青年海外協力隊の派遣国

【マリってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「マリ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にマリへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】マリってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 バマコ

・通貨 西アフリカCFAフラン

・時差 9時間日本より遅れている ※サマータイムなし

・言語 フランス語(公用語)、バンバラ語、フルフルデ語、マリンケ語等

・電圧 220V、50Hz

・コンセント タイプC、タイプSE

・面積 124万平方キロメートル(日本の約3.3倍)

・気候 気候

・経路 フランスのパリやモロッコのカサブランカ、エチオピアのアジスアベバなどを経由するのが主なルート。

※直行便なし。乗り換えは1~3回。所要時間は経由地により異なりますがおよそ20時間

・祝日 9月22日(独立記念日)

・産業 農業(綿花、米、ミレット、ソルガム)、畜産、鉱業(金)

・挨拶 フランス語

 

言語

マリの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、マリの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

マリでは以下の言語が主に使われています。

  • フランス語
  • バンバラ語
  • マニンカ語
  • ボム語
  • ボゾ語
  • ドゴン語
  • フラニ語
  • アラビア語ハッサニア方言
  • ママラ語
  • ソニンケ語
  • ソンガイ語
  • サイエナラ語
  • タマシェク語
  • ハーソンガキサンゴ語

公用語は「フランス語」で、バンバラ語、マニンカ語、ボム語、ボゾ語、ドゴン語、フラニ語、アラビア語ハッサニア方言ママラ語、ソニンケ語、ソンガイ語、サイエナラ語、タマシェク語、ハーソンガキサンゴ語の合わせて13もある原住民語が国語となっています。

また、他にも80言語の言語各民族間で使われています。

ちなみにマリ共和国の正式名称は、République du Mali(レピュブリク・デュ・マリ)で「マリ」の名はかつてこの地にあったマリ帝国の繁栄にあやかって名づけられました。

 

マリとはバンバラ語で「カバ」という意味があり、首都バマコにはカバの銅像があります。

 

英語は使えるの?

残念ながら英語はほとんど通じないようです。

またフランス語に関しては、標準的な学校カリキュラムの一部となっております。

1年生でマリの言語を使用し、その後フランス語に移行するため少なからず話せる人はいるかもしれません。

 

気候・位置

「マリ共和国」通称マリは、アフリカ大陸の西部に位置する共和制国家で、西に「モーリタリア」と「セネガル」、北に「アルジェリア」、東に「ニージェル」、南に「ブルキナファソ」と「コートジボワール」に加えて「ギニア」と国境を接しています。

内陸国であるマリは、国土の北側の3分の1がサハラ砂漠の一部で、中心を流れるニージェル川沿岸に農村部が広がります。

南部の低地サバナから、北東部の丘陵で標高1,000メートルに達するものの一部の山地を除けは、全般的に平坦な地形となっております。

 

気候に関して、マリは地理的に3区分されます。

まず最初に北部のサハラ帯についてですが、ほとんどが砂漠であるため「砂漠気候」となっております。

次に中部のサヘル帯ですが、地理的には熱帯で「乾燥帯ステップ気候」となっており、一般的な降水量は年間200ミリメートルから700ミリメートル。

 

平均最高気温は一般的に36℃〜42℃の間で、平均最低気温は15℃~21℃の間になります。

最後に最も人口の多い南部のスーダン帯について、「亜熱帯気候」となっておりマリで降水量が最も多くなっています。

主にこのスーダン帯に人々は住み、生活しています。

 

衣服

アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。

そんなアフリカの国マリの伝統衣装は「パーニュ」です!パーニュは腰巻きのことで、様々な柄があり色もカラフルです。

また既婚女性はパーニュとともに「グランブーブー」と呼ばれる体の線が出ないロングチュニックのような全身を覆う服をきて、頭にはスカーフを巻くのが一般的。

 

対して未婚女性に関しては体の線がきれいに出る、襟ぐりの広いウエスト丈の上着に、パーニュやロングスカートをはくそうです。

袖口や裾にはフリルがあしらわれるなど、可愛らしいデザインのものが多くあるみたいなので、マリに行ったら一着は買って帰りたいですね!

