
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、アラブ、ベルベル、そしてヨーロッパの文化が融合したエキゾチックな国【モロッコ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、モロッコ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「モロッコ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、モロッコの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- モロッコ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、モロッコという国について深く学びたい方
- 将来的に北アフリカ(特にモロッコ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



モロッコってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- モロッコという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のモロッコ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、モロッコという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!




モロッコ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてモロッコでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「モロッコ王国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
治安は大丈夫なのかな?



砂漠のイメージだけど、雪も降るって本当?
季節による寒暖差は激しいんだろうか?



英語は通じるの?
フランス語やアラビア語が話せないとダメかな。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいモロッコの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
モロッコを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
モロッコ王国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
モロッコの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | モロッコ王国(ラバト) |
---|---|
言語 | アラビア語、ベルベル語(公用語)、フランス語も広く通用 |
通貨 | モロッコ・ディルハム(MAD)。1 MAD = 約15.8円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より8時間遅れ。ラマダン期間中は時差が変動する場合あり。 |
気候 | 地中海性気候、ステップ気候、砂漠気候が混在 |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ (まれに110V) |
コンセント | Cタイプが主流。 |
面積 | 約44.6万平方キロメートル(日本の約1.2倍) |
産業 | 農業、水産業、鉱業(リン鉱石)、自動車産業、観光業など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | ヨーロッパ(パリなど)や中東(ドバイ、ドーハなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約18時間以上。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで安心
- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
モロッコの面積は?日本の約1.2倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『モロッコ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
モロッコの面積は 約44.6万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約1.2倍ほどの広さ!意外と大きいんです。



その中に多様な自然と歴史が詰まっているんです!
隣国は?アルジェリアや西サハラなど
また、北アフリカに位置するモロッコ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
モロッコは、東にアルジェリア、南に西サハラと国境を接しています。北は地中海とジブラルタル海峡を挟んでスペインと向かい合っており、アフリカ大陸の玄関口としての役割も担っています。



モロッコの周りには様々な国があるんですね。



青い街シャウエンが有名ですが、サハラ砂漠やアトラス山脈の自然も魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、モロッコの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、モロッコの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
モロッコの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



モロッコの気候は、地域によって大きく異なります。北部沿岸は温暖な「地中海性気候」、アトラス山脈の南側は「砂漠気候」、その中間は「ステップ気候」と、多様な顔を持っています。
アトラス山脈がサハラ砂漠からの熱風を遮るため、アフリカにありながら比較的過ごしやすい地域も多いのが特徴です。ただし、一日の寒暖差は非常に大きいです。
- 夏季(6月~8月頃)
内陸部では40℃を超える厳しい暑さになりますが、乾燥しているため日本の夏のような蒸し暑さはありません。大西洋沿岸の都市は比較的涼しく過ごしやすいです。 - 冬季(11月~3月頃)
雨季にあたり、特に北部に雨が集中します。アトラス山脈では雪が積もり、スキーを楽しむこともできます。都市部でも朝晩はかなり冷え込み、しっかりとした防寒対策が必要です。
服装は季節と訪れる地域に合わせて準備する必要があります。夏でも朝晩は冷えるため、必ず羽織るものを持参しましょう。冬は日本の冬と同じように、セーターやフリース、ダウンジャケット、マフラー、手袋などの防寒具が必須です。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
モロッコの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



モロッコでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、モロッコの言葉に関する疑問は多いはず。
モロッコの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、モロッコでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
モロッコで使われている言語の種類|公用語はアラビア語とベルベル語
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語です。公式な場では正則アラビア語が使われますが、日常生活では「ダリジャ」と呼ばれるモロッコ特有のアラビア語方言が話されています。また、先住民族であるベルベル人の間では、地域ごとに異なるベルベル語が話されています。
さらに、歴史的経緯からフランス語が準公用語的な地位にあり、教育、ビジネス、メディアなどで広く使われています。都市部では多くの人がフランス語を話します。
- アッサラーム・アライクム: こんにちは(アラビア語)
- シュクラン: ありがとう(アラビア語)
協力隊員として活動する上では、フランス語のスキルがあると非常に役立ちますが、現地の人々とより深く心を通わせるためには、ダリジャを学ぶことが大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名の「モロッコ」は、かつての首都マラケシュに由来し、アラビア語では「日の没する地」を意味する「アル・マグリブ」と呼ばれています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、モロッコでは英語はあまり通じません。
マラケシュやフェズといった主要な観光地のホテルや土産物店など、ごく限られた場所では通じることもありますが、基本的に「英語は通じない」と考えておくのが無難です。
青年海外協力隊の活動においても、配属先とのコミュニケーションは主にフランス語かアラビア語(ダリジャ)になります。そのため、応募する職種によっては、一定レベルのフランス語能力が求められることが多いです。
言語の壁は大きいですが、それを乗り越えようとする姿勢が、現地の人々との信頼関係を築く第一歩となるでしょう。


モロッコ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!


