 はる
はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「湖と火山の国」として知られる【ニカラグア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ニカラグア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ニカラグア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ニカラグアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ニカラグア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力や中米の文化に関心があり、ニカラグアという国について深く学びたい方
- 将来的に中米への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ニカラグアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ニカラグアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のニカラグア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ニカラグアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ニカラグア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてニカラグアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ニカラグアとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中央アメリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
ハリケーンは大丈夫なんだろうか?



公用語はスペイン語だけど、英語は通じるのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいニカラグアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ニカラグアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ニカラグアってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ニカラグアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | ニカラグア共和国(マナグア) | 
|---|---|
| 言語 | スペイン語(公用語)、ミスキート語、英語など | 
| 通貨 | コルドバ(NIO)。1 NIO = 約4.4円(2025年10月現在) | 
| 時差(サマータイム) | 日本より15時間遅れ。サマータイムなし。 | 
| 気候 | 熱帯性気候(雨季と乾季がある) | 
| 電圧 | 120ボルト / 60ヘルツ | 
| コンセント | Aタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 | 
| 面積 | 約13万平方キロメートル(北海道と九州を合わせた広さ) | 
| 産業 | 農牧業(コーヒー、牛肉、砂糖)、縫製業 | 
| 直行便(2025年10月現在) | なし。 | 
| 日本からの行き方 | アメリカやメキシコを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約19時間以上。 | 
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ニカラグアの面積は?北海道と九州を合わせた広さ
さて、青年海外協力隊の派遣国『ニカラグア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ニカラグアの面積は 約13万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の北海道(約8.3万㎢)と九州(約3.7万㎢)を合わせた広さとほぼ同じくらいなんです!



中央アメリカでは最大の国土面積を誇り、その広大な土地には活火山や巨大な湖、手つかずの熱帯雨林、そしてカリブ海の美しい島々など、多様な自然が広がっているんです!
隣国は?ホンジュラスとコスタリカ
また、中央アメリカのほぼ中央に位置するニカラグア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ニカラグアは、北をホンジュラス、南をコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、西は太平洋に面しています。
この地理的条件が、スペイン植民地時代の面影を残すコロニアル都市と、カリブ海沿岸のアフリカ系や先住民の文化が混ざり合う、多様な文化を生み出しています。



太平洋とカリブ海の両方に面しているんですね!



そうなんです。だからこそ、火山が連なる太平洋側と、手つかずの自然が残るカリブ海側では、全く違う表情を見せるのがこの国の大きな魅力なんです!
このように、独特の地理的特徴は、ニカラグアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ニカラグアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ニカラグアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ニカラグアの気候は、大部分が熱帯性気候に属し、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
年間を通して温暖ですが、地域によって気候が異なり、ハリケーンシーズンへの備えも大切です。
- 乾季(11月~4月頃)
 「夏」と呼ばれ、雨が少なく過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンにあたります。
- 雨季(5月~10月頃)
 「冬」と呼ばれ、ほぼ毎日午後にスコールが降ります。湿度が高くなりますが、雨のおかげで緑が美しい季節でもあります。
- 気温
 首都マナグアなど低地は年間の平均気温が27℃前後と高温です。一方、マタガルパなどの北部山岳地帯は標高が高いため、年間を通して涼しく過ごしやすいです。
服装は日本の夏服が基本です。ただし、朝晩の気温差や、冷房が効いた室内での対策として、薄手の長袖や羽織れるものは必須です。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!山間部に滞在する場合は、さらに暖かい服装も必要になります。
ニカラグアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ニカラグアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ニカラグアの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語が中心の社会で、英語や先住民の言葉がどの程度通用するのか、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ニカラグアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ニカラグアで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
ニカラグアの公用語はスペイン語です。国民の大多数がスペイン語を母語としています。
しかし、多民族国家であるため、地域によっては様々な言語が話されています。
- 英語(クレオール英語):カリブ海沿岸のブルーフィールズなどでは、アフリカ系の人々を中心に英語ベースのクレオール語が広く話されています。
- ミスキート語など先住民言語:カリブ海沿岸の先住民ミスキート族のコミュニティなどで、独自の言語が話されています。
協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠です。人々との信頼関係を築き、活動を円滑に進めるためには、積極的にスペイン語を学ぶ姿勢が重要になります。
豆知識ですが、「ニカラグア」という国名は、スペイン人が到来した際にこの地を治めていた先住民の首長「ニカラオ」の名前に由来すると言われています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、活動のほとんどはスペイン語で行われます。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
カリブ海沿岸の一部地域を除き、日常生活で英語が通じる場面はほとんどありません。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢が、親切で人懐っこいニカラグア人の心を開き、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