また最近ではズボンをはく女性も首都などでは見かけられるようになったそうです。

 

では私たちがマリに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?

実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。

大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。

 

またマリは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。

他にも食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。

一日の中で時間帯や場所によっても気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。

 

代表的な食事

続いて、マリでの食事について。

マリの主食には「米」や「キビ」が用いられ、全体的に穀物主体の食文化です。

一般的に穀物は「サツマイモ」や「バオバブ」などの食用の葉から作られたソース、もしくはトマトとピーナッツを混ぜ合わせたソースを添えて食卓に出されます。

 

また、焼かれた肉も一緒に食べることがあり、主に鶏肉、羊肉、牛肉の他にヤギ肉も食べられます。

マリの料理は地域性が強く、西アフリカ諸国で食べられる「フフ」や「ジョロフライス」「ピーナッツバターソース」などが有名です。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!

まず、マリでのお菓子についてですが、一般的にはハチミツに特製のごまをたっぷりまぶした「メニメニヨン」がよく食べられるそうです。

一方で、マリにはイスラム教徒が多いためアルコールはあまり見かけません。

 

ですが安心してください!観光客はバーで飲むことができる他、中国茶やタマリンドに加えてグァバなどのフルーツジュースも楽しむことができます。

アフリカでは輸入物はかなり高くなるので注意する必要はありますが、お茶が恋しくなったら中国茶ですけれど飲めるのはありがたいですね。

 

住居

続いてマリでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、マリでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にマリ旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。

地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。

アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。

 

格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

またマリでは雨があまり降らないため昔から土の日乾しレンガで家が建てられてきたそうです。

土は地球のほとんどの場所で入手可能なため、最も安価な材料な上に保温性が高いので、雨量の少ない地域であれば、優れた建設材料となります。

 

しかしながら、耐久性はそんなにないため壊れやすく、それらの理由によりマリには歴史的建造物がほとんど残っていないそう。

安くて1万円で家が建ってしまうそうなので、納得です。

しかも土の日乾しレンガの家だと早くて1日で家が建ってしまうんだとか…少し怖いので家にはお金使っていきたいですね。

 

物価と治安

マリの通貨は「西アフリカCFAフラン」です。

1 西アフリカCFAフラン→0.20円(2021/08/30)で、過去5年の変動 0.17円~0.21円となっているため、そこまで変動がない印象。

物価についてですが、以下のようになっています。

  • 水1500ml、1000CFAフラン=197円
  • 食堂、500CFAフラン=98円
  • 屋台、200CFAフラン=39円
  • 安宿、3000~8000CFAフラン=593円~1581円

安いですね!しかしながら現地で作り出せる物は安くなるようですが、輸入品はとても高いようなので、短期滞在の場合はシャンプーなど持って行った方が良さそうです。

 

続いて治安についてですが、マリの首都バマコ市以外の全土が、海外安全情報「レベル4・レベル3」とな っているため、非常に危険です。

またマリの北部及び中部では、イスラム過激派の浸透により治安が崩壊しており、テ ロや誘拐が多発しています。

レベル4は「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」と言うレベルなため極力近づかないようにしましょう。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてマリに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでマリで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

マリでは、出産、割礼、結婚などの人生の節目でパーティをします。

 

町内では収穫、新しい機械の導入、年中行事などで人が集まり道端や広場などで歌や踊りが行われます。

また民族によって演奏される楽器や踊り方が違うみたいなので、是非見てみたいですね!

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

ちょっと怖いけれど土レンガの家、入ってみたいですね。

ハチミツに特製のごまをたっぷりまぶした「メニメニヨン」もどんな味がするのかとても興味深いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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