青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、モロッコ。
もしあなたが「モロッコで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でモロッコに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、モロッコで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがモロッコで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
モロッコ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のモロッコへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 32名(うち女性26名)
帰国隊員数 : 1,020名(うち女性 391名)
累計派遣隊員数: 1,052名(うち女性 417名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
モロッコで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



モロッコでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
モロッコで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- コミュニティ開発: 協同組合やNGOなどで、女性の自立支援や若者の就労支援を目的とした手工芸(絨毯、革製品など)の品質・デザイン改善やマーケティング支援を行います。
- 障害者支援: 障害者施設や協会で、理学療法士、作業療法士として、子どもたちへのリハビリテーションや、生活能力向上のための活動を支援します。
- 青少年活動: 青年の家(Maison des Jeunes)などで、子どもたちを対象とした環境教育、図画工作、音楽、スポーツなどの活動の企画・運営を行います。
- スポーツ: 柔道、空手、野球などの指導を通じて、青少年の健全な育成や競技レベルの向上に貢献します。
引用:JICAモロッコ事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でモロッコの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


モロッコでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情


青年海外協力隊に派遣された後のモロッコでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
モロッコでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
モロッコでは、任地によって異なりますが、アパートや一軒家を借りて一人暮らし、または現地の家庭にホームステイをすることが一般的です。
- アパート・一軒家
キッチン、シャワー、トイレなどが完備された住居が提供されます。都市部では比較的近代的な建物が多いですが、地方では伝統的な造りの家で生活することもあります。 - ホームステイ
特に地方に派遣される場合、安全面や文化理解を深める目的で、現地の家庭にお世話になることがあります。生きたダリジャやベルベル語、そしてイスラム文化を学ぶ絶好の機会です。
建物は壁が厚く、夏は涼しく過ごしやすい一方、冬は底冷えするため、暖房器具や暖かい寝具は必須アイテムです。
電気・水道・インターネットは?モロッコのインフラ整備状況



また、モロッコでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部の電力供給は比較的安定していますが、地方や天候によっては停電が起こることもあります。充電式のランタンやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
都市部では水道水が供給されていますが、飲用には適していません。必ず一度沸騰させるか、ミネラルウォーターを購入する必要があります。地方では井戸水を利用することもあります。 - インターネット
主要都市では、カフェや家庭でWi-Fiが利用でき、比較的快適なインターネット環境が整っています。地方でもUSBモデムやSIMカードを使えば通信は可能ですが、場所によっては不安定になることもあります。



水は買わないといけないんですね!インフラも日本と同じ感覚ではいられないな。
モロッコでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


モロッコ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説


青年海外協力隊としてモロッコでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



モロッコの物価って、日本と比べてどうなの?生活費はどのくらいかかるんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



観光地は人が多そうだけど、治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではモロッコの通貨「ディルハム」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがモロッコで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
モロッコの通貨「ディルハム(MAD)」の基本とリアルな物価事情
モロッコの通貨は「モロッコ・ディルハム(Moroccan Dirham)」で、略称は「MAD」です。
2025年9月現在のレートで、1 MADあたり約15.8円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特にローカルな市場(スーク)で買う野菜や果物、パン、地元民向けの食堂での食事などは非常に安価です。一方で、輸入品や観光客向けのレストラン、近代的なショッピングモールの商品は、日本と変わらない価格帯です。
水(1.5L) | 約6 MAD(約95円) |
ホブス(パン)1個 | 約1.2 MAD(約19円) |
タジン(地元食堂) | 約30 MAD(約474円) |
ミントティー(カフェ) | 約10 MAD(約158円) |
観光客向けレストラン(1食) | 約80~150 MAD(約1,264~2,370円) |
プチタクシー(市内初乗り) | 約7 MAD(約111円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
モロッコの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



