
¡Mauri, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、太平洋に浮かぶ環礁が美しい【キリバス】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、キリバス派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「キリバス派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、キリバスの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- キリバス派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、キリバスという国について深く学びたい方
- 将来的にオセアニア(特にキリバス)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



キリバスってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- キリバスという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のキリバス派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、キリバスという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
キリバス派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてキリバスでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「キリバス共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



太平洋にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
世界で一番早く朝が来るって本当?



一年中暑いのかな?
どんな服を持っていけばいいんだろう?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいキリバスの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
キリバスを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
キリバス共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
キリバスの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | キリバス共和国(タラワ) |
---|---|
言語 | キリバス語、英語(共に公用語) |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD)。1AUD = 約104円(2025年9月現在)※キリバス・ドル(硬貨のみ)も併用。 |
時差(サマータイム) | 日本より3時間進んでいる(首都タラワのあるギルバート諸島)。サマータイムなし。 |
気候 | 海洋性の熱帯気候 |
電圧 | 240ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Oタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約811平方キロメートル(日本の対馬とほぼ同じ) |
産業 | 漁業、コプラ(ココヤシの果実の胚乳を乾燥させたもの)生産など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | フィジー(ナンディ)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約18時間以上。 |
キリバスへの渡航は経由便のみで、便数も限られています。余裕を持ったスケジュールで計画を立てることが重要です!
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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キリバスの面積は?日本の対馬とほぼ同じ
さて、青年海外協力隊の派遣国『キリバス共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
キリバスの面積は 約811平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、長崎県の対馬とほぼ同じくらいの大きさ!



ただし、その陸地は広大な海に点在しているんです!
隣国は?広大な海に囲まれた島国
また、太平洋のほぼ中央に位置するキリバス。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
キリバスは、ギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島の3つの諸島からなり、33の美しい環礁が東西約3,800kmという広大な海域に点在しています。
陸地の総面積は小さいですが、排他的経済水域(EEZ)は世界最大級の広さを誇ります。



世界で一番早く日付が変わる国としても知られていますね。



美しいサンゴ礁の海が最大の資源なんです!
このように、広大な海に囲まれた地理的な特徴は、キリバスの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、キリバスの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
キリバスの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



キリバスの気候は、「海洋性の熱帯気候」に分類されます。
一年を通して気温の変化が少なく、日本の夏のように高温多湿なのが特徴です。
季節は大きく雨季と乾季に分かれますが、年によって雨量に大きな変動があります。
- 乾季(3月~10月頃)
比較的雨が少なく、貿易風が心地よい季節です。日中の平均気温は26℃~32℃と過ごしやすいですが、日差しは非常に強いです。 - 雨季(11月~2月頃)
降水量が多くなり、湿度も高くなります。スコールのような短時間の激しい雨が降ることがあります。
キリバスはどの季節に訪れても高温多湿で日差しが強いため、通気性の良い服装と、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策は必須です!また、蚊が媒介するデング熱のリスクもあるため、虫除け対策も非常に重要になります。
キリバスの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



キリバスでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、キリバスの言葉に関する疑問は多いはず。
キリバスの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、キリバスでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
キリバスで使われている言語の種類|公用語はキリバス語と英語
キリバスの公用語はキリバス語と英語です。
しかし、日常生活では圧倒的にキリバス語が使われており、人々の間のコミュニケーションは主にキリバス語で行われます。
- キリバス語
- 英語
協力隊員として活動する上では、英語でのコミュニケーションも可能ですが、現地の人々と心を通わせ、信頼関係を築くためにはキリバス語の習得が非常に重要になります。
豆知識ですが、キリバスの挨拶「Mauri(マウリ)」は「こんにちは」だけでなく、「ようこそ」「健康」といった意味も持つ、人々の幸せを願う温かい言葉です。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、政府機関や教育現場など、公式な場では英語が使用されます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、日常生活、特に首都タラワを離れた離島などでは、キリバス語しか通じない場面が多くあります。
簡単な挨拶「Ko rabwa(コラバ / ありがとう)」や自己紹介だけでも現地の言葉で話せると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


