も降水量が多めとなっております。
換気になると雨季よりも日中の気温が下がり、快適に過ごせるようになります。
年間の平均気温は27~32で、標高の高くなるブルーマウンテン山脈付近ではこれよりも下がり、13ほど。
乾季である1月から3月には最も気温が下がりますが、標高の高い地域でない限りはそこまで冷え込むことはありません。
特に首都であるキングストンは季節による気温差が少ないのが特徴で、最低気温は1年を通じて平均で20度以上あります。
衣服
では北米・中南米の国、ジャマイカにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ジャマイカの民族衣装には、「バンダナ(マドラス)」と呼ばれる服があります。
バンダナは1845年に渡来したインド人によって伝えられ、赤色、黄色、白色の3食が組み合わさったチャック柄をしており、インドの公用語のひとつであるサンスクリット語で「結ぶこと」を意味しています。
では、私たちがジャマイカに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ジャマイカは高山地帯でない限り、常夏の国となっているため日本の夏に着るような服装がおすすめです。
Tシャツや短パン、サンダルといった感じでしょうか。
女性に関しては露出が多過ぎると、現地の男性に声をかけられることがあるそうなので注意しましょう。
日差しも強いため、日焼け止めや帽子、サングラスといった紫外線対策グッズも持っていきましょう。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ジャマイカでの食事について、ジャマイカで有名な主食は「ヤム芋」や「コメ」、「食用バナナ(プランテン)」、そして「パンの実」です。
この中でも特にヤム芋やお米が食べられることが多く、これらの主食におかずを一品合わせて食すのがジャマイカ流なんだそうです。
「パンの実」は果物で、「Bread Fruit(ブレッドフルーツ)」と呼ばれており、焼くとパンのような食感になります。
ジャマイカの料理はさまざまな香辛料やハーブが使われているため、スパーシーな味付けになっているのが特徴で、植民地となっていたスペインやイギリス以外にも、アフリカや中国、インドといったさまざまな国文化の影響を受けています。
また、タイムや唐辛子、ニンニクや生姜、トマトやブラックペッパーなども頻繁に使われています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に「ジャークチキン」と呼ばれる国民的料理を紹介します。
ジャークチキンはいくつもの香辛料をブレンドして作ったソースに鶏肉を入れて混ぜ、ドラム缶で焼いて作ります。
焼き上がってからは唐辛子で作ったソースをかけていただきます。
「アキー&ソルトフィッシュ」は国の代表料理としても認定されているソウルフードで、特徴的なのは「アキー」と呼ばれる果物が使われていること。
アキーには猛毒があり、熟す前に食べてしまうと命の危険にもさらされます。
そんなアキーを塩漬けにした魚と、ネギ、トマト、玉ねぎと一緒に炒めてアキー&ソルトフィッシュは完成します。
食感は卵のようで、ジャマイカの朝食の定番となっているそうです。
最後に紹介するのは「エスカベッシュ」で、こちらの料理は玉ねぎやパプリカといった野菜を細かく切ってから、油でカリッと揚げた魚とお酢であえて作ります。
その後少し冷やしてから、レタスなどを盛り付けて完成です。
住居
続いてジャマイカでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ジャマイカでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にジャマイカ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ジャマイカの通貨は「ジャマイカ・ドル」です。
1ジャマイカ・ドル→0.83円(2022/5/12)で、過去5年の変動0.69円~0.90円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水、330ミリリットル 約155ジャマイカ・ドル=約128円
- ビール、1本 約465ジャマイカ・ドル=約384円
- 地元食堂(ランチ)、1食 約465〜1,090ジャマイカ・ドル=約384〜900円
- 安宿、1泊 約3,106〜4,653ジャマイカ・ドル=約2,563〜3,840円
このように、ジャマイカの物価は日本と比べ同等か、それよりも高くなっているようです。
続いて治安についてですが、ジャマイカの治安は外務省が危険レベル1(十分注意してください)を出しており、ジャマイカ全土でいまだに殺人事件が多く安全とは言い切れません。
ギャングによる凶悪犯罪や観光客を狙った強盗に加えて性犯罪なども日本人が巻き込まれたとの情報がありますので、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてジャマイカに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでジャマイカで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
ジャマイカはゆっくりとした時間を楽しむ国民性で、みんなのんびりと生活をしています。
そのため、急いで食べたり、先に席を立ってしまうのはあまり好まれないため気をつけましょう。
また、ジャマイカにはさまざまな言い伝えが現在でも残されており、小さな赤ちゃんには鶏肉を与えてはいけないそうです。
もし与えてしまったら、2度と言葉が話せなくなると言われています。
また、2歳になるまでも魚を食べることは禁止されていて、歯の成長が悪くなると言い伝えられているそうです。
そのためジャマイカの赤ちゃんたちは「ダンプリン」という小麦粉を練って茹でたものを食べています。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
アキーと呼ばれる果物にとても興味がありますが、熟れる前には猛毒があると聞くとなんだか食べ辛いですね。
アキーは隣国では食べられておらず、ジャマイカのみで食用として使われているようです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!