モロッコの治安は、アフリカ・中東地域の中では比較的安定しており、良好な方です。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、西サハラ地域との境界付近などに一部危険レベルの高い地域がありますが、主要都市を含むほとんどの地域は「レベル1:十分注意してください」に分類されています。
特にフェズやマラケシュの旧市街(メディナ)など、観光客が多い場所では、スリ、置き引き、強引な客引き、無許可ガイドによる法外な料金請求などのトラブルが頻繁に発生しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
メディナの迷路のような道では、親切を装って道案内をし、後で高額なガイド料を要求する手口が多発しています。道に迷っても、安易に現地の人からの案内の申し出に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「モロッコの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:モロッコ安全対策基礎データ
モロッコ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、モロッコの文化が感じられる伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのモロッコ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・モロッコでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
モロッコでの服装は、イスラム文化への配慮と、季節や地域による大きな寒暖差、そして強い日差しへの対策がポイントです。
- 肌の露出は控えるのが基本
イスラム教国であるため、男女ともに肌の露出は控えめにするのがマナーです。特に女性は体のラインが分かりにくい、ゆったりとした服装が好まれます。夏でもノースリーブやショートパンツ、ミニスカートは避け、長袖や七分袖、長ズボンやロングスカートが基本です。 - 女性はスカーフがあると便利
髪を隠す「ヒジャブ」の着用は義務ではありませんが、モスクに入る際や、地方の保守的な地域を訪れる際には、髪を覆うためのスカーフがあると便利で、敬意を示すことにも繋がります。 - 重ね着で寒暖差に対応
一日の中でも、また季節によっても気温差が激しいため、Tシャツにシャツを羽織ったり、冬はセーターやフリース、コートを重ね着したりと、調整しやすい服装が役立ちます。 - 日差し対策を忘れずに
年間を通して日差しが強いため、帽子、サングラス、UVカット機能のある羽織りものなどは必須アイテムです。



文化への配慮がとても重要なんですね!夏でも長袖が基本なんだ。
機能的でおしゃれ!モロッコの誇り、男女の伝統衣装
モロッコの街を歩くと、多くの人が「ジュラバ」という伝統的な衣装を身に着けているのを目にします。これはフード付きのくるぶしまであるゆったりとしたローブで、男女問わず着用されます。日差しや砂嵐から身を守り、風通しも良いため、モロッコの気候に適した非常に機能的な衣服です。
一方、結婚式やお祝いの席で女性が着る豪華なドレスが「カフタン」です。美しい刺繍やビーズが施されたカフタンは、モロッコの女性たちの誇りであり、ファッション性の高い衣装として現在も愛されています。協力隊員も、歓迎会などの特別な機会に、こうした衣装を身にまとうことがあるかもしれません。



伝統衣装を身にまとうことは、モロッコ文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
モロッコ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざモロッコへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、モロッコならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



モロッコでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だけど、ラマダン中は特に気をつけることがあるの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
モロッコには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、モロッコの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「モロッコ文化の心得」を一緒に学びましょう!
モロッコで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- ラマダン(断食月)への配慮
イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン期間中は、公共の場でムスリムの前での飲食や喫煙は避けるのがマナーです。 - 左手は不浄
イスラム文化では左手は不浄なものとされているため、食事の際や物の受け渡し、握手の際には必ず右手を使うようにしましょう。 - 写真撮影の許可
特に人物、特に女性を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、大きなトラブルの原因になります。 - モスクへの立ち入り
カサブランカのハッサン2世モスクなど一部を除き、ほとんどのモスクはイスラム教徒以外の立ち入りを禁止しています。入口で確認しましょう。



ラマダン中の配慮や、左手を使わないことは特に気をつけないとですね!
「おもてなし」の心とインシャアッラー
モロッコの人々は、外国人や客人に対して非常に親切で、温かい「おもてなし」の心を持っています。
家に招かれてミントティーや食事をご馳走になることも珍しくありません。こうした誘いは、相手の厚意の表れなので、できる限りありがたく受けることが良好な関係を築く鍵となります。
また、会話の中で「インシャアッラー(神が望むなら)」という言葉をよく耳にします。これは「できれば~したい」「うまくいくといいね」というニュアンスで使われ、約束が必ずしも守られるとは限らないことも意味します。日本人の感覚とは異なりますが、こうした文化的な背景を理解し、おおらかな気持ちで接することが大切です。