キリバス派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、キリバス。
もしあなたが「キリバスで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でキリバスに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、キリバスで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがキリバスで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
キリバス派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のキリバスへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 3名(うち女性2名)
帰国隊員数 : 59名(うち女性 33名)
累計派遣隊員数: 62名(うち女性 35名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
キリバスで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



キリバスでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
キリバスで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育: 小学校や中学校で算数や理科、体育などの指導を通じて、子どもたちの基礎学力向上をサポートします。
- 保健・医療: 看護師や理学療法士として、現地の医療スタッフと共に地域住民の健康増進やリハビリテーションの支援を行います。
- インフラ・環境: 廃棄物管理や環境教育の分野で、気候変動の影響を受けやすいキリバスの持続可能な社会づくりに貢献します。
- 水産: 漁業や水産資源管理の指導を通じて、キリバスの主要産業である水産業の発展を支援します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でキリバスの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


キリバスでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のキリバスでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
キリバスでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
キリバスでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイやJICAが用意したアパート、または配属先が提供する職員住宅に入居することが多いです。
- アパート・職員住宅
首都タラワでは、コンクリートブロック造りの家が一般的です。離島では、配属先の敷地内に住居が用意されることもあります。 - 伝統的な住居「キアキア」
壁がなく、ヤシの葉で屋根を葺いた高床式の伝統家屋です。風通しが良く、涼しく過ごせる工夫がされていますが、隊員が住むことは稀です。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本の生活とは異なる点も多いため、現地の暮らしに柔軟に対応していく姿勢が大切です。
電気・水道・インターネットは?キリバスのインフラ整備状況



また、キリバスでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都タラワでは比較的安定していますが、離島では発電機の稼働時間が限られていたり、停電が頻繁に起こったりします。充電式のランタンやモバイルバッテリーは必須アイテムです。 - 水道
水道水は飲用には適しません。飲み水は主に雨水を貯めたタンクから確保しますが、煮沸するか浄水器を使用することが推奨されます。断水も頻繁に起こるため、水を貯めておく習慣が大切です。 - インターネット
通信環境は非常に脆弱で、速度も遅く、不安定です。主要都市でも常時接続は難しく、動画の視聴などは困難な場合が多いです。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用していますが、日本のような快適な通信は期待できません。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
キリバスでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


キリバス生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてキリバスでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



キリバスの物価って、離島だから高いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではキリバスの通貨「オーストラリア・ドル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがキリバスで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
キリバスの通貨「オーストラリア・ドル(AUD)」の基本とリアルな物価事情
キリバスの公式通貨は「オーストラリア・ドル(AUD)」です。独自通貨として「キリバス・ドル」も存在しますが、硬貨のみで、オーストラリア・ドルと等価で流通しています。
2025年9月現在のレートで、1オーストラリア・ドルあたり約104円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、多くの食料品や日用品を輸入に頼っているため、日本の感覚からすると非常に高いです。特に生鮮食品や野菜は高価で、手に入りにくいこともあります。
コーラ(350ml) | 約1.5 AUD(約156円) |
ビール(缶) | 約2.5 AUD(約260円) |
ローカルレストランでの食事 | 約5~10 AUD(約520~1,040円) |
キャベツ(1玉) | 約10 AUD(約1,040円) |
タマネギ(1kg) | 約3 AUD(約312円) |
米(1kg) | 約2 AUD(約208円) |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、首都か離島かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品は高価なため、計画的な支出が求められます。
引用:Google
キリバスの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