ニカラグア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ニカラグア。
もしあなたが「ニカラグアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でニカラグアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ニカラグアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがニカラグアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ニカラグア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のニカラグアへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 18名(うち女性13名)
帰国隊員数 : 609名(うち女性 385名)
累計派遣隊員数: 627名(うち女性 398名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ニカラグアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ニカラグアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ニカラグアでは、国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 保健・医療: 看護師や助産師、栄養士として、地方の保健センターで母子保健サービスの改善や、地域住民への健康・栄養指導を行います。
- 教育: 算数教育や、音楽、美術、体育といった情操教育の分野で、現地の先生と一緒に授業の質の向上を目指します。
- コミュニティ開発: 地方の市役所やNGOに配属され、女性グループの収入向上支援や、ごみ問題の解決など、地域の生活環境改善に取り組みます。
- 農業: 野菜栽培の専門家として、農家への技術指導や、学校菜園の運営支援などを通じて、食料安全保障や栄養改善に貢献します。
引用:JICAニカラグア事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でニカラグアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ニカラグアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のニカラグアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ニカラグアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ニカラグアでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイか、アパートや一軒家を借りることが多いです。
- ホームステイ
 現地の家族と一緒に暮らすホームステイは、特に地方に配属された場合に多いです。ニカラグアの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。
- アパート・一軒家
 都市部では、キッチンやシャワー・トイレが備わったアパートや一軒家が提供されます。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されており、安全が確保されています。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境です。
電気・水道・インターネットは?ニカラグアのインフラ整備状況



また、ニカラグアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
 計画停電や、雨季のスコールによる突発的な停電が日常的にあります。停電に備えて充電式のライトやモバイルバッテリーは必須アイテムです。
- 水道
 断水も頻繁に発生します。多くの家庭では屋上に貯水タンクを設置しています。水道水は飲用には適さないため、ガロン単位で飲料水を購入するのが一般的です。お湯のシャワーはなく、水シャワーが基本です。
- インターネット
 都市部では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、地方では速度が遅く不安定なこともあります。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



停電や断水は大変そうだけど、工夫次第で乗り越えられそうですね!
ニカラグアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ニカラグア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてニカラグアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ニカラグアの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