モロッコの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント


モロッコでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



モロッコの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



モロッコの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのモロッコでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、甘いお菓子まで、モロッコの食の世界を一緒に探求していきましょう!
モロッコの基本料理と主食|ホブス・タジン・クスクスを解説
モロッコの食事は、「ホブス」と呼ばれる円形のパンを主食とし、野菜、豆、肉をスパイスと共にじっくり煮込んだ料理が食卓の中心です。
- ホブス (Khobz)
モロッコ人の食卓に欠かせない、素朴な味わいのパン。タジンやサラダなど、あらゆる料理のお供として、手でちぎって食べます。 - タジン (Tagine)
「タジン鍋」という、とんがり帽子のような形の土鍋で作る蒸し煮料理。肉や魚、野菜など様々な具材をスパイスと共に煮込み、素材の旨味が凝縮されています。モロッコを代表する料理です。 - クスクス (Couscous)
世界最小のパスタと言われるクスクスに、野菜や肉の煮込みをかけて食べる料理。イスラム教の安息日である金曜日に、家族や親戚と集まって食べる習慣があります。 - ハリラ (Harira)
トマト、レンズ豆、ひよこ豆、肉などが入った、栄養満点の伝統的なスープ。特にラマダン(断食月)の日没後に、最初に口にする食事として欠かせません。



タジン、具材の旨味が凝縮されてて美味しそう…!
モロッコの食文化|味付けと甘いお菓子
モロッコ料理は、クミン、パプリカ、ターメリック、ジンジャー、サフランなど、多彩なスパイスを巧みに使うのが特徴です。また、塩レモンやオリーブ、アルガンオイルなども多用され、料理に複雑で豊かな風味を与えます。
また、モロッコの人々は甘いものが大好き。「ガゼル・ホーン」というアーモンドの焼き菓子や、ナッツとハチミツを使ったお菓子が豊富で、どれも非常に甘いのが特徴です。



料理もお菓子も、日本では味わえないものばかりで楽しみです!
モロッコの飲み物文化|お茶とコーヒーのおもてなし
モロッコを訪れたら誰もが口にするのが、「モロカン・ウイスキー」の愛称で知られるミントティーです。緑茶に新鮮なミントの葉と、驚くほど沢山の砂糖を入れて作ります。高い位置から泡立てるように注ぐのが伝統的な作法で、人々のもてなしの心の象徴でもあります。
イスラム教国であるため飲酒は一般的ではありませんが、外国人向けのレストランやホテルではアルコールも提供されています。
協力隊員として活動する中で、ミントティーに誘われる機会は頻繁にあるでしょう。これはコミュニケーションの重要な一部です。たとえお腹がいっぱいでも、一杯目は断らずにありがたくいただくのが良いマナーとされています。



郷に入っては郷に従え、ですね!ミントティーを飲みながら仲良くなれそうです。


先輩隊員の声:モロッコでのリアルな体験談





実際にモロッコで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」からご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、地方の女性組合で服飾隊員として活動しました。赴任当初はフランス語もダリジャもほとんど話せず、身振り手振りでのコミュニケーションに苦労したそうです。しかし、日本の丁寧な裁縫技術を根気強く伝え続けるうちに、言葉がなくても「良いものを作りたい」という気持ちが通じ合い、生徒たちの技術が向上。完成した製品を手に取った彼女たちの誇らしげな笑顔が、何よりのやりがいだったと語っています。
Bさん(青少年活動)は、青年の家で子どもたちにスポーツを教えていました。時間や約束に対する考え方の違いに戸惑うことが多く、「インシャアッラー(神の思し召し)」の一言で物事が進まないことも。しかし、焦らずに彼らの文化やペースを尊重し、一緒にミントティーを飲みながら対話を重ねることを大切にしました。日本の「当たり前」を押し付けず、相手に寄り添う姿勢を貫いた結果、子どもたちや同僚との間に強い信頼関係が芽生えたと振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 モロッコ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!




青年海外協力隊モロッコ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス


「青年海外協力隊としてモロッコで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、モロッコでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがモロッコへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊モロッコ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
モロッコ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
モロッコへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



モロッコ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にフランス語、必要に応じてアラビア語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよモロッコへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜモロッコか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜモロッコで活動したいのか。モロッコが抱える開発課題(地方の若者・女性の就労支援、障害者支援など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 語学力(特にフランス語)をアピール!
モロッコでの活動ではフランス語が重要になります。語学要件を満たしていることはもちろん、学習意欲やコミュニケーション能力をアピールすることが大切です。面接では、イスラム文化への理解や、価値観の違いをどう乗り越えるかといった「異文化適応力」も問われます。
引用:JICAモロッコ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
モロッコでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
モロッコでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
モロッコでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、モロッコでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊モロッコ派遣はあなたの人生を変える挑戦


ここまであなたが青年海外協力隊でモロッコに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のモロッコ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊モロッコ派遣の職種と活動内容
- モロッコでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊モロッコ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は比較的良好とされつつも、日本とは全く異なる環境であることを忘れず、安全意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
モロッコへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