キリバスの治安は、オセアニア諸国の中では比較的良好と言われています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、キリバス全土に特定の危険情報は発出されていません。
一方で、近年は失業や飲酒に起因する若者による窃盗や住居侵入、暴行などの一般犯罪が増加傾向にあります。特に夜間の単独での外出は避けるべきです。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
夜間の外出は避け、戸締まりを徹底することが重要です。また、野犬にも注意が必要です。
※情報が古い場合があるため「キリバスの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を徹底し、常に周囲への注意を怠らないことが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:キリバス安全対策基礎データ
キリバス生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、キリバスの文化が感じられる「ラバラバ」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのキリバス生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・キリバスでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
キリバスでの服装は、年間を通した高温多湿な気候と強い日差し、そして文化的なマナーへの配慮がポイントです。
- 基本は夏服でOK
年間を通じて日本の真夏のような気候なので、Tシャツやポロシャツ、風通しの良いズボンなど、吸湿性・速乾性に優れた服装が基本です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンは必須です。帽子やサングラスも忘れずに。また、デング熱などの感染症を媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 女性の服装マナー
キリバスでは、女性が太ももを露出することはマナー違反と見なされることがあります。膝が隠れるくらいの丈のスカートやズボンを着用するのが無難です。 - 足元はサンダルとスニーカー
普段はサンダルで過ごすことが多いですが、活動内容や悪路を歩くことも想定して、丈夫なスニーカーも必要です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!マナーへの配慮が重要ですね。
キリバスの万能布!伝統衣装「ラバラバ」
キリバスには「ラバラバ」と呼ばれる、男女問わず腰に巻いて使用する一枚布の伝統的な衣装があります。
これは腰巻きとしてだけでなく、ベッドシーツや日よけ、風呂敷のように物を包むなど、様々な用途に使われる非常に便利な生活必需品です。
また、「シブタ」や「マウリウェア」と呼ばれる、色鮮やかな生地で作られた女性用の衣服もあり、現地で仕立ててもらうのも良い記念になります。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に着用する機会があるかもしれません。



ラバラバを身にまとうことは、キリバス文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
キリバス文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざキリバスへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、キリバスならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



キリバスでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



共有の文化が強いって聞いたけど、具体的にはどういうこと?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
キリバスには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、キリバスの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「キリバス文化の心得」を一緒に学びましょう!
キリバスで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- Bubuti(ブブティ)文化
「持てる者から持たざる者へ」という助け合いの精神です。親族や友人から物やお金を頼まれた場合、断ることが難しい文化があります。この習慣を理解し、尊重する姿勢が大切です。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。常に敬意のこもった態度で接し、食事の際は年長者が先に食べ始めるのを待つなどの配慮が求められます。 - 歌と踊りを愛する心
キリバスの人々は歌や踊りが大好きで、お祝い事や集まりでは欠かせない要素です。積極的に参加することで、地域に溶け込みやすくなります。 - 時間に寛容な文化
約束の時間通りに物事が進まないことがよくあります。日本の感覚でいるとストレスを感じるかもしれませんが、大らかな気持ちで受け入れることが大切です。



「ブブティ」はキリバスの重要な文化ですね!
伝統とキリスト教
キリバスでは、伝統的な慣習とキリスト教の教えが人々の生活に深く根付いています。
日曜日は安息日とされ、多くの人々が教会へ礼拝に行き、仕事や派手な活動は控えるのが一般的です。
協力隊員として活動する上では、こうした宗教的な習慣にも敬意を払い、理解しようとする姿勢が大切です。地域のお祭りや冠婚葬祭などの儀式は、伝統文化と宗教が融合したものが多く、これらに参加することは、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


キリバスの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
キリバスでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



キリバスの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



キリバスの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



主食がココナッツって本当?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのキリバスでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、キリバスの食の世界を一緒に探求していきましょう!
キリバスの基本料理と主食|ココナッツ・パンノキ・魚を解説
キリバスの食事は、伝統的に手に入る食材を活かした、ココナッツ、パンノキ、魚が基本スタイルです。
- ココナッツ
果肉は削ってそのまま食べたり、乾燥させてコプラにしたりします。ココナッツミルクはあらゆる料理の味付けに使われ、花蜜からは「カマイマイ」という甘い飲み物が作られます。まさに万能食材です。 - パンノキの実
蒸したり焼いたりして食べられる、イモのような食感の主食です。 - 魚
マグロやカツオなどの新鮮な魚が豊富に獲れ、焼いたり、煮たり、刺身(塩とライムで締める)にしたりして食べられます。 - パルサミ (Palusami)
タロイモの葉で玉ねぎやカレー粉、ココナッツクリームなどを包んで蒸し焼きにした、人気の伝統料理です。