中米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではニカラグアの通貨「コルドバ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがニカラグアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ニカラグアの通貨「コルドバ(NIO)」の基本とリアルな物価事情
ニカラグアの通貨は「コルドバ(Córdoba)」で、略称は「NIO」または「C$」です。
2025年10月現在のレートで、1NIOあたり約4.4円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、中米の中では比較的安いです。特に、ローカルな市場(メルカド)で売られている野菜や果物、食堂(コメドール)での食事は非常に手頃な価格です。
| 水(600ml) | 約15 NIO(約66円) | 
| 国産ビール(Toña) | 約35 NIO(約154円) | 
| 国民食ガジョ・ピントの朝食 | 約100 NIO(約440円) | 
| 市内のバス料金 | 約2.5 NIO(約11円) | 
| バナナ(1本) | 約2 NIO(約9円) | 
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品や大型スーパーの加工品は割高になるため、地元のものを活用するのが賢い生活のコツです。
ニカラグアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ニカラグアの治安は、周辺の中米諸国と比較すると落ち着いているとされてきましたが、近年は政治的な不安定さから注意が必要です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、ニカラグア全土に危険レベル1「十分注意してください」が発出されています。
これは、2018年の反政府デモ以降の政治的混乱や、政府による市民活動への弾圧が続いているためです。一般犯罪(強盗、窃盗など)も増加傾向にあります。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ニカラグアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きや単独行動を絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、政治的な集会には近づかないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ニカラグア安全対策基礎データスペイン語で活動できる?
ニカラグア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ニカラグアの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのニカラグア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ニカラグアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ニカラグアでの服装は、年間を通して高温な気候に対応した、日本の夏服が基本です。ただし、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
- 通気性の良い服装が基本
 日中は暑くなるため、Tシャツやポロシャツ、風通しの良いワンピースやパンツなどが快適です。速乾性のある素材も重宝します。
- 朝晩の冷え込みと冷房対策
 バスや室内は冷房が強く効いているため、薄手のカーディガンやパーカーなど羽織れるものが一枚あると非常に役立ちます。
- 山間部では防寒対策を
 北部の山岳地帯に派遣される場合は、朝晩は冷え込むため、フリースやライトダウンなどの防寒着が必要です。
- 日差しと虫から肌を守る
 日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介するデング熱などの感染症予防のためにも、虫除けスプレーは欠かせません。



一年中暑いからと夏服だけではダメなんですね!TPOと滞在する地域の気候に合わせることが重要ですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
ニカラグアの伝統衣装は、スペイン文化の影響を受けた華やかなデザインが特徴です。女性は、刺繍やフリルがふんだんにあしらわれた白いブラウスに、ボリュームのあるカラフルなロングスカートを合わせます。
これらの衣装は、独立記念日のお祭りや、「ラ・ギガントーナ」と呼ばれる巨大な人形が街を練り歩く伝統的なお祭りの際に着用され、人々は民族舞踊「フォルクローレ」を踊って楽しみます。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、陽気なニカラグア文化に溶け込む素晴らしい方法の一つです。
ニカラグア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざニカラグアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ニカラグアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ニカラグアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ニカラグアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ニカラグア人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ニカラグア文化の心得」を一緒に学びましょう!
ニカラグアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は積極的に
 店に入る時や、すれ違う時など「Buenos días(おはよう)」や「¡Hola!(やあ)」と気軽に挨拶を交わすのが一般的です。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。
- 政治的な話題は避ける
 ニカラグアは複雑な政治情勢を抱えています。外国人として軽々しく政治的な意見を述べるのは避け、相手の意見を尊重する姿勢が大切です。
- チップの習慣
 レストランでは料金に10%程度のサービス料が含まれていることが多いため、基本的にチップは不要です。特別なサービスを受けた場合に、感謝の気持ちとして渡す程度で問題ありません。
- 相乗りタクシー
 タクシーは相乗りが一般的です。一人で乗りたい場合は、乗車前に運転手と交渉する必要があります。



政治の話は、どの国でも慎重になるべきですね!
時間にルーズ?ラテンの時間の流れ
ニカラグアにも、ラテンアメリカの多くの国と同様に、時間に寛容な文化があります。友人との約束はもちろん、公的なイベントでさえ時間通りに始まらないことは珍しくありません。
協力隊として活動する上では、会議やイベントが時間通りに始まらなくても、焦ったりイライラしたりしないことが大切です。日本の価値観だけで判断するのではなく、このゆったりとした時間の流れを受け入れ、気長に、そして柔軟に対応する姿勢が、現地で楽しく活動する秘訣の一つと言えるでしょう。


ニカラグアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ニカラグアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ニカラグアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ラテンアメリカの料理って辛いのかな…?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのニカラグアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、有名なラム酒まで、ニカラグアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ニカラグアの基本料理と主食|ガジョ・ピントを解説
ニカラグアの食事は、トウモロコシ、米、豆を主食とし、そこに先住民の食文化とスペインの食文化が融合した、素朴で優しい味わいの料理が基本スタイルです。
- ガジョ・ピント (Gallo Pinto)
 前日に残った白米と赤インゲン豆を炒め合わせた、ニカラグアの国民食。朝食の定番で、卵やチーズ、トルティーヤと一緒に食べるのが一般的です。
- ナカタマル (Nacatamal)
 トウモロコシの生地に、豚肉や野菜、米などを詰め、バナナの葉で包んで長時間蒸した、ニカラグア風のちまき。週末のブランチとして食べられる特別な料理です。
- ビゴロン (Vigorón)
 茹でたユカ芋の上に、カリカリに揚げた豚の皮(チチャロン)と、キャベツの酢漬けサラダ(エンサルティーダ)を乗せた、古都グラナダの名物料理です。



ガジョ・ピント、豆とご飯の組み合わせは中米の基本ですね!毎朝食べたくなりそう!
ニカラグアの食文化|甘くないバナナとチーズ
ニカラグア料理を語る上で欠かせないのが、**調理用バナナ(プラタノ)**と**チーズ(ケソ)**です。プラタノは、甘くなくイモのような食感で、揚げたり茹でたりして、食事の付け合わせとして頻繁に登場します。また、フレッシュチーズや燻製チーズなど、様々な種類のチーズが料理のトッピングや、トルティーヤと一緒に食べられます。
ニカラグアの飲み物文化|ラム酒とトウモロコシドリンク
ニカラグアは、世界的に高い評価を受けるラム酒「フロール・デ・カーニャ(Flor de Caña)」の産地として有名です。火山性の土壌で育ったサトウキビから作られる、滑らかで豊かな味わいが特徴です。
また、「ピノリージョ」や「ポソール」といった、トウモロコシの粉から作られる伝統的な飲み物も国民に広く親しまれています。
協力隊員として活動する中で、食事に誘われる機会も多いでしょう。これは歓迎と親愛の印です。ニカラグアの人々は、家族や友人と食卓を囲む時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場のフロール・デ・カーニャを味わってみたい!食を通じて仲良くなれるって素敵ですね!


先輩隊員の声:ニカラグアでのリアルな体験談



実際にニカラグアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな親切で心温かい人々が暮らす国で、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(体育)は、配属先の学校にボールやマットなどの道具がほとんどない現実に直面しました。「『No hay(ないよ)』が口癖の同僚たちと、最初は途方に暮れました。しかし、ペットボトルや古タイヤなど、身の回りにあるものを工夫して手作りの道具を作り、子どもたちと汗を流すうちに、物がないからこそ生まれる創造性や、人と人との繋がりの大切さを学びました」と語ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、新しい活動を提案しても、なかなか人々が動いてくれないことに悩んでいました。そんな時、村のリーダー的存在のお母さんが「Dale pues(いいよ、やってみようじゃないか)」と最初に立ち上がってくれたそうです。「ニカラグアの人々は、一度心を開くと、とことん協力的で温かい。この『Dale pues』の精神に何度も励まされ、活動を前に進めることができました。まずは信頼関係を築くこと。その大切さを痛感しました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ニカラグア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



厳しい環境の中だからこそ、人々の温かさや逞しさに触れることで、日本では得られない学びがあるんですね。


青年海外協力隊ニカラグア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてニカラグアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ニカラグアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがニカラグアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ニカラグア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ニカラグア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ニカラグアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ニカラグア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよニカラグアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜニカラグアか?」を明確に
 数ある派遣国の中でも、なぜニカラグアで活動したいのか。政治的な不安定さも理解した上で、保健医療や教育といった課題と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。
- 面接では「ストレス耐性」と「柔軟性」をアピール
 ニカラグアでの生活は、不安定なインフラや政治情勢への適応など、精神的な強さが求められます。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、心温かい現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAニカラグア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ニカラグアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ニカラグアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ニカラグアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ニカラグアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ニカラグア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でニカラグアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のニカラグア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ニカラグア派遣の職種と活動内容
- ニカラグアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ニカラグア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ニカラグアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!