自然の恵みを活かした料理が多いんですね!
キリバスの食文化|輸入食品と伝統食
近年では、オーストラリアなどからの輸入品が増え、特に首都タラワでは米やパン、缶詰、インスタントラーメンなども日常的に食べられるようになりました。
しかし、離島では依然として伝統的な自給自足に近い食生活が中心です。
お祝い事の際には、豚を丸焼きにしたり、チキンや魚をたくさん調理したりして、ご馳走をみんなで分かち合います。



輸入品は高価なので、隊員生活では伝統食が中心になりそうですね!
キリバスの飲み物文化|カマイマイには要注意!
キリバスでは、ココヤシの花の蜜を集めた「カマイマイ」という伝統的な飲み物が親しまれています。
新鮮なうちは甘いジュースですが、時間が経つと自然に発酵し、アルコール飲料(ヤシ酒)になります。
この発酵したカマイマイは、アルコール度数が非常に高くなることがあり、飲みすぎると健康を害する可能性もあります。
協力隊員として活動する中で、地域の集まりなどでカマイマイを勧められる機会もあるかもしれません。現地の文化を尊重しつつも、特に発酵したものは安易に口にせず、自身の健康と安全を第一に考えて行動することが非常に大切です。



郷に入っては郷に従え、と言いますが、お酒には十分注意が必要ですね!


先輩隊員の声:キリバスでのリアルな体験談



実際にキリバスで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」からご紹介します。
Aさん(環境教育)は、山も川もない環礁の国キリバスで、人々が「雨水」と「井戸水」をいかに大切に利用しているかを目の当たりにしました。人々は大きなタンクに雨水を溜めて飲み水とし、大雨が降れば軒下でシャワーを浴びる。まさに「恵みの雨」です。しかし、雨が降らない時期は、サンゴ礁の島が蓄える地下の真水「淡水レンズ」に頼ります。しかし、首都タラワでは人口増加による生活排水がこの貴重な井戸水を汚染し始めていました。Aさんは環境省の同僚と共に、水問題の啓発活動に取り組みながら、「キリバスの人たちの姿に学びながら、一緒に活動を進めています」と、残り任期への決意と、帰国後もこの国との縁を大切にしたいという想いを語っています。
Bさん(看護師)は、キリバスの生活に欠かせないココナッツの万能さに驚きました。実は食用や輸出用だけでなく、外皮は燃料に、木は建材に、そして葉は屋根や籠にと、何一つ捨てるところがありません。ある日、現地の女の子にココナッツの葉を使った籠作りを教わったBさん。最初は四苦八苦したものの、手取り足取り教えてもらい、素敵な籠が完成しました。「使わなくなったら、そのまま庭に放置しても土にかえってくれるため、捨てる時の罪悪感もゼロ!」と語るBさん。これは、自然の恵みを無駄なく活用するキリバスの人々の知恵が詰まった「最強のエコバッグ」。南国気分を味わいながら、サステナブルな暮らしを体感した貴重な経験となったようです。
参照情報:JICA海外協力隊 キリバス「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている隊員の活動報告を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



厳しい環境の中でも、現地の人々と深く関わることで得られる学びや喜びが伝わってきますね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊キリバス:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてキリバスで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、キリバスでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがキリバスへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊キリバス派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
キリバス派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
キリバスへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



キリバス派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてキリバス語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよキリバスへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜキリバスか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜキリバスで活動したいのか。キリバスの開発課題(気候変動、生活習慣病、教育など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
キリバスでの生活は、停電や断水、物資の不足、日本とは異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
キリバスでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
キリバスでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
キリバスでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、キリバスでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊キリバス派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でキリバスに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のキリバス派遣の基本情報
- 青年海外協力隊キリバス派遣の職種と活動内容
- キリバスでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊キリバス:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は良好とされつつも、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
キリバスへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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